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食品産業総合スレッド
627
:
荷主研究者
:2009/08/11(火) 13:22:07
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200907250148.html
'09/7/25 中国新聞
不況…地ビール「冬の時代」
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地域おこしの起爆剤として期待された中国地方の地ビールメーカーが「冬の時代」を迎えている。不況で観光客が減り、安値の第3のビールなどにも押されているためで、事業撤退や一時休業が相次ぐ。各社は工夫を凝らした新商品などで生き残りに懸命だ。
「不況で観光客が減ったあおりを受けた。営業コストも賄えない」。柚子屋(ゆずや)本店(萩市)の金史一社長は、3月末に製造を中止した理由をこう説明する。
「三次ベッケンビール」を造っていた三次麦酒(三次市)は13日から一時休業した。「発泡酒や第三のビールに押され、昨秋以降の不況も追い打ちを掛けた」と三田正司社長。併設レストランを含めた08年9月期の売上高は約1億5600万円で初年度の半分に落ち込んでいた。
低価格ビールとの違いを出すため、期間限定で地域色の高い銘柄を打ち出す動きも相次ぐ。島根ビール(松江市)は宍道湖の夕暮れをイメージした赤色のビールを5月から期間限定で発売した。
呉ビール(呉市)は「観光客だけでなく地元の人の来店が鍵」とみる。工場併設のレストランの料理を増やし、地元のリピーター客の増加を目指す。
【写真説明】13日から一時休業している三次麦酒の工場兼レストラン(三次市)
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