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食品産業総合スレッド
1491
:
荷主研究者
:2015/05/06(水) 13:25:14
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx1020150415ceab.html
2015年04月15日 日刊工業新聞
JTの自販機事業の売却、サントリーなど3社が関心示す-ライバルに渡したくない理由
JTは自販機運営事業の売却を検討
日本たばこ産業(JT)が売却を検討している自動販売機運営事業に、サントリー食品インターナショナル、アサヒ飲料、キリンビバレッジの3社が関心を示している。JTが子会社を通じて運営する自販機の台数は全国で約26万台。80万台以上の日本コカ・コーラグループ、約49万台のサントリー食品インターナショナルに続き、アサヒ飲料やダイドードリンコ、キリンビバレッジと並ぶ3位グループにあり、業界勢力図を変える可能性を秘めている。
「JTから申し出があれば自販機事業の買収は検討する」。サントリー食品インターナショナルの鳥井信宏社長は、JTの自販機事業買収の可能性を否定していない。同社の自販機にJTの自販機が加われば台数は80万台に近づき、コカ・コーラに肉薄する。
アサヒ飲料やキリンビバレッジも事情は同じ。アサヒ飲料の岸上克彦社長は「3位グループから抜けだし、2強グループに入りたい」とする。同社とJTの自販機を合算すると台数は50万台強とサントリーを超える。キリンビバレッジもJTの台数を合算すると50万台弱と、2強グループに入る。
各社がJT自販機に関心を示すのは台数の多さに加え、地方も含めた全国まんべんなく自販機網を持つため。ある業界関係者は「JTの飲料ブランドには特に魅力を感じないが、ライバルメーカーにさらわれると自販機戦略に重大な支障を来す」と話す。
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