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食品産業総合スレッド

792荷主研究者:2010/04/25(日) 03:01:55

http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/economics/news/20100416/310471
2010年4月17日 05:00 下野新聞
米粉処理施設を増強 市場拡大へ国が後押し 県内拠点の2社

 製粉業者の波里(佐野市村上町、藤波一博社長)と、小山市に工場がある日の本穀粉(東京都文京区弥生2丁目、黒田寛社長)が、国の交付金や日本政策金融公庫の融資を受け、米粉処理加工設備を増強した。昨年施行された「米穀の新用途への利用の促進に関する法律」に基づく資金調達。米粉市場の拡大を見込んだ取り組みだが、小麦粉に比べ高い米粉の販売価格が課題となる。

 波里は米粉の粉砕処理機を導入したのに加え、米粉の保管倉庫を建設した。事業費は約4億6千万円。総事業費の50%相当の国交付金と、公庫融資約2億円を受けた。処理能力は従来の年間約1万トンから、2万トン以上に向上する。

 日の本穀粉栃木工場(小山市若木町3丁目)は事業費約2億3千万円で粉砕処理機を導入。50%相当の国交付金と、約1億円の公庫融資を受けた。昨年度の米粉出荷量は約2万トン。本年度は約5%増やす見込みだ。

 米粉処理設備を増強した背景には、米粉利用の拡大により米穀需要を押し上げたいという国の政策がある。両社は生産者の窓口となるJA全農とちぎと連携した米粉生産製造の事業計画を策定。農林水産大臣の認定により、交付金と公庫融資の対象となった。

 事業者にとっても拡大が見込める米粉市場は魅力だ。波里の河本祥久常務は「米粉の国内需要が年間20万トンなのに対し、小麦粉は年間600万トン。小麦粉需要の1割を米粉に向けることができれば、大きな需要拡大となる」と期待する。

 課題は価格。店頭価格は、小麦粉の1キロ200円程度に対し、米粉は1キロ500〜1千円と大きな差がある。両社とも「消費拡大にはコストを下げることが不可欠」と指摘している。


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