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食品産業総合スレッド

1187チバQ:2013/03/08(金) 23:26:50
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/130308/biz13030808310012-n1.htm
「エビス」で強気に攻めるサッポロ 高級路線どこまで通じるか
2013.3.8 08:29 (1/4ページ)

 2008年にビール大手4社のシェア最下位に転落したサッポロビールが、21日付で就任する尾賀真城次期社長の下で攻勢に転じる。デフレで消費者のビール離れが加速し、酒類の低価格志向が強まるなか、あえて「エビス」ブランドを軸に高級ビールに重心を移す計画を打ち出した。逆張りともいえる戦略がどこまで通用するか、ライバル各社も注視している。(フジサンケイビジネスアイ)

 ◆知名度向上へ全力

 「今年は特にエビスに注力したい。このブランドを輝かせることがわれわれの第一の使命だ」

 2月8日、都内で行われた社長交代の記者会見で、尾賀次期社長はこう宣言し、業界関係者らを驚かせた。

 というのも、国内酒類市場で約4割を占めるビール市場は縮小が止まらず、大きな成長は望み薄とみられているからだ。アサヒ、キリン、サントリー、サッポロにオリオンを加えた大手5社のビール類の昨年の課税出荷数量は前年比1.0%減の4億3811万ケース(1ケース大瓶20本換算)と、8年連続で過去最低を更新し続けている。

 ビール不振の背景には、少子化による消費量の減少に加え、デフレが続くなか、消費者の低価格志向が強まっていることがある。低アルコール飲料市場ではビールとは対照的に、カクテルやチューハイなどの低価格製品が4%増の1億2290万ケースと好調に推移。昨年も5年連続で前年を上回り、今や主戦場となりつつある。

 さらに、エビスは350ミリリットルで250円と、サッポロの普及価格帯の「黒ラベル」や業界販売シェア首位のアサヒの「スーパードライ」に比べ1本当たり約40円も高い。各社が低価格製品開発でしのぎを削る中で、こんなビールをどう売ろうとしているのか。

 尾賀氏は「今年は昨年に比べ2桁増の販促費をかける」と語り、エビスブランドの知名度向上に向け思い切った投資を行う考えを明らかにした。春からは一斉に広告宣伝を展開し、キャンペーンなど話題の提供を積極的に実施する。

 これと並行し、エビスのブランド価値引き上げを進める。エビスの名を乱発していた冠商品数を絞り込み、金色缶の「エビス」、黒ビールの「ザ・ブラック」、クリスタル麦芽を使った赤色缶「琥珀(こはく)」を“3本柱”に据える考えだ。売上高の大半を占める業務用では、飲食店向けに新開発したサーバーの導入を進め、エビスの新しい飲み方を提案する。

 サッポロの2013年のビール系飲料全体の販売目標は前年比1.8%増の5280万ケース。これに対し、重点推進するエビスは5.8%増の1000万ケースという強気の目標を掲げた。


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