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地域綜合スレ

3683名無しさん:2008/03/30(日) 19:43:00
>>3680
とはずがたりさんは、東山=甲斐國・信濃國(山梨県・長野県)と捉えられてるのでしょうか?
私も何かでそのような概念を見た記憶はあるのですが、今調べてみると出典がはっきりしません。

wikiでは「東山地方」=長野県、山梨県、岐阜県もしくは長野県、山梨県、岐阜県北部(飛騨國)となっています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E5%B1%B1%E5%9C%B0%E6%96%B9
同じく「甲信地方」のwikiでは、
>五畿七道の東山道(とうざんどう)に因んだ名称で、東山地方と呼ぶ場合もあるが、この名称が使われる事は殆どない
との表記があります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B2%E4%BF%A1%E5%9C%B0%E6%96%B9

現在は殆ど使われず、また飛騨や美濃を含むのが一般的であるなら、
甲信を表すのに東山と表記するのは適当ではないかもしれません。
また、法律上でも長野県は首都圏には含まれないので、
いずれにせよ、関東東山≒首都圏という捉え方だと、私は違和感を覚えますね。

3684名無しさん:2008/03/30(日) 19:52:20
蛇足ですが、東山道には甲斐國は含まれないのですね。
はじめて知りました。

とうさん‐どう〔‐ダウ〕【東山道】(大辞泉)
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E6%9D%B1%E5%B1%B1%E9%81%93&dtype=0&dname=0na&stype=0&pagenum=1&index=13559613048900

3685とはずがたり:2008/03/30(日) 19:54:16
>>3683
東山という場合東山道に由来しますので本来なら岐阜や滋賀から茨城ぐらい迄を指すのかもしれませんけど(東海道所属の武蔵国も元々は東山道であったし),個人的には東山と単独では余り使わず関東東山と一括りにして使った上でその内東山は「東京やなんかと関係の深い地域としての山梨県」と云う印象です。従って長野県は入らない印象です。
飽くまで印象論なんですけど。
山梨+長野を括る場合はやっぱり甲信がしっくりきますね。
伊那と遠江・三河,松本(筑摩)と飛弾,木曽と美濃など県を跨ぐ繋がりなんかもありますし,甲信地域が道州制を睨むと何処に所属するのが据わりが良いのかが近年の個人的な関心事です。

3686とはずがたり:2008/03/30(日) 20:12:29
<北関東>群馬県

市町村合併:吉井町議会、法定協設置議案を否決 斎藤町長、住民投票請求へ /群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080328ddlk10010138000c.html

 吉井町議会は26日、住民請求に基づく高崎市との法廷合併協議会設置議案を賛成6、反対8の賛成少数で否決した。斎藤軍雄町長は直後に発言を求め、4月初めにも町選挙管理委員会に、法定協議会設置の賛否を問う住民投票を請求することを明らかにした。請求があった日から40日以内に住民投票が実施される。

 実施されれば、同町の合併を問う住民投票は04年11月以来、3度目になる。【畑広志】

毎日新聞 2008年3月28日 地方版

3687とはずがたり:2008/03/30(日) 21:39:54
<東海・近畿>三重県
>>2909

市町村合併:住民投票条例案、臨時町議会で可決−−御浜町 /三重
http://mainichi.jp/area/mie/news/20080328ddlk24010706000c.html

 御浜町の臨時町議会が27日開かれ、古川弘典町長は「単独行政を継続するか、熊野市との合併を推進するか」を問う住民投票条例案と、住民投票費520万円を追加する新年度一般会計補正予算案を提案し、賛成多数で可決した。古川町長は10年3月の合併新法期限内の合併を目指しており、投票時期については「できれば6月初旬に実施したい」との意向を示した。【汐崎信之】

〔伊賀版〕
毎日新聞 2008年3月28日 地方版

3688とはずがたり:2008/03/30(日) 21:45:10
>>3684
そっか,そうなんですねぇ。。
碓氷峠とかあの辺が東山道の道筋なんか。。
じゃあ>>3685の俺の印象はかなりの間違いですね…orz
ご教授感謝でした。

3689とはずがたり:2008/03/30(日) 21:46:53

<九州・沖縄>福岡県

う〜ん,苦渋の選択なんですかね。。
>>1960では頼んだけど八女市に難色を示されたけど,考えが変わったのか,村長が替わってたのか?

市町村合併:高木・星野村長、議会発言を謝罪し推進を表明−−合併協会合 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080328ddlk40010479000c.html

 八女地区1市2町2村合併協議会の会合が27日、八女市内であり、高木良之・星野村長が21日の村議会で「個人的には村単独が望ましい」と発言したことについて謝罪した。高木村長の発言は、合併を前提に設置された合併協の趣旨と異なるだけに、関係者から疑問視する声が出ていた。

 この日の会合には首長ら5市町村の幹部や議員ら約30人が出席。開会冒頭、合併協会長の野田国義市長に促される形で「個人の考えとはいえ、公の場で発言したことで皆さんを不安にさせたことをおわびします」と謝罪。「調印式に向け合併を推進していく」とした。

 会合ではこのほか、役場などの扱いについて「星野、矢部両役場を支所とし、現上陽支所とあわせ、これら3支所を黒木に置く総合支所が統括する」との事務局案を承認。4月以降、5市町村別に住民説明会を開き、5月下旬から6月上旬に合併調印式を行うことも確認した。

 野田市長は「多難の協議会だったが、ようやく心が一つになった」と閉会あいさつで述べた。【丸山宗一郎】

〔筑後版〕
毎日新聞 2008年3月28日 地方版

3690荷主研究者:2008/03/31(月) 00:24:24
http://kumanichi.com/feature/gappei/machi/machi05.cfm
(5)仙台市の20年(上) 拠点性高め百万都市に成長
政令市移行後、東北地方のけん引役として活性化している宮城県仙台市の中心部

 「新市では周辺部になり、地域が寂れるのでは…」。熊本市の合併政令市論議で隣接町の住民から漏れる声の一つだ。

 一九八九(平成元)年、宮城県仙台市は三つの隣接自治体を吸収合併、政令市に移行した。それから約二十年。東北地方の拠点として成長する仙台市。そしてその中にあって旧自治体の合併地域はどう変化したか。

◇   ◇

 人口の10・6%、事業所の10・1%、実質総生産の12・8%…。東北地方に占める仙台市の割合だ。国の出先機関が軒並み立地。同市周辺を含めると、大学が十三校も集積する。「今や山形市、福島市など隣県の県庁所在地も仙台経済圏に組み込まれている」と日銀仙台支店。まさに東北経済のけん引役と言える。

 もともと東北の中枢機能を担ってきた同市だが、まちの成長に弾みをつけた要因の一つとされるのが政令市への移行だ。八四年、同問題を最重要課題に掲げた宮城県の元副知事が市長に当選すると、実現に向けた動きが加速。県市のトップ会談で協力体制が確立され、周辺自治体へのアプローチが始まった。

 当時の人口は約七十一万五千人。「将来百万人を超える見込みのある人口八十万人以上の市」という政令市の条件をクリアする必要があった。合併新法下で「七十万人程度」に緩和されているとはいえ、周辺自治体の理解を得ることが最大の課題となっている熊本市と似た状況だ。

 仙台市の場合、隣接する泉市、宮城町、秋保町との合併を実現。人口を約八十九万人とし、全国十一番目の政令市になった。市域は太平洋岸から山形県境に広がり、面積は熊本市の二・九倍に当たる約七百九十平方キロ。政令市移行後は右肩上がりで人口が増え、九九年には百万都市の仲間入り。現在は百三万人を数える。

 ◇   ◇

 「『合併したらこうなる。しなかったらこうなる』と一年半ぐらいかけ集落単位で説明会をやり、住民の理解を進めていったな」。仙台市との合併論議が沸き上がった当時を懐かしむのは合併自治体の一つだった秋保町の最後の町長、槻田信太郎さん(77)。

 同町は市南西部に位置し、昔も今も良質な温泉が出る観光地。町域は下益城郡美里町と同規模で、現在は太白区の一部だ。

 当初、合併への賛否を明確にしていなかった槻田さんだが、悩みがあった。「高層階の温泉旅館ができ、それに対応できるような消防体制が求められた。また従来型の簡易水道もどうするか悩みの種だった。整備にはお金がかかるが、町の財政力では厳しい。解決するには合併という選択がいいのではと思った」

 それから二十年余。暮らしを支える水は仙台市と同じダムを水源とする上水道に変わった。下水道整備も進展。整備率は政令市移行時の29・6%から88・6%に。温泉がある湯元地区には消防署の出張所もできた。

 「秋保出身の市議が選出されず市政への参加意識が薄れたり、住民同士の横のつながりが希薄になったりした感はあるが、温泉は『仙台の中の秋保』ということで知名度が向上。何より社会基盤整備が進んだのが大きい」と元町議の早坂隆朝さん(59)。

 旧秋保町エリアの人口は現在、四千六百人。合併当時から約四百人減ったが「合併せずにいたらもっと減っていただろう」と槻田さん。「住民から『合併は失敗だった』との声は聞かない。(好景気、右肩上がりの経済という)いいタイミングで政令市になり、仙台は全国で一番の成功例じゃないか」(前田克)

3691荷主研究者:2008/03/31(月) 00:25:13
http://kumanichi.com/feature/gappei/machi/machi06.cfm
(6)仙台市の20年(下) 合併地域に副都心も形成
仙台市との合併後、開発が進んだ泉区の市営地下鉄泉中央駅一帯。スーパーなどが並び、同市の北の「副都心」になっている

 仙台市中心部から西側に広がる青葉区。青葉山などが連なり、広瀬川が流れる区の中で、まちの表情を大きく変えたとされるのが仙台と山形を結ぶJR仙山線沿いのエリアだ。

 かつて大半が田園風景だったが、仙台市が政令市になって以降、急速に宅地化が進んだ。一帯は合併自治体の一つ、旧宮城町だった。合併時の人口約三万人は今、六万五千人余に膨らんだ。

 「合併を契機に大きく地域が発展した」と青葉区選出市議の斎藤建雄さん(61)。合併時に策定された合併建設計画に盛り込まれた下水道整備などの約束事は着実に進み、政令市移行時の整備率2・4%は92・5%に。斎藤さんは「都市化の進展で旧宮城地区の一体感が薄くなったということはあろうが、仙台市全体の中で置き去りにされたという感じはない」とみる。

◇   ◇

 「以前はまちの核がなかったが、今では地下鉄駅を拠点にすごい変わりようだ」。区役所やスーパーなどが集まる泉区の市営地下鉄泉中央駅一帯の様子を語るのは「みやぎ仙台商工会」総務課長の齋藤茂さん(54)。

 一帯をまちの顔とする泉区はもともと同じ領域で泉市を構成していた。仙台市北側のベッドタウンとして発展。人口が十四万人近くまで膨れ上がり、宮城県最大のまちだった。そこに合併論議が浮上する。

 政令市移行に必要な「人口八十万人以上」を達成するには、どうしても泉市との合併が不可欠だった。しかし、一方の泉市は伸び盛りのまち。泉市民は、「単独でやりたい」とする昔からの住民らで構成する反対派、職場や学校などが仙台市内という新住民を中心とする賛成派に割れた。

 結局、市民意識調査などで賛成派が上回り、合併を選んだ。「仙台市と一緒になって大きくなった方がまちづくりがやりやすいという判断だった」と、泉区連合町内会長協議会長の樋口稔夫さん(69)。

 その後、同区のまちづくりは旧泉市の総合計画を基に進行。投資額は旧市時代に七百二十億円程度見込まれていたというが、仙台市になって大幅に上乗せされた。投資の柱が地下鉄延伸と駅周辺の副都心化。さらに同駅から近い七北田公園の整備だった。

 市営地下鉄は一九八七(昭和六十二)年に開業。同市を南北に貫き、北の終点は旧泉市南部の八乙女駅だったが、合併後の九二年、泉中央駅が完成。七北田公園にはサッカーJ2チーム「ベガルタ仙台」のホームとして使われているスタジアムもできた。

 何かと優遇されて進む一帯のまちづくりに「旧仙台市域の住民が不満感を示すことも少なくなかった」と市政策企画課。一方で樋口さんは副都心の街並みを見つめながら感じている。「市長の存在が遠くなるといったデメリットはあるが、時間とともにまちは一体化する。合併という選択は正しかった」

◇   ◇

 政令市を目指す熊本市は、十月六日に合併する下益城郡富合町に続き、任意の合併協議会を設置した城南町や、鹿本郡植木町、上益城郡益城町との間で合併論議が具体化することに望みを託す。

 仙台市や新潟市は新市の枠組みを固め、新しいまちの方向性を住民に示しながら政令市を目指した。熊本市の場合、前提となる枠組みをまだ定められず、どんな政令市を熊本都市圏につくろうとするのか、具体像に踏み込めていない。

 熊本都市圏ビジョンに盛り込んだ政令市実現によるまちの基本目標は「九州中央の交流拠点」。これを基に具体的な地域づくり戦略、まちの未来像をどう描くか。熊本市は政令市を目指す中心都市として、住民に分かりやすい言葉で示す責任がある。(前田克)=第5部終わり

熊本日日新聞2008年2月7日朝刊

3692とはずがたり:2008/03/31(月) 01:00:44
<九州・沖縄>熊本県

市町村合併:「政令市研究会」が報告書 任意合併協設置判断へ−−益城町 /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20080328ddlk43010683000c.html

 「益城町の明日と政令指定都市を考える研究会」(会長、上野眞也熊本大教授)の3回目の会合が27日益城町であり、これまでの議論をもとに報告書をまとめた。4月2日に住永幸三郎町長に提出する。住永町長は報告書を参考に、熊本市との任意合併協議会の設置について判断するとみられる。

 研究会は熊本市と合併して政令市になった場合の将来像や問題について話し合った。報告書は、町が課題として挙げた事項のうち、県が開発を規制している第2空港線沿線開発について「合併して政令市になれば、開発許可は知事ではなく、市長が行う。関係部局と土地利用を協議しながら都市マスタープランに位置づける必要がある」と熊本市側の考えを示した。

 また、町にある空港や高速道路のインターチェンジを活用し「空と陸の玄関を生かした交通網の整備で物流や観光の拠点として経済波及効果が期待できる」などとした。

 区役所の設置場所や益城区設置の可能性なども課題として挙がったが、さらに検討するとの内容にとどまった。【伊藤奈々恵】

毎日新聞 2008年3月28日 地方版

3693とはずがたり:2008/03/31(月) 12:53:04
<中国・四国>香川県

香川は合併が進んだからなぁ。

知事答申案「新法期限内は困難」−合併推進審議会
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20080329000336
2008/03/29 17:52

 香川県市町合併推進審議会(会長・木村好次前香川大学長)が28日、香川県庁であり、2009年度末で期限切れとなる合併新法下での新たな合併の推進について「気運は高まっておらず、香川県が積極的に合併構想を策定する状況にない」とする答申案をまとめた。近く真鍋武紀香川県知事に提出する。

 会合には、学識経験者や市町などの委員6人が出席。香川県が17市町長を対象に行った合併構想アンケートの結果を報告した。

 結果によると、合併新法下での合併を「必要」としたのは土庄町と多度津町のみ。「必要ない」は12市町に達し、「どちらとも言えない」は3市町だった。

 必要ない理由(複数回答)では「旧合併特例法下で合併した」が6市町と最も多かったほか、「時間的に困難」「メリットがない」などの声もあった。

 今回の結果や、これまで実施した香川県政世論調査の結果などを踏まえ、委員は「具体的な動きもなく、現時点で合併は非常に困難」との見解で一致した。

3694とはずがたり:2008/03/31(月) 13:54:44
<九州・沖縄>鹿児島県

鹿児島県における市町村合併の現状と問題点
http://apl.aae.kagoshima-u.ac.jp/kawanishi03.pdf

3695とはずがたり:2008/04/01(火) 01:26:31
<近畿>奈良県

画期的であるヽ(´ー`)/
宇陀郡も宇陀市と合併すべし!

行政区域超え合併認可-宇陀商工会、1日発足  (2008.3.29 奈良新聞)
http://www.nara-np.co.jp/n_eco/080329/eco080329a.shtml

   宇陀市と宇陀郡内6つの商工会が合併し4月1日、宇陀商工会が発足する。市町村の行政区域を越えて単一商工会ができるのは全国的にも珍しく、県内では初めて。会員数も1221人になり、県内の商工会では3番目の規模。初代会長は芳村寿郎設立委員長(大宇陀商工会長)が就任する。28日、県庁で合併認可書交付式が開かれ、窪田修商工労働部長から合併認可書が芳村委員長に手渡された。

 合併するのは、宇陀市内にある大宇陀、菟田野、榛原、室生の4商工会と、曽爾村と御杖村の2商工会。従来の市町村別の小規模な単位での経営指導などの態勢を強化する第一歩として平成16年6月、宇陀地区広域協議会を設立した。共同事業などもスタートしたが、会員の中には広域的な経済活動も進んでおり、より高度で多様なニーズも生まれてきており、昨年4月には合併協議会を発足させ合併準備を進めてきた…

3696とはずがたり:2008/04/01(火) 17:23:44
<東海>静岡県

新居、湖西に編入合併 21年度中目標に協議へ
2008/03/28
ttp://www.shizushin.com/headline/20080328000000000066.htm

 湖西市の三上元市長と新居町の中嶋正夫町長は28日午前、湖西市内で会見を開き、新居町が湖西市に編入する「編入合併方式」を前提にして、合併特例新法の期限である平成21年度中の合併を目指すことを明らかにした。この後開かれた第1回湖西市・新居町任意合併協議会でも両市町長が同様の見解を示した。
 6月の両市町議会に法定合併協議会設置議案を提出し、議決を得た後、7月にも第1回法定合併協を開催する方針。
 三上市長と中嶋町長が24日に会談を行い、その際に中嶋町長から編入合併の申し入れがあったという。中嶋町長は編入方式を提案した理由について「新居町から湖西市に合併をお願いした経緯があること、人口規模や財政基盤の大小からみれば、規模の大きな湖西市に(新居町が)合わせるのが妥当ではないか」と述べ、「大半の町議にも理解をいただいている」と語った。
 三上市長は「編入の方向でよいと思うが、気持ちの上では対等な立場で協議を進めたいと思っている」と新居町への配慮を示した。

 平成18年に湖西市との合併を目指す中嶋町長が当選して以降、新居町は湖西市に対し、2度にわたって合併の検討を求める要望書を提出した。湖西市は要望書を受け、合併の専任職員を配置。市議会も合併に関する特別委員会を設置し、新居町との合併について協議と検討を進めていた。
 同日開いた任意合併協では、合併協議の全体スケジュールや合併に関する資料の収集・作成について協議した。

3697とはずがたり:2008/04/02(水) 19:48:44
<東海・近畿>三重県
>>3687
<東海・近畿>となっているのはこの辺は紀伊国だから畿内と云う事で。

市町村合併:御浜町住民投票、6月1日に実施−−熊野市との合併問う /三重
http://mainichi.jp/area/mie/news/20080401ddlk24010490000c.html

 御浜町選挙管理委員会(井出喜伸委員長)が31日、町役場で開かれた。同町が単独行政を継続するか、熊野市との合併を推進するかを問う住民投票が、5月27日告示、6月1日投票に決まった。【汐崎信之】

〔伊賀版〕
毎日新聞 2008年4月1日 地方版

3698とはずがたり:2008/04/02(水) 19:50:38
>>3697
考えたら紀伊国は南海道だった。。orz
山梨の甲斐と云い結構記憶いい加減だな・・。。

3699とはずがたり:2008/04/04(金) 12:19:04
<東海>静岡県

wikiに拠ると原町と合併したのは昭和43年。ちょっと独自色を出し続けてきたんですなぁ。

けいざい・しずおか:原町と戸田村の商工会が合併−−県内初の「飛び地」 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20080403ddlk22020184000c.html

 沼津市西部の原町商工会と南部の戸田村商工会は1日、合併して「沼津市商工会」になり、開所式が開かれた。両商工会の間には沼津市中部を管轄する沼津商工会議所があり、飛び地の商工会同士が合併するのは県内初。

 05年4月の沼津市と戸田村の合併以来、両商工会の合併が検討されてきた。開所式では松永公良会長が「両地域の歴史と文化を生かし、地域密着の情報を発信したい」と抱負を語った。

 同日、県内では榛原町と相良町の両商工会が「牧之原市商工会」に、中川根と本川根の両商工会が「川根本町商工会」となって新たにスタート。07年4月に66あった商工会は、市町村合併で1日現在で50に減った。【山田毅】

毎日新聞 2008年4月3日 地方版

3700とはずがたり:2008/04/04(金) 12:29:59
<東北・北海道>山形県

市町村合併:置賜地域広域合併 8市町首長が初会合、具体的進展なし
http://mainichi.jp/area/yamagata/news/20080403ddlk06010141000c.html

 置賜地域の首長による置賜広域合併についての初会合が2日、米沢市丸の内1の伝国の杜で3市5町の首長が出席し開かれた。しかし、非公開の会合後に会見した安部三十郎・米沢市長によると、合併に向けた話し合いは進まなかったという。

 1月から3回開いた各市町の事務方レベルの勉強会が作った資料をもとに話し合ったが、多くの首長から「合併した場合の具体的なイメージができない」と、合併の具体的効果に言及しない資料の不十分さが指摘されたという。

 安部市長は「合併することで各市町が受けるメリットを説明する必要がある」と話し、具体的なメリットについての資料を事務方レベルの勉強会で作り、これに安部市長の合併構想を加えたものを持って各市町長を訪問し、合併に向けた調整をするという。【細田元彰】

毎日新聞 2008年4月3日 地方版

米沢市長が合併ビジョン提案へ 置賜合併勉強会の首長会議
2008年04月02日 20:01
http://yamagata-np.jp/news/200804/02/kj_2008040200027.php

 置賜広域合併勉強会の初の首長会議が2日、米沢市の伝国の杜で開かれた。各担当主管部課長で構成する勉強会で行っている検討だけでは不十分だとして、安部三十郎米沢市長が3市5町による合併のメリットなどを示す新たなビジョンをつくり、他首長に提案することになった。

 会議は、各首長と担当部課長の合わせて18人が出席し、非公開で開かれた。会議後に記者会見した安部市長は「さまざまな考えがあり、(各首長から)煮詰まり方が不十分との指摘も受けた。合併の枠組みや期限についてもう少し詰め、わたしから3市5町が合併した場合のビジョンをあらためて提案することになった」と述べた。

 安部市長によると、会議では「事務局レベルの詰め方が不十分」との指摘があったほか、「合併した場合の形は資料で分かるが、(具体的に)どんな風になるのかイメージが浮かばない」との意見があったという。

 このため、担当部課長による勉強会と並行し、安部市長が私案となるプランを策定し、各市町を個別に訪問して提案することにした。

 プランについて、安部市長は「1市2町、2市2町といったさまざまな枠組み案も浮上しているが、これらを超えるような魅力のあるプランでなければならない」と述べ、具体的には新市計画における「まちづくり計画」の概要のようなものになるとした。

 また、5月末に設定した3市5町による勉強会の期限は、「若干は延びるかもしれないが、いたずらに延ばしてもいけない」と、一定時期に結論を出す考えを示した。

3701とはずがたり:2008/04/04(金) 14:35:19
<東北・北海道>岩手県

平泉町合併で町議候補 当面、単独が11人
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080403_7

 岩手日報社は6日投開票が行われる平泉町議選(定数12)の立候補者14人に、町政課題に関するアンケートを実施し、13人から回答を得た。市町村合併については当面単独が9人、単独が2人で行財政改革を進めながら、自立を求める意見が大勢を占めた。合併以外では農業、観光振興に力を入れる声が多かった。

 市町村合併については、当面単独と単独を合わせると11人。高橋一男町長が町議会3月定例会の一般質問で明らかにした「任期中は単独で」との町政方針に沿った結果となった。

 合併推進と答えた1人は「奥州市、一関市との広域合併」を望んでいる。これは「将来は道州制をにらみ、両市を含めた広域合併を」という高橋町長の意見とも一致する。「その他」と答えた候補者は「新たな議会の論議で」とした。

 前回の町議選は、一関市との合併協議参加の是非を問う住民投票と同時に行われた。このため合併の賛否が争点となり、選挙戦に大きな影響を与えた。合併以外の町政課題では▽行財政改革(集中改革プラン)の実行▽農業・観光振興▽教育・福祉の充実▽少子高齢化対策▽道の駅建設▽平泉文化を研究する公的施設の設置−などを挙げている。

平泉町議選候補者アンケート

青木 無現⑤ 無回答
小松代 共現② 当面単独
佐々木稔 無現③ 当面単独
寺崎 無現① 当面単独
大内 無新 当面単独
石川 無現① 当面単独
畠山 無現③ 当面単独
阿部正人 無新 合併推進
阿部幸一 無元④ 単独
佐々木雄一 無現③ 当面単独
千葉 無現③ その他
佐藤 無現③ 当面単独
高橋 無現① 当面単独
佐々木一治 無元② 単独

(2008/04/03)

3702とはずがたり:2008/04/04(金) 14:39:00
<九州・沖縄>熊本県

市町村合併:益城町長、熊本“政令市”へ前向き−−研究会の報告書受け /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20080403ddlk43010600000c.html

 熊本市と益城町が共同で設置した「益城町の明日と政令指定都市を考える研究会」(会長・上野眞也熊本大教授)が2日、3月にまとめた報告書を住永幸三郎・益城町長と幸山政史・熊本市長に提出した。両市町合併のカギを握る住永町長は「メリットがあれば、政令市に向けてのステップは着実に踏んでいきたい」と前向きな姿勢を示した。今後、熊本市との任意合併協議会設置を判断する。

 同研究会は町内の企業や商工会の代表、区長らで組織。政令市になった場合の将来像や課題を議論し、先月、「経済波及効果が期待できる」などとした報告書をまとめた。

 住永町長は報告書を受け取った後、会見し「住みよいまちを作るのに、自分の力だけでは限界がある。前に進めないと夢で終わる」などと述べた。さらに「報告書を精査し、町の未来にメリットがあるなら、任意協を設置する」と述べた。住民に対しても「説明会や集会を繰り返し行う」とした。

 報告書に明確な記述がなかった同町への区役所設置については「このままでは判断できないので、熊本市と直接話し合いたい」と語った。

 益城町の人口は約3万3000人。熊本市(約67万人)と合併すれば、市は合併特例法で認められている政令市の条件「人口70万人」を満たせる。幸山市長は「市としては次のステップに進みたい」と改めて意欲を示した。【結城かほる】

毎日新聞 2008年4月3日 地方版

3703とはずがたり:2008/04/04(金) 21:47:31
<北関東>群馬県

清水の生臭さ(=個人的な解釈だと節操の無さと云う事かと)は相当のものと喝破した片言丸氏http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1146286762/1630が此処で一言論評。

清水・太田市長:一転、続投に意欲 「国政転身」姿勢にぶれ /群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080404ddlk10010040000c.html

 次期衆院選への出馬を表明し今期限りの市長引退も明言していた太田市の清水聖義市長(66)が一転、「国政より新市の誕生を」と市長続投に意欲を示す姿勢に転じたことが3日、分かった。背景には、いったん白紙になった太田市と大泉町との合併問題が、町民から「合併協議会設置請求書」が出されるなど再燃してきた事情がある。国政に転じた場合に競合する自民党の谷津義男元農相(衆院群馬3区)の去就問題も絡み、複雑な県内政治事情が、清水氏の態度をぶれさせる要因になっている。

 清水市長は毎日新聞の取材に対し「国政より隣町との合併問題のほうが市民にとっては大事だ。市民に『合併しますか』と問い、イエスなら05年に1市3町が合併した際の経験を生かしたい」と、大泉町との合併に意欲を示した。

 市にとって隣町との合併は「自然の成り行き」ととらえ、市総務部に合併を検討する「特命事項課」を1日に発足させ推進を図る。

 一方、長谷川洋・大泉町長は「合併には町民の理解が必要」と慎重な構えだが、同町議会は18人の町議全員がメンバーの合併問題調査特別委員会を設け、太田市議会と協議を重ねるなど、活発に活動している。

 また、国政に転じても谷津氏の地盤を継承できる保証はなく、政治的なリスクは大きい。今年初めには、谷津氏との調整が不調な場合、無所属でも出馬する意向を示唆したが、福田康夫首相が早期の衆院解散・総選挙に慎重な姿勢を示していることもあり、決断に迷いが生じているようだ。【佐藤貢】

毎日新聞 2008年4月4日 地方版

3704とはずがたり:2008/04/04(金) 21:49:26
<九州・沖縄>福岡県

市町村合併:粕屋郡6町の「合併研究会」、解散 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080402ddlk40010283000c.html

 粕屋郡の宇美、篠栗、志免、須恵、久山、粕屋の6町長でつくる「合併研究会」(会長代行、南里辰己志免町長)が3月31日、解散した。これに伴い、粕屋町に置いていた事務局も閉鎖された。

 6町は合併新法の期限(10年3月末)内の合併を目指すため06年10月、合併研を発足。07年1月には事務局を開設。法定合併協議会(法定協)の設置に向けて各町の人口、財政、地理などの基礎的データを作っていた。

 しかし昨年12月、久山、粕屋の両町議会が法定協設置議案を否決したため合併構想は白紙に戻った。【中原剛】

〔福岡都市圏版〕

毎日新聞 2008年4月2日 地方版

3705とはずがたり:2008/04/06(日) 09:22:34
<東海>静岡県

南伊豆地区の合併問題:松崎の住民、合併協設置求め署名簿 町選管に提出 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20080405ddlk22010139000c.html

 1市3町(下田市、松崎、南伊豆、河津町)の枠組みでの法定合併協議会設置議案を町議会が2度否決した松崎町で4日、同町岩地、民宿業、斎藤省一さん(66)が、住民発議による合併協設置を求める署名簿を町選挙管理委員会(船津今夫委員長)に提出した。

 3月28日から5日間で671人の署名が集まった。住民発議には3月1日現在の選挙人名簿登録者数7049人の50分の1に当たる141人が必要だが、その5倍近くに達した。

 署名簿は選管の審査を経て庁舎内で縦覧され、異議がなければ斎藤さんに返付される。その後、斎藤さんが深沢進町長に直接請求し、深沢町長は他の1市2町に同議案を各議会に付議するかどうかを照会。「付議する」との回答があれば1市3町の議会で同議案が審議される。

 松崎町議会は先月、斎藤さんらが集めた3424人の署名を受けた深沢町長の再提案を否決している。斎藤さんは「住民の意向は署名数にはっきり表れている。今度否決されれば、議会の解散を求める運動を視野に入れる」と話している。【中村隆】

毎日新聞 2008年4月5日 地方版

3706とはずがたり:2008/04/09(水) 12:24:04
<東海・首都圏>静岡県

法律的には静岡県は首都圏にはいっていないのだけど東部伊豆は首都圏の一端を担っているといっても良いであろう。

合併推進署名提出に「町民の関心高い」 松崎町長
2008/04/05
http://www.shizushin.com/local_east/20080405000000000034.htm

 松崎町議会が2度否決した賀茂地区1市3町(下田市、河津、南伊豆、松崎町)の合併協議会設置を求める署名が4日、町民有志から同町選挙管理委員会へ提出されたことを受け、深沢進町長は「法的な手続きが済んだら、議会へ合併協の設置議案を付議する」と語り、同枠組みでの合併を進めていく意向をあらためて強調した。
 今回提出された署名数は、合併協の設置請求に必要な有権者の50分の1(141人)を大幅に上回る671人。深沢町長は「町民の関心が高くなっている。反対した議員に正面から当たり、協議会の必要性を訴えたい」と述べた。3度目の否決になった場合は、「本来、合併協の是非を投票で問うのは好ましくないが、協議の入り口での拒否はノーマル(普通)ではない」とし、住民投票の実施を請求する考えを示した。
 同選管は即日、署名の有効性などを調べる審査に入った。早ければ来週中に審査を終えて署名の縦覧を行い、請求代表者の斎藤省一さん(66)が4月中にも深沢町長へ合併協設置を本請求する見通し。

3707とはずがたり:2008/04/12(土) 00:37:20
<東海・甲信越>長野県

市町村合併:清内路村で住民説明会始まる 阿智村も21日から /長野
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20080411ddlk20010139000c.html

 阿智村との合併協議を進めている清内路村で9日夜から、両村の任意合併協議会の住民説明会が始まった。3月末に出した合併後の公共サービスなどの協議結果について報告するもので、住民約50人が参加した。

 説明会は14日まで6回実施し、合併の可否を問う住民投票(23日告示、5月4日投開票)を行う。阿智村も説明会を21日から52カ所で開く。

 桜井久江村長が「財政健全化に努力しているが、住民サービスも低下している。20、30年後を見据えた地域づくりを考えて合併を選択したい」と経緯を説明した。阿智村への編入合併になることや固定資産税率や水道料金などが阿智村の基準に変更されるなど合併後の村の姿を説明した。

 これに対し、住民からは「数字だけでは合併の具体的姿がイメージできない」などの質問が出たが、合併の賛否に関する意見はなかった。【仲村隆】

毎日新聞 2008年4月11日 地方版

3708とはずがたり:2008/04/12(土) 00:39:34
<九州・沖縄>福岡県北九州地区

中間市民が議会を全員リコールして誠意を見せるべきである。
北九州も人口をここらで増やしておきたいところの筈

中間市長が合併意見照会 北九州市長「慎重に検討」 議会付議、7月までに回答
2008年4月11日 11:04 カテゴリー:九州・山口 > 福岡
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/15565

 中間市の松下俊男市長は10日、同市の住民グループによる合併協議会設置の本請求を受け、北九州市の北橋健治市長に合併特例法に基づく意見照会をした。両市は2004年、合併の一歩手前まで進みながら、中間市議会の反対で破談した経緯があるだけに、両市ともに幹部や市議会からは慎重な声が多く聞かれた。

 「合併協設置は過去の経緯もあり、中間市議会や市役所にもいろんな意見があるようだ。時間があるので慎重に検討させていただく」。意見照会を受け協議会設置の判断を求められた北橋市長は、記者団に神妙に語った。

 両市は04年11月、合併協定書に調印したものの、合併後も議員がそのまま残る在任特例を認められなかった中間市議会が関連議案を否決。その後就任した松下市長は今年3月、市議会で「独自のまちづくりを放棄し、北九州市に請うような合併は考えていない」と答弁している。

 今回の本請求には全有権者の15%にあたる5897人の署名が集まり、市民からは「合併すれば財政面や住環境の整備で改善が期待できる」との声も上がる。だが、中間市議会内は現時点での合併には否定的な声が大勢。ある市議は「中間側が合併を否定してまだ3年。お互い心情的なしこりもある」と語る。

 北九州市側にも事情がある。道州制をにらんで将来の合併の必要性を認める声があるものの、今後は合併特例債ほどの財政措置は受けられず「09年度に財政危機のピークを迎え、中間市にカネを回す余裕はない」(市議)と消極的な声が根強い。

 北橋市長は90日以内(7月9日まで)に、合併協設置について市議会に付議するかどうかを中間市側に回答する。

=2008/04/11付 西日本新聞朝刊=

3709とはずがたり:2008/04/12(土) 00:41:38
<九州・沖縄>福岡県北九州地区
>>3708
そもそも政令指定都市と一般市では市議1人の重みが全然違うから中間市議会の反応はエゴ以外の何者でもない。

市町村合併:北橋・北九州市長「慎重に検討を」 中間市の合併協設置照会受け /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080411ddlk40010615000c.html

 中間市の松下俊男市長が10日、北九州市の北橋健治市長に対し合併協議会の設置を意見照会したことを受け、北橋市長は市議会に協議会設置を付託するかしないか、回答期限の7月9日までに結論を出すことになった。

 中間市の「中間市と北九州市との合併を実現する会」(代表・佐々木晴一市議)が設置を直接請求したのに伴う手続き。請求には、中間市民5897人が署名を寄せた。

 松下市長は北橋市長に意見照会の書面を手渡し、会が合併新法の期限(2010年3月末)までの実現を希望していることなどを伝えた。

 両市の合併構想はこれまで3回浮上。前回は中間市の住民投票で合併賛成が多数を占め、04年1月に合併協を設置して協議したが、中間市議会が合併議案を否決して白紙となった経緯がある。北橋市長は「署名された中間市民の意志は重く受け止めたい。しかし合併協設置となると、過去の経緯もあって中間市役所内にもいろいろな意見があるし、こちらも100万都市としてどんなメリットがあるかなど慎重に検討したい」と述べるにとどまった。【長谷川容子】

〔北九州版〕

毎日新聞 2008年4月11日 地方版

3710とはずがたり:2008/04/12(土) 00:49:48
<九州・沖縄>熊本県

宇土市とも合併して旧郡名の宇土区・益城区を設置しよう♪
更には飽田区・託麻区も。こっちはあんま馴染みがないかな。。併せた飽託区でも可♪

市町村合併:熊本市と益城町、合併協設置に合意 政令市に一歩前進 /熊本
http://mainichi.jp/area/kumamoto/news/20080411ddlk43010485000c.html

 合併による政令指定都市入りを目指す熊本市の幸山政史市長と、同市から合併を持ちかけられている益城町の住永幸三郎町長は10日、同町役場で会談し、任意合併協議会の設置に正式に合意した。設置時期は今後決める。幸山市長は「合併協ができれば政令市を前提とした協議ができる。非常にうれしく思う」と合意を歓迎し、住永町長は「住民に(合併の是非の)判断材料を提供する」と述べた。

 両市町長は、会談後に会見した。住永町長は合併するかどうかは「白紙」としながらも「町には高速道路のインターチェンジや空港、広大な土地と水資源がありながら、人口は増えず、企業立地も進んでいない。政令市化は町の発展に希望が持てる課題」と語った。幸山市長は「合併効果だけでなく、政令市移行による具体的な効果を益城町に示せるよう協議したい」と応じた。

 熊本市(人口約66万8000人)は10月に富合町(約8000人)と合併するほか、城南町(約1万9000人)とも任意協を設けている。益城町(約3万3000人)との合併が実現すれば、合併特例法で認められた政令指定都市移行の条件「人口70万人」を満たす。【結城かほる】

毎日新聞 2008年4月11日 地方版

3711とはずがたり:2008/04/13(日) 23:58:54
<九州・沖縄>長崎県

取り敢えずは小合併でも良いから実現する姿勢は評価できる。けどこの流れでは佐々が応じる状況にはならんでしょうなぁ。

市町村合併:佐世保市長、合併協議を佐々町長に要請 江迎、鹿町と1市3町 /長崎
http://mainichi.jp/area/nagasaki/news/20080412ddlk42010526000c.html

 佐世保市の朝長則男市長は11日、同市と佐々、江迎、鹿町の1市3町による合併協議を申し入れる文書を関耕二・佐々町長に渡した。市が可能性を探っていた、小値賀町や東彼杵3町を含めた広域合併が困難なため、規模を縮小して段階的に進めることにしたという。

 市合併地域行政課によると、朝長市長は9日から1、2月に合併協議を打診した5町を回り、町長の意向を尋ねている。11日までに川棚、佐々、波佐見、東彼杵の各町を訪問し、小値賀町は電話した。5町いずれも合併に消極的な姿勢であることを確認した。

 関町長は「合併するなら佐世保市だが、まだその時期ではない」との従来の意思を改めて示したという。小値賀町は18日に市長が訪問し、正式に意向を確認する。【山下誠吾】

〔佐世保版〕
毎日新聞 2008年4月12日 地方版

3712名無しさん:2008/04/15(火) 16:48:51
誰か大阪門真〜古川橋あたりで
大人のおもちゃ売ってるところ
教えてください!
この春越してきたばっかりなので
ここらさっぱりなんです・・

3713片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/04/15(火) 17:22:34
>>3703
清水市長は、「女だったら誰でもいい」的な感じですね。
これに類したものに、「大きな目的達成のためなら、味方を斬ることも辞さない」というものがありますが、
少なくとも、前者はマキャベリストと評価するには至らない気がします。
何らかの政策に結びつく以前の当人の特性として、生臭い=節操がない、そんな感じでしょう。

3714とはずがたり:2008/04/15(火) 21:57:45
>>3713
解説あざーす。
日本新党から出たりと何となく清新な印象を持ってたんですが一挙手一投足見てると片言丸さんのご指摘が非常にしっくりと来ます。
ウオッチしてなかったんですが知事選の時の行動とかもずっとこんな感じだったんですな。

3715とはずがたり:2008/04/16(水) 01:01:11
<東海・首都圏・甲信越>山梨県

市町村合併:増穂町特委「鰍沢と法定協設置を」 町長への要請採決 /山梨
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20080415ddlk19010050000c.html

 増穂町の市町村合併特別委員会(秋山由正委員長)は14日、志村学町長に対し、鰍沢町との法定合併協議会の設置を要請することを賛成多数で採決した。市川三郷町と鰍沢町との3町合併を目指す志村町長は、鰍沢町との先行合併に前向きの姿勢を示しており、増穂、鰍沢両町の合併の動きが一気に加速することになりそうだ。

 法定協を巡っては04年、鰍沢町議会(全会一致)と増穂町議会が(賛成8、反対7)が設置議案を可決した。しかし、増穂町が合併の是非を問うために実施した住民投票で合併反対が賛成を上回り、同町議会が「合併は消滅した」との文書を鰍沢町議会に提出し、法定協の設置はこう着状態に陥っていた。

 合併特別委では、志村町長が、市町村合併の流れや両町の財政力指数などを比較した資料を町議らに配布し、説明した。合併に反対する町議からは「まず民意を聞いて法定協の設置ではないのか」などの意見が出されたが、3町合併を公約に掲げている志村町長は「選挙が直近の民意」として、改めて住民投票は行わない方針を示した。

 志村町長は「委員会からの要請がくれば、すぐにでも鰍沢町と合併に向けた協議を本格化させたい」と話した。【沢田勇】

毎日新聞 2008年4月15日 地方版

3716とはずがたり:2008/04/16(水) 20:59:36
<東北・北海道>岩手県

釜石市、大槌町で合併調査 県主体の実施要請
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080415_3

 釜石市の野田武則市長と大槌町の加藤宏暉町長は14日、釜石地方振興局に対し、県が主体となった合併に関する住民意向調査の実施を要請した。これを受け今後、3者共同で住民向けの説明資料を作成、本年度上半期内にアンケートを実施する予定だ。旧合併特例法下から動きのなかった両市町にとって、両首長が足並みをそろえた今回の要請は新たな展開ともいえ、今後の推移が注目される。

 釜石市は野田市長ら5人、大槌町は加藤町長ら2人が釜石市新町の釜石地方振興局を訪れ、若林治男局長に要請した。

 野田市長は「アンケートをするなら同じ内容の方が客観性が高い。振興局中心に進めてもらえるとありがたい」と説明。若林局長は「住民への説明を行い、丁寧に進めないといけない。協力は惜しまない」と応じた。

 今後は2010年3月末の合併新法の期限をにらみ、早急に準備に着手。振興局、市、町が共同で、情報提供のための資料を作成。各地区で住民説明会を開き、上半期内にアンケートを実施、結果をまとめる。

 両市町の合併をめぐっては、大槌町が旧合併特例法下で「当面自立」を選択。合併新法で県は「釜石市・大槌町」の枠組みを示したが、これまで大きな動きはみられなかった。

 野田市長は昨年秋の就任当初から合併推進の姿勢を打ち出し、今年1月の県市町村合併推進審議会の意見聴取に対し「新法の期限内にきちんとした方向を見いだしたい」との意欲を示した。

 一方、加藤町長も昨年春の町長選で「合併に関して町民の意向把握に努める」と公約に掲げたが、昨年9月の談合問題の影響で手つかずの状態となっており、県への要請は時機が一致した形だ。

 両市町の合併問題は大槌町内の住民意向が大きな焦点。加藤町長は「あくまで町民の意向把握が目的。それなら共通の内容でアンケートした方がいいということだ」と強調している。

(2008/04/15)

3717とはずがたり:2008/04/17(木) 21:34:43
<北関東>群馬県

市町村合併:清水・太田市長、大泉町と合併に意欲 /群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080417ddlk10010015000c.html

 太田市の清水聖義市長は16日の記者会見で、大泉町との合併問題について「5月の大型連休前に記者会見を開き、今後の予定を明らかにする」と述べ、両市町の合併実現に意欲を示した。

 清水市長は「双方が合併の手順を熟知しており、スムーズに行くと思う。両議会にも近く報告し、任意協議会を発足させる。来春には間に合わないと思うが、早急に話を進めたい」と話した。

 合併が実現すれば人口約25万5000人。工業出荷額は約2兆8000億円で全国9位(太田商工会議所調べ)の工業都市になる。次期衆院選への出馬表明から一転、次期市長選に意欲を示しているのも、合併問題が影響しているようだ。

 合併をめぐっては、大泉町の一部住民が今月初めに合併協議会設立のための住民署名運動を始めていたが、関係者によると「対等合併」で協議が進む見通しになり、署名運動は中止になった。ただ、両市町の首長や議会の任期も絡み、実際の合併協議がスムーズに進むかは不透明な部分も残っている。【佐藤貢】

毎日新聞 2008年4月17日 地方版

3718とはずがたり:2008/04/17(木) 21:36:22
<北関東>群馬県
>>3717

太田・大泉合併、協議へ
清水市長「10年3月までが目標」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20080416-OYT8T00918.htm

 太田市の清水聖義市長は16日の定例記者会見で、大泉町と合併協議に近く入る見通しがついたことを明らかにした。詳細な説明は避けながらも、「大型連休前には『任意合併協議会の設置で合意した』と発表したい」とし、「新設(対等)合併方式で、新合併特例法の期限内の2010年3月末までに、できるだけ早く実現したい」と話した。

 太田市長の任期満了は09年4月で、清水氏は次期衆院選出馬に意欲を見せていたが、出馬などに関しては「合併協議を始め、大泉町民の意向を聞きながら決めたい」と明言を避けた。

 両市町の議会は1年前に、それぞれに合併に関する調査・検討を始め、今年3月下旬には清水市長が大泉町の長谷川洋町長に文書で合併の検討を要望。今月3日に、同町の住民有志が住民発議による合併協議会設置請求に向けた署名活動を始めていた。

 長谷川町長は自立を掲げて再選され、「町民の意向を見極めたい」としてきたが、同町関係者によると、09年春の町長選で3選を果たした後に同市との合併に取り組む意向を固めた。署名活動を進めていた有志も今月15日、「町長の意思が確認できた」(青木定雄代表)として活動を中止した。

 同町の大野弘副町長は16日、取材に「議会の意見を聞く必要もあり、コメントできない」と話した。
(2008年4月17日 読売新聞)

3719とはずがたり:2008/04/17(木) 21:36:32

<北関東>栃木県

市町村合併:県南で合併巡る動き相次ぐ /栃木
 ◇岩舟で住民アンケ結果を発表/栃木では1市5町首長懇談会
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20080417ddlk09010072000c.html

 県内で広域合併の動きから取り残されていた南部地区で、合併を巡る動きが15〜16日、岩舟町と栃木市で相次ぎ起きた。岩舟町は16日、合併の組み合わせを初めて住民に問うアンケートの集計結果を発表し、ほぼ5割の回答者が、県の合併推進構想である2市6町もしくは1市5町の組み合わせを選んだ。しかし、佐野市との合併を望む住民も4割以上にのぼり、住民の意向は多様である実態が明らかになった。

 アンケートは3月5〜25日、無作為抽出した20歳以上の岩舟町民6000人を対象に実施した。回収率は74%。合併の是非については賛成の回答が90%と多く、反対が9%だった。組み合わせについては、45%が佐野市と回答。1市5町(栃木、岩舟、西方、大平、藤岡、都賀)が32%、2市6町(1市5町と小山、野木)が18%だった。

 同日会見した栃木実町長は「個人的には、混乱が起きないのであれば、現在の広域行政の枠組み(1市5町)が良いと思う。ただ(どの枠組みに絞り込むかは)議会との意見調整もある。夏ごろまでには取りまとめないと」と話した。

 一方、栃木市では、岩舟町も含めた1市5町の首長による「栃木地区広域行政圏首長懇談会」が15日開かれ、次回から合併問題について協議していくことを決めた。懇談会は各地域の課題やまちづくりについて意見交換をする場として07年9月に設けられていた。【中村藍】

毎日新聞 2008年4月17日 地方版

3720とはずがたり:2008/04/17(木) 21:37:38
<東海・首都圏>静岡県伊豆地方

南伊豆地区の合併問題:署名簿を返付、きょう本請求へ−−松崎町選管 /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20080417ddlk22010187000c.html

 1市3町(下田市、松崎、南伊豆、河津町)の枠組みでの法定合併協議会設置議案を町議会が2度否決した松崎町で16日、同町選挙管理委員会(船津今夫委員長)が、住民発議による合併協設置を求める署名簿を提出者の同町岩地、民宿業、斎藤省一さん(66)に返付した。

 署名簿は同選管が審査した結果、署名者数691人のうち、本人以外の署名などによる無効署名18を除く673人分が有効とされ、住民発議に必要な141人を大きく上回った。1週間の縦覧期間中の縦覧者は3人で、異議申し立てはなかった。

 斎藤さんは17日に深沢進町長に本請求を行い、同町は他の1市2町に対し、文書で同案を各議会に付議するかどうかを照会する。3市町から付議するとの回答があれば4市町の議会で同案を審議する。【中村隆】

毎日新聞 2008年4月17日 地方版

3721とはずがたり:2008/04/19(土) 19:18:39
<東北・北海道>岩手県

合併第2幕
〈1〉効果への疑念 「一極集中」嘆きの声も
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1206204359354_02/news/20080323-OYT8T00136.htm

 県庁近くの会議施設で17日開かれた県の市町村合併推進審議会。合併推進に軸足を置いた答申案が了承されると、審議会委員の稲葉暉(あきら)・一戸町長がおもむろに手を挙げた。「この会合とは別にお渡ししたい資料がある」。各委員の手元に配られたのは、町村会が合併の効果について独自に行った調査結果の概要が記されたものだった。

 「合併しないで済むなら、しない方がいい」。A4判5ページの文書には、合併後の旧町村長らの言葉が太字で強調されていた。
      ◇
 「平成の大合併」で2001年に大船渡市と合併した旧三陸町。人の流れの中心だった旧町役場は、現在も大船渡市役所の支所として残っている。しかし、職員の数は155人から37人に減り、役場前の目抜き通りも急激にさびれた。

 商店経営の男性(54)は「市の中心が遠くなり、取り残された気がする」とぼやく。飲食店経営の女性(69)は「以前は役場からも人が来てくれた。今では、少ない日で客は3人くらい」とあきらめ顔だ。しわ寄せは商店街だけではない。旧町内の建設会社社長(58)は「旧町内で行われた市発注工事のうち、6割以上が大船渡の業者にもっていかれた。うちの会社もこの2年で1件しか取れていない」とこちらも嘆き節だ。

 市は「確かに公共工事の受注競争は厳しくなったかもしれないが、その分、行政コストの削減が進んだ面もある」(財政課)と理解を求める。

 合併を推進した及川和也元町議(69)は「漁港に作業場ができたり、道路が整備されたり、旧町内にも少なからず恩恵はある」と強調しながらも、「住民は町の財政が破たん寸前だったことをよく知らず、合併後も不自由なく暮らせているので、効果を実感しにくいのかもしれない」と推し量る。
      ◇
 これとは対照的に、旧大船渡市の中心部では、合併効果が目に見えて現れている。今秋完成予定の市民文化会館には、合併による財政補助を活用し、約50億円が投じられる。約1100人収容の大ホールや展示ギャラリーのほか、市立図書館も併設される。

 甘竹勝郎市長は昨年12月の「気仙サミット」でも、同席した陸前高田市長と住田町長を前に、こうした合併効果を強調するなどし、「歴史的に同じ背景を持つだけでなく、経済的な結びつきが強い。気仙は一つという気持ちは強い」と、さらなる合併を呼びかけた。

 県も3市町の合併により、国から受けられる交付税額について、「08年度中の合併で113億円、09年度中で89億円、それ以降は支払われない」との試算結果を公表するなどして後押しする。合併特例新法の期限が10年3月に迫り、「合併か自立か、今が真剣に考える最後のチャンス」(県市町村課)との思いがある。

 一方の当事者たちの思いは別だ。陸前高田市の中里長門市長は、「合併するには互いに信頼関係を築く必要があるが、まだその段階に達していない」。住田町の多田欣一町長も、「住田の財政は他市町村に比べてずっと健全。遠野や釜石との関係も強くなっている」と冷ややかな視線を送る。

 両市町の脳裏をかすめるのはやはり、合併後の旧三陸町の変わり様だ。陸前高田商工会の阿部勝也会長は「将来的な合併は避けては通れない」としながら、こうクギを刺した。「大船渡と陸前高田には今でも格差がある。合併でさらに一極集中になれば、目も当てられなくなる」

(2008年3月18日 読売新聞)

3722とはずがたり:2008/04/19(土) 19:27:38
<東北・北海道>岩手県

紫波だの滝沢だのに相手にしてもらえない盛岡であるが,折角門馬村は盛岡にお願いしたのに袖にしてたんかよ。
まぁ除雪費用なんかを考えて嫌がる気持ちも解るが。。

合併第2幕
〈3〉住民の意向 広すぎて、「村分割」も続出
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/iwate/feature/morioka1206204359354_02/news/20080323-OYT8T00140.htm

 辺りはまだ暗闇に包まれた午前4時、川井村門馬の佐羽内浩さん(48)が白い息を吐きながら自宅から出てきた。車のエンジンをかけると、ヘッドライトの向こうに、黒い山々が浮かび上がる。調理師の佐羽内さんが向かうのは、勤め先の病院だ。約40キロ離れた盛岡市まで、20年近くこうして通っている。

 「冬は道が凍って大変だけど、家族のためだしね」。そう言って笑うと、家の前を通る国道106号に車を乗り入れ、病院へと急いだ。

 人口3300人の川井村は面積563平方キロ・メートル。村としては本州第3位の広さを持つ。東西を宮古市と盛岡市に挟まれ、村民の生活圏も、東と西でほぼ二つに分かれる。

 盛岡市内に毎朝通勤し、2人の子供もバスで同市内の高校と看護学校に通学する佐羽内さん一家は、さしずめ“盛岡派”だ。

 村の高齢化率41・98%は県内で最も高い。林業以外に目立った産業はなく、人口減少も進む。内舘勝則村長は昨年7月の村長選で「合併推進」を公約に掲げ、対立候補を200票余の小差で振り切って初当選した。11月には宮古市へ合併に関する事務レベルの検討会設置を申し入れ、熊坂義裕市長もこれに応じた。

 内舘村長は、宮古との合併を選んだ理由について「住民同士の結びつきが強い」と説明する。今年2月以降、村内21か所で住民説明会を開き、「多くの村民の理解を得られた」として、近く合併協議会の設置を村議会に提案する考えだ。

 ただ、佐羽内さんの住む門馬地区での説明会では、村を分割して一部を盛岡市と合併する「分村合併」や、単独村政を望む意見が続出した。佐羽内さんも「もし合併できるなら、盛岡の方がいい」と思っているが、「こっちが望んでも、相手が受け入れてくれるのかどうか……」というのが実感だ。

 一方、秋波を送られた形の盛岡市の谷藤裕明市長は「十分な議論を」と述べるにとどめるなど、静観の構えを崩さない。06年に旧玉山村と合併したばかりの同市の目は、滝沢村や矢巾町などとの合併に向いている。

 仮に峠を隔てた川井村と合併すれば、除雪費用などで膨大な行政コストが生じる。分村合併となれば、どこで村を分割するかという新たな問題も生じる。

 川井村は1955年に3村が合併してできたが、旧門馬村は当時、盛岡市との合併を望んだものの、同市から受け入れを拒否された経緯がある。村の杉下一雄総務課長は「門馬地区の住民の意向は心情的にはわかるが、境界の議論だけで1、2年はかかるだろう」と宮古市への編入合併に理解を求める。

 来月20日には村議選が行われる予定だ。合併の是非は最大の争点だが、今のところ盛岡市との合併を主張する候補予定者は少ない。

 住民の意向をどこまでくみ取るのか――。合併は、地方自治にとって永遠とも言える課題を突き付けている。
(2008年3月20日 読売新聞)

3723とはずがたり:2008/04/19(土) 19:29:08
<東北・北海道>岩手県

http://www.mapion.co.jp/map/admi03.html

合併第2幕
〈5〉冷めた視線 盛岡広域圏「はれ物」に (3月22日)>>3665
〈4〉駆け引き 世界遺産平泉「こちらに」 (3月21日)>>3647
〈3〉住民の意向 広すぎて、「村分割」も続出 (3月20日)>>3722
〈2〉独立自尊の行方 見通しないまま消極論 (3月19日)>>3641
〈1〉効果への疑念 「一極集中」嘆きの声も (3月18日)>>3721

3724とはずがたり:2008/04/19(土) 22:04:32
<北陸・甲信越>新潟県

政令指定都市を含まない県議会みたいな定数やな。。
ひどいあんばらんす。立候補表明者が6人しか定数を上回って居ないと云う事は13ある1〜2人区の殆どが無投票できまるんか?それにして14市町村だったら150人は市町村議いたでしょうからだいぶ経費の削減にはつながってるだろうけど。
ともかく妙高市との入り組んだ市域がちょいと問題の上越市。

選挙:上越市議選 あす告示 特例措置で選挙区、旧市町村ごとに /新潟
http://mainichi.jp/area/niigata/news/20080419ddlk15010080000c.html

 任期満了に伴う上越市議選(定数48)は20日告示される。05年1月の14市町村合併に伴う特例措置として、旧市町村ごとに選挙区を設ける。これまでに14選挙区で計54人が立候補の意向を示している。

 内訳は、合併前上越市区(定数30)31人▽安塚区(1)1人▽浦川原区(1)1人▽大島区(1)1人▽牧区(1)1人▽柿崎区(3)3人▽大潟区(2)2人▽頸城区(2)4人▽吉川区(1)2人▽中郷区(1)1人▽板倉区(2)2人▽清里区(1)1人▽三和区(1)1人▽名立区(1)3人。

 届け出は20日午前8時半〜午後5時、選挙区ごとの会場で受け付ける。投票は27日で、即日開票される。3月1日現在の有権者数は16万8268人(男8万1013人、女8万7255人)。【新井敦】

毎日新聞 2008年4月19日 地方版

3725とはずがたり:2008/04/22(火) 09:17:28
<関東・甲信越>長野県

無投票再選の小諸市長 「合併への説明に努める」
http://209.85.175.104/search?q=cache:ExGlx_klbOQJ:www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/news/20080408-OYT8T00101.htm

 無投票で小諸市長に再選された芹沢勤氏(67)が7日、小諸市内の自宅で記者会見し、「合併が必要という前提で、住民と周辺自治体への説明に努めたい」と、2期目に向けた決意を語った。

 「三位一体改革による地方交付税の減額もあり、自治体は、ある程度の規模が必要だ」と、改めて「10万人規模での合併」の必要性を強調した。御代田町の茂木祐司町長に合併を持ちかけて、反対されたことを明かし、「(合併が)大変厳しいことは承知しているが、年内には、周辺自治体の首長との話し合いを始めたい」と述べた。

 また、御代田町、軽井沢町と共同で進めるゴミ処理施設については、「行政が責任をもってやらなくてはいけないこと」とした上で、公共施設の建設や道路整備を条件に、建設受け入れを希望する地域を市内で募る考えがあることを明らかにした。

 市長選のために掲げた自身のマニフェストについては、「年に一度、後援会の会報などを通じて、実施状況を報告したい」とした。
(2008年4月8日 読売新聞)

3726とはずがたり:2008/04/22(火) 09:19:02
<東北・北海道>北海道

合併というより行政改革だね。

>道は支庁再編に先立ち、現在の道議選の区割りを維持するため、
道議だけ優遇されるのはおかしいんでないかヽ(`Д´)ノ

動きだす支庁再編論議 道議会自民 道改革案 6月めど意見集約(04/09 00:32)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/86168.html

 道議会自民党・道民会議は八日、十四支庁を九総合振興局に再編する道の支庁制度改革案について、六月開会予定の第二回定例道議会をめどに会派の意見をまとめることを決めた。内容の修正を求める可能性は残しつつも、基本的には道の案を了承する方向に道筋を付けたもので、同会派の反発で条例案提出が先送りされてきた支庁再編論議は大きく動きだすことになった。

 自民党は昨年六月に支庁制度改革検討協議会(神戸典臣会長)を設置し協議を続けてきたが、地方の強い反発を受け、会派内の調整は難航していた。しかし、同日開いた協議会の全体会議で、神戸会長は、高橋はるみ知事が次期定例道議会での条例案提出を目指していることを踏まえ、「そろそろ会派の方向性をまとめなければならない」と発言。「道議会与党の責任論」を強調し、議論を進めることに理解を求めた。

 道は支庁再編に先立ち、現在の道議選の区割りを維持するため、公職選挙法の改正を国に求める方針。国会日程などを考慮すると、知事が目指す来年度の新体制移行を実現するには、次期定例道議会が条例案提出の期限となる公算が大きい。

 こうした状況を踏まえ全体会議では、道案を前提とした上で、「総合振興局に予算の要求権や執行権を持たせるべきだ」「再編に水を差す気はないが、地域のことをもっと考えることが必要」など、地域振興策の充実を求める意見が相次いだ。

 一方で、「総合振興局と振興局、市町村の役割をもう一度調査するべきだ」「総合振興局と振興局に差別する再編案はおかしい」など、道に根本的な再検討を求める発言もあり、今後の論議に火種を残した。

3727とはずがたり:2008/04/22(火) 12:21:50
<九州・沖縄>鹿児島県

前回の合併構想でも姶良町議会は加治木の運動公園用地に文句を付けて合併協議を破綻させている>>738
今回も禍根を残しそうだなぁ。。何でこんなに強気なんだ?蒲生町は鹿児島との合併を模索したこともある>>2003し逃げられかねない。。姶良町では町長が自殺もしている>>2240
加治木は霧島市,蒲生は鹿児島市と合併してしまってもええんではないのかね?
一応加治木町長選で新人が当選し>>3006,合併協へと進んだ経緯がある>>3351
新市名は姶良市>>3536と何処迄も姶良町の意向が通るようである。

蒲生町、道の駅計画凍結 協議2町と確認
合併実現へ「新市で検討」
(04/22 07:34)
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=10316

 蒲生町は、同町久末に第3セクター方式で計画していた「道の駅かもう」事業を凍結する。合併協議中の蒲生、姶良、加治木の町長、議長が21日、加治木町の西姶良クリーンセンターで「3町合併実現のために、道の駅計画は合併後の新市で検討する」との確認書に調印した。

蒲生町が第3セクター方式で計画していた「道の駅」の建設予定地=21日、同町久末
 道の駅は、県道鹿児島−蒲生線沿いの敷地約6万3000平方メートルに計画。総事業費約13億3600万円のうち、3億円程度は農林水産省の交付金による調達を見込んでいた。蒲生町が200万円、同町商工会が10万円、同町で温泉付き分譲団地「おおくすタウン」などを開発したキョクヨウ(蒲生町)が170万円を出資し、1月に「フォンタナの丘かもう株式会社」を設立していた。
 確認書は「道の駅と付帯施設の整備構想は、3町合併実現のために新市で検討し、合併協議中は農山漁村活性化支援交付金の申請は行わない」との内容。3町長が書名、押印し、3議長が立会人として署名した。
 蒲生町の厚地和幸町長は「過疎地の活性化策に理解が得られず残念。合併実現を最優先した結果で、(凍結は)苦渋の決断」と述べた。任意合併協議会の会長を務める城光寺俊和姶良町長は「合併に支障があるとされた計画を蒲生町が凍結したので、9、10月ごろをめどに法定協議会に移行できるのではないか」との見方を示した。
 同計画については、姶良町議会が昨年11月、「合併に支障がある」との申し入れを蒲生町に対して行っていた。

3728とはずがたり:2008/04/22(火) 12:22:37
<近畿>和歌山県

う〜む,盛り上がらんねぇ。

橋本市と伊都郡3町との合併協議見送り 和歌山
2008.4.22 03:57
http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/wakayama/080422/wky0804220359009-n1.htm

 和歌山県が示していた橋本市とかつらぎ、九度山、高野各町との合併構想について、4市町の首長会が21日開かれ、平成22年3月末までの合併特例法期限を見据えた、この枠組みでの合併協議を見送るとの結論に達した。今後は県の構想以外での合併も検討するという。

 仁坂吉伸知事は「合併協議見送りは残念だが、県としては尊重したい。1市3町での合併協議は困難となったが、合併の取り組みは支援する」とのコメントを出した。

09年度までの合併断念
橋本など1市3町「民意盛り上がらず」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20080421-OYT8T00817.htm

 県が合併の枠組みとして提示している橋本市、かつらぎ町、高野町、九度山町の首長会が21日、橋本市の県伊都振興局で行われ、合併特例法の期限(2010年3月末)までの合併について、協議を断念することを決めた。

 首長会では、「橋本市が旧高野口町と、かつらぎ町が旧花園村と合併したばかり。民意が盛り上がっていない」などの意見が大勢を占めた。今後は、県から示された枠組み以外の組み合わせや、期限後の合併なども含めて検討していく。

 仁坂知事は「誠に残念だが、法期限内での新たな枠組みの合併協議を期待する」とコメントした。
(2008年4月22日 読売新聞)

3729とはずがたり:2008/04/24(木) 00:15:08
<近畿>滋賀県

今回は巧く行くかなぁ・・。
彦根・犬上と八幡・能登川・竜王の気運はあんま高まってるようには見えないけど。

新市名称は「長浜市」に 湖北1市6町事前協議会
http://www.chunichi.co.jp/article/shiga/20080423/CK2008042302005741.html
2008年4月23日

 湖北1市6町による合併の事前協議会が22日、長浜市役所浅井支所で開かれ、合併新市の名称を「長浜市」、事務所の位置を現在の同市役所とすることなどで合意した。2009年度中の合併を目指す。

 各町の財産・債務は市が引き継ぐ。新市の議員の定数・任期については、1市6町の議会で調整して決めることとした。さらに、事前協の組織を一歩進め、市民代表も参加して合併の細部にわたって検討する「任意協議会」について、事務局の長浜市が規約案を提示。各自持ち帰って検討し、次回の事前協で諮ることとした。

 規約によると、任意協の委員は、正副市町長、正副議長ら事前協のメンバーに、市民代表14人と学識者2人を加えた計51人。毎月2回会合を開く。傘下に副市町長による幹事会や、行政分野などで分かれる15の専門部会を置く。

 次回の事前協は5月中旬をめどに日程を調整する。

 (近藤歩)

市町村合併:長浜市と6町、来年度中に合併 事前協議会で確認 /滋賀
http://mainichi.jp/area/shiga/news/20080423ddlk25010368000c.html

 長浜市と湖北地方6町の合併問題を協議する1市6町合併事前協議会が22日、長浜市浅井支所で開かれ、合併期日を09年度中と確認したうえ、新市の名称を「長浜市」とし、新市の事務所の位置も現在の長浜市役所とすることを決めた。

 1市6町の合併については、6町が長浜市に編入される形での合併が既に確認されている。新市名と新市役所の場所は、2月の事前協議で提案され、各町に持ち帰り検討していた。【野々口義信】

毎日新聞 2008年4月23日 地方版

3730とはずがたり:2008/04/24(木) 00:17:55
<東北・北海道>岩手県

金ヶ崎は北上との平泉は一関との緩衝自治体の性質があるので難しいだろうねぇ。。

奥州市、進まぬ合併構想 説明会の日程も未定
http://www.kahoku.co.jp/news/2008/04/20080423t31005.htm

 岩手県第2の都市、奥州市が平泉、金ケ崎両町との合併構想をなかなか具体化できず、拠点都市への地固めができないでいる。世界遺産登録に集中したい平泉町、工業団地を柱に自立したまちづくりを進める金ケ崎町を、ともに話し合いのテーブルに着かせられるかが課題だ。

<難色と戸惑い>
 奥州市は3月、「盛岡市と仙台市の間の拠点都市を目指す」とした構想を発表した。世界遺産登録候補地を持つ平泉町と、関東自動車工業岩手工場などを抱える金ケ崎町と合併し、人口規模はもちろん、文化、経済において一段と都市機能のレベルアップを目指す。

 マニフェストに両町との合併推進を掲げる相原正明市長も「4月か5月までに構想を両町長に説明したい」と意気込むが、正式に説明会の開催を申し込むことすらできていない。

 合併構想が進まない大きな要因は、相手方の事情を十分にくみ取っていないところにある。平泉町の高橋一男町長が「世界遺産登録前は、住民に余計な心配を掛けたくない」と早期の説明会開催に難色を示せば、金ケ崎町の高橋由一町長も「自立を前提にまちづくりを進めている最中」と戸惑いを見せる。

 また、合併構想について奥州市から事前説明がなかったことも“感情的対立”を生んだ。金ケ崎町の幹部は「奥州市の構想は新聞で知った。きちんとした説明がないので対応のしようがない」と憤る。

<「先走り」批判>
 これに対し相原市長は、このところ「理解と協力のもとに進める。両町には丁寧に説明したい」とひたすら低姿勢の日々。ただ、拠点都市への青写真が明確に描けないでいる相原市政に、市役所内からは「合併構想は市長の先走り」との声も。市職員の一人は「市長は任期の折り返しを迎え焦っているのではないか。パフォーマンスとみられても仕方がない」と批判的だ。

 平泉町は一関市と合併協議をした経緯があるほか、金ケ崎町は北上市との関係が取りざたされる。ある金ケ崎町幹部は自治体合併の難しさを説く。「合併は複雑な課題で一方的な説明では検討すらできない。まずは信頼関係を築くことが必要」。奥州市の拠点都市への道のりは険しい。
2008年04月22日火曜日

3731名無しさん:2008/04/24(木) 04:15:43
>>3724
地図で見てみると、旧中郷村が実質飛び地なんですねぇ…
どうみても妙高市に入る方が適切ですな。

3732とはずがたり:2008/04/24(木) 12:44:29
>>3731
そうなんですよ。一度確定してしまうとなかなか変更は難しいので妙高市と上越市が合併でもしない限りこのままなんでしょうねぇ。。ちょいと気持ちが悪いと云うか据わりが悪い感じです。。

3733名無しさん:2008/04/25(金) 05:01:35
はじめまして。上越出身の者です。

この辺りは元々新井頸南地区と呼ばれ、新井市と4町村で合併する構想でしたが、中郷と板倉は住民アンケートの結果上越市との合併が多数となったため離脱し、このような入り組んだ形になってしまいました。
市名も妙高市に変更されるなど、新井は求心力に欠けますね・・・

余談ですが、新上越市は市の形から文字通りの「マンモス合併」と呼ばれていました(笑)

3734とはずがたり:2008/04/26(土) 15:12:39
>>3733
始めまして〜ヽ(´ー`)/
上越市の方でいらっしゃいますか!
上越市と云えば高田と直江津の2極構造が気になります。もうそんなものは解消されて一体化してるんでしょうか??

新井はダイセルがあって,中郷は日本曹達があって合併して内陸工業都市としてやっていけば面白かったのにと思うんですけどね〜。

3735名無しさん:2008/04/26(土) 17:40:00
>>3734
実家は隣の糸魚川市です。生まれた病院や通っていた高校が上越市なので、「地元」という感覚はありますね。

高田と直江津は今も2極化していますよ。特に直江津(約4万人)が高田(約9万人)に対抗意識を持っているらしく、今の木浦市長が初当選した時は「初の直江津出身の市長」と話題になりました。
今度の市議選の結果も気になるところです。

ダイセルと日曹、良くご存知ですね!新井にはパナソニックのIC工場もあり、ポテンシャルは高いと思いますけど・・・
強大な上越市には敵いませんでしたかね。惜しいことです。

また新潟・上越地方関連の話題にお邪魔させてもらうと思いますので、よろしくお願いします!

3736とはずがたり:2008/04/26(土) 19:02:48
>>3735
糸魚川ですと明星セメントや青海の電化工業ですねぇ〜。
立地産業に関しては市町村合併ウオッチャーとしてではなくて,鉄道貨物趣味の一環であの辺訪れたことがありましてちょいと知っておる次第でした。
あの辺は非常に合併が進みましたねぇ。合併歓迎派ではあるんですけど頚城の名前が行政区画から消えてしまったのがやや淋しい気もします。。
それでは上越ネタなんかもに限らずなんかありましたらこれからも宜しくです。

3737とはずがたり:2008/04/26(土) 22:48:58
<北関東>群馬県

太田・大泉、合併へ 来年度「新設」へ確認書
清水氏、太田市長選意欲 衆院出馬は見送り示唆
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20080425-OYT8T00844.htm

 太田市の清水聖義市長と大泉町の長谷川洋町長は25日、大泉町役場で、2009年度に新設(対等)合併方式での合併実現を目指すとした確認書を交わした。両首長は終了後に記者会見し、5月からそれぞれの住民への説明などを行い、6月定例会後をめどに任意の合併協議会(任意協)を設置する方針を説明した。

 両市町は2002年、当時の新田、尾島、藪塚本町(いずれも現太田市)と千代田町を含む1市5町の枠組みで任意協議会での合併協議を進めた。しかし、太田市主導の合併協議に対する反発や、町民アンケートでは千代田、邑楽両町との合併希望者の方が上回ったことから、大泉町が千代田町と共に任意協を離脱した経緯がある。このため、長谷川町長はこれまで、「町民の意向を見極めたい」として太田市との合併には慎重な態度を取ってきた。

 この日の会見で、長谷川町長は、合併協議入りを決めた理由について、「(対等合併の提案など)新たな展望を持って合併に臨む清水市長の決意を高く評価した」と述べた。
                      ◆
 太田市の清水市長は、大泉町との合併協議に入ることを受け、この日の会見で、いったんは表明した次期衆院選での群馬3区からの出馬を見送る考えを示唆した。清水市長は進退について「現時点では白紙」とし、「合併に誠意を尽くし、(市長続投を求める)市議会や長谷川町長の意向を踏まえて検討したい」と述べ、これまで出馬しないとしていた来春の市長選への意欲を示した。
(2008年4月26日 読売新聞)

市町村合併:太田市と大泉町、合併協力を要請−−知事に /群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20080425ddlk10010053000c.html

 太田市の清水聖義市長と大泉町の長谷川洋町長が24日、県庁に大澤正明知事を訪ね、両市町の合併に協力を要請した。清水、長谷川両氏は25日、共同記者会見を開いて合併に向けた協議の開始を表明する。

 清水市長は「(地方交付税の)不交付団体同士の合併は素晴らしい。東毛に中核市を作りたい」と説明。大澤知事は「群馬をけん引するような都市になってほしい」と期待を示した。【鈴木敦子】

毎日新聞 2008年4月25日 地方版

3738延岡太郎:2008/04/28(月) 20:48:45
宮崎県延岡市の「無駄で危険な大規模盛土・宅地造成事業」その1

延岡市は、1200億円の借金を抱え、人口の減少も著しい「過疎市」である。経産省の予測によれば、本市の人口は、2000年から30年間で20%も減少する。その延岡市で、大規模に宅地造成する二つの区画整理事業が、今頃になって、相次いで実施される。一つ目は、隣接する山々を切り崩し、その土砂で五ヶ瀬川流域の田園地帯を、大規模に盛土し、宅地造成する「岡富・古川区画整理事業」であり、二つ目は、切り崩した山地跡を宅地造成する「多々良区画整理事業」である。
162億円の税金を使い、50ha(1240戸)の広大な住宅団地が造成される。
二つの事業は、無駄であるばかりでなく、特に「岡富・古川区画整理事業」は、極めて深刻な問題を抱えている。以下、問題点を記述する。

1.無駄な事業である。これらの事業が企画されたのはバブル期の平成元年ごろであった。それから約20年、人口は激減しており、財政窮乏の中で、二つの地域を宅地造成する必要性は全くない。

2.盛土により地震災害が拡大する。(1)地盤・滑動崩落の問題。阪神および中越地震では、盛土全体が変動、または塑性変形する滑動崩落現象が各地で発生し、甚大な被害をもたらしたことが明らかになった。滑動崩落は、盛土面積が広いほど発生しやすく、その目安は、0.3ha以上とされているが、「岡富・古川区画整理事業」では、その100倍の30haが盛り土される。(2)深刻な液状化の問題。軟弱な流域地帯の上に盛土をすれば、さらに、液状化の危険性が増す。(3)不同沈下の問題。地震がなくとも、軟弱地盤では、長期間で家屋の重量側が沈む。また、凸凹な居住地の埋め立なので盛土高も凸凹になる。盛土が高い軟弱な方向へ家屋が沈み込む。

3.水害が悪化する。流域の宅地化(市街化)が水害を悪化させるのは、紛れもない事実である。流域地帯の開発は、新規需要が旺盛な高度成長期には仕方なかったが、人口減少の現在では、財政悪化と都市型水害という負の側面だけを残すことになる。

4.最大の問題は、延岡市が、「住民に対して、この事業が抱える安全問題への対策は勿論、問題の存在すら知らせないまま、工事を実施する」ことである。住民・市民へ(ア)人口減少、財政窮乏の中での広大な宅地造成の必要性。(イ)大規模盛土の問題点と対策などの説明をしなければならない。

3739とはずがたり:2008/04/28(月) 22:41:53
<首都圏><広域合併?>

茨城県の南西部は昔は下総だったそうで,常総バイパスや常総線,常総市など,常陸国の茨城県の癖に千葉県にあこがれて下総でもないくせに常総なんて名乗ってからに,と思っていたが正真正銘の下総だったんですな。。失礼した。。l
その辺は葛飾なんかと被るね。(葛飾は東京・千葉・埼玉にまたがるし,また相馬も千葉・茨城にまたがる。九州の相良が静岡の相良出身の東国武士の進出で名前も持っていった様だけど福島の相馬も本来は此処みたいである)

結城…水海道・下妻・下館・結城
葛飾…江戸川・墨田・江東・葛飾・船橋・鎌ヶ谷・浦安・市川・柏・野田・越谷・春日部・吉川・三郷・古河
相馬…我孫子・取手・守谷

葛飾は比較的早く河川改修で武蔵の国に編入された部分もある様だ。其れにしても下総国葛飾郡古河村とか聞くと千葉と東京と茨城が混じってる様で相当に違和感有るなw

こんなページもめっけた

猿島郡の由来と実態
http://www.geocities.jp/koga_si/syutyou/yurai.htm

猿島郡の中心は今の境町だったようだ。猿島町は岩井市と合併して将門以来の伝統の猿島の名前は風前の灯火であるから単独市制施行の際は是非猿島市を名乗っていただきたいところw

3740とはずがたり:2008/04/29(火) 23:37:11
<北陸・信越>長野県

絞れば絞るだけ出る江戸時代の農民の様な惨状だけど,地域を預かる行政としては非常に妥当である。苦しいだろうが頑張っていただきたい。
>前村長時代にリースで借り受けていた黒塗りの高級車は、当選後まもない2004年9月に契約を解除した。職員用の公用車も、05年以降の1年余りで14台から7台と半減した。出張の際、経費を浮かすため、職員が近隣の村の車に相乗りさせてもらうこともしばしばだ。

>>3670>>3707と清内路と平谷では清内路が先行している様だ。そもそも田中康夫の甘言に乗って市町村合併に消極的な町村が多かった様に思う。それなら自民党の甘言に乗って,村井なんか当選させなければ良かったんだ。

平成の大合併 宴のあと
<1>極限の村 
経費切りつめ 将来模索
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/072/1.htm

 普段は一般職員が使う清内路村役場の軽乗用車に、桜井久江村長が1人で乗り込んだ。飯田市まで約40分。やや遠出する時でも、自らハンドルを握るのが今では当たり前となった。

 「村長車なんてありませんよ。もちろん、運転手を付ける余裕もない。やせ細った『骨皮筋衛門』状態ですから」と桜井村長。

 前村長時代にリースで借り受けていた黒塗りの高級車は、当選後まもない2004年9月に契約を解除した。職員用の公用車も、05年以降の1年余りで14台から7台と半減した。出張の際、経費を浮かすため、職員が近隣の村の車に相乗りさせてもらうこともしばしばだ。

 車1台減らしても年間約40万円の削減にしかならないが、そこまで節約しなければならないほど、財政は危機的状況に陥っている。
     ◇
 清内路村は、人口740人。村税は県内最少の年間約3000万円。歳入の大部分を占める地方交付税が大幅に減らされる中、前村長の辞職を受けて初当選した桜井村長が04年12月、道路で接する下伊那唯一の隣村である阿智村に、合併の意志を伝えた。

 しかし、農業集落排水事業など大型事業のツケで巨額債務を抱える中での申し入れに、色よい返事は得られず、自立を余儀なくされた。以来、「合併の条件」ともいえる財政難の克服が村の大目標となった。

 とはいえ、当面の自立さえも難しい。村税では人件費すら賄えない。経費を節減して急場をしのぐが、企業の倒産に当たる財政再建団体への転落が懸念される。

 阿智村の南側、人口575人の平谷村も合併を模索し、昨年1月に初当選した小池正充村長の下、財政再建が最大の懸案となっている。

 住民投票で合併賛成が7割を占めてから3年。民意が宙に浮いた状態が続く。助役、収入役を廃止し、村長給与を46%削減するといった大胆な経費節減策は、阿智村との合併に向けた環境整備の意味合いが強い。
     ◇
 そんな2村からラブコールを受ける阿智村は、今年1月に浪合村と合併したばかり。700人余りの小さな村を編入合併した人口6700人の村は、新たに浮上し始めた合併論議に対し、慎重姿勢を崩していない。財政難に拍車がかかることは明白だからだ。岡庭一雄村長は「自立できる実力がなければ、仮に合併してもその地域はさびれるだけ」と、つれない。

 総務省は、昨年4月に施行した合併新法の下、人口1万人未満の自治体を対象に、合併推進構想の策定を都道府県に求めている。しかし、町村の自立支援に積極的な田中県政では、その策定は望むべくもない。

 県内には、1万人はおろか千人未満の村が清内路、平谷を含めて4村も残る。長野以外では離島を除くと7村しかない。合併を目指しながらも、自らの力では実現できない村に対し、救いの手はどこからも届かない。(浅子崇)

3741とはずがたり:2008/04/29(火) 23:37:27
<北陸・信越>
松本・四賀直結道路>>2398

> 2005年4月に松本市に編入された4村の中で、新住所から村名が消えたのは四賀村だけだ。合併協議会で議論する前に、村議会で決めていた。
wikiに拠ると
1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により錦部村、中川村、五常村、会田村が成立。
1955年(昭和30年)4月1日 - 錦部村、中川村、五常村、会田村が新設合併し四賀村が発足。
とあるからこの4村合併故の"四"賀なのであろう。だから昭和30年以来の四賀なる地名にそれ程思い入れがなかったって事はないのかな?

また旧四賀村はこの辺。確かに松本から遠い。
どんな道を造ろうとしてたのかは知らぬが,長野道のインター設置の方が安くつくのではないか?
http://www.its-mo.com/linkserv.htm?lat=36.3496847&lon=137.9842942&lvl=10

<2>“約束”の行方
直結道路巡り深まる溝
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/072/2.htm

 2005年4月に松本市に編入された4村の中で、新住所から村名が消えたのは四賀村だけだ。合併協議会で議論する前に、村議会で決めていた。

 四賀村で最後の村会議長となった佐藤弘直さん(65)は、松本・四賀直結道路を造ってもらえるという村民の強い期待感が、そうさせたのだと考えている。だからこそ、菅谷昭市長(62)が今年4月、建設断念を表明したことには「裏切られた」との思いが強かった。「とにかく残念。なぜ早く言ってくれなかったのか」と憤る。

 菅谷市長が建設を断念する根拠としたのが、多額の費用に対してどれだけ役立つのかという疑問などから46・9%が建設に反対した全市アンケート。四賀地区6000人の民意は、23万市民の民意にあっさりと飲み込まれた。
     ◇
 曲がりくねった峠道でしか直接の行き来ができない松本市街地と旧四賀村をトンネルで結ぶ構想は1995年、村が同市や周辺町村と共に、建設促進期成同盟会を設立したことに端を発する。

 総事業費は80億円。国道143号で安曇野市を経由するルートに比べて2〜3キロ、時間にして3〜4分程度しか短縮効果はない。維持費も年間3千万〜5千万円が見込まれ、合併前の松本市内には、費用対効果を疑問視する声も出ていた。

 それでも、村側は、松本との距離感が縮まることで地域が活性化し、冬場も安心できる、と建設を熱望していた。全国的に公共事業が抑制される中、返済に有利な特例債で巨額の建設費が賄える合併は、最後のチャンスと映った。

 旧四賀村長の中島学さん(76)は、2002年3月の合併申し入れ時、「建設してくれるなら村を解体してもいい」とまで言った。当時市長だった有賀正さん(75)は「開口一番、トンネルの話をされた。編入される側の要望を聞くのが親心、と受け入れた」と振り返る。
     ◇
 “誤算”は、04年3月に大型公共事業に慎重な菅谷市長が就任したことに始まる。直結道路は、新市建設計画にも盛り込まれたが、合併協議の場で、建設の是非は明確に示されなかった。同年10月の合併協議会で、村側の委員が建設について「確認」を求めたのに対し、菅谷市長は「国と協議する中で謹んで考え、粛々と進める」と回答。合併直前の05年2月には、指導を仰ぐため、両市村が合同で国を訪問している。中島さんは「約束」を信じて疑わなかったという。

 一方、建設計画に記載された事業を合併後に精査することも、了解事項だった。菅谷市長は「(直結道路は)旧市村の114の要望の一つ。後ろめたいことは何もない」と譲らない。

 5月28日に市四賀支所で開かれた住民説明会。建設断念を伝える菅谷市長に、住民から激しい抗議と罵声(ばせい)が飛び交った。対話すら進まない現状に、菅谷市長は「冷静な議論ができないのは寂しい」と疲れ切った表情を見せた。

 解決の糸口は、市長が道路の建設断念を決めてから2か月近くたった今も、見つかっていない。(山下寛人)

3742とはずがたり:2008/04/29(火) 23:37:42

<北陸・信越>長野県

平成の大合併 宴のあと
<3>先進事例
交付税減で薄れる「恩恵」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/072/3.htm?from=goo

旧東部町の“悲願”だった丸山晩霞記念館

 「地元の合意を得て、計画を上げたばかりなのに」
 千曲市都市計画課の竹内茂係長は2005年11月、企画課から受けた突然の事業縮小要請に唇をかんだ。
 観光名所「あんずの里」に、観光客向けのミニ公園や散策路などをつくる事業は、同年にスタート。用地買収に着手したばかりだったが、市財政の悪化が予想を上回った。そのため、5か年で9億8000万円を見込んだ総事業費は、5億1000万円へと大幅に縮小された。散策路の短縮や公園の面積縮小などについて、改めて地権者らとの話し合いが始まる。「こちらは立場がないけど、仕方がない」。竹内係長はそう言ってうなだれた。
     ◇
 千曲市は03年9月、更埴市、戸倉町、上山田町が合併して発足。「平成の大合併」としては県内第1号。全国で582件あったうち、29番目の先進事例だった。

 06年度までに道路整備や学校改築などに、市の負担が軽減される合併特例債を計53億円分発行。地方交付税も、合併に伴う臨時的経費などで増額措置を受けた。宮坂博敏市長は「合併直後は、優遇されて大きな恩恵を受けた」と振り返る。

 ところが、合併後10年間の基本方針を示す新市建設計画は、3回目の予算編成で現状と大きくかい離し、抜本的な見直しが必要となった。国と地方の税財政を見直す三位一体改革が、予想を上回る勢いで市財政を圧迫してきたからだ。

 今年度の交付税は計画より20%近く減り、税収も5〜6%少ない。一般会計予算額は当初見込んだ250億円台を下回る230億円台。現状のままだと、09年度には17億円の財源不足が生じる計算となった。施設の統廃合や人件費削減などで歳出を削る一方、緊縮財政に見合った新たな総合計画を年度内に策定する。

 市幹部は「新市建設計画は三位一体改革以前の数値をベースにしているため、過大な数字になった。これほど厳しくなるとは思わなかった」と話した。
     ◇
 06年度を本格的な「行革初年度」と位置付けたのは、千曲市に次いで合併した東御市。やはり財政運営に頭を悩ませている。

 滑り出しは順調だった。04年4月の合併後、旧東部町出身の水彩画家、丸山晩霞の記念館を完成させるなど、他に先駆けて特例債を有効活用した。記念館建設推進委員長の戸堀武之さん(81)は「18年かかった。合併の恩恵ですかね」と感慨深げに語る。

 旧東部町、旧北御牧村はともに過疎地指定を受けていなかったため、過疎債のような返済に有利な借金はできなかった。合併により、10年間で計66億円の合併特例債の発行を見込み、町村のころには実現が難しかった事業を実施していく。

 しかし、千曲市同様、地方交付税は当初計画を下回り、穴埋めのため、計画を上回る基金の取り崩しを見込まざるを得なくなっている。土屋哲男市長は「改革待ったなし」と危機感を募らせ、遅ればせながら職員数の削減など行政コストの圧縮に努める方針だ。
(溝口徹、服部牧夫)

3743とはずがたり:2008/04/29(火) 23:38:11
<北陸・信越>長野県

平成の大合併 宴のあと
<4>諏訪の広域連携
消防・ごみ…行政の壁
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/072/4.htm

 署員わずか16人。原村の原消防署に今春、役場から新メンバー2人が入れ替わりで入った。中村浩平さん(40)と平出甲貴さん(34)。保健福祉課、建設水道課という畑違いの部署から配属された「ずぶの素人」だ。

 人命救助のプロ集団の中に、いきなり放り込まれて2か月余り。「不慣れな部分が多くて申し訳ない気持ちもあるが、頑張らなくては」と2人は謙虚に語る。

 人口約21万人の諏訪6市町村で、原村は最少の7600人。他の消防署員はほとんどが生え抜きだが、原村は小所帯のため、専門職員を配属・育成する態勢はできていない。役場からの「異動組」が半分という特異な体制が続く。

 自立に向けて昨年1月に行財政改革プログラムを策定し、15年間で職員数の20%削減を掲げたばかりのため、専門の消防職員を補うことも難しい情勢だ。
     ◇
 6市町村は1999年、諏訪広域消防本部を設置したが、各消防署は「財布も人事も6つ」のままだ。

 岡谷市の旧庁舎一角に入る本部事務所には、119番通報を統括して受ける通信指令機能はない。出動要請が特定地域に集中した場合に対応するには、通信指令の一元化が最も効果的だが、応援要請などは各消防署で連絡を取り合ってカバーしている。

 原村の昨年の火災発生件数は3件のみだが、4人ずつの3交代制で24時間態勢を敷くなど、職員配置の面でも効率的とはいえない状況にある。清水澄村長は「原村だけで消防署を維持するのは非効率だ。一元化は広域化・効率化が図られ、6市町村全体にメリットがある」と訴える。

 04年11月、最後まで合併を模索した諏訪市、岡谷市、下諏訪町の湖周3市町の合併協議も破たんし、64年以降、4度目となる諏訪地域の合併協議は、すべて破談に終わった。

 諏訪地域で合併協議の失敗が続くのは、工場立地による固定資産税収入が安定しており、財政難が喫緊の課題ではないためだ。

 原村は、その後も消防の一元化を求めてきたが、職員の給与格差是正など、市町村間で解決すべきハードルは高く、実現のめどは立っていない。

     ◇

 消防体制の問題点については今年3月、広域行政の課題を検討するため、外部の研究機関がまとめた諏訪広域活力創生研究報告書で「現行の体制の下でも解決できる課題に着実に取り組むことが求められる」と指摘されている。

 また、ごみ処理施設の建設費負担割合を巡り摩擦が生じるなど、自治体間の綱引きが課題解決の障害となる事態は少なくない。清水村長は「広域連合の活用を真剣に検討すべきだ。市町村の縄張りを主張している時代ではない」と訴える。

 しかし、広域連合長の山田勝文諏訪市長は「広域で何をやるべきかの精査が必要」と語るなど、首長間の認識の隔たりは大きく、泡と消えた合併協議と同様、議論は深まっていない。(森藤千恵)

3744とはずがたり:2008/04/29(火) 23:38:28

<北陸・信越>長野県
>>3565-3566あたり 長野県下自治体の合併に関する意向
>>3076 波田町「賛成」63% 合併賛否の住民意向調査で 
>>3118 波田町議会が松本との合併へ向けて特別委を設置
>>3131 波田町の申し入れを松本市長が拒否

平成の大合併 宴のあと トップ
<5>さまよう民意
住民の声追い求める首長
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/072/5.htm

 波田町を東西に貫く国道158号は、合併で市域が広がった松本市の大動脈でもある。旧安曇村と市中心部を結び、休日になると、上高地へ向かう車が町役場前を次々と通り抜ける。

 松本市との境界に近い三溝地区に住む前町長の百瀬正章さん(75)は、同市を生活基盤とする自身の感覚からも「合併するなら松本市」と思っていた。

 「財政的な裏付けがない自立は、子や孫の世代につけを残す」という信念から、松本市などと任意合併協議会を設置。町内26地区を3〜4巡し、住民サービスを維持するには合併しかないと訴え続けた。しかし、自信を持って迎えた2004年6月の住民投票では、合併「反対」が「賛成」を600票上回った。

 「町民は、松本に飲み込まれることへの不安を感じていた。財政事情も理解してもらえたと思っていたが…」。引退して一町民となった今、そう振り返る。
     ◇
 波田町は、住民投票の結果を受けて自立の道を進んだが、05年7月の町長選で、合併推進を公約に掲げた太田典男町長が自立派候補を1000票差で破って当選し、再び合併へと舵(かじ)を切った。

 菅谷昭市長は、早急な協議入りには慎重姿勢を見せるが、太田町長は「民意が統一されれば、受け入れてくれるはず」と、合併新法の下で、10年3月末までの合併に意欲を見せる。

 町は昨年末、各地で説明会を行ったが、出席した住民は計600人。全世帯の1割程度にとどまった。

 太田町長は、町長選で勝利したのは、単独町政では下水道料金の値上げなど負担が増えることを町民が理解したためとしているが、「行政だけでは限界」とも。

 そのため、今月から、住民とともに合併に関する「学習会」を開催する。啓発活動の担い手作りが狙いで、町の目標の2倍の約200人が応募した。民意の“醸成”はこれからだ。

     ◇

 中条村の宮島和彦村長も、波田町とは別の形で民意にほんろうされた一人だ。

 04年8月の村長選で、協議中だった信州新町、小川村との3町村合併を掲げ、長野市との合併を目指す新人を大差で破った。ところが、同年10月の住民投票では「長野市と合併」がわずか21票上回る結果に。「小差でも民意は民意」と、合併新法の下での長野市との合併に方針転換したが、1年半を経た今も、協議入りには至っていない。

 今年2月上旬、村議らが意思確認のために市役所を訪れたが、鷲沢正一市長から「民意がはっきりしていないのではないか」と突き放されたという。

 容易に実現しない長野市との協議入りに、宮島村長は「新たな住民投票が必要かもしれない」と語る。

 県によると、03年5月以降、県内市町村が実施した住民投票や意向アンケートなどの結果を受けて、合併の枠組みが変わったり、解散したりした合併協議会は21に上り、枠組みの変更がなかった合併協は12だけだった。

 住民投票は、合併論議をすべて壊す可能性も秘めた「両刃(もろは)の剣」。宮島村長にとって、「民意」を探して歩く日々が続く。(山下寛人、田中洋一郎)

3745とはずがたり:2008/04/29(火) 23:38:44

<北陸・信越>長野県

平成の大合併 宴のあと
<6>自立の裏付け
知恵絞るも…財源乏しく
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/072/6.htm

 5月下旬、栄村・切欠地区の田んぼ。建設機械がせわしく動き回ること1時間。幅1メートル、長さ30メートルのあぜ道は、ほぼ予定通りの形に仕上がった。工事に携わったのは、村の委託を受けた村内の建設業者、高橋健さん(49)一人だけ。「狭い土地ですから。それほど難しい作業じゃないですしね」

 狭い農地のあぜ道整備は、労力の軽減と農作業の安全確保が目的で、担い手の高齢化が進む村内の農家から要望が高い。しかし、国の補助事業は、山間部の棚田などでは基準が合わず、採択されても農家負担は少なくなかった。

 こうした実情を踏まえて村が進めているのが、田直し事業。設計図を作らず、工事内容は、村と農家、機械操縦士が打ち合わせるだけ。事業費は通常の半分以下で済み、村と農家が折半する。1989年のスタート以来、41・9ヘクタール、1億6870万円が事業化されている。
     ◇
 近隣自治体が合併協議を進める中、2004年1月に高橋彦芳村長がいち早く「自律宣言」したのは、生活圏が新潟県側にあるという地理的事情に加え、「小規模町村では、合併はデメリットの方が大きい」という思いがあったからだ。

 田直し事業は、お金がなくても工夫を凝らし、村が生き残ろうとする知恵の結晶。他の小規模町村の「手本」となった。高橋村長は「合併してもしなくても厳しさは一緒。それならば村民一体となり、小さくとも輝く村を作りたい」と胸を張る。

 だが、現実は厳しい。村は自主財源に乏しく、財政難が深刻だ。地方交付税は06年度までの3か年で2億5000万円減った。

 県は05年度から、田直しなどの特色ある事業に「コモンズ支援金」を出しているが、2か年で同村の田直し事業に支給されたのは780万円。高橋村長は、コモンズ支援金について「村民が元気を出すきっかけになる」と評価する一方、「財政的に助かるというものではない」と指摘する。
     ◇
 寒天、酢の物……。王滝村保健センターに4月下旬、ピンク色の見慣れない食品が9点並んだ。村内の主婦ら約20人が考案した、村特産の赤カブ酢を使ったアイデア料理の数々。参加を呼びかけた村産業課の森本克則係長は「多くて3〜4品と思っていたのに」と喜んだ。

 赤カブを村おこしの起爆剤に――。村の旗振りに村民が応え、県もブランド産品化などの名目で、2か年で計約100万円のコモンズ支援金を割り当てた。瀬戸普村長は「ありがたい限り」と感謝する。

 しかし、仮に赤カブ酢の加工品が特産品になったとしても、近い将来、村民の雇用を支え、村の税財源の柱に育つわけではない。

 村は04年秋、近隣町村との合併協議から離脱した。条件とされた村営スキー場の債務縮小をクリアできなかったためだ。06年度予算は、一般会計で前年度比16%減。職員給与を25%削減するなど、大胆な経費削減を進めているが、それでもスキー場の長期債務により、10年度には財政再建団体への転落が見込まれる。

 「背負いきれない荷物を背負って、坂道を登る気持ちだ」と瀬戸村長。目標とする「自立」に向けて、財政的裏付けを持った戦略は描けていない。

(服部牧夫、比嘉清太)

3746とはずがたり:2008/04/29(火) 23:39:19

<北陸・信越>長野県

第4部<4>「不便な園原」限定ICで変容(11月24日)
今や中京圏の観光地
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1070022351/819

平成の大合併 宴のあと
<7>道州制導入
“机上の線引き”強い懸念
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/nagano/kikaku/072/7.htm

 「関東の人にとって、長野県のイメージは松本城や北アルプスですから。南信州と言っても、今一つピンと来てくれないですね」
 阿智村観光協会事務局長の牛山明彦さん(46)は、昼神温泉の誘客活動で首都圏を訪れるたびに、売り込みの難しさを痛感するという。

 阿知川沿いに21軒の旅館・ホテルが並ぶ昼神温泉郷は「名古屋の奥座敷」の異名を持つ。年間の宿泊客45万人のうち、半分が愛知県などの中京圏で占める。

 同温泉郷から車で8分の中央道・園原インターチェンジは、名古屋方面へ向かう車しか乗れず、降りられるのも名古屋方面から来た車のみ。村が国に要望し、1992年に開設されたが、用地の制約からより要望の高い“片側”のみとなった。
 そのため、県内を移動する車はただの1台も通らない。愛知、岐阜県のナンバーの車が、次々と通り過ぎていく。
     ◇
 阿智村関係者が抱く中京圏との結びつきの強さは、飯田・下伊那地域の共通認識でもある。それだけに、政府の地方制度調査会が2月、道州制の区域例として、長野県を中京圏から切り離し、北関東とした案を示したことに、市町村から一斉に疑問の声が飛び出した。

 県南端の根羽村は、ごみやし尿の処理を、隣接する愛知県側の町村と共同で行っている。役場から長野県庁までは車で4時間。しかし、名古屋市の愛知県庁までは2時間しか、かからない。小木曽亮弌(りょういち)村長は「東北信はどうか知らないが、道州制では飯田・下伊那は中京圏と一緒になるしか考えられない」ときっぱり。

 飯田市の牧野光朗市長も「(北関東地域との)交流は疎遠で、州の中心が北関東になるのであれば、マイナスの影響が大きい」と懸念を示す。

 地域には、自動車など愛知県内の好調な産業に関係する企業も多い。飯田商工会議所の伊藤篤会頭(飯田信用金庫会長)は「今の県境が州境に変われば、官民一体となった取り組みがやりにくくなるのではないか」と不安を募らせる。
     ◇
 道州制は、市町村合併の都道府県版といわれる。その論議は、都道府県の反発を恐れてか、市町村同様、47都道府県の組み合わせで進んでいる。

 しかし、長野県は、一筋縄でいかない土地柄だ。県境は8県と接し、全国で最も多い。佐久地域は関東に近いものの、飯伊・木曽地域は中京圏、栄村や小谷村の一部は新潟県との結びつきが強く、北陸地方と一緒になる方が違和感が少ない。

 田中知事は1日の会見で、道州制について、内戦で国が分裂の危機に遭ったボスニア・ヘルツェゴビナを引き合いに出し、こう述べた。

 「都道府県単位での組み合わせでは、何ら道州制のメリットは生まれない。経済圏など県単位を越えて道州制が導入された時、果たして長野県はいかなる状況が訪れるのか。ぜひ県民にもお考えいただきたい」(浅子崇、おわり)

3747とはずがたり:2008/04/30(水) 12:23:44
<西関東・首都圏・東海甲信>山梨県

2008年04月29日(火)
鰍沢町議会合併協設置に同意
増穂町議一部反発、流動的要素も
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2008/04/29/9.html

 鰍沢町議会の市町村合併特別委員会は28日、町役場で委員会を開き、増穂町との法定合併協議会の設置に同意した。両町は五月にも法定協の設置に向けた協議をスタートさせ、新合併特例法の期限となる2009年度中に合併したい考え。ただ増穂町議の中で反対運動を強める動きがあり、合併実現は流動的な要素もある。
 この日の特別委は、増穂町議会から法定協設置に関する要望書の提出を受けて開き、町議10人と石川洋司町長が出席した。町議全員が合併を歓迎する意思を示し、石川町長が今後、両町の町長と議長、議会市町村合併特別委員長の6人で話し合っていく考えを明らかにした。
 増穂町の4町議が「過疎の町・財政難の町との合併は増穂町民を苦しめる」などと書かれたチラシを配布したことも話題に上がり、多くの鰍沢町議が不快感をあらわにした。「議会として鰍沢の財政状況を詳しく知る必要があり、勉強会を開くべきだ」などの意見も出た。
 鰍沢町側で合併機運が高まったことについて、増穂町の志村学町長は「合併に関する基本項目や重要事項について両町の意見をすり合わせたい」とコメント。法定協設置の前提となる事務局を早期に立ち上げる意向。両町は新合併特例法の施行期間内の合併を目指し、国から一定の財政支援を受けたい考え。
 一方、合併に反対している増穂町議四人は、これまでに合併に関するチラシ3700枚以上を増穂町内に配布。今後も新たなチラシを作製したり、ミニ集会を開いたりして運動を続けていく構え。町議の一人は「合併を阻止するため署名集めも検討していきたい」と話している。

3748とはずがたり:2008/05/03(土) 19:15:25
<九州・沖縄>福岡県

粕屋・久山両町の議会をリコールすることからはじめんとね。」

粕屋6町合併目指し設立 研究会事務局を閉鎖 志免町長「灯は消さず」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20080401/20080401_008.shtml

 粕屋郡7町のうち新宮町を除く粕屋、篠栗、久山、志免、宇美、須恵6町の合併実現に向けて粕屋町の郡自治会館に設けられていた合併研究会事務局が31日、閉じられた。

 閉局式には関係6町長が出席し、同研究会長代理の南里辰己志免町長が「合併は白紙となったが、必要性は痛切に感じており、灯を消さずにこれからも合意形成に努めたい」と述べた。 

 事務局は2007年1月に発足。スタッフは6町の職員計6人で、合併新法の期限となる2010年3月までの合併実現を目指し、6町法定合併協議会(法定協)の設立に必要な町議会の承認を得るため、各町の財政、面積、人口などの基礎資料を作成していた。

 しかし、昨年12月の定例議会で篠栗、志免、宇美、須恵4町は法定協設置議案を可決したものの、粕屋、久山両町が否決したため合併は白紙となり、事務局維持の予算が認められないことから閉鎖となった。

 6町は今後、教育委員会や農業委員会の統合、事務作業のコンピューターシステムの一元化といった検討を始め、「合併の環境が整った場合、すぐに移行できる準備を整えたい」(中嶋裕史須恵町長)としている。

=2008/04/01付 西日本新聞朝刊=
2008年04月01日12時40分

3749とはずがたり:2008/05/05(月) 15:58:23
<近畿>和歌山県

ちょいと前の記事。
和歌山市と関空に近く,建設の進む京奈和道・4車線化進む泉佐野岩出線の交点と成る等,市の鼻息は荒い。

首長に聞く 中芝正幸・岩出町長
観光大動脈へ道路整備
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/kikaku/055/2.htm

4車線化が進む県道泉佐野岩出線。東西に走る国道24号につながる大動脈になる(岩出町中迫で)

 (2006年)4月1日、県内9番目の市となる「岩出市」が誕生する予定だ。昨年12月に発表された国勢調査(速報値)で、町の人口は、2000年の前回調査から2682人増加して5万838人となり、市制移行条件(5万人)をクリアした。1月の臨時町議会で「岩出市」とする議案を全会一致で可決。木村知事に市制施行申請書を提出し、県議会での可決を待つ。

 「念願の市誕生」と思いきや、「市制移行は単なる通過点に過ぎない」と淡々と語る。
    ■ □ ■ □
 面積の7割が平地で、関西空港からは30キロ圏内。県北西部の〈玄関都市〉として発展を続けてきた。和歌山市をはじめ県内の大半の市町村が人口を減らす中、転入も含めて毎月20〜30人自然増加している。「町の立地条件が勝っている。そこが強みだ」と言う。

 町長就任から10年間、道路行政に力を注いできた。「道路は間違いなく、町を作る」と信じるからだ。大阪に直結する県道泉佐野岩出線も、4車線化が和歌山側は2007年度、大阪側も10年度に完成予定で、町を東西に貫く国道24号につながる大動脈になる。京奈和自動車道の開通も間近だ。「整備された道路をつないで、紀の川沿いの観光動脈を作りたい」と夢は膨らむ。
    ■ □ ■ □
 国宝・大塔などを擁す根来寺や岡田遺跡、吉田遺跡などの縄文、弥生遺跡、船戸山の古墳群など町内には歴史・文化遺産が点在。東には粉河寺や高野山も控える。

 だが、現在、町の観光施策と言えるのは、関西空港から泉南、岩出町を結んでハイキングや農業体験を楽しむグリーンツーリズムぐらいだ。だからこそ、根来寺境内に移設する旧県会議事堂・一条閣を起点とした「紀の川みどりの歴史街道」の整備を急ぐ。「紀の川沿いの観光スポットをつないで観光客誘致を図る計画には、岩出だけでなく、ほかの自治体を巻き込んだ観光振興を図らなければならない」と意気込む。
    ■ □ ■ □
 旧那賀郡5町による合併協議会にはオブザーバー参加したが、町は単独市政の道を選択した。人口5万人を目前にして、町民有志が集めた3万6488人分の署名活動が後押しした。

 「合併強硬論もあった。『合併すればバラ色、しなければ未来はない』といった空気も漂った」と当時を振り返る。単独行政を選択して率先垂範すべきは、との問いには「健全財政の確保」と即答する。「職員を適材適所に配置し、少数精鋭による市政運営が求められる。職員を1人雇えば、2億5000万円もの生涯賃金が必要になるのだから」と、市制移行後、新たな定数条例に基づき、職員数の適正化を進める方針だ。

 市制移行を目前にして、町内に祝賀ムードを漂わせるものは見られない。4月1日の記念事業も、新図書館の開館式と都市計画公園の開園式を行う程度だという。「特例債のために合併して、人や財政は後で調整する、という発想ではだめだ。ぜい肉をそがなければ、合併でも単独でも苦しいことに変わりはない」。
(妻鹿国和)

3750とはずがたり:2008/05/07(水) 11:57:03
<東海・甲信越>長野県伊那地方

市町村合併:清内路村住民投票 清内路村長、結果を阿智村に報告 /長野
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20080506ddlk20010044000c.html

 阿智村との合併を問う住民投票で約9割が賛成したことを受け、清内路村の桜井久江村長は5日、阿智村の岡庭一雄村長と村議会の小笠原啓治議長らに投票結果を報告した。この結果を受け、阿智村は住民意向調査を実施する。

 阿智村役場を訪れた桜井村長は「この結果を清内路村民の熱意と希望ととらえていただき、ぜひとも合併を実現してほしい」と要望した。これに対し、岡庭村長は「これだけの方々が(合併を)希望するのであれば、隣村として受け止めるのは当然のこと」と、改めて合併に前向きな姿勢を示した。

 阿智村は7日から清内路村の住民投票結果を説明する懇談会を7カ所で開催。その後、住民意向調査を実施する。住民意向調査の調査用紙は12日ごろから村内の18歳以上(4月1日現在)の住民に配布され、27日に集計される。【仲村隆】

毎日新聞 2008年5月6日 地方版

3751とはずがたり:2008/05/07(水) 12:00:32
<東海・甲信越>長野県伊那地方
>>3750-3751

市町村合併:清内路村住民投票 合併賛成が過半数 阿智村、今月末に意向調査 /長野
http://mainichi.jp/area/nagano/news/20080505ddlk20010007000c.html

 阿智村との合併の賛否を問う清内路村の住民投票が4日行われ、即日開票の結果「賛成」が「反対」を上回った。投票結果を受け、合併相手の阿智村は今月末に住民意向調査を実施し、合併に向けた法定合併協議会を設置する。【仲村隆】

 清内路村はこれまでに、阿智村と設置した任意合併協議会での合併協議結果を説明する住民説明会を開き、桜井久江村長らが合併の必要性を訴えてきた。

 清内路村は03年10月の農業集落排水事業をめぐる不祥事発覚後、04年8月に阿智村との合併を公約にした桜井村長が初当選。合併を前提とした村の再建を進めてきた。昨年6月、阿智村に合併協議を申し入れ、両村は今年2月から任意合併協を設置し具体的な合併協議を進めてきた。

 今回の住民投票で清内路村の合意は確認されたが、次のハードルは今月下旬に予定されている阿智村の住民意向調査だ。桜井村長の就任から村議会を含めて積極的に合併論議を進めてきた清内路村に対し、阿智村では「財政難の清内路村を救済するイメージが強い」(阿智村・岡庭一雄村長)と、どちらかといえばこれまで合併に慎重な姿勢を示してきた。また、過去には1度合併の申し入れを断った経緯もある。合併の行方は、阿智村が実施する住民意向調査結果にかかってくる。

 投票率は92・61%。当日の投票資格者(4月1日に18歳以上)は595人(男280人、女315人)だった。

毎日新聞 2008年5月5日 地方版

3752とはずがたり:2008/05/07(水) 12:56:03
<東海・首都圏>静岡県伊豆地方

此処も地味に議会が抵抗してるなぁ。。

合併協設置案、松崎町で3たび否決 静岡
2008.5.3 02:23
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/080503/szk0805030225000-n1.htm

 南伊豆地域の合併をめぐり、法定合併協議会設置案を審議する臨時議会が2日、1市3町(下田市、河津、南伊豆町、松崎町)でそれぞれ開かれ、松崎町議会が反対5賛成4で同案を否決し、1市2町は賛成多数で可決した。

 松崎町議会は、2月に同趣旨の議案を否決し、3月にも深沢進町長が再提出した議案を否決している。3度の否決を受け、公約に「合併推進」を掲げる深沢町長は、8日にも合併協設置を問う住民投票の実施を町選管に請求する。

 石川嘉延知事は「誠に残念。県としては住民投票の結果を見守りたい」などとするコメントを出した。

3753とはずがたり:2008/05/08(木) 10:44:18
<東海・甲信越>長野県伊那地方

阿智村長も住民の意向さえ賛成なら合併推進派っぽいですね。
>阿智村の岡庭一雄村長が、任意合併協議会を設置する際の議論で発言した「合併を受け入れるか否か、まさに村の品格が問われる」時が、いよいよやってきた。

品格のない富田林や彦根とは違ってすすっと受け容れてあげたい。

住民投票で合併賛成多数 清内路村長「予想以上の結果」
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20080505/CK2008050502008840.html
2008年5月5日

 清内路村で4日、隣接する阿智村との合併の賛否を問う住民投票があり、予想通り、賛成が多数を占めた。阿智村から住民投票実施を強く求められた桜井久江村長は「住民一人一人が真剣に考え、予想以上の賛成票を投じてくれた。本当にうれしい」と話し、「合併に向け、まっしぐらに進んできたことは間違いではなかった。阿智村の皆さんには、清内路村民の熱意を感じていただきたい」とあらためて強調した。

 阿智村は、清内路村の投票結果を受けて、早急に住民意向調査を行う。村内の地区説明会を前に「合併の方向が良いとの結論に達した」と表明した阿智村の岡庭一雄村長は、賛成多数に「高い投票率の中で、多くの皆さんが合併に賛成の意思を示したことを重く受け止め、今後対処していきたい」とのコメントを発表した。

 当日の投票資格者(18歳以上)は595人で、投票率は92・61%、賛成票は有効投票の88・79%を占めた。

◆清内路村の住民投票
合併賛成   483票
  反対    61票

 有効投票  544票
 無効投票    7票

【解説】阿智村民へ影響大

 人口710人余りで高齢化率も36%の清内路村は、圧倒的多数で阿智村への編入合併に賛意を示した。

 清内路村は、平成の大合併が議論された当時も阿智村との合併を検討した。だが、2004年7月、農業集落排水事業の不祥事問題の責任を取り、前村長が突然辞職したことで、合併に乗り遅れてしまった。

 出直し選挙では「阿智村との合併」を公約に掲げた桜井久江村長が当選。村民には苦労を強いることにはなったが、徹底的な行財政改革を進めるとともに、村民も巻き込んだ合併研究を深め、合併への流れを確実なものにしてきた。

 これまでの経過から今回の結果は「当然」と受け止められ、合併を受け入れる側の阿智村住民の意向調査に与える影響も大きい。阿智村の岡庭一雄村長が、任意合併協議会を設置する際の議論で発言した「合併を受け入れるか否か、まさに村の品格が問われる」時が、いよいよやってきた。
 (須田唯仁)

3754とはずがたり:2008/05/08(木) 10:48:25
<北関東>栃木県

むぅ,難しいなぁ。。
佐野方面44.5%と最多かもしれんが栃木方面は少なくとも49.6%だしねぇ。

合併で枠組み当面静観
佐野市長
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/tochigi/news/20080508-OYT8T00201.htm

佐野市の岡部正英市長は7日の記者会見で、岩舟町が4月に公表した合併に関する町民アンケートで佐野市との単独合併を支持した人が44・5%と最多だったことについて、「60%だったら態勢が整うのだが。あの数字だと何とも言えない」と述べ、当面は岩舟町内などの議論を見守る考えを示した。

 岡部市長は、県が合併の優先的な取り組みとして示した「1市5町(栃木、都賀、西方、大平、岩舟、藤岡)」の首長が定期的な懇談会を開いていることも念頭に、「うちの方から来てくださいとは言えない」「静観しているしかない」などと述べた。

 アンケートで合併の枠組みは、「1市5町」が31・8%、「(小山、野木を加えた)2市6町」が17・8%だった。
(2008年5月8日 読売新聞)

3755とはずがたり:2008/05/08(木) 11:21:29
<九州・沖縄>長崎県

東彼3町 住民、合併協設置を請求 今月下旬にも署名開始
2008年5月8日 02:52
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/21049

 川棚、波佐見、東彼杵の東彼3町の住民12人が7日、合併協議会設置を3町に求める申請書を県に提出した。新合併特例法に基づく住民の直接請求は県内で初めてで5月下旬にも署名活動を始める方針。各町で有権者の50分の1の署名が集まれば、各首長は議会などで協議会設置の是非を諮らなければならない。

 住民代表は申請書提出のため佐世保市の県北振興局を訪れ、「新合併特例法の期限切れが2年後に迫る中、これが最後の機会」「3町の商工会は昨年末に合併した。住民のために行政も合併するべきだ」などと訴え、県の支援を求めた。高尾潤局長は「県の合併構想に沿う形。早急に手続きを進めたい」と応じた。

 東彼3町の合併をめぐっては2002年11月、合併協議会が設置されたが、04年3月に川棚町が離脱したことで破たん。県が昨年9月、東彼杵郡3町の合併構想を示し、佐世保市も今年に入り、3町に広域合併を申し入れたが、3首長とも「時期尚早」などと拒否していた。

 新合併特例法では署名の審査などを経て、知事が3町住民からの直接請求を通知した60日以内に首長は町議会に協議会設置の関連条例案を提案することが義務付けられている。

=2008/05/08付 西日本新聞朝刊=

3756とはずがたり:2008/05/08(木) 11:23:03
<首都圏>埼玉県

幸手は先ず五霞との合併に専念せよ。
新市名は久喜で良い。彩野とか東埼玉とかは要らん。

久喜など  6月にも合併意識調査
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/saitama/news/20080507-OYT8T00633.htm

 久喜市と菖蒲、栗橋、鷲宮町による初の合併協議会が7日、同市の総合文化会館で開かれ、首長や議員などによる協議が始まった。

 4市町による合併を巡っては2007年6月、久喜、白岡、菖蒲、鷲宮の4市町が意見交換したが、同年12月に白岡町が蓮田市との合併を目指して脱退し、代わりに栗橋町が参加した。その後、幸手市からも申し入れがあったが、4市町側が拒否し、4市町による合併協議会の設置が決まった。

 初会合では、今年度の予算(約4000万円)や事業計画、協議会の運営規約や今後のスケジュールなどが承認された。6月にも実施される住民意識調査は、4市町20歳以上の住民から計1万3500人(久喜6000人、菖蒲2000人、栗橋2500人、鷲宮3000人)を抽出し、郵送方式で行う。

 今後は09年2月に新市基本計画について住民説明会を行い、同年5月に合併協定を調印、6月に県に申請し、10年3月までには新市の誕生が決まる予定だ。久喜市の田中暄二市長は「合併は次世代への魅力ある町づくりのチャンス。さらなる発展に向け、取り組んでいきたい」と呼びかけた。
(2008年5月8日 読売新聞)

3757とはずがたり:2008/05/08(木) 11:27:19
<東北・北海道>宮城県

実は白石や岩沼・角田を抑えて県南の中心都市はこの柴田市となろうに足並みが揃わないのは残念である。

3町合併、大河原、村田も住民団体が署名提出
合併へ動きが本格化
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyagi/news/20080508-OYT8T00126.htm

 柴田町との3町合併を目指す大河原、村田町の住民グループが7日、それぞれの町選管に法定合併協議会の設置を求める署名を提出した。先月30日には柴田町の住民も提出しており、合併に向けて3町の動きが本格化してきた。

 3町の住民グループは、新合併特例法の期限(2010年3月)までの合併を目指して、3月末から署名活動を行ってきた。大河原町では有権者1万9033人(3月2日現在)の50分の1(381人)を5000人余り上回る5510人分、村田町でも有権者1万371人(同)の50分の1(208人)を大きく上回る、3514人分の署名がそれぞれ集まった。

 住民グループは今後、6月にも署名簿を添えて、各町長に合併協議会の設置を本請求する見込みだ。

 村井知事は7日の定例記者会見で、「合併協議会が今後設置されるだろう」との見通しを示し、「小さな自治体が(合併で)ある程度の規模に生まれ変わる方が、メリットが大きい。県としても合併に向けて後押ししたい」と語った。

 また、同地域の合併論議は過去に頓挫したこともあるだけに、「各論の部分で意見集約できないことはあるだろうが、全体のことをを考えてほしい」と関係者に呼びかけた。
(2008年5月8日 読売新聞)

3758名無しさん:2008/05/10(土) 19:50:27
オーケイ電設の代表取締役、荻野啓一の実弟である荻野悟郎と一応戸籍上の
元妻である張華こと高島愛について大阪府警四条畷署に刑事告訴が
行われています。
公益のため捜査協力願います。ご参考として、このHPをご覧下さい。

http://qingdao.iinaa.net/ http://qingdao.iinaa.net/qingdao1.html


そして、これはニュース記事です。

・三洋電機元社員が偽装結婚容疑で書類送検

大阪府警四条畷署が兵庫県氷上町出身で三洋電機元社員の荻野悟郎容疑者(54)と中国山東省青島市出身で個室マッサージ店員の張華こと高島(旧姓 荻野)愛容疑者(33)を公正証書原本不実記載(偽装結婚等)の疑いで書類送検していたことが判明した。容疑は、平成13年に三洋電機社員であった荻野容疑者が日本滞在資格の欲しい張華こと高島容疑者のために虚偽の婚姻届を大東市役所に出した疑いと、平成15年1月27日に高島容疑者が当時夫の荻野容疑者とは別男性の男児を出産したのに、潤一と名付け荻野容疑者の子と偽り出生届を同市役所に出した疑い。両容疑者は容疑を一部認めている。平成19年に両容疑者と関係する中国人女性が偽装結婚の疑いで逮捕されていることから捜査員は背後に密入国斡旋組織があると見て警戒を強めている。この事件では、荻野容疑者は偽装結婚の捜査をされる直前に三洋電機本社から関連会社に転向させられており、捜査情報漏洩疑惑も浮上している。

3759荷主研究者:2008/05/11(日) 23:52:48

http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20080401/CK2008040102000118.html
2008年4月1日 中日新聞
浜松市の政令市移行から1年 山間部など過疎地“悲鳴”

浜松市天竜区の水窪町奥領家の町並み。町で最も大きい通りだが、行き交う住民は少ない

 浜松市は4月1日、政令指定都市への移行から丸1年を迎えた。大阪、横浜のような全国区の大都市に肩を並べたことが呼び水となったのか、市中心部に相次いで大型店が進出を決めるなど出足は快調だ。だが、山間部などの旧町村となると様相が変わる。過疎に歯止めがかからず、「東京と地方」にも似た格差の構図が目立つ。

 「この1年でも人が減っている。息子2人もよそに所帯を構えて帰ってこない」。天竜区水窪町奥領家で食料品店を営む女性(61)はこぼした。

 市中心部のJR浜松駅から北東へ約50キロ離れた、川と丘陵地に挟まれた集落。商店街を行き交う人はまばらで、高齢者が目立つ。

 無職の男性(84)が端的に語った。「街から遠いのを嫌って、人も企業も逃げていく。6月にはまた一つ、工場がなくなる」

 人口が右肩上がりで増え続ける市全体、あるいは大丸やビックカメラの出店が次々と表明される市中心部とは対照的だ。

 こうした過疎地域は市北部に集中している。水窪、春野、龍山、佐久間の旧町村部。65歳以上が過半数の「限界集落」も多く、冠婚葬祭など支え合いが不可欠な日常生活が難しくなっている。

 浜松市が政令市への一歩を踏み出したのは2005年7月。旧12市町村の大合併だ。広い権限と財政力で「市民福祉の向上」を目指した。過疎対策も手掛け、08年度予算では天竜区佐久間地区に救急救命士を配備し、同区の病院に就職を希望する看護学生に修学資金を貸与する。

 だが、過疎地の住民は焦る。「もっと速く抜本的に」

 鈴木康友市長は、地方行政の限界を認める。「医療や道路の整備と違い、過疎地の活性化には国の制度が大きくかかわる」と。

 それでも、市民には身近な市が頼りだ。「浜松で“地方”が死に絶える前に、なんとかしてほしい」=水窪町奥領家の自営業男性(70)=と、政令市の力に望みをかけている。

3760荷主研究者:2008/05/12(月) 00:10:57
http://www.sanyo.oni.co.jp/kikaku/2008/kurashiki/news/2008/04/10/20080410113858.html
2008年4月10日 山陽新聞
「2008 倉敷市長選」特集47万都市の選択 倉敷市長選を前に 【上】顔づくり チボリ、高架化難航 市の積極関与求める

ようやくにぎわいを取り戻したくらしきシティプラザ東ビル。JR倉敷駅周辺の整備は緒に就いたばかりだ

 「平成の大合併」で47万都市になった倉敷市。水島コンビナートをバックにした財政力と、美観地区や瀬戸大橋など恵まれた観光資源を生かし、都市基盤整備などを進めてきた。だが、中心市街地活性化など飛躍に向けて超えなければならないハードルは多い。20日告示、27日投開票される市長選を前に課題を検証する。

 久々に、JR倉敷駅前ににぎわいが戻ってきた。3月29日、「くらしきシティプラザ東ビル」(倉敷市阿知)に、新しい天満屋倉敷店がオープン。初日から待ちかねた買い物客が長い列をつくり、開店1週間は「目標の160%前後の売り上げで推移している」(同社)という好スタートを切った。

 2005年5月、東ビルの核テナントだった三越倉敷店が撤退。翌年10月から全館閉鎖して空きビル状態となり、駅前の地盤沈下が指摘された。

 1年半ぶりの再開に「駅前が暗いと市外から来た友達や観光客に恥ずかしいし、市民として申し訳ないと思っていました」。買い物に来た主婦曽根由紀子さん(67)=同市寿町=は話す。

3点セット

 東ビル、倉敷チボリ公園、駅周辺の連続立体交差(鉄道高架化)事業―。「倉敷駅周辺の3点セット」といわれるこれらの事業は、同市中心市街地だけでなく市全体の飛躍をかけた重要課題だが、長く前進しないことで関係者を悩ませてきた。

 同ビルへの天満屋誘致は地権者でつくる管理組合法人などが主体となり、解決をみた。問題が長引く残る2事業は岡山県が主導するプロジェクト。いずれも市は事業主体でないことを理由に、一定の距離を置いてきた。

 経営再建が難航する駅北口の倉敷チボリ公園(同市寿町)は、デンマーク側との契約交渉が決裂、県の財政支援も打ち切られることになり、来年以降の運営のめどが立たない。

 市は「市中心部の貴重な都市空間」と公園の意義を認める半面、新たな財政支援をしない方針を貫き、昨年秋の県から市への運営主体移譲提案も断った。

 観光面などで公園の恩恵を受けてきた倉敷市だが、問題打開に向けた具体的提案を打ち出せないままだ。

 一方、連続立体交差事業は国の補助調査に採択されて13年が経過したが、関連する市の駅前東土地区画整理事業(約3・6ヘクタール)は、複雑な権利関係の前に用地買収が遅れ、いまだに着工できない。駅北西の第2土地区画整理事業(約22・5ヘクタール)もようやく用地買収の見通しが立った段階。隘路(あいろ)から抜け出せない。

 「所有者や事業主体がどこだろうと駅前は貴重な公共空間。市にはその視点から、もっと問題解決に主導的役割を果たしてほしかった」。東ビル問題にかかわった関係者はいらだちを隠さない。

描けぬ青写真

 倉敷駅周辺では05年から5年間の計画で、国のまちづくり交付金を活用した市の都市再生整備事業が進む。駅周辺と駅前東の2つのエリアで35事業に総額85億円が投入され、既に美観地区の夜間景観照明が始まるなど、形に現れ始めている。

 だが、中心市街地活性化の前提となる「3点セット」の“呪縛(じゅばく)”にはまり、「こうした重要課題が解決しなければ、市中心部の青写真も描きにくい」と市幹部。

 本来の都市再生議論に使うべき時間が失われていく。

 「倉敷駅周辺は“市の顔”であり、観光都市倉敷の玄関口。明確なマスタープランに沿った整備を進めることで、市内外から人や物を引きつける。それが市の魅力や活力を高めることにもなる」。倉敷商工会議所の豊島健二観光委員長(61)は厳しい視線を注ぐ。

3761荷主研究者:2008/05/12(月) 00:11:22
http://www.sanyo.oni.co.jp/kikaku/2008/kurashiki/news/2008/04/11/20080411102557.html
2008年4月11日 山陽新聞
47万都市の選択 倉敷市長選を前に 【中】市立大学 構想めぐり二転三転 負担に見合った効果焦点

4年制化問題で揺れる倉敷市立短大。市の財政負担など課題は多い

 高台のキャンパスの桜が満開を迎えた8日、倉敷市立短大(同市児島稗田町)は入学式に臨む新入生であふれた。この短大の4年制化の是非をめぐり今、市立大学審議会で熱い議論が続いている。

 18歳人口の減少で入学希望者が定員数を下回る「大学全入時代」が到来。学生数を確保しにくい短大を取り巻く環境は厳しく、全国的に4年制大学化への流れは顕著だ。

 1968年に保育専門学院からスタートした市立短大も、志願者数が2007年度までの5年間で26%減った。市はこれまで「入学志願者が減る厳しい状況を考慮すれば、早期の大学開学が必要」との立場を取ってきた。

 同短大の伊澤秀而学長も「このままの形で短大は生き残れないことは分かっている。審議会の答申を受け、早期の改革が必要だ」と強調する。

6年越しの課題

 市立大学問題は03年の検討開始から6年越しの課題。議論が長引いた大きな要因は、二転三転した市の大学構想にある。

 06年2月、当時の検討委員会は現在の保育、服飾美術の2学科をおおむね4年制に発展させる内容の報告をまとめた。だが、市は「魅力あるユニークな大学づくり」を主張し、国際ビジネス学部や人づくり学部を創設する構想を相次ぎ発表。市議会や短大が猛反発し、市が目指した09年春の開学は事実上不可能になった。

 振り出しに戻った形で「ゼロベース」から協議することを前提に、昨年10月に設置された大学審議会。議論の焦点は、拡大する市の財政負担に見合った効果があるか、私立大学が多い市内に公立大学が必要な明確な理由づけができるか―だ。

 1990年代、大学誘致を公約にした当時の渡辺行雄市長(故人)は、加計学園の倉敷芸術科学大と、津山市から全面移転を計画していた作陽学園の作陽音大を誘致。総額194億円の支援を断行した。結果、倉敷市は、岡山県内16大学10短大のうち、5大学4短大を抱える“大学都市”になった。

 市の試算では、4年制大学開学のための初期投資に約16億円、毎年の運営費交付金など財政支援に6〜16億円がかかる。現在の短大へ年間の市の負担額2億8000万円余を大きく上回る。

 「私立大との競争になる。誘致した大学経営を市が圧迫することにならないか」「さまざまなマイナス要因がある中で、4年制化が必要だという理由を市民に説明する責任がある」―。審議会委員の苦悩は続く。

論戦テーマに

 07年度に出すはずだった大学審議会の答申はずれこみ、前哨戦を戦っている市長選の立候補予定者の間でも、4年制化への是非が論戦の1つのテーマにも浮上している。

 市大学設置準備室は「答申は出していただくが、市の判断は選挙の結果しだいになる」とし、4年制化について集中審議する次回審議会の開催は、市長選後の5月になった。

 大学経営に詳しい山本清東京大大学院教授=大学経営・財務論=は「短大を4年制化し、学科に職業色を出す流れは間違っていないが、将来の負債につながる可能性を覚悟すべきだ」と分析。「市の活性化につなげるなら、企業誘致など産業施策と一体で考えなければ、市が税金投入する意味はない」と指摘する。

3762荷主研究者:2008/05/12(月) 00:11:51
http://www.sanyo.oni.co.jp/kikaku/2008/kurashiki/news/2008/04/12/20080412120142.html
2008年4月12日 山陽新聞
47万都市の選択 倉敷市長選を前に 【下】中核市の風格 生かせぬ規模の利点 問われる総合力発揮

合併を重ねて人口47万人を擁する大都市となった倉敷市。一体感の醸成による地域力アップが課題だ

 「倉敷をホームにするつもりだったが、実現できなかった。昇格以来、まだ地元で公式戦が開けていない」

 サッカーのJFLで活躍する三菱自動車水島FCの熊代正志監督(52)が嘆く。

 2005年度にJFLに昇格した同チームだが、倉敷市内には、観客収容数5000人以上というJFLの試合開催要件を満たす競技場がなく、昇格後はホームスタジアムを笠岡陸上競技場(笠岡市)に移した。

 倉敷市には陸上競技場を備えた運動公園は倉敷、児島、玉島、水島の各地区に1カ所ずつあり、人口10万人当たりの陸上競技場数は全中核市で最も多い。一方、スタンド収容客数は、最多の倉敷運動公園陸上競技場(同市四十瀬)でも約1000人。“ホーム”の座を譲らざるを得なかった。

10万都市の集合

 02年4月、全国30番目の中核市となり、7年目を迎える倉敷市。「平成の大合併」では真備、船穂両町を編入、人口は約47万人に膨らみ、広島、岡山市に次ぐ中国地方3番目の規模を誇る。

 だが、「倉敷はいまだに10万都市の集合体。大都市という実感は市民には薄いのでは」と市議の一人はスケールメリットの薄さを挙げる。

 現在の市は1967年、倉敷、児島、玉島の3市が対等合併した経緯があり、これにコンビナートで急成長した水島を加えた4地区でイベントや施設整備をバランスよく実施。各地区の均衡のとれた発展を目指してきた。

 人口当たりの支所・出張所面積や生涯学習センター数が全中核市で上位に入るなど行政サービスが身近に受けられるが、「ハコものが多く、管理費などコストがかかる」(市幹部)都市にもなった。

 「ポリセントリック(多機能融合)型都市」。各地区の特色を生かしたまちづくりを目指す市は「各地区の拠点が機能を相互補完し合うのが、倉敷に合っている」(末永洋之総合政策局長)とする。

 ジーンズの児島、江戸期からの外港を生かした玉島…。多様な旧市の特色づくりは進むが、各地の連携強化による“融合都市”づくりは40年たった今も途上。さらに市債残高1502億円(2008年度末見込み)を抱える厳しい財政事情が続く中、均衡投資型の施策が続けられる保証はない。

地域力低下懸念

 平成の大合併を経て各自治体の規模は拡大し、都市間競争は激化。特に岡山県南では、隣の岡山市が政令指定都市を目指しており、急速に地域での求心力を高めている。

 産業、観光都市として存在感を発揮してきた倉敷市だが、観光客数は長期的な減少傾向が続く。国立社会保障・人口問題研究所は、30年には市の人口は現在より3万人減ると予測。日本政策投資銀行が昨年行った「地域づくり健康診断」でも「20代前半や退職世代の転出傾向が顕著」「旧来の中心市街地が急速に衰退」が課題に挙げられ、地域力の低下も懸念される。

 岡山商科大の多田憲一郎教授(地方財政論)は「合併後の倉敷市は、新しい都市像を象徴するビジョンを示していない。今後は全国レベルの地域資源を生かし、トータルとしての“倉敷ブランド”を打ち出す政策が必要」と指摘する。

 瀬戸内エリアや岡山県をけん引できる中核市としての“総合力”発揮が問われている。

3763とはずがたり:2008/05/12(月) 14:13:45
<東北・北海道>岩手県

さて門馬地区の分村合併の要望は無視されるのかな。。
まぁ宮古市との合併そのものは非常に好ましいけど。
http://www.mapion.co.jp/map/admi03.html
門馬地区の意向はコストに比して非常に大きいのかねぇ。。

月内にも合併協申し入れ 川井村が宮古市に
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20080510_7

 宮古市と川井村の合併協議が本格化する。川井村の内舘勝則村長は村議会と協議後、今月中にも同市に合併協議会設置を申し入れる方針だ。宮古市の熊坂義裕市長は申し入れがあった場合、市議会に合併協議会の設置を諮る意向を示しており、順調に進めば、両議会の6月定例会や臨時会に設置議案が提案される。2010年3月末を期限とする新合併特例法内の合併に向け、両市村の協議は加速しそうだ。
 内舘村長は今後のスケジュールについて「改選後初の村議会臨時会で議長、副議長など議会構成が決まった。議会と協議し、早い時期に対応を進めたい」とし、今月中にも宮古市へ合併協議会設置を呼び掛ける考えだ。
 4月20日投票の村議選は、定数10に対し11人が立候補。現職8人、元職と新人各1人が当選した。
 岩手日報社が候補者全員に行ったアンケートでは、当選者10人のうち、「全村で宮古市と合併するべき」と答えたのが8人と圧倒的多数。「当面単独」、「門馬地区は分村して盛岡市と、それ以外の地区は宮古市と合併」と回答したのが、それぞれ1人。今のところ、議会内の空気も宮古市との合併に大きな支障は見当たらない。
 内舘村長は「人口減少が続く中で、自立は難しい。合併協議の中で、川井村の地域性をどう生かせるかを話し合いたい。合併するならば、新合併特例法の期限内にしたい」と意欲を見せる。
 村は7月ごろに地域活性化に向けたシンポジウムを開催する予定。合併準備と並行し、地域活性化の機運を高める考え。盛岡市との合併や当面自立を求める声がある門馬地区については対話を継続する方針。
 熊坂市長は「旧宮古、田老、新里の3市町村の合併後、新市のまちづくりに全力で取り組んでいるが、川井村が意見をまとめて合併協議会設置を申し込んでくるのであれば、市議会に設置を諮る」と話す。

3764とはずがたり:2008/05/12(月) 14:22:10
<北陸・甲信越・北関東>長野県

闊達・闊大貨物・闊葉樹・久闊を叙す・闊歩…使い道めちゃ多いし闊を准常用漢字に指定しようヽ(´ー`)/

其れはさておき賛成派・反対派が連携しての試み。素晴らしいですな。流石長野県だ。

合併問題で討論会を 小川村の自立派と合併派が要望
http://www.shinmai.co.jp/news/20080510/KT080509ATI090011000022.htm
5月10日(土)

 上水内郡小川村が6月に実施する、長野市との合併の是非を問う住民投票を前に、村民有志が9日、村議会主催の公開討論会を開くよう求める清水勝義村議会議長あての要望書を議会事務局に提出した。要望には合併への賛成、反対双方の立場の住民が加わっており、納得いく議論を経て村民に判断してもらいたい−と手を携えた形だ。

 要望書は、合併によらず自立を目指す住民でつくる「小川村の明日を模索する会」と、長野市との合併を支持する住民でつくる「小川の将来を考える会」の代表2人の連名で提出した。

 村民が村の今後の方向性について判断し選択するためには、十分な情報提供や自由闊達(かったつ)な意見交換の場が必要−とし、討論会開催は「住民投票条例案を可決した議会の責務」と指摘。

 日時は6月1日午後とし、パネリストは自立派、合併派の村民を3人ずつ(村議各1人を含む)計6人を想定。司会者には村外の人物を充てるなど、具体的な内容も提言している。

 清水議長は取材に「来週にも全員協議会を開いて審議する。決まれば、要望書に沿った形で(討論会を)行いたい」と話した。

 村は8日から6月8日まで、村内20カ所で村が選んだ自立の方針について説明する住民懇談会を開いている。

3765とはずがたり:2008/05/12(月) 17:47:46
<北関東>群馬県

あとは民意を踏みにじって利権確保の為に居坐る町議会議員をリコール等で揺さぶって各個撃破じゃ〜ヽ(`Д´)ノ

吉井町、高崎市との合併協設置「賛成」多数
住民投票 2000票差で上回る
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/gunma/news/20080511-OYT8T00696.htm

 吉井町で11日、高崎市との法定合併協議会設置の賛否を問う住民投票が行われ、開票の結果、賛成8236票、反対6071票となった。高崎市議会がすでに設置案を可決しており、近く協議会が設置され、合併に向けて第一歩を踏み出すことになる。しかし、町議会(15人)では合併反対派が多数。法定協が設置されても、議会が最終的に合併議案を否決する可能性もあり、今後、多くの曲折が予想される。有権者数は2万163人で、投票率は71.75%だった。

 賛成が反対を2000票以上も上回ったことについて、斎藤軍雄町長は同日夜、「大変うれしく受け止めている。早急に合併協議会を設置し、中核市の枠組みに間に合うよう取り組んでいきたい」と述べた。

 一方、合併反対の立場をとる「元気で明るい吉井町をつくる会」の平井日出男会長は、「町民を信じていたが、想像もつかない票差で残念だ。支援してくれた方々に本当に申し訳ない。若い世代を取り込めなかったのが敗因の一つだろう」と語った。

 同町では2004年に、合併に関する2度の住民投票が行われた。合併の賛否や枠組みが問われた5月の住民投票では賛成が反対を約4800票上回り、合併相手も「高崎市」が多数を占めたが、高崎市との法定協設置の賛否が問われた11月の投票では315票差で反対が多数を占めた。

 高崎市が中核市指定を目指す中、今年3月、住民請求に基づく高崎市との法定協設置案を町議会が否決。合併推進の立場の斎藤町長が「財政状況は厳しさを増し、社会情勢や合併に対する住民意識が大きく変わった」として住民投票請求に踏み切った。

 今回の結果について、高崎市の松浦幸雄市長は「合併に向けた大きな前進。中核市移行の手続きもあるので、年度内には合併の議決がいただけるよう協議を進めたい」とのコメントを出した。

  ◇  ◆  ◇
 賛成 8236票
 反対 6071票 (確定)
(2008年5月12日 読売新聞)

3766とはずがたり:2008/05/12(月) 17:53:11
<東海・甲信>山梨県
>>3747 >>3715

裏金や合併問題など説明増穂町議会、町民に報告会
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20080510-OYT8T00707.htm

 増穂町議会は9日夜、同町青柳町の町民会館で町民を対象にした初の議会報告会を開き、裏金問題や合併問題など5項目について説明した。

 報告会は同議会が「開かれた議会」に向けた取り組みの一環で行われたもので、この日は町議全14人と町民約60人が出席した。議会側からまず、今年3月に発覚した町の裏金問題や、鰍沢町との合併問題について説明。その後の質疑応答では住民から「裏金問題の責任を取って議員報酬を減らすという議論はどうなっているのか」「合併問題は住民投票などで町民の意見を聞いてほしい」「報告会は町内の各地区で開催して欲しい」など意見が活発に出された。

 今回の報告会について町民の受け止め方は様々だ。不満そうな表情の男性(72)が「納得できる説明がなかった」と語れば、別の男性(69)は「公にすべきところはすべて公にされた。評価したい」と話した。

 永井寛子議長は「厳しい意見も出たが、町民の声が聞けて良かった。信頼できる議会作りに向けてより一層改革に取り組んで行きたい」と述べた。
(2008年5月11日 読売新聞)

3767とはずがたり:2008/05/12(月) 17:53:22
<九州・沖縄>熊本県

美原は堺に対してかなり巧いことやった印象である。
熊本市から利益を引き出す為の最後の一自治体を競わすことで兎角持ち出しとなる熊本市の交渉力も増すであろう。

2008年5月12日 14:50
法定協移行、8月下旬にも判断 益城町長
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20080512200016&amp;cid=main

 熊本市と上益城郡益城町は十二日、合併任意協議会の初会合を開いた。八月ごろまで今後四回開く。会合後、住永幸三郎町長は任意協終了後に住民説明会を開いたうえで、早ければ八月下旬にも合併協議会(法定協)への移行の是非を判断する考えを示した。

 任意協は同市内のホテルで開催。会長の幸山政史市長は「益城町とは住民投票で法定協設置が反対された経緯があり、感慨深い」、副会長の住永町長は「合併・政令市を目指すか、町制維持か。住民に判断材料を提供したい」と述べた。

 任意協は両首長のほか議会、自治会など各種団体代表ら二十人で構成。両市町の総務・企画財政部門でつくる幹事会と、市民生活など十一分野別の作業部会を設け、協議項目や調整方針案をまとめる。協議終了後、熊本市も住民説明会を開く。

 二十日の第二回会合から、税や住民サービスの違いについての調整方針や、合併して政令市に移行した場合のまちづくりについて協議する。

 熊本市は合併特例法期限内の二〇一〇(平成二十二)年三月までに周辺自治体との合併を進め、人口要件が七十万人に緩和されている政令指定都市への移行を目指している。住永町長は「特例法の期限を考えれば、八月下旬か九月上旬には、方針を出さないといけない」と話した。

 熊本市は十月六日、下益城郡富合町と合併し、人口は六十七万八千人になる。三万三千人の益城町と合併できれば要件を達成する。また、下益城郡城南町とも任意協を設置。鹿本郡植木町とは合併問題調査研究会をつくっている。(渡辺直樹、野方信助)

3768とはずがたり:2008/05/12(月) 18:08:06
<近畿>滋賀県

住民投票運動も盛り上がらないというのは良いことか?w

住民へ意義説明を
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shiga/news/20080510-OYT8T00838.htm

 湖北1市6町の合併論議が本格化してきた。すでに事前協議で、長浜市に6町が編入し、新市の名称を「長浜市」とすることなどを確認した。2010年3月末までの実現を目指して着々と事務作業が進む一方で、住民の関心は高まってこない。

 長浜市が昨秋、市内10か所で行った合併説明会では、毎回約25人の参加者にとどまり、ほとんどは市議や市職員だった。2005年に6町合併が進められた際、住民投票条例の制定を求める署名活動が起こった高月、木之本町などでも、当時のような盛り上がりは感じられない。

 市合併推進室の担当者は「具体的な議論に入れば市民の意識も変わってくるのでは」と期待するが、住民からは「そもそもなぜ合併なのか。大義が全く伝わって来ず、興味がわかない」との声もよく聞かれる。

 「湖北は一つ」の掛け声のもと、行政側は旗を振るが、主役であるべき住民の関心を喚起し、住民を巻き込んでの議論がなければ、新市の未来像を描けるはずはない。(田島武文)
(2008年5月11日 読売新聞)

3769とはずがたり:2008/05/12(月) 18:09:16
<東海>静岡県

湖西・新居 合併地区別に懇談会
2008/05/12
http://www.shizushin.com/news/local/west/20080512000000000029.htm

 湖西市と新居町との合併で、両市町は地区別懇談会を開催する。現在の状況や、将来ビジョン、財政シミュレーションなどについて説明する。
 湖西市は懇談会を2月に行っていて、今回は2回目の地区別懇談会。12日から28日まで、市健康福祉センターや岡崎中などを会場に計10回行う。三上元市長が出席し、住民アンケートの結果も交えながら、参加者と懇談する。
 新居町は13日から25日まで、住吉公民館や町民センターで、5回の懇談会を開く。中嶋正夫町長が出席して、湖西市への編入合併を申し入れた理由などについて説明する。
 地区別懇談会は湖西市、新居町ともに午後7時開始。事前申し込みは不要で、どの会場でも参加できる。
 地区別懇談会に関する問い合わせは湖西市役所合併調査課[電053(576)1255]か新居町役場総務課[053(594)1111]へ。

3770とはずがたり:2008/05/14(水) 13:49:47
<九州・沖縄><広域合併><道州制>

此迄道州制に関する議論は<広域合併>として来たけど単県型も現れるとなるとそぐわないね。。

沖縄を「特例型」単独州に 県知事に第1次提言を提出
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008051301000180.html
2008年5月13日 12時12分

 沖縄県の経済人や学識経験者などによる県道州制懇話会は13日、道州制が実現する場合、同県はほかの道州より多くの権限を国から譲り受ける「特例型」単独州を目指すべきだとする第1次提言をまとめ、仲井真弘多知事に提出した。

 提言によると「特例型」は、国境の海洋地域にある離島という沖縄の特性から、ほかの道州では国が行うことが予想される関税や出入国管理事務などについても権限移譲を受ける。世界に開かれた活力ある地域づくりにつながるとしている。

 単独とした理由は、琉球王国や沖縄戦などを踏まえた県民意識を考慮。離島振興策や米軍基地など固有の問題で「九州に統合されると重点的な取り組みが期待できない」ことも挙げている。

 一律でない道州制が認められることで「小さな沖縄が先進的な変革にチャレンジし、活力ある多様な日本づくりに貢献できる」とアピールした。
(共同)

3771とはずがたり:2008/05/14(水) 13:51:14
Uターン,Jターン,Iターンと色々有るけど遂にAターン迄登場w
ゆうてもIターンの秋田版ってだけみたいですけど。

Aターン就職者、3年連続増加 東京で7月、単独面接会
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20080514f

 県外から本県に就職する「Aターン就職者」が2005年度から3年連続で増加している。県はこれを好機ととらえ、7月に東京で13年ぶりとなるAターン希望者のみを対象にした面接会を行う。

 事業が始まった1991年度以降、Aターン就職者数は1000人以上で推移していた。99年度に初めて1000人を割り込み、2004年度には756人まで落ち込んだ。05年度から回復に転じ、同年以降は3年連続で1000人以上を維持し、07年度は前年比0・5%増の1050人だった。

 13年ぶりのAターン希望者のみを対象とした就職面接会は7月12日、東京都中野区の中野サンプラザで開かれる。旧盆前に設定することにより、Aターン希望者が東京で面接した後に帰省し、すぐに企業訪問したり、再度面接したりできるように配慮した。

 問い合わせは県雇用労働政策課TEL018・860・2336
(2008/05/14 10:53 更新)

3772とはずがたり:2008/05/21(水) 18:18:58
<首都圏>埼玉県さいたま市

さいたま市議会
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/mayor/1188953018/

352 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/17(月) 13:09:38 ID:samSrHn4
(請願第5号件名)
議案第2号「平成19年度さいたま市一般会計補正予算(第6号)」ですが、このうち赤山東線は、
新都心を囲む環状道路の南側部分を構成する道路と位置づけられています。大宮市・与野市・浦和市
の合併協定書には、新都心周辺を候補地とする市役所新庁舎の建設と、合併後速やかに新庁舎建設基
金を創設する旨が明記されていますが、本定例会では自民党の代表質問に対して相川市長は「区役所
等の公共施設の建て替えも含めた基金の創設なら検討する」と答弁し、3市合併の協定書を事実上反
故にする姿勢を明確にしました。また赤山東線の周辺道路で交通渋滞は発生しておらず、減額になった
とはいえ跨線橋と跨道橋合わせて64億7000万円もの工事費をかけて赤山東線の整備を進める必要
はありません。
 深刻化している大宮市街地の交通渋滞解消の切り札であり、鉄道博物館、盆栽会館、そして仮称岩槻
人形会館を結ぶ回遊ルートとなる都市計画道路・指扇宮ヶ谷塔線など、市内には他に優先して整備すべ
き道路があり、市役所移転が現実化し、新都心が名実ともに本市の中心になるまで、赤山東線の整備は
凍結すべきであり、本議案には反対いたします。

353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/17(月) 13:12:00 ID:samSrHn4
(請願第6号件名)
議案第42号「さいたま市区の設置等に関する条例及びさいたま市福祉事務所設置条例の一部を改正する条例
の制定について」です。本議案は北区役所を移転するというものですが、そもそも北区という名称、そしてそ
の存在自体が、住民不在・住民無視の象徴です。政令指定都市移行に伴う区の設置に際して、本市では平成1
4年に2回にわたる区名投票を実施しましたが、大宮北部地区では「大宮北区」が他の名称を3倍以上引き離
す圧倒的な票差で1位になったにも関わらず、「北区」という名称が押し付けられました。当時区名に関して
は、8万筆を超える見沼区反対署名が提出されたことが全国的なニュースとなりましたが、与野や大宮北部か
らもそれぞれ数千筆の区名反対署名が提出されたことを決して忘れてはなりません。
また区割りに関しても、旧大宮市をすべて大宮区に、旧浦和市をすべて浦和区にという住民投票を求める1万
7763名の直接請求署名が提出されたにも関わらず、旧大宮市・浦和市をそれぞれ4分割する区割りが強行
されました。
 このように大宮北部地区は、住民の意向を全く無視して大宮から切り離され、区名からも「大宮」という文
字が排除されたのであります。
 私の元には、大宮北部の住民から「納得できません。ここは大宮!」「大宮に生まれ、大宮に育ったのに、
自分の住んでいる場所から大宮の名前が消えるのは、耐えられません」「大宮という誇りを消してしまった相
川市長、市民の声をもっと聞いてください」という、怒りの声が多数寄せられています。そして私自身「北区」
という住所を書くたびに、ジクジたる思いであり、大宮に対する住民の誇りとアイデンティティを踏みにじる
さいたま市の解体に向け、決意も新たにしております。
 ここで平成14年11月臨時会において、「すべての行政区で区名投票1位となった名称を採用する修正案」
を共同提出された鶴崎敏康議員、中山欽哉議員、並びに高柳俊哉議員のご尽力に改めて敬意を表するとともに、
存在そのものが住民無視である北区を廃して、誇りある大宮の一部に復帰させるべきとの立場から、本議案には
満腔の怒りと全身全霊の怒りを込めて、反対いたします。

3773とはずがたり:2008/05/21(水) 18:19:44
<首都圏>埼玉県さいたま市
>>3772-3773

354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/17(月) 13:13:33 ID:samSrHn4
(請願第7号件名)
議案第49号「さいたま市視聴覚ライブラリー条例の一部を改正する条例の制定について」ですが、本議案はこれまで大宮、与野、
北浦和、岩槻の各図書館で所蔵していた映像資料を、大宮北部に開館する北図書館へ集中させようという内容です。
 映像資料の貸し出しは団体利用がほとんどであり、従来と比べて利便性が低下しないよう配慮はされていますが、図書館の資料は
それぞれの地域が長い歴史の中で収集してきた文化資産であり、一極集中を行うべきではありません。
 特に本市は、合併によって成立した自治体であり、もとの4市がそれぞれの伝統と文化を独自に発展させつつ、緩やかなそして
離脱可能な連邦制のような「多文化共生」を尊重した連合都市を目指すべきであり、図書館の資料はそれぞれの地域に残すべきです。
 またここで想起されるのが、合併の原点である1995年の合併促進決議です。「芸術文化の与野」がうたわれているにも関わらず、
与野図書館からは昨年4000冊もの蔵書が浦和の中央図書館へ奪われ、今回また映像資料が根こそぎ大宮の北図書館へ奪われるの
です。まさに本市の現状は、合併の原点をないがしろにしていることも指摘し、とりわけ与野選出の議員諸氏のご賛同を期待しつつ、
本議案には反対いたします。

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/17(月) 13:15:14 ID:samSrHn4
(請願第8号件名)
議案第62号、第63号、第64号及び第65号の「議決事項の一部変更について」の議案4件ですが、
これらは、市民医療センターの建設に合計1億4100円を追加支出して、工事契約の変更を行うものです。
市民医療センターは、来年春の開院を目指して建設が進められておりますが、それと引き換えに大宮医師
会病院は閉鎖される予定となっております。大宮医師会病院閉鎖後の、大宮北部地区における医療体制、
とりわけ夜間休日の救急医療体制、そして小児救急医療センターに代わる施設の設置について、大宮の市民
の間では非常な不安や不満が高まっているのみならず、本市議会でも平成16年2月定例会において、
「大宮医師会病院の移転等に係る跡地またはその周辺地区への救急診療等の施設対応及び運営関係機関等の
調整を求める附帯決議」が全会一致で可決されております。
平成20年度予算では、仮称大宮休日夜間急患診療所整備事業として350万円の補助金が計上されていま
すが、果たしてこの予算で、現行の24時間診療体制の維持が可能なのか、夜中に子供の具合が悪くなって
も駆け込むことはできるのか、肝心な点について執行部側からは具体的な説明がなされていません。
このような状況の下で、大宮医師会病院の閉鎖を前提とした市民医療センターの建設に追加支出を行うこと
は認められず、これら4件の議案には反対です。

356 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/17(月) 13:16:21 ID:samSrHn4
(請願第9号件名)
議案第70号「市道路線の認定について」ですが、本議案で挙げられている10本の路線のうち、
22485号については現時点で住宅が建っており、居住者がいるのです。
 本路線のすぐ隣には平行する市道があり、新たに市道を建設する必然性はありません。立ち退き
の買収交渉も始まっておらず、用地取得にいくらかかるのかも未定です。
 立ち退きの対象となる方がまだ同意していない段階で、都市計画道路ならまだしも、一方的に
市道に認定され、人が居住している場所がある日突然道路とされてしまうような不可解な事態は
認められず、本議案には反対いたします。

357 :いづみや愛好会:2008/03/17(月) 13:47:00 ID:???
↑このような長いタイトルでの請願という戦術は
とても新人には考えつかない。
バックに元職の議員がいるんだろう。
誰でしょうかね?

358 :名無しさん@お腹いっぱい。:2008/03/17(月) 14:43:36 ID:???
吉田一郎は議員としては新人だが、
請願者としては、何年も前から出していたベテラン。

3774とはずがたり:2008/05/23(金) 02:02:16
<九州・沖縄>福岡県
>>3689>>3649>>3621>>3443>>3016
うおん!?此処迄来て。。村長をリコールしろよヽ(`Д´)ノ
っちゅーか辞職して信を問う形が一番スッキリしそうではある。。

市町村合併:八女市への編入合併 星野村長、離脱案提案へ /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080514ddlk40010484000c.html

 周辺3町村とともに八女市への編入合併を協議中の星野村の高木良之村長は13日、合併協議会からの離脱議案を、15日に開く村議会に提案することを明らかにした。5市町村は26日に合併調印をし、6月2日に各議会が合併議案を議決する予定で進められてきた。

 会見した高木村長は「住民投票条例は議会に反対された。離脱して、再度合併の必要性を確認したい」と改めて民意を問う理由を説明した。

 5市町村合併協は2月末、合併協定の全項目に合意。高木村長は3月21日の同村議会で「個人的には村単独でいく方がよいと思う」と話し波紋を広げ、同28日の合併協で謝罪し「合併を推進する」と述べていた。

 高木村長は13日午後、合併協会長の野田国義八女市長に会い「村は合併問題で二分している。態度をはっきりさせることで事態を収拾させたい」と離脱案提案の方針を説明した。野田市長は「離脱案は否決されるだろう。これまで通り合併に向け努力する」と話した。【丸山宗一郎】

〔筑後版〕
毎日新聞 2008年5月14日 地方版

>>3689の他社報

八女地区合併 星野村長 協議継続を表明 4首長、一様に安堵 「足並みそろえていける」
2008年3月27日 01:05 カテゴリー:九州・山口 > 福岡
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/12366?c=210

 八女地区5市町村の合併について星野村の高木良之村長が26日、今後も協議を進めることを表明し、他の4市町村長からは「足並みをそろえて前進していける」と、安堵(あんど)の声が聞かれた。

 「(合併協議では)要望していた地域審議会設置が実現せず、(合併後の)議員定数も希望通りにならなかった。私の思いも分かってほしい」。同日夕、八女市役所で4市町村長との緊急会議に臨んだ高木村長は、合併協議を進めることを明言した上で、揺れ動いた心情を吐露したという。

 高木村長の説明に各首長は、一様にほっとした表情を浮かべた。八女市の野田国義市長は「引き続き一緒にやっていけるのはうれしい」。黒木町の小川光吉町長も「協議を今まで一緒にやってきたので、(今回の決断は)良かった」と喜んだ。

 立花町の田中礼助町長は「八女地方の未来のために、これからも一緒に知恵を絞っていきたい」と語った。一方、両町長と矢部村の中司謙治村長は「住民を説得して、合併を成し遂げよう」と高木村長に声を掛けたという。

=2008/03/27付 西日本新聞朝刊=

3775とはずがたり:2008/05/23(金) 02:03:00
<九州・沖縄>福岡県

星野村長、調印拒む構え
http://mytown.asahi.com/fukuoka/news.php?k_id=41000000805160003
2008年05月16日

 八女地域の合併が揺れている。15日の星野村の臨時議会で、単独村制を目指す高木良之村長提案の「合併離脱」議案が反対多数で否決され、逆に議員側が村を廃止して八女市に編入するための「廃置分合」議案を急きょ提案し、可決した。これに対し、高木村長は今月26日の合併調印式を欠席するほか合併に必要な手続きを拒む姿勢を見せ、合併が実現するかどうか不透明な情勢だ。

 星野村を含む八女地域5市町村は2010年2月の合併に向け、合併協議会ですべての項目に合意し、調印式を待つばかりだった。

 ところが、今月に入って同村の合併反対派の住民が合併協議からの離脱を求める署名を提出したことから、高木村長がこの日の臨時議会を招集。「『住民の総意がなければ合併に進まない』というのが自分の選挙公約。合併をめぐり村が二分された今、離脱しかない」と述べ、合併協議会からの離脱の賛否を問う議案を提出したが、3対6で否決された。

 その後の緊急質問で、今後の対応を問われた高木村長が「離脱表明をした以上、調印式に出ない」と明言したため、合併に賛成する議員が「村政を任せられない」と反発。6月2日に5市町村議会で一斉に提案する予定だった廃置分合議案を急きょ提案し、可決した。県によると、同議案が執行部提案でなく、議員提案されるのは全国でも珍しいという。

 ただ、高木村長の姿勢はかたくなだ。取材に対し「村の長として離脱の方向は変えない」として、村の財産を八女市に帰属することを認めるなど残る合併関連2議案の議会提案もしないと明言。議会終了後に役場を離れ、村職員も終日連絡が取れなくなった。

 県や村は対応に追われた。村長が提案を拒否した場合、この2議案を議員提案できるかどうか、総務省に問い合わせるなどした。ただ、議案が可決されても、廃置分合の知事申請には関係市町村長全員の押印が必要で、結局は高木村長が「離脱」を貫けば合併が壊れる。

 合併事務局は「廃置分合議案の可決は村として合併を認めたということ。村長にはご理解いただいて職務を遂行してほしい」と苦り切っている。

 宮崎県では同様の事態になって、首長が解職請求(リコール)された例がある。宮崎市と旧高岡町の合併で、04年末に町議会が廃置分合案を可決したものの、合併反対を主張し続けた当時の町長がリコールされ、出直し町長選で当選した新町長の下で合併した。

福岡・八女など5市町村合併調印式、星野村長欠席表明で中止
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20080517-OYS1T00213.htm

 福岡県星野村の同県八女市への編入合併を巡り、合併に反対する同村の高木良之村長が合併協定書調印式への欠席を表明した問題で、八女市、黒木町、立花町、星野村、矢部村の5市町村でつくる法定合併協議会は16日、26日の調印式を取りやめることを決めた。

 八女市で16日、5市町村合併担当課長会議を開き、「現状で調印式を行うのは難しい」と判断した。協議会の職員が22日に5市町村を回り、各首長へ直接、協定書への押印を求める。

 福岡県は「首長による協定書への押印は、合併手続き上、必ずしも必要ではない」としているが、各議会で合併議案が可決された後、知事に提出する合併申請書には星野村を含む全首長の押印が必要。
(2008年5月17日 読売新聞)

3776とはずがたり:2008/05/23(金) 02:03:14

<九州・沖縄>福岡県

市町村合併:星野村長が離脱表明 調印式、急きょ中止 /福岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080517-00000145-mailo-l40
5月17日16時1分配信 毎日新聞

 ◇合併協事務局、協定書への押印要請
 八女地区5市町村の合併を巡り、各市町村の合併担当課長会議が16日、八女市で開かれ、合併協定書の調印式(26日に予定)の中止を決めた。
 星野村の高木良之村長が15日、村議会で「合併協議会から離脱し、調印式には行かない」と表明したことから急きょ開催。調印式の代わりに、合併協事務局が22日に各市町村を回り、協定書への押印を求めることを確認した。
 合併協では26日に調印式を行い、6月2日に各市町村で一斉に臨時議会を開いて、合併関連議案を採決することにしていた。しかし、15日の星野村議会で、高木村長が合併協議会からの離脱案を提案。否決されたが、それでも離脱の意向を示した村長に対し、議員から県へ合併申請する廃置分合議案が提出され、可決した。
 担当課長会議では、星野村幹部が一連の状況を説明。他の4市町村から「(合併申請に必要な)関連議案のうち、星野村でまだ提案されていない、議員定数を定めるなど2議案を、5市町村の一斉提案前に可決できないか」など合併を不安がる声が相次ぎ、同村に対し「合併が予定通り進むよう村長を説得してほしい」とする要望が出された。
国、県は困惑
 総務省や県は「廃置分合案が可決され、村長が合併協から離脱を表明する事態は想定外」と困惑している。【丸山宗一郎】
 ◇高木村長「自ら決めた」「賛否二分、意思固めたい」
 合併協定書への調印式中止を受け、高木村長は毎日新聞の取材に対し「調印式には行かないと既に表明している。協定書にも押印しない」と改めて訴えた。
 ――協定書に押印するつもりはあるのか。
 高木村長 私は合併から離脱することを決めた。押したら筋が通らない。
 ――なぜ今、離脱を明確にしたのか。
 村長 村が賛否で二分されている。住民投票で村の意思を固めてからでなければ合併しても他の4町村に迷惑がかかる。
 ――すでに合併は大詰め。もっと早く表明できなかったか。
 村長 他の市町村に申し訳なく思っている。これ以上迷惑をかけないためにも4市町村で先に行って下さいというのが本心。
 ――大詰めでの離脱には何か理由があるのか。
 村長 多くの若い人から、合併してほしくないという声を聞く。それに『星野村』というブランドを生かせば、単独でやっていける。
 ◇村内に波紋広がる 議会全協で真意問う
 高木村長の合併協からの離脱表明に対し、村内には波紋が広がっている。
 同村議会(定数10)の高木俊之議長は「村長の不信任案提出までは考えていないが、来週にも全員協議会を開き、村長の真意を問いたい。せっかく足並みをそろえてきたのにどうして」と困惑する。
 合併賛成を訴える「1市2町2村の合併がスムーズに進むことを望む会」の末崎定幸会長は「合併の準備は既に整い、今になって何を言っているのか。理解できない」と厳しく批判した。
 一方、合併反対を唱える「星野村の未来を考える会」の末崎匠会長は「村長の行動は妥当。合併は本当の民意を問うてからでも遅くはない。ぜひ離脱して住民投票してほしい」と支持していた。
〔筑後版〕

5月17日朝刊
最終更新:5月17日16時1分

3777とはずがたり:2008/05/23(金) 02:05:08
<九州・沖縄>福岡県
>>3774-3777

市町村合併:高木・星野村長を厳しく批判 推進派が抗議集会 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080520ddlk40010666000c.html
 ◇「再考要請」煮えきらず

 辞職するか、合併を進めるか、どちらかにしてほしい−−。八女地区5市町村でつくる合併協議会からの離脱を表明した星野村の高木良之村長。19日は、合併推進派の村民約300人が村役場で抗議集会を開き、高木村長を厳しく批判した。また、3町村の首長も再考を求めたが、高木村長は「もう少し時間がほしい」などと煮えきれない態度を示し続けた。【丸山宗一郎、松尾雅也】

 「1市2町2村の合併がスムーズに進むことを望む会」(末崎定幸代表)の村民らはこの日午前9時、村役場1階大集会室に集結。同9時半、末崎代表ら会員ら約20人が村長室への入室を許され、高木村長に「速やかに村長を辞して民意を問うか、合併手続きを確実に進めるかどちらか1つを選択せよ」との抗議文を読み上げた。

 これに対し高木村長が「意思表明が遅れ大変心苦しく思っているが、私の感覚としては(合併の)村民の賛否は半々だ」と応えると、会側から「感覚で政治をやってもらっては困る」「信じられない」などと怒りの声が上がった。

 約15分後、高木村長が他の村民の待つ大集会室を訪れると、村民から「合併協からの離脱案否決を『民意ではない』と否定するのはおかしい」との批判が上がった。高木村長が「議会が民意を反映していないと言った意味だ」と答えると「民意はいったいどこにある」とやり返された。

 集会に参加した農業の男性(63)は「ここで態度を明確にしなかったのは村民への裏切り行為。これまで応援してきたが残念だ」と語った。また、村役場のある男性職員は「(議会が県への合併申請議案を可決したのに)無視するようでは自治体の長として恥ずかしい」と漏らした。

 高木村長は集会終了後の午後4時すぎ、今度は合併推進派の村議たちと会談し「臨時議会でどうするかを表明してほしい」と促された。だが「どうするかは分からない」と述べるにとどめ、連日の疲労で倒れた家人の看病のため、家路に着いた。

〔筑後版〕
毎日新聞 2008年5月20日 地方版

3778とはずがたり:2008/05/23(金) 02:10:17
<九州・沖縄>福岡県

うう,議員の身分という最もデリケートな部分で揉めるのは破綻への第一歩である・・。

市町村合併:議員定数24、選挙区設けず−−糸島合併協案 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20080520ddlk40010545000c.html
◇案在任特例も適用せず

 前原市と志摩、二丈町でつくる糸島1市2町合併協議会(会長・松本嶺男前原市長)が19日開かれ、合併後の議会について、(1)議員の在任特例を適用せず、合併後50日以内に一般選挙を実施(2)議員定数は24(3)3自治体ごとの選挙区は設けない−−とする提案があった。

 3市町議会は「議員定数や任期の取り扱い」について、各正副議長など3人ずつによる協議を4回実施したが、前原市議会は合併後の一般選挙▽志摩町は選挙区の設置(前原市定数12、志摩町と二丈町各6)▽二丈町は在任特例の適用−−をそれぞれ主張し、合意できなかったため、協議会の幹事会から提案された。

 協議会は3自治体から10人ずつ合計30人の委員で構成され、協議する28の協定項目の決定には3分の2以上の賛成が必要。この日の提案は、志摩、二丈両町の主張を退ける形になっている。30日の協議会で更に協議されるが、採決は6月の協議会までもつれる可能性が高いとみられる。

 在任特例は2年以内に限定し、合併後も任期を延長する。【竹田定倫】

〔福岡都市圏版〕
毎日新聞 2008年5月20日 地方版

3779とはずがたり:2008/05/23(金) 02:10:37
<東北・北海道>岩手県・青森県

市町村合併:八戸市長、県境合併に意欲 岩手の久慈、二戸市を視野 /青森
http://mainichi.jp/area/aomori/news/20080522ddlk02010273000c.html
 ◇「段階踏み慎重に」

 八戸市の小林真市長は21日の定例会見で、「(市は)県境を越えた地域と深いつながりがある。将来、合併も考えられる」と述べ、岩手県北の久慈、二戸両市を含む県境合併に意欲を示した。

 小林市長は「段階を踏んで慎重にやることだ」としたうえで、「歴史的、経済的に深いつながりがある。道州制も見据え、一つの都市になった方が経済的にプラスだ」と持論を述べた。

 ただ両市に合併の提案はしておらず、「合併前提のスケジュールは想定していない」という。今後、両市を加えたシンポジウムなどで、住民レベルで合併への関心を高めたい考えだ。県内町村との合併については「なかなか話は聞いていただけないところがあるが、努力は続ける」と述べた。

 八戸、久慈、二戸の3市は06年7月、県境を越えた連携と協力のため、「三圏域連携懇談会」を設置。市長らが定期的に協議している。【喜浦遊】

毎日新聞 2008年5月22日 地方版

3780とはずがたり:2008/05/24(土) 01:57:57
<東海>静岡県

合併巡る住民投票が告示 静岡・松崎町
2008.5.23 02:56
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/shizuoka/080523/szk0805230256003-n1.htm

 南伊豆地域の合併をめぐり、松崎町議会が3回否決した1市3町(下田市、河津、南伊豆、松崎町)による合併協議会設置の是非を問う同町の住民投票が22日、告示された。投開票は6月1日で、有効投票数の過半数で合併協議の行方が決まる。

3781とはずがたり:2008/05/24(土) 02:05:30
<九州・沖縄>福岡県

星野村22日臨時議会 合併関連議案は来月2日提案へ 区長会など抗議文
2008年5月22日 05:06 カテゴリー:九州・山口 > 福岡
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/24057?c=210

 八女地区5市町村の合併手続きを星野村の高木良之村長が拒否している問題で、高木俊之村議長ら合併推進派議員7人は21日、高木村長に対し、合併関連2議案を審議するための臨時議会を22日に招集するよう要請した。高木村長は、2議案を同日は議員提案しないことを条件に招集を了承。議員側は、本会議で村長の合併に関する意思表明を求めたが、高木村長は出席するかどうかの明言を避けた。

 一方、同村の行政区長会と、農業委員、民生児童委員、教育委員のそれぞれの有志でつくるグループは21日、高木村長に抗議文をそれぞれ手渡した。区長会(8人)の抗議文は「法を守らない首長の下では働かない。首長名が入った書類の配布もしない」などとしている。

 同村幹部や高木議長らによると、高木村長と推進派議員側は同日、村役場で断続的に協議。高木村長は臨時議会ではなく全員協議会の開催を主張し、合併関連議案の提案拒否など従来の姿勢を重ねて強調した。

 しかし、議員側は「重大な問題なので議場で答弁を」と本会議の開催を要求。同時に、関連2議案を議員提案する方針を伝えた。これに対し、高木村長は「22日に関連議案を提案するなら、臨時議会は開かない」と拒絶。議員側が関連2議案提案を22日は見送ることで、臨時議会招集に応じたという。

 さらに、ほかの4市町村が合併関連議案の一斉審議を予定している6月2日に臨時議会を開き、2議案を議員提案することでも村長と議員側は合意した。

=2008/05/22付 西日本新聞朝刊=

市町村合併:八女合併、枠組み崩壊か? 4市町村、廃置分合一斉提案を断念 /福岡
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080523-00000284-mailo-l40
5月23日18時2分配信 毎日新聞
 ◇星野村除く4市町村
 八女市郡5市町村(八女市、立花町、黒木町、矢部村、星野村)の合併問題で、星野村を除く4市町村は22日、6月2日に予定していた廃置分合(自治体を廃止して合併する)議案の一斉提案を断念した。合併協議会長の野田国義八女市長は「合併申請書に押印しないのなら可決しても仕方ない」とし、これにより、5市町村での枠組みが崩れる可能性も出てきた。【平野美紀、丸山宗一郎】
 関係者によると、八女市で開いた5市町村の首長会議(非公開)で、高木良之・星野村長が「県への合併申請書には押印しないし、合併協からも離脱する」と、現時点で合併の意志がないことを改めて主張。さらに「4市町村で先に合併してもらってかまわない」と述べ、これに対し4市町村側も「離脱勧告を望んでいるのか」と問うたという。
 席上、4市町村は高木村長に「(議員発議で廃置分合議案を可決した星野村の)議会の議決も民意」と再三、合併協離脱を翻すよう説得。さらに「辞職して選挙で民意を問うのが一番潔い」とも提案したが、いずれも拒んだという。
 会議後、取材に応じた野田市長は「二転三転し離脱という判断はとても残念だ」と答え、一斉提案断念に代わる打開策を26日にも4市町村長で協議する方針。
 県などによると、廃置分合議案は5市町村の全議会で可決しなければならず、残る4市町村が仮に可決しても、県への合併申請書には5首長の押印が必要という。
 ◇星野村臨時議会、村長不信任否決
 首長会議に先立ち、星野村議会は臨時議会を開き、高木村長が「合併がはっきり争点にならなかった選挙で選ばれた議員だけで(合併の是非を)拙速に決めていいのか」と発言。「議会と村長の意思が180度食い違っている」として合併反対派議員から、議会解散を狙った村長不信任案が緊急提案されたが、3対7で否決された。地方自治法は、不信任案が可決された首長は10日以内に辞職するか、議会を解散しなければならないと定めている。
 一方、合併を望む村の行政区長会や農業委員、教育委員、民生児童委員の有志は21日、高木村長に「二転三転する行政の進め方など、長としての行いは違法としか言いようがない」との抗議文を提出した。
〔筑後版〕

3782とはずがたり:2008/05/24(土) 02:08:10
<九州・沖縄>福岡県
>>3774-3777 >>3781-3782

こんなレス発見。。
http://life9.2ch.net/test/read.cgi/countrylife/1165672993

福岡発 貧乏市と、合併なんてしないよ。
1 :名無しの権兵衛さん[]:2006/12/09(土) 23:03:13
八女市のど真ん中。まるで貧乏神が住みついているみたいに、
ガラーンとしている。
べんがら村も、温泉というだけで、見晴らしもよくない。
何のとりえもない。
公務員の数が多すぎて、当分採用もない。
役所の高齢化は早い。
合併なんぞしたら、財産も没収なんて、冗談じゃない。
金脈もまだある星野村。
露天風呂からの棚田は、最高!
節税も田舎の趣味のひとつなのに、冗談は、お金積み上げて
からにしてちょうだいな。
じじ、ばば、やっとへそくり作れるようになったのに、
合併したら、上陽町のように、税金あげられるなら、
ヤクザよりタチ悪い。
福岡県の役人の考えで、じじ、ばばのへそくり
とりあげるようなことするな。
お茶の質だって、気候の関係で、八女のお茶は質がおちる。
矢部村のお茶や星野村のお茶は、最高!
合併されたら、JAがまたお茶を混ぜて売る。
文句いわれるのは、農家だけ。
何のとりえもない貧乏市と合併して、高い税金とられるなら、
じじ、ばば働かないで、認知症の判定受けて、
遊んで暮らすぞ。
八女市に、持参金持って行っても、災害復旧が遅れたり、
福祉面が遅れたりする。
車椅子で使えるトイレも、2ヶ所しかなく、汚くて古い八女市。
星野村では、小学校、公園、役場、宿泊施設、道路沿い、
レジャー施設等、じじ、ばばが散歩に出ても、トイレは
困らん。合併したら、維持費も出さない。
黒木町にも車椅子トイレがある。
貧乏市と合併なんかせん。

36 :名無しの権兵衛さん[]:2007/02/24(土) 17:43:25 ID:oMzAOFSh
星野村の役場に行ったら、村長は東京視察と称して、豪遊。
助役は、福岡市内を公用車で、挨拶廻りと称して、これまた豪遊。
役職に就いている者は、公用車で県の施設で会議とやらで、誰もいなかった。
パソコンで会議?とやらを残っていた若者がしていた。
リッチ村?


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