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食品産業総合スレッド

1486とはずがたり:2015/05/05(火) 08:43:41
取り敢えずポテチは大丈夫そうだし,かりんとう(余り好きではないからあんま食べない)とインスタントコーヒー(最近控え中)を止めてフライドポテトは控えよう(;´Д`)
遺伝毒性云々所はよく解らんな。遺伝毒性以外の発癌要因って何があるんだ?

編集長の視点|松永 和紀
プロフィール
京都大学大学院農学研究科修士課程修了後、新聞記者勤務10年を経て2000年からフリーランスの科学ライターとして活動

アクリルアミドの発がん性問題 「ポテチに多い」で慌てる必要はない
http://www.foocom.net/column/editor/11634/
2014年10月5日

 食品中に含まれる化学物質アクリルアミドの発がん性について、毎日新聞が10月4日、記事を出した。リテラ>>1484-1485というサイトでも、取り上げられている。
 だが、これらの記事、いろいろと問題があるように思う。アクリルアミドについては、参考にすべき信頼できるサイトがさまざまあるので、それらを紹介しながら解説したい。

 毎日新聞は、食品安全委員会の化学物質・汚染物質専門調査会に設置されている化学物質部会第6回会合の内容を基に報じている。同部会は、昨年1月からアクリルアミドの評価を続けており、第6回会合も継続審議となった。

 会合で検討された評価書案は既に公開されており、「本専門調査会としては、アクリルアミドは遺伝毒性を有する発がん物質であると判断した」と記述している。毎日新聞記事の大きな問題は、この遺伝毒性発がん物質の説明だ。「アクリルアミドは遺伝子や染色体の構造に変化をもたらし、次世代にも影響しうる発がん物質、と評価した」とある。

 この記述は、おかしい。食品安全委員会もこのような説明はしていない。
 遺伝毒性は英語ではgenotoxicityであり、DNAへの毒性がある、という意味。がんはまず、体の中の細胞中のDNAが損傷を受け遺伝子が変異し、その細胞が異常増殖してできる。「遺伝毒性を有する発がん物質」というのはつまり、がん化につながるようなDNAの損傷を引き起こしうる物質、という意味だ。
 もちろん、卵子や精子などの生殖細胞のDNAに変異をもたらす可能性を否定はできず、その場合にはその変化が次世代に伝わるが、それは発がん性とはまた別の話。アクリルアミドについては、動物を用いて生殖毒性や発生毒性をみる試験も行われているが、大量投与では影響が出ていても、人が食べるのに相当するような量では、影響がみられない。次世代への影響と発がん性を読者に混同させるのは、間違っている。

 農水省は、「食品中のアクリルアミドに関する情報http://www.maff.go.jp/j/syouan/seisaku/acryl_amide/」というコーナーを作って非常に詳しく情報提供しているのだが、遺伝毒性についてのページはとりわけ詳しい。また、国立医薬品食品衛生研究所の変異遺伝部も遺伝毒性について解説している。

 食品中のアクリルアミドは、2002年にスウェーデンの研究所が発表したのを機に世界で注目されるようになった。当初から遺伝毒性発がん性があるだろう、とされていた。日本でも食品安全委員会ができる前、厚労省が同様の評価を下している。食品安全委員会の評価書案は、新しい判断を示したものではない。


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