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食品産業総合スレッド

815荷主研究者:2010/07/06(火) 23:22:19

http://news.kanaloco.jp/localnews/article/1006260020/
2010年6月26日 神奈川新聞
飲料・ビール工場の燃料を天然ガスに、CO2削減と原価低減の一挙両得/神奈川

 県内に生産拠点がある大手飲料・ビールメーカーが、工場で使う燃料を転換し、効果を挙げている。灯油や重油から天然ガスへの切り替えを進めたことで、二酸化炭素(CO2)排出量の削減と原価低減という一挙両得につながっている。

 キリンビバレッジの湘南工場(寒川町)は、ボイラーに使う燃料を灯油から天然ガスに切り替える工事を2008年度に済ませた。大消費地に近い立地のため人気商品を中心に製造しており、「稼働率は高い水準で一定している」(築地輝夫工場長)という工場だ。

 ボイラーから排出されるCO2量は前年度より約2割少なくなった。燃料費も2・7%減った。天然ガスは価格変動が比較的小さいため、燃料の調達コストが安定する利点もあるという。

 経済産業省は石油依存を解消する目的で02年、経費の一部を助成する制度を創設し、燃料の切り替えを企業に促した。10年度からはCO2削減と省エネの観点から「エネルギー使用合理化事業者支援補助金」としている。

 特に食品工場からの応募が多いことについて資源エネルギー庁は「天然ガスは熱効率が良く、環境汚染物質がほとんど出ないので、食品関係企業には衛生面でも好ましいのでは」(ガス市場整備課)とみる。

 ビール工場は24時間体制で温度管理をするため、燃料には気を使う。それだけCO2排出量や燃料費負担も大きい。アサヒビールは全国8工場で重油から天然ガスに転換。燃料費だけでなく2割以上のCO2削減につながった。神奈川工場(南足柄市)は「製造原価の6〜7割が原料や資材費。生産性の向上はもちろんだが、原燃料の有効活用も鍵」(若山淳一工場長)と話す。

 キリンビールの横浜工場(横浜市鶴見区)は1980年から天然ガスを使っている。30年の経験から「重油のようにタンクに補充する手間がかからないため、管理も楽になった」(環境安全室)という副次的効果も実感しているという。


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