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食品産業総合スレッド

735荷主研究者:2010/01/24(日) 16:14:40

http://www.sankeibiz.jp/business/news/100119/bsc1001190504009-n1.htm
2010.1.19 05:00 Fuji Sankei Business i.
サントリーなど軽量ペットボトル拡大 樹脂使用削減・エコ 一石二鳥

サントリーが開発した2リットルペットボトルで国産最軽量の新容器=18日、東京都千代田区の東京商工会議所【拡大】

 清涼飲料各社が、飲料容器の「ペットボトル」に軽量化した新ボトルを相次ぎ採用している。軽量化に伴う樹脂の使用量削減で容器コストを圧縮できるほか、容器製造時の二酸化炭素(CO2)排出量を大幅に減らし地球環境への貢献もアピールできるメリットがあるためだ。 飲料業界は新商品の氾濫(はんらん)で、中身の差別化が難しくなっている。容器の軽量化による持ち運びの利便性向上や環境対応などの付加価値を高める「ボトル競争」が一段と広がりそうだ。

 清涼飲料の販売量で国内2位のサントリーは18日、国産の2リットルペットボトルでは最軽量となる重量36グラムの容器を開発したと発表した。新容器は、製造方法の見直しなどで従来品から約11グラムも軽量化した。これにより既存の国産2リットルボトルとしては最軽量だった日本コカ・コーラの「森の水だより」(38グラム)を下回った。

 3月末から、まずミネラルウオーター「天然水」に採用する。軽量化により製造・輸送時に生じる二酸化炭素(CO2)の排出量を、一般家庭1400世帯の年間排出量に相当する7000トン削減できる見込み。

 サントリーは、軽量ボトルの採用に加え、形状も改良し持ち運びの「使い勝手も両立させた」(高田宗彦・新包装技術開発推進部長)。こうした機能性の充実などで、2010年の「天然水」の販売本数を前年比3%増の4900万ケース(1ケースは2リットル×6本)に引き上げる計画だ。

 一方、首位の日本コカ・コーラも負けてはいない。昨年2月に2リットルのペットボトルで38グラムのボトルを導入したのに続いて、同5月には、520ミリリットルボトルで国内最軽量となる12グラムの「い・ろ・は・す」を発売した。

 さらに今年3月からは、「爽健美茶」など3種類の飲料の容器に、サトウキビ由来の原料を最大で30%使ったペットボトル「プラントボトル」を導入する。植物由来の素材を使ったペットボトルは国内初。新ボトルの導入で年間2045キロリットル分の原油使用量の削減を見込む。日本コカ・コーラでは軽量化と、原料の見直しの両輪で、エコ意識の高い消費者を囲い込む戦略だ。

 07年にスポーツ飲料「ポカリスエット」の500ミリリットル容器の重量を従来比3割減とし、軽量ボトルで先行した大塚製薬は、容器の軽量型への変更後、販売も好調に推移。昨年8月に軽量容器を採用した900ミリリットルのポカリでは、09年度に前年度比4・5%増の2300万本を見込んでいる。(今井裕治)


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