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食品産業総合スレッド

816荷主研究者:2010/07/19(月) 21:25:39

http://www.sankeibiz.jp/business/news/100629/bsc1006291545008-n1.htm
2010.6.29 15:44 Fuji Sankei Business i.
ノンアルビールでも“ゼロ戦争” 独走キリン「フリー」に対抗

サントリーが8月3日から発売するカロリー・糖質ゼロのビール風味炭酸飲料「オールフリー」=29日、東京都千代田区の東京商工会議所

 ノンアルコールビール飲料でも、“ゼロ戦争”が勃発した。サントリーは29日、ビール風味飲料の新商品「オールフリー」を8月3日から発売すると発表した。アルコール度数0・00%はもちろん、カロリーと糖質もゼロとした。アサヒビールも8月からカロリーゼロの「ダブルゼロ」を売り出す。

 ノーアルコールビールでは、キリンビールの「フリー」が独走状態。後続2社は、キリンとの差別化で追い上げる。

 サントリーの「オールフリー」は、原材料の配合や仕込み方法を工夫することで、麦汁を使いながらカロリーと糖質のゼロを実現した。店頭想定価格は350ミリリットル缶で143円程度。年内に100万ケース(1ケース=大瓶20本換算)の販売を目指す。

 アサヒの「ダブルゼロ」は、通常のビールの製造に使う麦汁を使わず、麦芽エキスを使用することでカロリーゼロでも、コクのある飲み応えを実現した。

 アサヒは、アルコールビール風味飲料で「ポイントゼロ」と「ポイントワン」「レーベンブロイアルコールフリー」の3種類をそろえているが、ダイエット志向に対応してカロリーオフ商品も設定した。店頭想定価格は138円で、ライバルのキリンビールの「フリー」より10円安く設定した。年内に80万ケースの販売を目指している。

 アルコールゼロの炭酸飲料は、キリンが昨年4月に発売した「フリー」が大ヒットを記録。今年も430万ケースの販売を計画している。

 飲酒運転への罰則強化や健康志向に加え、相次ぐ新商品の投入により、今年の市場規模は前年の1・8倍の900万ケースに拡大するとサントリーでは試算している。


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