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食品産業総合スレッド

1439荷主研究者:2015/02/01(日) 13:00:48

http://www.sankeibiz.jp/business/news/150123/bsc1501230500003-n1.htm
2015.1.23 07:03 Fuji Sankei Business i.
「クラフトビール」人気拡大、供給追い付かず… 大手も参入、注目の的に

日本クラフトビールの新ブランド「FarYeast」。各社は新商品も続々投入している

 こだわりの味を追求する「クラフトビール」各社による生産工場(醸造所)の増設や新設が相次いでいる。キリンビールが出資したヤッホーブルーイング(長野県軽井沢町)が業界ダントツの生産量を誇るが、それに続くエチゴビール(新潟市西蒲区)や木内酒造(茨城県那珂市)などが年間3000キロリットル級の設備を整えつつある。一挙に生産量を販売実績の5倍以上に引き上げる事例も出てきた。いずれも急増する需要に供給が追い付かない状況で、流通・外食業界の注目の的となっている。

■直営店通じ人気拡大

 「継続的に設備を増強しており、今月中には年間3000キロリットルの設備が完成する」

 そう話すのは「常陸野ネスト」ブランドのクラフトビールを販売する木内酒造の木内敏之取締役。コリアンダー、オレンジピールといったスパイスを加えた「ホワイトエール」などが人気だ。同社の昨年の年間販売量は約1400キロリットル(350ミリリットル缶で400万缶に相当)だったが、増える需要に追い付かず、約2倍の規模に増やす。

 同社は1823年創業の造り酒屋。1993年の地ビール解禁の規制緩和を受けてビール製造に乗り出した地ビール・クラフトビール業界の老舗だ。当初から完全無菌の充填(じゅうてん)設備を導入するなど品質管理を徹底し、90年代後半の地ビールブームが過ぎた後も人気を維持。特にクラフトビールが急成長した米国など海外で高い評価を受け、現在は「海外販売比率が約5割」(木内氏)に達する。国内でも人気の高まりを受け、今月27日に東京・神田に小さな醸造設備を備えた直営店「常陸野ブルーイング・ラボ」を開設する予定だ。

 同じく老舗のエチゴビールは、2013年にそれまでの年間1900キロリットルから同2500キロリットルに生産設備を拡充した。さらに「今年4月までに排水処理設備を従来の1.5倍に増やす」(飯塚励社長)方針で、年3000キロリットル規模の生産にも対応可能とする。「(16年度)以降に増産態勢をとるつもり」(同)という。

 老舗ばかりではない。01年に醸造を開始したベアード・ブルーイング(静岡県伊豆市)は昨年、伊豆市内に年間2000キロリットル規模の生産工場を開設した。それまでの設備は同350キロリットル規模だっただけに、実に5倍以上だ。同社のベアードさゆり氏は「まずは2倍の年間700キロリットルに生産量を増やす」方針で、需要増に対応する。

 同社は本社工場内を含め東京や神奈川に5店舗の直営店「タップルーム」を設けるなどして人気が拡大。工場敷地内ではホップなどを生産する本格的な農園も開く予定で、クラフトビールの新たな価値観を提供する。

 12年にゆずや山椒(さんしょう)といった日本の香辛料を使用した「馨和 KAGUA」で新規参入した日本クラフトビール(東京都港区)は、東京近郊の工場用地を選定中で「16年には最大年間500キロリットル規模の自社設備を稼働させる」(山田司朗社長)方針。「需要に追い付かず、販売機会の損失が著しい」(同)ためだ。ベルギーなど年100キロリットル規模の既存の委託生産態勢も維持するため、16年には最大で現在の6倍の生産が可能になる。


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