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食品産業総合スレッド

663荷主研究者:2009/10/10(土) 18:38:23

http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200910090022a.nwc
2009/10/9 Fuji Sankei Business i.
ニッスイ ファインケミカル拡大に意欲 医療から食品・化粧品・工業用素材へ

 ■持田製薬と高純度EPA抽出で実績

 水産や食品事業だけでなく、ファインケミカル事業にも力を入れているニッスイ(日本水産株式会社)。健康への関心の高まりから、魚由来の機能性脂質は、医薬品、健康食品原料などとして着実に業績を伸ばしてきている。鹿島工場が新たな生産拠点として本格稼働したのに続き、今年になって2つのグループ企業が加わり、その規模を拡大。海の恵みを有効利用して「生活」に貢献するファインケミカル事業の可能性は大きい。

 もともと、ニッスイには「水産資源を高度利用・完全利用する」という考え方があり、魚油の研究は早くからなされていたという。特にイワシやサンマ、アジ、マグロなどに含まれるEPA(エイコサペンタ酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)などの高度不飽和脂肪酸に注目。ともに体内で必要量をつくることができない必須脂肪酸で、ほかの食用油脂にはほとんど含まれていない。

 EPAは血液中の中性脂肪を減少させ、脳血栓や心筋梗塞(こうそく)などの生活習慣病を予防する働きがあきらか。また、脳の発達に必要不可欠といわれるDHAは、脳細胞を活性化させるほか、悪玉コレステロールを減少させ、血栓をできにくくする。

 同社では1970年代からEPAの研究に取り組み、抽出・精製した高純度のEPAを原体とした医薬品「エパデール」を持田製薬株式会社と共同で研究・開発、90年に持田製薬が認可・発売している。最初は閉塞(へいそく)性動脈硬化症での承認だったが、その後、高脂血症や冠動脈疾患にも有効であることなどがあきらかになり、現在も売り上げを伸ばしている。

 また、同社では、サプリメントの開発にも取り組み、栄養補助食品「海の元気EPA」、特定保健用食品「イマーク」も商品化している。


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