したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

食品産業総合スレッド

753とはずがたり:2010/02/07(日) 23:01:02
こんな観測記事も出てたけど,はてさて。。三菱Gとして三石は売り飛ばした感があったけど,キリンはグループ内でそんな存在ではないからねぇ。。

キリン:サントリーとの統合暗雲 「白紙還元」の可能性も
http://mainichi.jp/select/biz/news/20100128k0000m020072000c.html

 キリンホールディングスとサントリーホールディングスによる経営統合交渉に暗雲がたれこめている。焦点の統合比率について両社間の隔たりが大きく、歩み寄りの見通しが立たないためだ。目標だった今月中の基本合意は消え、交渉自体が白紙還元されかねないとの見方も出てきた。【大塚卓也、窪田淳】

◆火種は創業家

 両社の統合交渉が本格化したのは昨年11月。統合比率でキリン側は金融機関が行った資産などの査定結果を基準に、キリン1対サントリー0・5程度とする案を提示。これにサントリー側が強く反発した。「ブランド力や海外事業の成長性が考慮されず『対等の精神』というトップ間合意を無視している」(幹部)と、統合断念すら示唆する姿勢に転じた。

 サントリーがこだわるのは、株式未公開企業である同社株の約9割を保有する創業家の資産管理会社が、統合会社の3分の1以上の株式を持つこと。「やってみなはれ」に代表される自由な社風、多様な文化・社会貢献活動など、数字で表せない要素への自負が強い。創業家が新会社の重要決定事項に拒否権を保持し続けるため「1対0・8前後の比率がギリギリの線」(関係者)というわけだ。

◆2月中旬期限?

 上場会社のキリン側にも制約がある。加藤壹康社長は昨年7月の統合交渉入り発表後、「統合は対等の精神で」と強調したが、サントリー創業家株の扱いでどこまで合意していたかは不明。金融機関や同じ旧三菱グループ企業には「上場会社の34%の株を創業家が持てば意思決定が不透明になる」との声や「金融機関が査定した統合比率の幅を超えて譲歩すれば、既存のキリン株主による株主代表訴訟が起きかねない」との指摘がある。

 キリンは3月末に株主総会を控え、遅くとも招集通知を発送する2月中旬までに合意にこぎつけたい意向。三菱グループには、サントリー側が持ち株比率で譲歩する一方、社長ポストを一定期間、サントリーの佐治信忠社長に委ねる案などが取りざたされているが、両社が歩み寄る気配は今のところない。

◆統合前提とせず

 昨年7月の統合交渉入り公表後、両社が統合を前提としないようなM&A(企業の合併・買収)などを続けていることに違和感を持つ関係者も多い。キリンは26日、健康食品事業で新ブランド育成に取り組むと発表したが、同分野はサントリーが数多くのヒット商品を持つ。サントリーによる仏清涼飲料会社の買収やキリンの国内工場閉鎖なども、両社間で事前の調整がなかったことを加藤、佐治両社長とも強調しており「最終合意まで統合を前提とせず競争を続ける」との立場だ。

◆経営統合交渉入り発表後の両社の動き◆

<キリン>

09年10月 豪ビール会社ライオンネイサン完全子会社化

  同  中期経営計画で国内2工場の閉鎖を発表

  12月 中国の飲料合弁会社の出資比率引き上げ

  同  フィリピンの子会社サンミゲルビールが中国、ベトナムなどに工場を持つビール会社買収

<サントリー>

  7月 ニチレイのアセロラ飲料事業を買収

  11月 仏清涼飲料メーカー、オレンジーナ・シュウェップスグループを3000億円強で買収

  12月 中国のワイン輸入販売会社を買収

10年1月 米ペプシコと中国での販売委託契約に調印

毎日新聞 2010年1月27日 21時01分


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板