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食品産業総合スレッド

1246とはずがたり:2013/08/11(日) 19:16:46

日本発 世界のヒット商品:中国市場に合わせたカレールー
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/business/20130811k0000m020115000c.html
毎日新聞2013年8月11日(日)03:01

 ◇「強い火力」、「色」、「香り」好みを追求

 日本の代表的な家庭料理・カレーライスが中国で人気だ。立役者は2005年にカレールーの現地生産を開始したハウス食品。インドカレーとは違う日本の味を堅持しながら、中国人の好みや調理方法に合わせた販促活動を続け、昨年度、中国のカレー事業が初めて黒字化した。同社は「日本式カレーを中国の国民食に」と来年には第2工場を建設する計画だ。

 1997年、所得水準が高く、開放的な雰囲気のある上海にカレーレストランを開店したところ、デートスポットになるほどの人気店に。「これはいける」と、04年に「上海ハウス食品」を設立した。

 「煮込む文化」のない中国に受け入れてもらうため、市場調査を徹底した。中華料理に使うカレー粉は黄色みが強く、中国人には「カレー=黄色」のイメージが強いことがわかり、色を調整。中華料理でよく使われる香辛料「八角ウイキョウ」の割合を増やし、中国人好みの香りにした。中華鍋を使い強い火力で調理するため、バーモントカレーとジャワカレーをベースに水分の蒸発が早くてもおいしく仕上がるルーを開発した。

 カレーライスの味を知ってもらうため、店頭試食販売を繰り返し、親子料理教室で作り方を伝えた。日系企業の社員食堂では「週1回カレーの日」を設定してもらいアピールした。

 今では工場見学に訪れた子供たちが試食で必ずおかわりし、北京の小学校ではカレーライスの料理教室が児童に大人気。「子供がカレーライス好きなのは日本と同じ」と、中国全土への普及に向けて確かな手応えを感じている。供給力を強化するため、東北部の大連市に新工場を建設し、来年度には生産を開始する予定だ。【山口透】

 ◇すし、ラーメンに続き浸透

 ハウスは米ロサンゼルス、台湾、韓国でもカレーレストランを展開し、欧州、豪州には日本からカレールーを輸出している。近年、ロシア、イギリスなどでも刺激が少ない日本式カレーライスが受け入れられ、海外展開を加速させている。「すし、ラーメンに続いてカレーライスが着実に海外市場に浸透している」として、現在売上高の7%(147億円)の海外売上高を第4次中期計画(3年)最終年度の来年には200億円まで伸ばす計画だ。


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