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食品産業総合スレッド

659荷主研究者:2009/10/04(日) 04:30:10
日本甜菜製糖芽室工場も石炭ボイラーを導入したためタンク車による重油輸送が廃止されたが、美幌も同様に石炭ボイラー化されたようだ。全国的に重油から石炭やLNGなどの燃料転換が急速に進んでいるねぇ。

http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki4/191902_all.html
2009年10/01 14:36 北海道新聞
日甜美幌製糖所が新設備 冬の蒸気風景 さよなら 14〜16日 3日間で最後

 【美幌】町内で操業を始めてから50年、日本甜菜製糖美幌製糖所(中村憲治所長)は、国内初となるビートパルプの蒸気乾燥設備を導入した。新設備は水蒸気を煙突から排出しないため、白い水蒸気が立ち上る冬の風物詩は見られなくなる。新設備への移行期間となる中旬の3日間が見納めだ。

 同製糖所では、細かく裁断したビートから糖分を抽出してグラニュー糖を生産。ビートパルプと呼ばれる搾りかすは乾燥後、家畜飼料として出荷する。

 ビートパルプはこれまで重油を燃やして熱風を送って乾燥させていた。導入した設備はデンマーク製で、石炭ボイラーで発生させた高温高圧の蒸気を、高さ12・5メートル、直径7・6メートルの乾燥機で循環させる。この時に出る水蒸気は煙突から排出せずに糖液を濃縮して砂糖の結晶を作る工程で再利用する。これにより、同製糖所のエネルギー消費量は約13%、二酸化炭素排出量は約10%削減できるという。

 総事業費は約17億円で、昨年8月に着工。9月28日に竣工(しゅんこう)式が行われ、関係者約60人が完成を祝った。事業費のうち、約3億円は新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の助成を受けた。

 同製糖所は当初、煙突から水蒸気が上がる光景は昨シーズン限りとしていたが、新設備に移行するまでの14〜16日の3日間は旧設備で操業することにした。町内の50代男性は「最後と思うと寂しいが、その光景はしっかりカメラに収めたい」と感慨深げに話した。(斉藤和浩)


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