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食品産業総合スレッド

605千葉9区:2009/05/16(土) 12:50:45
http://mytown.asahi.com/nagasaki/news.php?k_id=43000000905160003
主婦の目ラベル改善
2009年05月16日


《県の食品表示監視制度 7年目》


 市民が食品の表示(ラベル)を監視する「県食品ウォッチャー制度」が始まって今春、7年目に入った。主な担い手は主婦で、長年の経験を買い物の現場で生かしている。数年にわたって再任される人も多く、効果は徐々に表れている。(枝松佑樹)


◆昨年度13万点調査


 長崎市内に住む09年度のウォッチャーの研修が8日、開かれた。約40人が参加。食品の表示についてルールを定めた日本農林規格(JAS)法や食品衛生法について説明を受け、ラベルの不備を指摘する実践演習に臨んだ。
 県が用意した演習用のラベルには「豚肉(肩ロース) 消費期限 20.6.10」とある。ウォッチャーたちの目が光る。「これは確か、原産地の表示が必要なはずよ」「保存方法についても書いてないわ」……。正確な表示は「米国産豚肉(肩ロース) 消費期限 20.6.10 10℃以下で保存」だが、あっという間に不備が洗い出された。
 全国で食品偽装事件が相次いだことを受け、県は07年度に125人だったウォッチャーを、08年度は210人に増やした。09年度は205人。うち女性が194人で、大半が50〜60代の主婦だ。
 長崎市の原美都里さん(69)は2年目となる。「ラベルの正確さは、特にアレルギーを持つ人にとっては死活問題」と話す。以前から、ラベルに注意を払う方だった。「以前は『おかしいな』と思うラベルが多かったが、食品偽装が問題となり、ここ数年は減った」。それでも、小さな店では、ラベルもなく山盛りにされた商品をまだ見かけるという。
 研修には、男性の参加者もいた。66歳の男性は、妻とよく買い物に行くようになり、ラベルを不審に思うことがあったのが応募のきっかけだ。食品メーカーに40年勤め、良い品を出すのが誇りだったという。「不景気で、食品メーカーも目先の利益にとらわれがち」と心を痛める。これから1年間、メモを片手にスーパーを歩いてみるつもりだ。
 ウォッチャーによる年間の調査食品数は08年度、約13万6千点に及んだ。一方、ウォッチャーの報告を受けて県が立ち入り調査をしたのは、03年度は202件だったが、08年度は62件まで減った。県食品安全・消費生活課は「売る側も正確なラベルを心がけるようになってきた」と、制度に一定の効果があるとみる。
 しかし、原さんは効果に限界も感じるという。ウォッチャーはラベルに書いてある範囲でしか正誤を判断できないからだ。「中身の偽装を調べられるのは、行政しかない」


 ◎食品ウォッチャー制度 


02年に食品偽装事件が相次ぎ、03年に全国各地で導入された。県の委託を受けた消費者が、JAS法や食品衛生法などが定めた項目について、ラベルに不備がないか調べ、不備を見つけた場合は県に連絡。また、3カ月に1回、調査食品数などを報告する。必要に応じて県が業者を調査・指導する。ウォッチャーには謝礼として年に数回、県の特産品が贈られる。


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