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食品産業総合スレッド

325やおよろず:2007/07/27(金) 16:42:23
最前線:宅配ピザ、商品力で勝負−−日本ケンタッキー・フライド・チキン、渡辺社長
http://www.mainichi-msn.co.jp/keizai/kigyou/archive/news/2007/07/23/20070723ddm008020069000c.html

 日本ケンタッキー・フライド・チキンは、主力のチキンを販売する店舗に加えて、ピザ宅配チェーン「ピザハット」の展開にも力を入れている。「ケンタッキー」と「ピザハット」の一体型店舗を出店するなど、新たな顧客の開拓に取り組んでいる。渡辺正夫社長に、ピザ事業の戦略を聞いた。【聞き手・工藤昭久、写真・松田嘉徳】

 −−宅配ピザ市場の状況はどうですか。

 ◆市場規模は1300億円程度で、ここ数年横ばいの状態だ。「ピザーラ」や「ドミノ・ピザ」などライバル店は多い。ただ、お客さまは店舗名を選んでピザを注文するというより、たまたまチラシが入っていた店とか、頼み慣れた店に注文する傾向があるようだ。

 −−顧客に選んでもらうための戦略は。

 ◆特徴的な商品の投入だ。ピザハットは、パン生地の種類を豊富に用意しており、「耳までおいしいピザ」として顧客に浸透してきた。昨年は、トマト味やマヨネーズ味など9種類のピザを1枚で楽しめる「ナインズ」がヒットするなど、商品面での認知度は上がっている。今年4月には商品開発部門の人数を2倍に増やした。商品力をさらに高めたい。

 −−最近の人気商品を教えて下さい。

 ◆パン生地の「耳」の中に、パルメザンなど3種類のチーズを巻き込んだ「チージーロール」が子供などに人気だ。米国や韓国のピザハットで人気だった商品で、味付けを日本流にアレンジしたところヒットした。

 −−上半期の売り上げはどうですか。

 ◆チージーロールなどがけん引しており、ピザハット部門の今年度上半期(12〜5月)の売上高は、前年同期比12・9%増となった。これまで、この部門は赤字が続いてきたが、08年度の黒字転換も見えてきた。

 −−食品業界では、原料価格の高騰が悩みのタネになっています。

 ◆チーズや食用油の価格が上がっていることを痛感している。また、穀物類の高騰は飼料価格の高騰につながり、チキンへの影響も懸念される。今のところ、仕入れ先と協力して商品の価格を維持している。

 −−ケンタッキーとの一体型店舗「2in1(ツーインワン)」の手ごたえはどうですか。

 ◆埼玉や新潟などで9店舗を展開している。ケンタッキーの愛好者に、ピザを食べてもらう機会を提供し、新たな顧客開拓につながっている。店舗数ではケンタッキー約1150店に対して、ピザハットは約350店とまだまだ少ない。ツーインワンの拡大で集客力を高めて、ピザハットの空白地域を徐々に減らしていきたい。

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 ■人物略歴

 ◇わたなべ・まさお

 東大農学部卒。75年、三菱商事入社。米国の食肉加工会社会長を経て05年9月、日本ケンタッキー・フライド・チキン顧問。06年2月から現職。高知県出身。54歳。

毎日新聞 2007年7月23日 東京朝刊


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