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食品産業総合スレッド

1242荷主研究者:2013/07/21(日) 11:13:40

http://www.sankeibiz.jp/business/news/130704/bsc1307040601015-n1.htm
2013.7.4 06:00 Fuji Sankei Business i.
“サントリー流”は変わるのか 株式上場の成否、創業家の影響力に注目

ttp://tohazugatali.web.fc2.com/food/bsc1307040601015-p1.jpg
上場後のサントリーグループ

 3日上場したサントリー食品インターナショナルは清涼飲料事業を主力としており、国内シェアは首位のコカ・コーラグループに次ぐ。緑茶「伊右衛門」や缶コーヒー「ボス」など人気商品を抱え、親会社のサントリーHDの連結売上高と営業利益のほぼ半分を稼ぎ出す“稼ぎ頭”だ。

 国内の清涼飲料市場は少子化の影響で縮小傾向にあり、海外展開が収益拡大のカギを握っている。このため、サントリーは海外でM&Aを積極的に仕掛け、シンガポールの健康食品大手セレボス、仏飲料メーカーのオランジーナ・シュワップスなどを買収してきた。

 だが、相次ぐ買収で財務状況は悪化しており、今後の買収には株式市場での資金調達が必要と判断。上場による調達資金のうち約680億円はこれまでの企業買収の借入金返済に、約2千億円を新たなM&A(企業の合併・買収)にあてる計画だ。

 時価総額1兆円規模の上場は、平成22年12月の製薬大手・大●(=塚のノ二本に「、」を重ねる)ホールディングス以来。市場関係者も注目する大型上場だが、親会社のサントリーHDは非上場のまま。

 HDは上場後のサントリーBF株の6割を保有する上、HD株については創業家が約9割を保有しており、創業家の意向が経営に影響力を持つ形は今後も変わらない。

 「洋酒事業は仕込みから何年も寝かせる。上場すれば、投下資金回転の早さや高さを迫られることもあり得る」。佐治信忠社長は非上場にこだわる理由をかつてこう述べていた。

 事実、ビール事業の黒字化には46年を要したが、佐治社長は「非上場だから黒字化できた」と話す。

 サントリーの社是「やってみなはれ」は業界でも有名で、このチャレンジ精神を重視する自由闊達(かったつ)な社風の下、ビール事業への参入や総合食品会社への転換などを進めてきた。

 平成22年2月、キリンHDとの統合交渉が破談したのも、創業家の影響力を残したいサントリーが統合後の新会社の株式の3分の1超を創業家が握ることを絶対条件としたのを、キリンが嫌ったためだった。今回、親会社は非上場のまま子会社のみを上場させたのは、この経験を踏まえた「折衷案」ともいえる。

 しかし、岩井コスモ証券の有沢正一・投資調査部副部長は「企業体質が全く変わらないということはないはずだ」と指摘する。サントリーらしさを失うことなく、一般株主の声をいかに経営に反映させていくのか。サントリー流の株式上場の成否が注目される。


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