したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

食品産業総合スレッド

699チバQ:2009/11/21(土) 11:30:09
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20091121-OYT8T00009.htm
キリン撤退対応急ぐ
高根沢で初会合雇用や跡地利用


来年10月に閉鎖されるキリンビール栃木工場(高根沢町花岡で) 高根沢町花岡のキリンビール栃木工場が来年10月で撤退する方針を打ち出したことに対し、地元が地域経済や雇用への影響を懸念し、対応を急いでいる。20日には、町が設置した対策本部(本部長・高橋克法町長)の初会合が町内で開かれ、関係者が情報交換を行った。27日には高橋町長と福田知事がキリンビール本社(東京都)を訪ね、従業員の再就職支援や跡地利用などについて要望書を提出する予定だ。

 「閉鎖は残念でショックだが、工場の存在がそれだけ大きいということだ」。高橋町長は、初会合のあいさつでこう述べ、「影響を最小限にとどめたい」と強調した。雇用関係、跡地(約32ヘクタール)の利用、町税減収、工場による美化活動の終了――。今月11日に対策本部幹事会がまとめた工場閉鎖による町の影響は十数項目に及んだ。

 初会合には、町や農協、地域代表、県職員が参加したほか、同工場の総務部長が招かれ、工場撤退による影響について、幹事会がまとめた項目を中心に情報交換を行った。

 町では、工場の従業員や取引企業の雇用、跡地利用の問題が特に重大とみている。雇用面で同社では、約150人の正社員は他工場に配置転換し、約50人の期間従業員は閉鎖とともに契約を解除するとしている。また、町によると、工場と取引のある企業は9社(従業員計約320人)で、工場閉鎖による影響が心配されるという。高橋町長は会合で、雇用や生活に関する相談窓口を町に設ける考えを明らかにした。

 町内には、牛の飼料用に同工場から年7200トンのビールの絞りかすを買っている会社もあり、会合では、町の商工会長が「これまで通り格安で供給してもらいたい」と訴える場面もあった。

 跡地利用を巡っては、町や花岡地区の意向を十分に配慮するようキリン側に要請することになった。高橋町長は会合後、「跡地利用さえ決まれば、そこで雇用が生まれるので一番いいのだが」と語った。

 税収面では、同工場従業員の町民税や法人町民税、固定資産税を合わせた額は昨年度約4億円。これは町税の約8%にあたる。

 この日の議論には出なかったが、県への影響も大きい。県税務課によると、同工場の撤退による県の税収減は「数億円規模」が見込まれる。

 このほか、同工場は、県企業局の工業用水の最も大口の顧客で、撤退によって料金収入の大幅減が見込まれる。工業用水の供給量1日約3万5000立方メートルの約26%にあたる9000立方メートルを使用しており、同工場が撤退すれば企業局は料金収入7億6000万円(昨年度決算)のうち、4分の1の1億8500万円を失う。工業用水道事業は独立採算制で、県によると、同工場が撤退してもすぐには事業は赤字にはならないが、深刻な事態だという。

(2009年11月21日 読売新聞)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板