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食品産業総合スレッド

538千葉9区:2009/01/09(金) 23:21:02
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-35797620090109
アングル:商品力が試される年、第3のビールが主戦場に
2009年 01月 9日 21:36 JST
 [東京 9日 ロイター] 2009年のビール大手4社は、値上げという不確定要素が消えた中で、商品力が試される年となる。景気後退の長期化が予想され、消費者は価格志向を強めており、唯一伸びが見込める新ジャンル(第3のビール)での販売動向が、勝敗を分けることになりそうだ。

 9日に出揃った大手4社の09年ビール類(ビール、発泡酒、新ジャンル)の販売計画によると、09年のビール類の総市場について各社は、少子高齢化やアルコール離れなどを反映し、2―3%程度の減少を予想している。総需要を1.8%減とみているアサヒビール(2502.T: 株価, ニュース, レポート)の荻田伍社長は「経済環境が厳しく、賃金も上がらない状況で、もっと総需要が減るのではないかという意見もある」と指摘するなど、値上げの影響もあり、3%程度減少した08年以上に厳しい環境になるとみている。

 ビールと発泡酒から、消費者の低価格志向にマッチした新ジャンルへのシフトは09年も続く見通しだ。08年には、新ジャンルが発泡酒の市場を超えたが、09年は各社とも新ジャンルで12―30%増の大幅な拡大計画を掲げており、発泡酒と新ジャンルの差が拡大することは確実だ。

 新ジャンルの中でも、08年に急速に拡大したのは麦芽を使った商品。アサヒは、発売初年度で1412万ケースを販売した「クリアアサヒ」を09年には41%増の2000万ケースに伸ばすほか、2月にプリン体を85%カットした「アサヒ オフ」を発売し、麦芽を使った新ジャンル市場での販売拡大を狙う。

 ただ、麦芽を使った商品は、サッポロビールが「麦とホップ」、サントリーが「金麦」に加えて「ザ・ストレート」を発売するなど、競争は激化する。キリンビールは引き続き、新ジャンルのトップブランド「のどごし<生>」を伸張させる方針。

 ビール類計の販売計画は、キリンを除く3社がプラスの計画を打ち出した。唯一マイナス計画となったキリンビールの三宅占二社長は「総市場は3%程度のマイナスとみており、(個社が)プラスとなるのはなかなか難しい」と述べ、前年比横ばい圏の計画を達成できれば、8年連続でアサヒに奪われているシェア1位の奪回も可能とみている。

 08年は、サントリーが家庭向けの缶商品の値上げを遅らせたことが奏功し、シェア3位に浮上した。09年も原材料や資材のコストアップが見込まれるものの、価格に敏感な消費者の動きを考えると「値上げはできない」(サッポロビールの福永勝社長)との意見で各社一致している。「値上げ」という不透明要素がなくなる09年は、各社の商品力が試される年になりそうだ。

 各社の販売計画は以下の通り

  (単位は万箱、カッコ内は前年比伸び率:▼はマイナス)


         ビール     発泡酒     新ジャンル    ビール類計

アサヒ     12600(▼2.3%)2800( ▼3.4%)2900(+23.4%)18300(+0.8%)

キリン     6320(▼7.3%)6240( ▼2.7%)5370(+12.1%)17930(▼0.5%)

サントリー 2120(+1.6%) 970(▼20.3%)3140(+18.2%) 6230(+4.5%)

サッポロ    3440(▼3.0%) 400(▼30.7%)1960(+30.1%) 5800(+3.0%)


 (ロイター日本語ニュース 清水 律子記者)


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