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食品産業総合スレッド

1137荷主研究者:2012/08/12(日) 21:10:32

http://www.hokkoku.co.jp/subpage/K20120705301.htm
2012年7月5日03時37分 北國新聞
食品卸3社、経営統合へ カナカンが高知、青森の業者と

 食品卸業を手掛けるカナカン(金沢市)は4日、同業の旭食品(高知県南国市)、丸大堀内(青森市)と経営統合に向けた協議を始めることで基本合意したと発表した。来年2月をめどに共同持ち株会社を設立する。3社の売上高の合計は6千億円を超え、国内の業界では5番手の規模になる。「地域連合」を形成し、競争力を高めるのが狙いだ。

 共同持ち株会社の本社は東京に置く予定で、3社は持ち株会社の子会社となる。各社の「地域卸」の強みを生かし、物流網などを活用して事業の拡大や新たなビジネスの創出を目指す。3社の物流の最大メリットによる相乗効果を狙う。

 合併するかどうかや株式の移転比率、組織の再編、共同でできる事業内容などは今後協議する。

 カナカンは北陸三県と新潟県で食品卸を行っている。旭食品は九州から関東までに35事業所を展開し、丸大堀内は東北6県を事業エリアとしている。

 売上高はカナカンが1437億9100万円(12年1月期)、旭食品が3773億1300万円(12年3月期)、丸大堀内が938億600万円(同)となっている。

 3社は「平等の精神に基づき、3社の自主性、機動性の向上を促進していく」とし、カナカンの担当者は「取引先の満足度を向上できるよう、地域密着はこれからも続けていきたい」と強調した。

 卸業界では全国規模での再編が進んでいる。デフレや少子高齢化に加え、製造元と小売業が卸業者を介さずに取引する「中抜き」の動きが広がり、経営環境が厳しさを増しているためだ。地元の関係者からは「今後も生き残りをかけて、再編に動く業者が出てくるのはないか」との声も聞かれる。

 卸業界をめぐっては昨年、三菱商事(東京)の卸業子会社数社が経営統合した。今回、経営統合の協議を始めるカナカンと旭食品、丸大堀内の3社は2004年、食品スーパーの共同仕入れ組織に食品を販売する共同出資会社を他の複数社とともに設立している。

 業界関係者によると、石川の地場卸はデフレ基調などで経営に行き詰まる業者が多く、ここ数十年で半分ほどに減ったという。別の卸売業者は「流通は環境の変化が激しく、地域の卸業者が生き残るためには従来と違うことを積極的に行っていかないといけない」と話した。


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