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地域綜合スレ

1とはずがたり:2003/10/24(金) 14:51
市町村合併情報
http://www.glin.org/prefect/upd/index.html

スレッドの進行方法などは>>2

2とはずがたり:2003/10/24(金) 14:54
後で検索を容易にするために書き込む際には
<東北・北海道>
<関東・東京> …関東+山梨
<中部> …東海・北陸・信越
<近畿>
<中国・四国>
<九州・沖縄>
と符号と地方名(<地方名>)を付けることを推奨。

市町村合併・地域産業論・地方都市・人文地理・地誌などなんでも。

市町村合併に伴う議会ネタは地方選スレ,合併協議ネタは行政改革スレに分散してしまっているが
以後こちらになるべく統一。

統一地方選・地方議員関連統一スレッド
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1042226470/

行政改革・構造改革
http://jbbs.shitaraba.com/bbs/read.cgi/study/2246/1038805069/

3とはずがたり:2003/10/24(金) 14:55
<中国・四国>
庄原市
未定
庄原市, 甲奴郡 総領町,比婆郡 西城町,東城町,口和町,高野町,比和町
★庄原市・比婆郡5町・総領町合併協議会(法定)
※法定協議会設置(2003/10/24)
※合併予定期日は,2005/3/31以前(詳細は協議会で決定)
※新市名は「庄原市(しょうばらし)」
※新市役所に,現・庄原市役所
44,302
1,246.60
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031023-00000006-mai-l34
東城町の合併協加入提案を可決 庄原市と西城町、総領町が臨時議会 /広島

 庄原市と西城、総領両町は22日、相次いで臨時議会を開き、庄原市・比婆郡4町・総領町合併協議会に東城町を加える首長提案を、いずれも賛成多数で可決した。東城町を含め、既に4町議会が可決しており、24日に庄原市・比婆郡5町・総領町合併協議会をスタートさせ、29日に第1回会合を開く。
 庄原市議会では、滝口季彦市長が、「県北一帯の発展のためにも、東城町を加えた方が良いと判断した。時間的には厳しいが、当初計画していた来年11月の合併期日を、再来年3月に延ばし、1市6町の同時合併を実現したい」と提案理由を説明。賛否討論の末、賛成11、反対6で可決した。
 また、合併協議会会長でもある滝口市長は、東城町で合併の賛否を問う住民投票に向けた署名集めの動きがある点について、「判断のタイムリミットとされる来年2月26日までに、東城町を加えた合併の見通しが困難な場合、これまでの合併協議会で協議する」とも述べた。 【小原勝】(毎日新聞)
[10月23日21時50分更新]

4とはずがたり:2003/10/24(金) 14:55
<中国・四国>
庄原市
未定
庄原市, 甲奴郡 総領町,比婆郡 西城町,東城町,口和町,高野町,比和町
★庄原市・比婆郡5町・総領町合併協議会(法定)
※法定協議会設置(2003/10/24)
※合併予定期日は,2005/3/31以前(詳細は協議会で決定)
※新市名は「庄原市(しょうばらし)」
※新市役所に,現・庄原市役所
44,302
1,246.60
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031023-00000006-mai-l34
東城町の合併協加入提案を可決 庄原市と西城町、総領町が臨時議会 /広島

 庄原市と西城、総領両町は22日、相次いで臨時議会を開き、庄原市・比婆郡4町・総領町合併協議会に東城町を加える首長提案を、いずれも賛成多数で可決した。東城町を含め、既に4町議会が可決しており、24日に庄原市・比婆郡5町・総領町合併協議会をスタートさせ、29日に第1回会合を開く。
 庄原市議会では、滝口季彦市長が、「県北一帯の発展のためにも、東城町を加えた方が良いと判断した。時間的には厳しいが、当初計画していた来年11月の合併期日を、再来年3月に延ばし、1市6町の同時合併を実現したい」と提案理由を説明。賛否討論の末、賛成11、反対6で可決した。
 また、合併協議会会長でもある滝口市長は、東城町で合併の賛否を問う住民投票に向けた署名集めの動きがある点について、「判断のタイムリミットとされる来年2月26日までに、東城町を加えた合併の見通しが困難な場合、これまでの合併協議会で協議する」とも述べた。 【小原勝】(毎日新聞)
[10月23日21時50分更新]

5とはずがたり:2003/10/24(金) 15:04
<東北・北海道>
むつ市, 上北郡 横浜町,下北郡 川内町,大畑町,大間町,風間浦村,佐井村,脇野沢村
☆むつ下北地域任意合併協議会(任意)
http://www.city.mutsu.aomori.jp/gappei/index.htm

http://mytown.asahi.com/aomori/news02.asp?kiji=5377
むつ下北合併 8市町村で法定協

 むつ下北地域の合併に参加するかどうかで揺れていた大間町は23日、臨時町議会を開き、任意協議会に入っていない東通村を除く8市町村で法定協議会を設置する案を賛成多数で可決した。これによって同地域の合併の枠組みが固まり、今月中にも法定協をつくる見通しとなった。県内では八戸地域など4カ所で法定協ができており、むつ下北は5カ所目となる。

 同町議会は9月18日、合併案を賛成7、反対8で否決した。しかし、法定協への参加を目指す浅見恒吉町長が23日に再提案。賛否の内訳は賛成9、反対6で、可決はしたものの、合併に対する反対意見は根強く、わずかな差の逆転劇だった。

 合併への立場を分けたのは、町の財政に対する見方の違いだった。同町では電源開発の原発計画があり、06年着工、12年運転開始を目指している。町の試算によると、原発で入る固定資産税は最終的に200億円を超える。一方、地方交付税の減額などで、固定資産税が入る12年までに町の累積赤字は14億8千万円にのぼり、合併しなければ財政再建団体への転落は避けられないという。

 採決に先立つ討論で、合併賛成派の議員は「財政再建団体になったらどうするのか。人口規模が1万人に満たない自治体は権限が縮小される恐れもある」と指摘した。

 一方、反対派は「原発の建設で何百億円もの固定資産税が約束されているのに、法定協に参加するのは財政努力が足りない」などと主張した。

 また、法定協参加後も町の財政に関する検討を続けるよう求める声が相次いだ。浅見町長は「将来を考えれば広域合併が望ましいが、検討の結果、町単独の道が開けるとなれば法定協から離脱することもあり得る」と含みを持たせた。

 むつ下北地域法定協は9月26日の設置を予定していたが、大間町の対応を見守りたいとして延期していた。むつ市など大間町以外の7市町村が合併案を再び議決した上で、31日に法定協の設置会議を開く。


(10/24)

6とはずがたり:2003/10/24(金) 15:24
<中国・四国>
ハコ物ではなく福祉への人材などにカネが回るようにしないと地方は土建屋ばかり儲かる構図だ。

http://mytown.asahi.com/yamaguchi/news01.asp?kiji=3374
国のかたち<4>/借金先行 合併後に不安

  徳山、新南陽、熊毛、鹿野の2市2町が合併して半年。県内で初めての「平成の大合併」に関係者は期待を寄せた。

  合併を促す国の号令に県内でもほとんどの市町村が合併の枠組みに参加し、下関市・豊浦郡4町、県央部など10の法定合併協議会ができた。

  「地方でできることは地方に」。小泉首相のキャッチフレーズ通り、地方分権は時代の流れだ。市町村合併は地方分権の担い手づくり。仕事の効率化をはかり、自治体の行財政基盤を強化することで地方の自立を促すのが狙いだという。

    ×   ×

  だが、市町村が合併に駆り立てられる理由は少し別のところにあるとされる。05年3月の期限が迫る合併特例法に盛られた合併特例債の存在だ。

  特例債では、まちづくり事業などを対象に合併後10年間に限って事業費の95%まで起債を認める。償還は元利計70%を国が普通交付税でまかなう。周南市では試算で433億円。新市建設計画には駅ビル整備など大規模公共事業が並び、これを含む普通建設事業費は10年間で計約1170億円。合併しない場合より328億円余り増える。

  この特例債には批判が強い。「無駄な箱モノを増やし、地方の借金体質を助長させるだけだ」と。

  20日、周南市の市民グループ・周南まちづくりフォーラムは会合で新市建設計画の「交流拠点施設」を取り上げた。「先に建物ありきの計画は不自然。ほかに有効な金の使い道があるはず」。参加者からはこんな意見が出た。

  青年会議所などで10年以上前から合併論議をしてきた同グループ代表の木村健一郎県議は「国からの押しつけの合併では、補助金の分捕り合いになってしまう。民間から声を上げ続けることが必要だ」と強調する。

    ×   ×

  地方分権のかぎを握る課題が、もう一つある。小泉首相の唱える「三位一体の改革」だ。税源移譲と地方交付税見直し、補助金削減を通じ、より自立した地方を目指すもの。「確実に実現してもらいたい」(二井関成知事)と、全国から強い要望が相次いでいる。

  ただ、その実現を危ぶむ声は根強い。6月に閣議決定された数値目標「06年度までに補助金4兆円削減」は省庁間の意見対立もあって先行きは不透明だ。削減に伴う税源移譲も8割程度との目安はあるものの、詳細は提示されなかった。

  PHP総合研究所(東京都千代田区)は8月、全国1644の自治体首長にアンケートをして900件の回答を得た。示された三位一体の改革の指針については約75%が「具体性が不十分」。財政基盤への影響も約67%が「脆弱(ぜいじゃく)化する」と答えた。自治体側の不安は、解消されていない。

  成蹊大法学部の小原隆治教授はこう指摘する。 「行財政改革の理念に反し、住民不在のまま、特例債を上限いっぱい使い水ぶくれする自治体が多い。膨大な元利償還の地元負担は小さくないし、国の交付税措置が満額保証できるかも疑問だ。三位一体の改革が国の財政再建優先で進められれば状況はより厳しくなる。合併も三位一体改革も自治・分権の原点に立ち返ることが必要だ」  (星賀亨弘)


(10/24)

7とはずがたり:2003/10/24(金) 16:17
<関東・東京>
西八代郡 上九一色村(南部),南都留郡 河口湖町,勝山村,足和田村
★河口湖町・勝山村・足和田村・上九一色村合併協議会(法定)
http://www.gappei-kkak.jp/
※河口湖町,勝山村,足和田村の3町村は2003/11/15に先行合併予定
※上九一色村は南部(富士ヶ嶺,本栖,精進地区)地域が対象,北部(梯,古関地区)地域の甲府地域との合併時(2004年予定)に分村して,甲府地域と北ろく地域に同時合併する方式へ
※河口湖町,勝山村,足和田村が先行合併後(新設),新町「富士河口湖町」と上九一色村(南部地区)の2町村で法定協議会を設置予定(編入合併予定)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031023-00000007-mai-l19
[市町村合併]来月誕生、富士河口湖町長選 小佐野・河口湖町長、出馬へ /山梨

 河口湖町の小佐野常夫町長(63)=4期=は22日までに、勝山、足和田両村との合併で11月15日に誕生する富士河口湖町の町長選に立候補する意向を固めた。3町村議会が同1日に同町内で開く合同全員協議会で表明する見通し。
 出馬の最大の課題として小佐野氏は「3町村住民の意向」を挙げていたが、河口湖町議会は8月、小佐野氏に立候補を要請。足和田、勝山両村議会も「先見性、見識に優れる」などとして全員一致で小佐野氏に出馬要請や推薦を決め今月14日、文書で手渡した。
 要請に小佐野氏は「時間がほしい」と即答を避けたが、「12月初旬に予想される選挙まで日時があまりない」として3町村議会幹部が協議。1日の合同全員協議会開催を決めたうえ、22日、小佐野氏の出席を要請し改めて出馬を求めることになった。取材に対し、小佐野氏は「3町村議会の全議員のご推薦を頂き、重く受け止めなければいけないと考えている」と出馬に前向きな姿勢を示した。【鈴木賢司】(毎日新聞)
[10月23日20時14分更新]

8とはずがたり:2003/10/24(金) 23:25
<九州・沖縄>

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031024-00000073-kyodo-soci
W杯の「中津江村」名前残る 特例で合併後も継続

 サッカーのワールドカップ(W杯)で、カメルーン代表キャンプ地として一躍、有名になった大分県中津江村の村名が、来年度中に予定されている同県日田市などとの合併後も「日田市中津江村」として残ることになった。大分県日田市郡合併協議会(法定協)で24日までに決まった。
 村側の強い希望に応えた特例措置。坂本休村長は「村内の小中学生のほとんどが村名を残してほしいと希望し、村人も町に行っては『カメルーンの中津江村から来ました』とあいさつしている。今後も『家柄』ならぬ『村柄』を大切にした地域づくりを心掛けたい」と話した。(共同通信)
[10月24日11時54分更新]

9とはずがたり:2003/10/24(金) 23:33
<中国・四国>
216 名前: とはずがたり 投稿日: 2003/09/15(月) 17:44

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn03091010.html

三原・本郷・久井駆け込み事業? 合併前に施設次々 '03/9/10

三原市・本郷町・久井町が計画・建設中の文化施設

施 設 名 三原市文化会館 本郷町生涯 久井町総合
学習センター 文化センター

建物概要 市文化施設整備検討 鉄筋一部3階 鉄筋一部3階
委員会で検討中 総床面積5500m^2 総床面積2100m^2

完成見込み 2006年度内 2004年10月 2004年5月

ホールの固定席数 1300程度 500         300

その他の 会議室、控室等 図書館、資料室等   図書館、研究室等
館内施設

総事業費 30億円程度 約21億円     約8億7000万円

 二〇〇五年三月の合併を目指し法定の合併協議会を設置した三原市、本郷町、久井町で三百―千の固定席を備えた文化施設の建設計画が相次いでいる。一市二町の担当者は否定するが、新市の主要事業や財政計画について本格的な調整が始まる前の「駆け込み事業」との見方もある。事業費に充てる起債の償還や施設の維持・管理費など「後年度負担」は、新市に重くのしかかる。(坂田茂)

 三原市が進めるのは築三十七年になる文化会館の建て替え計画。ホールは現在の千席より三百席増えて千三百席になる。市は「一昨年の芸予地震が老朽化に拍車をかけた。興行的なイベントにも使える新施設にしたい」と説明する。

 本郷町は固定席五百のホールを持つ生涯学習センターを十月にも着工し、一年後に完成する予定だ。久井町も〇四年五月の完成を目指し三百席の総合文化センターを建設中。三原市が広域利用を視野に入れている四百席の三原リージョンプラザ(一九八四年完成)を含めると、三百―五百席のホールが新市には三カ所になる。

 一市二町は「施設整備と合併協議の時期が偶然重なっただけ」と説明。特に両町の担当者は「音響施設の整ったホールは長年の住民の要望」「合併しても地域の特性を残す拠点として欠かせない」と必要性を強調する。

 合併の任意協議会は〇二年七月から一年近く続いた。しかし、主な建設計画について相互に説明したにとどまり、事業の重複を避ける論議には踏み込んでいないという。

 三原市は三十億円以上とみられる総事業費の財源に民間資金を活用する社会資本整備(PFI)方式か合併特例債を見込む。本郷町は事業費のうち約十四億円を、久井町は四億円前後を起債でまかなう。元利償還金のうち45―75%が国からの交付税措置として戻ってくるが、残りは自治体の借金。十年程度続く億単位の返済や年間一億円以上の維持・管理費は新市に引き継がれる。

 三原市青年会議所を中心にした「住民による合併を考える会」の勝村憲明座長(43)は「合併後、支所になる役場の一部を利用するなど、支出を抑えるため新市建設計画の策定作業の中で厳しくチェックしてほしい」と注文している。

10とはずがたり:2003/10/24(金) 23:34
<中国・四国>
>>9 どっちもどっちやね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031024-00000005-mai-l34
三原市・本郷町・久井町合併協議会 大和町加入、月末めどに結論 /広島

 三原市・本郷町・久井町の法定合併協が23日、三原市で開かれ、大和町の協議会加入などについて再度、協議した。この日は各議会での協議結果の報告があり、今月末をめどに結論を出す方針を確認した。
 報告によると、三原市は合併協会長でもある五藤康之市長が受け入れに賛成。現在、市民の意思を確認するため住民説明会(17〜24日)を開いており、その結果をみて結論を出す意向だ。
 ただ、大和町が三セクによる総菜・炊飯加工施設を計画しており、財政面などで不安視する声もあるという。同様に久井町も、検討の必要があるとして結論を出していない。本郷町は合併後の課題だとして、大和町加入に賛成の立場を示した。
 協議会では近く、上川弘治・大和町長に再度、説明を求める方針。上川町長は、1市2町の了解が得られなければ計画は実施しないと話しているという。 【山中尚登】(毎日新聞)
[10月24日22時12分更新]

11とはずがたり:2003/10/25(土) 11:14
<近畿>
八鹿町議会は何を我が侭いってんだ!!

http://mytown.asahi.com/hyogo/news02.asp?kiji=7928
養父郡4町が合併協定書に調印/但馬
 養父郡4町(八鹿、養父、大屋、関宮)の第23回合併協議会が24日、関宮町内で開かれ、4町長が合併協定書に調印した。但馬地域の合併協議で調印したのは初めて。新市の事務機構・組織のあり方に反発して欠席を続けている八鹿町の正副議長2委員はこの日の協議会も欠席した。合併成立には4町議会の議決が必要で、八鹿町議会の対応が注目される。

 この日の協議会には委員30人中26人が出席した。合併協事務局がこれまで合意された合併協定40項目を朗読、確認した後、最終的な合併の是非を挙手で決め、出席委員全員が賛成した。その後に調印式があり、各町長が協定書に署名、公印を押した。

 地方自治法は合併の手続きについて、協定書の調印の後、各自治体の議会の議決が必要としている。いずれかの議会が否決すれば成立しない。協議会長の栃下喜幸・関宮町長は「養父郡のまちづくりが順調に進むことを期待したい。各議会が可決してくれることを願う」と話した。

 4町の合併をめぐっては、8月の第21回協議会で、新市の主要5部のうち4部を本庁舎(現在の八鹿町役場)に置き、産業経済部は養父庁舎(養父町役場)に置く方針が承認された。

 これに対し、5部すべてを本庁舎に置くよう申し入れていた八鹿町議会議長と副議長の2委員が退席。同町議会は「申し入れが無視された」などとして2委員の合併協「脱会」を協議会に通告し、それ以降2カ月にわたって出席要請を拒否し続けた。

 そのため協議は停滞したが、目標どおり来年4月1日に合併するには、遅くとも今週中に協定書に調印する必要があったため、協議会は22日、2委員の欠席のまま協議を再開していた。

 八鹿町議会は週明けにも方針を決めるとしている。

(10/25)

12とはずがたり:2003/10/28(火) 16:33
<関東・東京>
http://mytown.asahi.com/saitama/news02.asp?kiji=4632
4市町合併白紙 上福岡など
 上福岡市など2市2町で実施された合併の是非を問う住民投票は、「一転白紙」の結果に終わった。一夜明けた27日、4首長は一様に議会などへの報告に追われたが、受け止め方は両極端。肩を落とす首長、吹っ切れた表情をみせる首長……。複雑な思いが交錯した。

 住民投票は各市町で成立要件が違った。富士見市は投票率が有権者の3分の1以上、ほかは50%以上で実施された。

 合併賛成票が上回った富士見市の浦野清市長は「残念な結果だ。反対票が上回った大井と三芳の町民の中には『吸収されてしまう』との不安感もあったのかも知れない」。上福岡市の武藤博市長は「何も言うことはない」と肩を落とした。

 一方、合併反対が成立した三芳町の林孝次町長は「予想した結果だ。今後も単独で町政運営が出来る」などとさっぱりした表情。大井町の島田行雄町長は「行政が変わることに対して町民の間に困惑と抵抗があった」と話した。


(10/28)

13とはずがたり:2003/10/29(水) 21:50
<九州・沖縄>
★八代地域市町村合併協議会(法定)(八代市, 八代郡 坂本村,千丁町,鏡町,竜北町,宮原町,東陽村,泉村)
※法定協議会設置(2002/9/1)http://www.8shiro8.net/newhome/index.htm

http://mytown.asahi.com/kumamoto/news02.asp?kiji=2857
八代地域合併協から離脱/竜北、宮原町表明
 八代市郡8市町村でつくる八代地域市町村合併協議会(会長、中島隆利・八代市長)が28日あり、竜北、宮原両町が合併協から正式に離脱することを表明した。ほかの市町村はこの報告をもち帰り、法定協を解散するか、規約改正による6市町村の法定協とするか、などについて検討していくことになった。

 竜北町は離脱報告の中で「財政格差の調整ができず、公共料金などの増加が予想される。その不安感が離脱の原因」、宮原町も「今後は多くの町民が望む竜北町との合併を推進していく」と述べ、理解を求めた。

 中島会長は「八代地域8市町村の枠組みにとどまることを要望したが、このような結果は大変残念」と話した。

(10/29)

14とはずがたり:2003/10/31(金) 15:06
<中国・四国>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031030-00000007-mai-l32
[まちのかたち]市町村合併 第1回市議選定数は38−−雲南6町村合併協議会/島根

 大原郡3町(大東、加茂、木次)と飯石郡3町村(三刀屋、吉田、掛合)による雲南6町村合併協議会(法定協)は28日、吉田村役場で12回目の会合を行い、04年11月1日の新市「雲南市」設置後50日以内に行われる最初の市議選に限り、合併特例法を適用して、現在の町村ごとに選挙区(定数3〜10)を設け、全体で定数38とすることを全会一致で決定した。
 2回目の選挙から法定数の26を定数とすることも決めた。6町村の議員は現在計90人。協議会ではまた、吉田村が新市の町名では「吉田町」となることが決まった。 【新宮達】(毎日新聞)
[10月30日21時15分更新]

16とはずがたり:2003/10/31(金) 20:18
<中国・四国>
倉吉市長は元社会党系で中選挙区制度復活論者みたいですけど。議員の在任特例適用をなるべく認めないようにしようとしたのかな?
東伯地区(1市9町村)→湯梨浜町(東郷・羽合町・泊村),琴浦町(東伯・赤碕町)離脱→天神川地区(1市4町)→三朝町離脱→北条・大栄町離脱→倉吉市・関金町(倉吉市?)

http://mytown.asahi.com/tottori/news02.asp?kiji=3548
どうする合併 天神川流域合併協、解散へ
 北条・大栄も離脱「2町合併」を表明

 倉吉市との合併方針を「白紙」に戻していた北条町と大栄町は30日、市側への不信感などを理由に天神川流域合併協議会から離脱し、2町合併を目指す方針を表明した。昨年10月に同市など1市4町で発足した同合併協は三朝町を含め3町が離脱することになり、解散が事実上決まった。

 両町の人口は計約1万7千人。合併特例法期限内の05年3月末までの合併が目標。これで「中部はひとつ」を掲げ、当初周辺9町村に持ちかけた同市の合併構想が完全に破綻(は・たん)し、今後の協議の相手は残った関金町1町だけとなる。

 この日、松本昭夫・北条町長、吉田幸史・大栄町長がそれぞれ町議会に対し、「2町合併」を提案。一部の町議から異論があったが、最終的に議会側も了承したという。

 記者会見した両町長は、離脱理由として議員の在任特例適用などをめぐって対立した倉吉市議会を批判した。そのうえで「このまま倉吉と合併すると我々が描いたまちづくりができない」「2町は互いに砂丘地を抱えた農業の町。人口規模も似ており、合併に支障はない」と異口同音に述べた。

 同合併協事務局によると、11月6日の次回会合に両町の離脱方針が報告された時点で解散の手続きをとるといい、最終的に1市4町が臨時議会を開き、解散を決議する。

 一方、倉吉市は三朝町の離脱表明後、「残った1市3町での合併」を市民に説明していただけに、「想像だにしなかった結果」(山口博敬・市議会議長)と衝撃を受けた。自ら町議宅に朝駆けするなど北条、大栄両町に懸命なアプローチを続けてきた長谷川稔市長は「歯がゆさと寂しさが残る。市と町の交流がこれまで少なかったことが障壁になった」と苦渋の表情だった。

(10/31)

17とはずがたり:2003/11/05(水) 22:11
<関東・東京>
日光と今市じゃ日光が主導権握れへんのん?

5市町村…日光市,今市市,足尾町,藤原町,栗山町(日光市離脱表明。その場合足尾町は飛び地に)
足尾町…日光市,足尾町


http://mytown.asahi.com/tochigi/news02.asp?kiji=3750
日光市 住民投票へ
 合併問題を協議している日光市議会合併調査特別委員会は4日、議会独自でまとめた住民投票条例案を賛成多数で可決した。19日の臨時議会本会議で可決される見通しで、可決後、60日以内に実施されることになる。合併をめぐる住民投票は、南河内町に続き県内2番目となる。

 特別委は全議員18人で構成。採決では賛成10、反対7だった。条例案は、合併の枠組みとして、「日光広域5市町村」「日光市と足尾町」「合併しないで単独」のいずれかを選び、投票結果を尊重するとしている。

 投票資格者は、18歳以上の市民と永住外国人。投票率50%未満の場合は不成立で開票しない。投票運動は自由。

 これまで、住民投票に慎重だった真杉瑞夫市長は、「合併は避けて通れない。早急に住民投票を実施し、市民の最終確認を行うことが現時点では最善の手法」との考えを明らかにした。さらに、議会がまとめた条例案について、(1)選択肢を「5市町村か足尾町か」の二つにする(2)18歳以上を20歳以上にする(3)投票率50%以上を削除する(4)投票運動に制限を加える、との要望意見を述べたが、議会側は「既に決まったこと」として認めなかった。

 真杉市長は、9月に広域合併を断念し、足尾町との合併協議を申し入れているが、足尾町は「日光市の住民投票の結果が出るまでは、協議を見合わせたい」との意向を示したという。

(11/5)

18とはずがたり:2003/11/11(火) 18:30

<関東・東京>
松沢すばらしい!

http://www.asahi.com/national/update/1111/032.html
「首都圏連合」で環境・治安対策 神奈川知事が提案へ

 神奈川県の松沢成文知事が13日に川崎市で開かれる8都県市首脳会議(首都圏サミット)で、「首都圏連合」構想を打ち上げることが11日、分かった。複数の自治体にまたがる課題に対応するため、地方自治法に基づいて設置する「広域連合」とし、環境問題や治安対策、都市基盤づくりに一致して取り組む。将来の道州制への移行も視野に入れている。

 参加を呼びかけるのは、8都県市首脳会議のメンバーである東京都、千葉、埼玉各県と、川崎、横浜、千葉、さいたまの各市。

 構想によると、まず廃棄物の不正処理対策、東京湾の水質浄化など環境問題に一致して取り組む。防災や治安、交通アクセス、産業・流通のネットワークづくりなどの課題にも対応する。

 現在の8都県市首脳会議による対応では(1)独立した決定・執行の権限を持たない(2)自治体間で利害が対立する課題については決定が難しい(3)機動的かつ強力に施策を展開しにくい、などと説明。国から権限・財源移譲を勝ち取るためにも、これら8都県市が一体化した執行・議決機関を持つ「独立した団体としての首都圏連合が必要」としている。

 同連合はまず広域連合として発足させるという。地方自治法に基づき、国や都道府県から一部の事務を委任される制度で、ごみ問題など複数の自治体にまたがる課題への対応が必要な場合に設置される。参加自治体のなかから、執行機関として連合の長を選び、議決機関としての議会も置く。 (11/11 16:55)

19とはずがたり:2003/11/13(木) 10:47
<東北・北海道>
結局名前と庁舎の位置だよな。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031113-00000003-khk-toh
道州制への道探る 県初の分権シンポ 青森で24日

 青森、岩手、秋田の北東北3県で議論されている県合体や道州制について考えようと、青森県は24日、青森市のホテル青森で「地方分権シンポジウム―県の将来像を考える」を開き、市町村合併進展後の県の在り方を探る。

 こうしたシンポは同県では初の開催。北東北3県が対等合併する合体や北海道の道州制など、行政レベルで進む地方制度論について情報提供し、県民レベルでも議論を深めてもらう狙い。

 岩手県立大総合政策学部の田島平伸助教授が「地方分権時代における都道府県のあり方」と題して基調講演。「21世紀の新たな県の姿―地方分権で県民生活はどう変わるか」をテーマに、オフィス絵夢(青森市)代表取締役の田中正子氏や日本青年会議所青森ブロック協議会長の程川竜児氏らをパネリストに迎え討論する。

 午後1時半―4時、入場無料。問い合わせは青森県企画課地方分権推進グループ017(734)9128へ。
[河北新報 2003年11月13日](河北新報)
[11月13日7時4分更新]

20とはずがたり:2003/11/15(土) 11:21
<東北・北海道>
こじれちゃったねえ。

http://mytown.asahi.com/akita/news02.asp?kiji=5256
象潟町議会、合併離脱の同意案を可決
 象潟町議会、1票差

 町長「あとは2町の判断」

 象潟町の臨時町議会が14日開かれ、住民アンケートの結果を踏まえて同町が決めた仁賀保、金浦両町との合併協議会からの離脱方針について、同意を求める議案が提出された。記名投票の結果、賛成9、反対8で可決された。終了後、金巌・町長は「象潟町のけじめはついた。あとは2町の判断だ」と話し、2町に対し離脱を了承するよう求めた。

 町議会の審議では、5人が賛成の立場から、3人が反対の立場から意見を述べた。

 このうち長谷川誠議員は「協議会で本音の話し合いができなかったのが原因だ。離脱しないで同じテーブルにつくべきだ」。小島弥一議員は「財政は今まで以上に厳しくなるのが目に見えている」とそれぞれ反対した。

 一方、須田寿夫議員は「これまで合併に違和感はなかったが、新市の本庁舎が『金浦町庁舎』に決まった時、金浦町の委員がガッツポーズをするのを見て、残念に思った。離脱して冷静な期間を置くべきだと思う」などと賛成意見を述べた。

 また、住民アンケートについて寺田典城知事が「意図的なものがある」と述べたことについて、議員から「知事でさえ疑問視している」と指摘する声も相次いだ。

 これに対して金町長は「知事が合併をやるわけではない。主体は町村であり、町民。町民の意見を大事にして進めていかなければいけない」とし、アンケートについて「知事がどうこう言うのは筋違いだ」と反論した。

 3町の合併協議会は休止状態が続いていたが、13日に再開され、象潟町の委員8人中7人が欠席する中、象潟町の復帰を待つ方針が確認された。

 この点について金町長は「2町は合併は解消しないと頑張っているが、出直した方がいいと思う」と述べた。町議会の同意が得られたとして、近く同協議会事務局に派遣している同町職員も引き上げるとしている。

(11/15)

21とはずがたり:2003/11/15(土) 15:40
>>18
<関東・東京>

http://mytown.asahi.com/kanagawa/news02.asp?kiji=4767
首都圏会議 「連合」構想で応酬

  川崎市で13日に開かれた「8都県市首脳会議(首都圏サミット)」で、松沢成文知事の「首都圏連合」構想を巡り、同知事と千葉県の堂本暁子知事の間で激しい応酬が繰り広げられた。その末、決まったのは「広域連携の強化検討会議」の設置だけだった。

  首都圏連合は、松沢知事が知事選の政権公約(マニフェスト)で掲げた政策の一つ。環境問題や治安対策、交通政策などに首都圏の都県と政令指定市で一致して取り組み、将来は道州制への移行も視野に入れている。

  松沢知事は「地方から国を動かさないといけない。常設事務局を持ち、きちんとした行動主体とならなければ」と説明。石原慎太郎・東京都知事らが賛意を示したが、すでに松沢知事の構想に反対を表明している堂本知事は「廃棄物(の不法投棄)や羽田空港(の騒音)の問題など利害の対立するテーマで、多数決で決まる組織にはしたくない」と話し、「首都圏連合」という名称と事務局の常設に異を唱えた。

  松沢知事が「自分たちが損をするから全体の議論に加わらないのは、エゴになっちゃいますね」と述べると、堂本知事は「そういう言い方はしておらず、失礼だ。発言を取り消して」と反論。たまりかねた上田清司・埼玉県知事が「もう、よろしいですか」と間に入り、座長の阿部孝夫・川崎市長が「これを最後の意見としたい」とその場を収めた。

  会談終了後、松沢知事は「一歩前進。堂本さんとはいつもこのようになりますから」と苦笑い。堂本知事は「国に対して力を持つのは賛成」としつつ、「松沢さんが知事になる前から(首脳会議で)議論はずっとやっている」と繰り返した。

  松沢知事の構想に最も前向きだった石原知事は「(利害の対立するテーマで)多数決で無理に押し通すようなことはしない」。

  座長として議論をまとめた阿部市長は「あれだけの人たちなので、発言に重みがある。合意事項をまとめるのに苦労した」とやや疲れた表情で話した。

(11/14)

22とはずがたり:2003/11/15(土) 15:50
<中国・四国>
NEDOの工場は廃止になっていたのか。>広見町近永のアルコール工場跡地
云われてみればいつかそう聞いたような気もするが。

http://mytown.asahi.com/ehime/news02.asp?kiji=3024
松野町、合併協離脱へ

  松野町の柳野大和(やの・ひろかず)町長は?日、広見、松野、日吉の3町村でつくる「きほく合併協議会」から離脱する方針を明らかにした。県内で法定合併協からの離脱を決めたのは初めて。

  柳野町長は、この日開かれた町議会の全員協議会で離脱の方針を示した後、町選出の合併協委員、区長らに方針を説明。
夕方再開された全員協で同意を得た。 

  柳野町長は「広見町のアルコール工場跡地取得問題で、新庁舎の位置をめぐって対等合併への不安が払拭できなかった。これ以上の合併推進は難しいと判断し、離脱を決心した。20日から町内で住民説明会を開き、理解を求めたい」と述べた。

  3町村は来年10月1日、「きほく町」として合併することを目指して協議を重ねてきた。しかし9月、広見町近永のアルコール工場跡地を鬼北土地開発公社が購入したことから、松野町側が「新庁舎の建設候補地の一つでもある」として広見町に合併協での説明を求めたが同町が応じなかったため、対立が深まっていた。

  きほく合併協議会長の山本雅之・日吉村長は「(松野町長は)苦渋の決断をしたと重く受け止めるが、調印式を目前に控えた段階での離脱は非常に残念。広見町と早急に対応を協議したい」と話している。
(11/15)

23とはずがたり:2003/11/16(日) 09:00
<中部>

http://mytown.asahi.com/gifu/news01.asp?kiji=2856
工場跡地 思わぬ火種「本巣市」になる4町村

糸貫町「取得を」 3町村「待った」

工場跡地 思わぬ火種

 糸貫町にある都築紡績(本社・名古屋市)の糸貫工場跡地をめぐって、来年2月に合併して「本巣市」となる4町村が揺れている。公共用地として取得する方針を打ち出した糸貫町に対し、本巣町、真正町、根尾村が難色を示して立ち往生。糸貫町はなお取得する構えを譲らず、合併を目前に控えて信頼関係にひびが入りかねない事態になった。

「本巣市」信頼にひび?

 同工場跡地は糸貫町役場のすぐ北側にあり、面積は約30万平方メートル。同社が9月から買い取り先を探している。

 この広大な土地に目をつけた同町は、さっそく町役場に近い南側の一角、約6万6千平方メートルの取得に動き出した。町内に二つある「幼児園」の統合施設や廃棄物のストックヤード、下水処理場の用地として利用する考えだ。

 同町土地開発公社が先行取得し、来年2月の町村合併後、最終的に新市が買い戻す計画。取得費は約13億円と試算している。

 だが、同町の取得方針に対し、他の3町村の議会から異論を唱える声が続出した。

 最も強く反発するのは真正町議会だ。10月中旬に開かれた全員協議会では「新市になってから検討すればよい。計画を凍結すべきだ」との意見が大半を占めた。同町議会の白木健議長は「なぜ合併が決まっているこの時期に勝手に決めてしまうのか。断じて認められない」と話す。

 町議の中には幼児教育の制度に絡めて疑念を示す声もある。

 糸貫町は他町村と違い、幼稚園と保育園を一体化した全国的にも珍しい「幼児園」をもつ。「新市で『幼児園』方式を続けるために、用地取得で既成事実をつくろうとしているのではないか」との見方だ。

 本巣町議会、根尾村議会は「取得は新市の大事業となる。合併する4町村で決めるべきだ」との慎重な意見で一致。3町村の執行部も議会の意向を踏まえ、糸貫町に合併協議会での話し合いを求めている。

 一方、「待った」をかけられた形の糸貫町だが、用地取得はなお貫く方針だ。下水処理場の建設で、国と県から補助金を受けて来春に着工するためには11月中にも用地の確保が必要となる。

 同町は、周辺住民の反対などで処理場計画が挫折した過去がある。それだけに同町の高橋祥吉助役は「取得手続きはぜひとも進めたい。これは糸貫町の事業であり、合併協で話し合う問題ではない」と強気の姿勢だ。

 同町がこのまま計画を強行すれば、他の3町村との対立が深まり、新市へしこりを残すことにもつながる。

 合併協会長でもある内藤正行・糸貫町長は「合併直前に信頼関係を壊すことはあってはいけないが、町としてはこれ以上計画を引き延ばすわけにもいかない。正直弱ってしまった」と話している。


(11/14)

24とはずがたり:2003/11/19(水) 11:21
<関東・東京>
釜無市でいいんちゃうん?

http://mytown.asahi.com/yamanashi/news02.asp?kiji=6399
3町合併 最有力候補は「甲斐市」?

  甲斐(か・い)、峡中、みこま、みつば、みどり野−−。来年9月の合併をめざす竜王、敷島、双葉の3町法定合併協議会は新市名の最終候補として、公募作品から5点に絞り込んだ。19日の会合で新市名を決めるが、3町の幹部は「抽象的で範囲が広すぎる」「市名を聞いて3町をイメージするのは難しい」と評価はさまざま。県全域を意味する「甲斐」が最有力候補という下馬評もあり、生みの苦しみがにじむ。

  5点に限ると、公募で最多は「甲斐」(65人)で、6位だった。「峡中」(24人)、「みつば」(16人)、「みどり野」(12人)、「みこま」(9人)とほかの4点を引き離していることから、法定協の一部では「最有力候補は甲斐市」の見方も浮上している。

  地元住民らを対象に8〜9月に公募し、1535種類計3924人が応募した。小、中学生が応募者の43%を占め、「ドラゴン」や「よってけ」など疑問符がつくものも少なくなかった。

  合併協の新市名称検討小委員会は既存の市町村名を除き、地理や歴史、文化などの観点から新市名を選考。3町は甲府のベッドタウンという特徴があるものの、双葉は峡北、竜王と敷島は峡中と広域行政の区域が違う。さらに北部に山間が目立つ敷島、双葉に対し竜王は平野と地形も異なる。

  「3町を同時にイメージできる地名を挙げるのはなかなか難しい」。別の町長がそう指摘するように、公募1位だった「釜無」(116人)は10月の同小委で「川の流域に竜王と双葉は含まれるが、敷島はない」として退けられた。

  その結果、選んだ5点だが、竜王のある委員が「ひらがなの市名は歴史や地理を連想できない」と言えば、敷島のある委員は「県内の合併の動きは急。早い者勝ちで『甲斐』かも」とみる。ある町長は「歴史の研究者に地域にゆかりがある候補を推薦してもらい、住民アンケートで決めるのも一つの手法だったかもしれないが…」と漏らす。

  19日の会合では、合併協の委員44人が最終候補の中から協議や投票で新市名を選ぶ予定だ。

(11/18)

25とはずがたり:2003/11/19(水) 11:22

<近畿>
滋賀県の山村,朽木村。
責任ある立場の村長も大変ですねえ>自費で借りた宣伝車で村内の全集落を回るとともに、手作りチラシを全世帯に配る。

http://mytown.asahi.com/shiga/news01.asp?kiji=3500
合併賛否どう判断

  高島郡5町の合併に加わるか、村として生きていくか−−。高島地域合併協議会への参加の賛否を問う朽木村の住民投票が18日告示された。玉垣勝村長は、役場前で「第一声」を上げた後、街頭で合併の必要性を訴えて回った。この日は合併反対の表立った動きは見られなかったが、村議会の多数派が合併に消極的とされており、投票日の23日に村民がどんな判断を示すか、注目される。

  玉垣村長は午前9時から、役場前でマイクを握った。「小さな自治体が時代の変化、住民のニーズに応えるのは困難。高島6町村の広域連合で共同で取り組む多くの業務も、1市対1村では不安定要素が多くなる。郡町村会もなくなって孤立化し、教育問題では小中学生の郡大会はいったん消滅せざるを得ず、子どもへの影響も大きい。5町との対等合併には今回がタイムリミットだ」などと強調した。

  村は、財政状況をはじめ、合併した場合、しなかった場合の暮らしや福祉、村民に関心の高い除雪や通学補助などがどうなるかなどを解説した「住民投票にゅーす」を全戸に配布。玉垣村長は投票前日までの期間中、自費で借りた宣伝車で村内の全集落を回るとともに、手作りチラシを全世帯に配る。

  一方、合併反対では、共産党朽木村支部がチラシを配っているが、他に組織だった動きは見られない。ただ、今春改選された村議会(10人)には、昨年6月、当時の澤井功村長らが法定協議会への不参加を表明した時、これを支持した5人が残り、新議員にも合併消極派が数人いるとされることから、議会は反対派が多数と見られている。

  住民投票は、合併離脱の見直しを掲げて4月に初当選した玉垣村長が、議会に「12月議会冒頭に合併議決を」と迫り、議会側が村長に住民投票条例案の提出を申し入れた経過がある。このため、議会は「議会として特別な活動はしない。地域や団体などから説明を求められたら、個々の議員活動として出向く」と申し合わせている。

  朽木村は1889(明治22)年の市町村制で誕生し、100年以上ひとつの村として生き続けてきた。村が一昨年から昨年春にかけ、集落や団体ごとに約40回開いた合併をめぐる懇談会では「何とか村のまま続けられないか」という意見が大多数を占め、法定協議会不参加の根拠になった。村民の中には「とりわけ年配者に『村を残して』の思いが強い」と指摘する声が多い。

  投票は23日午前7時から午後8時まで11投票所(4投票所は午後7時まで)で。投票率が50%を超えた場合のみ午後9時半から役場3階で即日開票される。この結果を村長や村議会は尊重しなければならないとしている。永住外国人を含む18歳以上の投票資格者は17日現在で2085人。

(11/19)

26とはずがたり:2003/11/19(水) 11:32
<九州・沖縄>
なんかごちゃごちゃしているが…

川内市, 薩摩郡 樋脇町,入来町,東郷町,祁答院町,里村,上甑村,下甑村,鹿島村
★川薩地区法定合併協議会(法定)
http://www.sensatu-gappei.kagosima.jp/

串木野市, 日置郡 市来町
※串木野市と市来町で2市町での法定協議会設置を求める住民発議,市来町が可決,串木野市が否決
※日置郡東市来町で串木野市,市来町と3市町での法定協議会設置を求める住民発議,市来町が可決,串木野市と東市来町が否決し不成立
※串木野市で市来町との法定協議会設置の是非を問う住民投票を実施予定(11/30)
※串木野市で合併の是非と枠組みを問う住民投票を実施予定「川西薩地区10市町村で合併」「市来町と合併」「合併しない」

http://mytown.asahi.com/kagoshima/news02.asp?kiji=3308
川西薩地区の合併は?/問い合わせ相次ぐ
 串木野市は川西薩地区で合併できるのか−−。市来町との法定協設置の賛否を問う住民投票を前に、こんな市民の問い合わせが県や川内市に寄せられている。川西薩地区での合併を求め、今回の住民投票で「反対」を呼びかける団体のビラがきっかけだが、市民からは「投票の判断基準となる正確な情報がほしい」との声も出ている。

 「広域合併を実現する会」がビラに「川西薩との合併はまだいきています」と書き、県地方課や川内市役所の電話番号を載せて「自分で確かめて下さい」と呼びかけた。だが「市来町との合併を実現する会」のビラには「川西薩との合併はなくなりました」。双方の主張は正反対だ。

 市が川内市などと設置した川西薩法定協は7月に活動を休止した。田畑誠一市長が離脱を求めたためで、その後、市議会の同意も得た。法定協側は「合併を求める住民もいる」として解散や離脱は検討せず、川薩法定協に衣替えして来年10月の新市発足を目指している。一方、田畑市長は「川西薩には戻らない」と繰り返している。

 合併協議では事務事業の一元化など膨大な作業が必要で、首長と議会の意向が一致しなければ難しい。つまり、川西薩での合併の可能性はゼロではないが、田畑市長が考えを変えない限り現実味は乏しい。

 問い合わせを受けた県などは「住民間の対立に巻き込まれたくない」と事実関係の説明に終始。県市町村合併推進室の西中須浩一室長は「最終的な判断は串木野市に委ねられている。住民はじっくり考えて投票してほしい」と話している。

(11/19)

27とはずがたり:2003/11/19(水) 18:26
<九州・沖縄>
行橋市と京都郡の勝山、犀川、豊津、築城▲、椎田▲の五町→▲:豊前市との合併へ
京都(みやこ)市ではだめなん?読みが違っても漢字が同じじゃ駄目なんだっけ?
豊前市と大同合併して豊前京都市がいいんじゃない?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031119-00000026-nnp-kyu
合併白紙 新市名フイ 京築1市5町 公募3619通“お蔵入り”

 福岡県行橋市などでつくる京築一市五町合併協議会の「新市の名称」公募に寄せられた三千六百通以上に及ぶ市民のアイデアが、合併話が白紙に戻ったため、日の目を見ることなく“お蔵入り”する見通しとなった。合併協事務局は「応募してくれた全国の方々に何とおわびしたらいいのか」と頭を抱えている。

 同事務局によると、新市名称は七月から二カ月間、合併協のホームページや広報紙、ラジオなどで公募。北海道から沖縄まで全国各地から計三千六百十九の案が集まった。中には韓国在住の日本人からの応募もあったという。すでに協議会の小委員会で「京築市」「美夜古(みやこ)市」「豊の国市」「みやこみらい市」など十案に絞り込み、十二月に決定する予定だった。

 事務局は寄せられたすべてのはがきやファクスを保管しており、近くホームページに謝罪文を掲示するとともに、メールで応募した人にはおわびのメールを送る方針。

 佐村輝男事務局長は「地域に夢を与える新市名を選べなくて非常に残念。応募者全員は無理だが、抽選で選ばれた人には心ばかりのお礼の品を贈りたい」と話している。

 同合併協は行橋市と勝山、犀川、豊津、築城、椎田の五町で構成。豊前市、椎田町との一市三町による合併協設置を議会が可決した築城町が十七日に離脱を表明し、事実上の「解散」に追い込まれている。(西日本新聞)
[11月19日2時23分更新]

28とはずがたり:2003/11/19(水) 23:13
<中部>

三城は掛川,横須賀,高天神?この五案ならすんなり掛川市でいいような気がするなあ。

知り合いの市議からの情報に依ると,議員数が激減しそうな大東,大須賀に配慮して特例を適用してもよいという考えだったが,両町市民代表者の意見が特例適用反対で一致してたので不適用と決めたのだそうだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031119-00000006-mai-l22
“新市”に伴い議員失職、特例不適用決める−−掛川市などの3市町合併協 /静岡

 ◇名称は5候補に絞る
 掛川市、大東町、大須賀町の法定合併協議会(会長=榛村純一・掛川市長)は18日、第6回会合を掛川市内で開き、議員定数と任期について合併特例法で認められた特例を適用しないことを決めた。また、新市の名称候補として「遠州市」など五つの候補名が決まったことが報告された。
 特例を適用しないことで合併に伴って3市町の議員は失職し、新市の誕生から50日以内に選挙が行われる。議員定数については、人口規模で認められている上限定数より4人少ない30人を定数とすることになった。3市町の議員総数は54人で、合併で大幅削減されることになる。
 合併期日については、大須賀町議の任期切れ(05年1月29日)前の05年1月24日とする案と、同年3月末とする案で意見がそれぞれ有力で、今月中に再度協議することになった。
 新市名については、合併協事務局が今年8〜9月に一般公募して、285点の名称が寄せられた。その中で小委員会のメンバーが協議した結果、「遠州市」▽「かけがわ市」▽「掛川市」▽「三城(さんじょう)市」▽「新掛川市」の5候補に絞って合併協に提案した。来月16日に大東町で開かれる合併協で決定する予定。【工藤昭久】(毎日新聞)
[11月19日21時8分更新]

29とはずがたり:2003/11/21(金) 16:52
<中部>
七尾市,鹿島郡(田鶴浜・中島・能登島町)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031112-00000001-mai-l17
来年10月、新「七尾市」が誕生 能登島町で合併協定書調印式 /石川

 七尾市と田鶴浜、中島、能登島の3町の合併協定書調印式が11日、能登島町の生涯学習総合センターで行われた。来年10月には新「七尾市」が誕生する。 【曽根田和久】
 調印式には、武元文平・七尾市長、赤坂隆・田鶴浜町長、辻口昇・中島町長、高瀬義則・能登島町長らが出席。4人の市町長が4通の協定書にそれぞれ署名。調印の後、武元市長が「一時は激しい議論もあったが、大局的判断の中、協議が整った。それぞれの地域の歴史、文化を生かして地域を次の世代に引き継げるようにしたい」とあいさつ。赤坂、辻口、高瀬各町長もこれまでの協議を振りかえりながら、調印に臨んだ思いを語った。
 合併協定書によると、合併の形式は4市町による対等合併。市庁舎は現在の七尾市役所に置く。市議会議員の定数は30。現在の各市町議は合併特例法に基づく在任特例で、合併後1年1カ月は新市の議員となる。在任特例の期間中に全市を一つの選挙区とする大選挙区制か、地域ごとに選挙区を設定する中選挙区制とするかを決定する。
 新市の面積は約318平方キロメートル。人口は昨年3月末現在で6万4794人。
 今後は、各市町で今月中に予定されている臨時議会が合併の議決を行い、知事に合併を申請する。その後、県議会の合併議決を経て、知事が合併を決定。総務大臣に合併を届け出て、承認されれば大臣の告示をもって正式に合併が決定する。(毎日新聞)
[11月12日19時31分更新]

31とはずがたり:2003/11/21(金) 17:00
<九州>

トトロの自然豊かな描写と海埋め立てた人工的な街とは正反対だもんなあ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031121-00000026-nnp-kyu
暗雲人工島「トトロの街」構想 宮崎監督が関与拒否

 福岡市が進める博多湾の人工島(アイランドシティ)事業のまちづくりイメージ画を同市に提供したアニメ映画監督、宮崎駿(はやお)氏(62)は二十日、「参考として絵を市にみせたが、(報道で)自分が開発に深くかかわるよう書かれている。開発には一切関係ない」などとして、今後、人工島事業に自身の名前と絵を使わないよう求める手紙を山崎広太郎福岡市長にファクスで送った。

■「絵と名前使うな」

 同市は十四日、監督側から提供された十三点のスケッチ画をまちづくり原案とした構想を発表。二十六日にはこのイメージに沿った開発プランを住宅開発業者から公募する計画で、監督からの突然の“絶縁状”に「絵と名前の使用は監督との約束事項。誤解がある」と困惑している。

 宮崎監督は手紙で、「私の本分はアニメーション映画監督。住宅開発に関与する能力、体力、気力も時間もなく、責任もおえない」と主張。「このまま事業が進めば、結果的に期待を寄せてくださる市民に大きな失望と損害を与える」として、事業への関与をきっぱりと否定している。

 市側の説明や、宮崎監督の弟で代理人のグラフィックデザイン会社取締役、宮崎至朗氏(57)によると、宮崎監督は昨年、市の人工島のまちづくりに対する考え方に共感しイメージ画を市側に無償で提供した。

 至朗氏は「昨年から時間をかけて監督とも話し合い、絵の使用を約束していたので(今回の事態に)途方にくれている。早急に本人と連絡をとりたい」と説明。

 市は、監督自身の名前をアドバイザーとして公表する件について、本人に直接確認はしていないが、「代理人を通じて了解を取った」(市港湾局)という。すでに約六千万円かけ、イメージ画を使った新聞広告や監督の写真入り資料も作製している。

 山崎市長は「何らかの誤解があったと考えられ、早急に必要な説明をしたい」とコメント。二十日夜、会見した酒井勇三郎港湾局長は「慎重に交渉を続けてきていた。関係を修復し、事業を推進したい」と語った。(西日本新聞)
[11月21日2時18分更新]

32とはずがたり:2003/11/23(日) 01:04
<関東・東京>
桐生と太田ってどう見ても歪な形になるんですよねえ。離れているし。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031113-00000001-mai-l10
[平成の大合併]「2市5町3村対等で」−−桐生広域が枠組みで確認 /群馬

 桐生広域の1市3町3村首長(註1)は12日、東毛地域合併協議会(東毛法定協)の枠組みで、太田市や新田町議会などから、桐生広域町村を対等合併のスタート時の枠組みから外す意見(註2)が強まっていることを受けて、急きょ市町村長会議を開いた。この結果、12月1日の第4回協議会で、大沢善隆桐生市長の「2市5町3村の対等合併(註3)を申し入れる」との方針を、全員で確認した。
 加入問題に絡む競艇問題については、大間々、笠懸両町が「30日の住民投票で、撤退賛成の結果を得られたら、協議会が開かれる前の12月1日午前中に、3町と阿左美水園競艇組合で、年度内撤退の手続きを済ませたい」とした。また補償問題などは、桐生市と一緒に進めることも申し合わせた。
 桐生広域圏町村の加入問題では、清水聖義太田市長や太田市議会、新田町議会が「2市2町が機軸」などと表明。大沢市長は「競艇問題のハードルは高いとの清水市長の指摘はもっともだが、遅まきながら誠心誠意努力している大間々、笠懸も含めて認めてほしい」と語った。(塚本英夫)(毎日新聞)
[11月13日19時15分更新]

註1: 桐生広域の1市3町3村首長…桐生市, 大間々町,笠懸町,藪塚本町,勢多郡(新里村,黒保根村,東村)

註2:下記ニュース参照。太田市圏1市3町(太田市,尾島町,新田町,藪塚本町)

註3:2市5町3村の対等合併…桐生市, 太田市, 新田郡(尾島町,新田町),大間々町,笠懸町,藪塚本町,勢多郡(新里村,黒保根村,東村)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031114-00000001-mai-l10
東毛協、桐生圏切り離しも−−太田市長「1市3町」も示唆 /群馬

 枠組み問題で揺れる東毛地域合併協議会(東毛法定協)で、藪塚本町の桐生博司町長と小林邦男議長が13日、太田市の清水聖義市長と上村信行議長らを訪問し、「12月に正式に法定協に加入させてほしい」と再度申し入れを行った。清水市長は「歓迎する」と了承した。さらに清水市長は、桐生市が広域圏合併を推進していることに対し、「このままだと枠組みが変化し、(桐生市でなく藪塚本町を加えた)1市3町になる可能性もある」と2市2町の枠組みが変わる可能性を示唆した。
 会談後、清水市長は「桐生町長の意思を聞きたかった。町長は広域圏にはこだわらず、町民が選んだ道を進むと述べた。藪塚本町は新田町とも深い関係にあり、ぜひ一緒に歩調を進めたいので大歓迎だ。12月1日の次回法定協に諮り、同25日の5回目の法定協で加入を決定したい」と話した。
 また、大沢善隆桐生市長が掲げる「桐生広域圏を含めた2市5町3村の対等合併」について、清水市長は「合併は自治体同士が手を結ぶもので、広域圏ではない。広域圏では太田市議会が否決するだろう。桐生市の動き次第では、枠組みが変わる可能性もある」と述べ、枠組みが太田市、新田町、尾島町、藪塚本町の1市3町に変わる可能性も明らかにした。
 前日の12日には、桐生広域圏の1市3町3村が12月1日の法定協で、2市5町3村の対等合併を求める方針を確認したばかり。枠組みを巡って大揺れになりそうだ。
 桐生町長はこの日、新田、尾島両町にも再度、法定協加入を申し入れ、それぞれ了承された。午後には桐生市にも申し入れを行った。(佐藤貢)(毎日新聞)
[11月14日19時15分更新]

33とはずがたり:2003/11/23(日) 11:45
<中国・四国>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031120-00000006-mai-l39
新市名は「香美市」に決定−−こうほく三町村合併協議会 /高知

 土佐山田、香北両町と物部村の3町村による「こうほく三町村合併協議会」が18日、香北町であり、新しい市の名称を「香美市」と決めた。
 香美市のほか「物部川市」や「こうほく市」など、11の名称案を協議した結果、「3町村に共通した名称が望ましい」という意見で一致した。
 【小川信】(毎日新聞)
[11月20日22時18分更新]

34とはずがたり:2003/11/23(日) 11:46
<中国・四国>

さっさと米子に合併されるべし!

http://mytown.asahi.com/tottori/news02.asp?kiji=3613
日吉津村 30日に合併是非問う住民投票
「裕福」な自治体 さて
どちらにしても不安

  市町村合併について、県内で唯一方向性を決めていない日吉津村。25日告示される合併の是非を問う住民投票(30日投開票)を前に、村は合併しない場合の財政シミュレーションを公表したが、提示された負担増に住民から不安の声も上がる。合併後の見通しが不透明なまま、投票は近づく。誕生以来114年、一度も合併を経験していない村の住民は、どちらを選ぶのか。

      (渡 義人)

財政シュミレーション公表

  「うわあ、これは大変だわ」

  同村の今吉公民館で、11日夜に開かれた住民説明会。役場職員が合併しない場合の財政シミュレーションを説明すると、住民から驚きの声がもれた。資料には、下水道使用料の50%増(4人家族で月額2981円が4471円に)▽固定資産税を1・4%から1・6%に増税▽保育料の1・9%増▽無料だったがん検診など各種検診の有料化−−など、負担増を求める内容が並ぶ。それでも05年度に自治体の貯金にあたる基金が底をつき、赤字に転落する計算だ。

  同村の02年度の財政規模は約15億7千万円で、このうち村民税や固定資産税などの自主財源は約11億円。県内で唯一、国の地方交付税を受けない不交付団体となるなど、県内一「裕福な自治体」。なぜ、こんな「厳しい」見通しになるのか。

  「一番大きな理由は、固定資産税の減少」と地域政策課の石川倫温課長は語る。

  村内には、書籍などに使われる塗工紙を年間約60万トン生産する王子製紙米子工場があり、固定資産税全体の約8割を占めているという。しかし、会社の事業に使う機械や装置にかかる税収は施設老朽化に伴って毎年減る。02年度は約9億円あったが、04年度には約7億3千万円になる見込みだ。05年度に新型ボイラーが完成し、一時増加に転じるが、王子製紙は今年6月、中国に米子工場と同規模の塗工紙工場を建設する計画を発表。村にとって不安材料だ。

     ■   ■

  石操村長は「うちの財政も厳しいが、(合併する場合の相手)米子市はもっと厳しい。合併後は、少なくとも米子市並みの負担は覚悟しなければならない」と、合併に対する不安も訴える。同村はこれまで、恵まれた財政基盤を背景に住民負担を低く抑えてきた。合併しない場合の見通しでは、負担は上がるが、それでも保育料の一部は米子市より年間約6千円安く、検診料も軒並み安い。

  「日吉津の自主財源は6割を超えるが、米子は3割強。交付税が頼りだが、ここがガクンと減ったら、どうなるか……」と石村長。

  「日吉津には6割以上の自主財源があるだけいい。うちは2割以下しかなく、すべて国頼み」

  合併しないことを決めた日南町の田邊眞幸・総務課長は話す。同町は18日に役場で開いた行政改革推進委員会で、来年度以降の予算規模をこれまでの約75億円から50億円台半ばまで縮小する計画を打ち出した。

  理由は、国の財政難に伴い、もらえる交付税が減少していることにある。02年度、町の地方税収入は約5億円だったのに対し、交付税は約33億円。10年後の交付税は現在の3分の2程度まで減ると町は計算している。国が交付税を将来どうするのか、定まっていない。

  石村長はこう説く。「合併をしてもしなくても、日吉津という地域は残る。地域の発展のためには、どちらを選択しても抜本的な改革が必要だが、日吉津村は将来を自分で選択できるだけ恵まれている」

(11/23)

35とはずがたり:2003/11/24(月) 02:03
<関東・東京>
>>32
桐生市圏と太田市圏とそんなに一緒なのかねえ?それなら伊勢崎市圏とかも含めた方が自然な様な気がするのですが

http://mytown.asahi.com/gunma/news02.asp?kiji=3218
桐生市、競艇清算後に合併/市長が構想

★★太田市・2町の先行容認★★

 2市2町による東毛地域(法定)合併協議会に参加する桐生市の大沢善隆市長は22日、「桐生市は競艇事業の清算が済んだ後で、合併に合流する」とした2段階合併案を太田市長と尾島、新田両町長に伝えた。合併特例法の期限である05年3月までに太田市など1市2町の先行合併を認め、その後で桐生市や桐生広域圏の町村と合併し、段階的に中核市をめざす構想だ。

 12月中に最終的な枠組みを決める東毛協は、近く2市2町の首長・議長会談を開く。
 
 大沢市長の意向を受けた太田市の清水聖義市長は、住民投票を経て追加参加を表明した薮塚本町を加えた「1市3町」もしくは「1市2町」での先行合併をここで提案するとみられる。
 
 これまで桐生市は桐生広域圏すべてを加える「2市5町3村」での対等合併を主張してきた。
 
 だが最近になって競艇事業からの撤退を表明した桐生市に対し、桐生競艇場の施設管理会社「関東開発」は約60億円の補償金を請求。契約内容の解釈をめぐって両者に大きな隔たりがあり、法廷闘争にもつれこむ可能性もある。

 また同社は、薮塚本町ら3町が運営する阿左美水園競艇組合にも「撤退した場合」として約50億円の請求を示した。

 清水市長は21日の市議会で「新市に負の遺産が持ち込まれかねない」と発言。競艇事業の清算問題がにわかに注目されていた。大沢市長の段階合併案は「これ以上、1市2町に迷惑はかけられない」と配慮したものと思われる。
 
 大間々と笠懸両町は、合併と競艇事業存廃を問う30日実施の住民投票が済むまでは最終的な町の意思が決まらない状態でもある。

(11/23)

36とはずがたり:2003/11/25(火) 20:44
【00年度地方財政】

http://www.asahi.com/politics/jichitai/index.html
全国670市・23特別区の00年度普通会計決算を集計 
<6財政指標の全ランキング><6財政指標の全ランキング>

37とはずがたり:2003/11/25(火) 21:57
<東北・北海道>

http://mytown.asahi.com/yamagata/news01.asp?kiji=4423
山形など4市町村合併 編入方式で合意

  山形、上山、山辺、中山の2市2町合併問題で24日、4市町の首長会議が山形市役所で開かれ、上山市とほかの3市町で調整が難航していた合併方式で、3市町が主張していた編入方式とすることで合意した。26日の法定合併協議会で正式決定する見込み。これにより、出遅れていた合併協議はようやく「入り口」に立ち、新市建設計画や議員定数などをめぐる具体的課題の検討が本格化することになる。

  法定協は当初、7月をめどに方式の決定を目指していたが、故・吉村和夫前山形市長の病気入院や、上山市が新設方式にこだわったことから大幅にずれ込み、目標とする05年3月までの合併成立が危ぶまれていた。

  会議後に4首長が記者会見。上山市の阿部実市長は、方式決定の先延ばしを求めてきたことを踏まえ、「ここまで待ってくれた3市町に感謝する。編入合併でも『協議は対等』とのスタンスで、4市町の特性が失われない新市建設計画の作成に努めたい」と述べた。

  また、山形市の市川昭男市長は「方式の合意に向け、4首長とも最大限の努力をしてきた」とし、目標期限内の合併実現に向け努力する考えを強調した。

  一方、首長会議に先立ち上山市議会は同日、全員協議会を開き、議会として編入方式に同意することでまとまった。

  終了後に記者会見した横戸長兵衛・同市議会議長は「限られた期間内で市は相応の対応をしてきた」と評価。その上で「新市建設計画の作成過程では、編入される3市町の立場をしっかりと打ち出すとともに、住民への説明も随時するよう要望したい」と述べた。

  阿部市長は先月、従来の方針を変え、3市町の編入合併に歩み寄る考えを打ち出し、その後、市民の理解を得るため市内各地で住民説明会を開くなどしてきた。


(11/25)

38とはずがたり:2003/11/25(火) 22:35
<中国・四国>

http://mytown.asahi.com/kagawa/news02.asp?kiji=5979
東かがわ市議会出直し選挙結果

  住民投票による解散に伴う東かがわ市の出直し市議選は24日未明に開票作業が終わり、24人の新議員が出そろった。当選者を旧町別でみると、旧大内町が11人、旧白鳥町7人、旧引田町6人だった。

  解散を求めて活動してきた住民団体「東かがわ市・よあけの会」のメンバーは、立候補した5人のうち4人が落選した。西尾保代表は「残念だ。署名活動を通して住民の声を聞いてきたメンバーに市議会を変えてほしかったのに」と話した。

  一方、市南西部の山あいにある五名(ごみょう)から立候補した大山圓賀(まどか)さん(54)は地域の有権者の倍以上にあたる1061票を獲得して当選した。

  「五名のあかりを消さないため、どうしても議員が必要だという我々の努力が市民全体に伝わった。みなさんのおかげです」。開票所から当選の知らせが入った23日午後11時過ぎ、大山さんは自宅兼事務所に集まった約150人の支持者に深々と頭を下げた。

  「市に散らばる五名出身者を固める」「縁故を頼る」。地元固めと並行して、この二つが選挙戦術の柱になった。陣営幹部は「危機感が住民を一つにした」と振り返る。大山さんも「革靴を一足つぶすほど」市内全域を歩き回り、地元以外での支持拡大を図った。

  旧引田町から五名に嫁いできた女性は実家の母、兄、姉に「過疎化で有権者が少ない。議員がいなくなると暮らしていけない」と訴え、支援を取り付けたという。

  大山さんは議会の自主解散に賛同した一人。当選後、「市政を身近なものに変え、安心した老後を実現したい」と抱負を語った。

(11/25)

39とはずがたり:2003/11/25(火) 22:48
<近畿>
>>25
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031125-00000075-kyt-l25
高島郡5町の合併に参加 朽木村議会が決める

 合併の賛否を問う住民投票で「合併する」が有効投票の約77%を占めた滋賀県朽木村の村議会は25日、全員協議会を開き、高島郡5町の合併に参加することを申し合わせた。12月5日に行われる5町の町長・議長会議で参加を申し入れ、同会議後の法定合併協議会会合で、参加が認められれば6町村長が協議書に調印する予定。
 村議会の駒井芳彦議長は「合併参加は全会一致で了承した。12月10日の定例議会で村の参加提案を議決するが、各町で早く協議に入ってもらえるよう先に協議書調印することも同意した」と話した。
 村議会は今後、合併推進への姿勢を説明する文書を12月1日に各戸配布することも決めた。
 朽木村議会は昨年6月、前村長とともに法定協議会への不参加を全会一致で表明。今年4月の村議選(定数10)でも不参加を決めた村議5人が再選され、多数が合併消極派とみられていたが、住民投票期間中は、村議全員が賛否の意思表示を手控えた。(京都新聞)
[11月25日21時36分更新]

40とはずがたり:2003/11/25(火) 22:53
<中部>このへん(若狭地方)は寧ろ<近畿>だよなあ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031125-00000004-mai-l18
「敦賀市抜き考えず」 市町村合併で美浜町長意向 三方、上中町の合併不参加 /福井

 美浜町の山口治太郎町長は23日夜、町内で開いた市町村合併についての説明会で、「敦賀市抜きでの合併は考えられない。小規模合併は考えない」と述べ、三方、上中両町で進む合併には参加しない意向を示した。
 説明会は、地方制度調査会が今月、合併を促す町村の人口規模を「1万人未満」とする最終答申をまとめたことなどから12月中旬まで町内で6回開催する。同日夜は美浜北小で開かれた。
 山口町長は、同町の将来人口推計や経済、生活面での敦賀市との強い関係を説明。「合併特例法の期限(05年3月)にこだわらず、敦賀市に対して今後も働きかけたい。また2010年を目標とする嶺南8市町村での大合併を推進したい」と話した。
 また美浜、三方両町が共同で実施している一般廃棄物処理やケーブルテレビについては、「持ち分は決まっている。別れても一緒に運営したい。支障はない」と述べた。 (毎日新聞)
[11月25日19時46分更新]

41とはずがたり:2003/11/27(木) 10:53
<関東・東京>
千葉県東金市、山武郡(九十九里、成東、山武、松尾各町,蓮沼村)
大網白里町は不参加,単独市制施行も検討
結構,格差が有るんだねえ>35万5千円と16万8千円

http://mytown.asahi.com/chiba/news02.asp?kiji=3624
山武合併で議員の提案に「わがまま」と反発

 山武地域合併協議会の議員定数と任期などを検討する小委員会(委員長・大高和郎成東町長)の第6回会議が25日夜、東金市役所で開かれた。合併後も在任する6市町村の現職議員(定数計112)の任期と報酬を巡り、議員代表が任期は06年7月31日まで、報酬は6市町村で最も高い東金市並みを主張したのに対し、首長や学識経験者らの委員が反発し、結論は先送りになった。

 前回までの議論で、小委員会として①現議員の任期は合併特例法を適用して06年4月30日までとする②報酬は東金市の例による、などとする原案をまとめ、各市町村に持ち帰った。

 25日の小委員会では、各市町村での協議の結果が報告された。報酬については「(東金市に合わすのでは)住民の納得は得られない」など、任期については原案より3カ月長い7月31日までを希望する町村が多数を占めたため、議員代表の委員だけが別室で協議。「任期は7月31日。報酬は東金市並み」との案を小委員会に提示した。

 理由としては、「4月には入学式や諸団体の総会が多いので6月議会後の改選が望ましい」「議員にとって生活給の引き下げは受け入れ困難」などがあげられた。

 これに対し、議員以外の委員からは「わがままが過ぎる」「財政削減が合併のねらいであり、報酬は現行を超すべきでない」とする意見が出され、収拾はつかなかった。

 山武地域合併協議会に加わっているのは東金市、九十九里、成東、山武、松尾の4町と蓮沼村で、一般議員の報酬(月額)は、議会会期に違いはあるが、最も高い東金市が35万5千円で、最も低い蓮沼村が16万8千円となっている。
(11/27)

42とはずがたり:2003/11/27(木) 12:44
<中部>山梨

http://mytown.asahi.com/yamanashi/news02.asp?kiji=6434
峡南北部合併協 市川大門町長離脱を表明

協議、白紙にもどる可能性
市川大門町の久保真一町長は25日、町議会の議員全員協議会で、鰍沢、六郷との3町の枠組みで進めてきた合併協議から離脱する考えを示した。住民意向調査の結果を受けたもので、代わって三珠町に、改めて合併を働きかけていく意向を表明した。市川大門町を含む5町で始まった峡南北部の合併協議は、白紙に戻る可能性が強まった。

  久保町長は同日中に関係町長にも意向を伝えた。正式には3町合併協で表明する。六郷町との合併に関しては、西八代3町による合併ビジョンも描いていると答えた。

  これに対し、石川洋司・鰍沢町長は「予定通り、六郷町と2町だけで法定合併協に移る」と話した。ただ、六郷町では、富士川をはさんだ2町合併を疑問視する声も少なくないとされる。

  三珠町は中巨摩東部3町(田富、昭和、玉穂)に対して合併希望を伝え、回答待ちの段階だ。水上末雄・三珠町長は「歴史的、地理的にも近く、市川大門の申し入れはありがたいが、3町から返事をもらう前に話し合いに応じるわけには行かないと思う」と話した。

  峡南北部の任意合併協議は昨年7月、県が示した合併パターンに基づき、増穂、鰍沢、市川大門、三珠、六郷の5町の枠組みで始まった。富士川をはさみ、西八代と南巨摩の2郡にまたがる合併で、人口3万人の合併特例による市制施行を目指すはずだったが、昨年11月から今年3月にかけて、三珠町、増穂町が相次いで離脱していた。

(11/26)



西八代郡(市川大門町,三珠町,下部町,上九一色村)
南巨摩郡(増穂町,鰍沢町,中富町,早川町,身延町,南部町,富沢町)
  ↓
西八代+南巨摩5町合併(増穂、鰍沢、市川大門、三珠、六郷)…県の提案。5町で特例で市へ
  ↓
※三珠町が中巨摩東部3町(昭和,玉穂,田富)との合併を目指し離脱。
西八代郡三珠町,東八代郡豊富村が中巨摩東部3町に合併協議を申入れ
  ↓
※増穂町は合併協議から離脱(3/24),南アルプス市に合併協議を申入れ
  ↓
※市川大門町は合併協議から離脱の意向を表明(11/25)三珠町と2町や,六郷町を含めた3町での合併を検討へ 
  ↓
※六郷町と鰍沢町を結ぶ道路がない為,2町は事実上の飛び地に
鰍沢町長は合併推進。六郷町では疑問の声上がる

43とはずがたり:2003/11/27(木) 12:50
<中部>岐阜県
美濃市なんて如何にも後からとってつけたような名前なのに元々の地名は何?武儀?

http://mytown.asahi.com/gifu/news01.asp?kiji=2898
美濃市長が単独存続を表明 中濃合併協

美濃市長 単独存続を表明

「不利な合併避けたい」

 県内各地で市町村合併の動きが加速するなか、美濃市の石川道政市長は26日、記者会見し、「関市を中心とした現行の中濃地域の合併協議会には参加しない」と述べ、単独で存続することを正式に表明した。27日に開かれる臨時の市議会で承認を求める。県内で単独で存続する路線を決めた市町村は、白川村に続いて2例目。

 石川市長は「市町村合併は必要という認識はある」としたものの、「今以上の発展が望めない不利な合併は避けたい」とし、関市と武儀郡4町村でつくる法定合併協議会に参加しないことを明らかにした。

 市民の間には合併協参加を目指して住民投票実施を求める動きがあるが、石川市長は「合併に対する国の制度がきちんと示されていないこの時期には適当ではない」と述べ、実施する考えのないことを示した。

 今後は、市独自に行財政改革などに取り組む方針。そのチェック機関として、公募した市民や学識経験者らが市長と議会に意見を述べる「美濃市平成まちづくり改革委員会」を設置することも明らかにした。

 美濃市は昨年10月、関市と武儀郡の2市5町村で任意合併協議会を設立した。関市との対等な立場での新設合併を望んでいたが、関市は昨年12月、同市への編入合併と新市名を「関市」とする方針を打ち出した。

 関市は、他の市町村より財政力があり、人口も合併新市の約6割を占める。美濃市は妥協案として①新設合併②新市名を「美濃関市」とする、の2案を提案したものの、いずれも受け入れられなかったため、法定協への参加を見送っていた。


(11/27)

44とはずがたり:2003/11/27(木) 12:55
<中部>静岡県
地方の中心市街地の空洞化は何処も進んでまして掛川も厳しいみたいです。
マルミヤ実業ビルなんてあったかいな?

http://mytown.asahi.com/shizuoka/news01.asp?kiji=9974
異業種同居で街活性/JR掛川駅前

 空き店舗に誘致 
   女性服・北欧家具・・・第1号店

 JR掛川駅北口のマルミヤ実業ビル1階に、女性服と北欧家具の2店が一緒に開店した。昨年7月に設立された第三セクター「かけがわ街づくり会社」のプロジェクトチーム「空き店舗対策事業検討協議会」(尾崎賢一委員長)が誘致した第1号店だ。駅前商店街に活気を取り戻そうと、今年度内に2号店の開店もめざしている。

 女性服の店は「KOZUE(コズエ)」、家具の店は「クラフト・コンサート掛川店」。80平方メートルの店舗内で異業種同居の形を取る。

 KOZUEは、商品の中から気に入ったものを選ぶと、合うサイズに作り直してくれる。セミオーダー制の店を営むのは石山こずえさん(27)。自分の店を持つのは初めてで「客の反応が楽しみです」と話している。

 クラフト・コンサートは、ノルウェー製のベビーチェアやバランスチェアなどの家具、デンマーク製の照明器具などを展示販売する。経営する田島美寿(みはる)さん(52)は「大人になっても使えるイスなどがあり、若いお母さん方に関心が高いのでは。強い要請を受けて店を出したので、活性化の一助になればいい」と言う。

 街づくり会社によると、駅前一帯の約70ヘクタールに約500の店舗がある。うち50店舗ほどが空いており、「シャッター通り化」が進んでいる。

 このため、空き店舗対策を、計画中の再開発ビル建設とともに活性化事業の柱と位置づけ、6月にボランティアのスタッフを募って同協議会を発足させた。現在34人のメンバーがいる。

 同協議会が大家から空き店舗を借りて新店舗の経営者に貸し、経営者は売り上げに応じて家賃を払う。出店者には安い家賃などが魅力で、協議会側も経営などについて助言することができる。

 協議会は、年度内に2号店として飲食店を開店させる予定のほか、ミニ店舗のチャレンジショップの出店も計画中だ。



(11/27)

45とはずがたり:2003/11/27(木) 12:58
<近畿>兵庫県
氷上市にしよう!

http://mytown.asahi.com/hyogo/news02.asp?kiji=8104
合併協定書を承認/氷上郡6町合併協議会

 第36回氷上郡6町合併協議会が26日、市島町の農村環境改善センターで開かれた。合併協定書に盛られた50項目の協定内容が承認され、合併調印式は予定通り30日に山南町のやまなみホールで実施されることになった。ただ、「丹波市」という新市名には住民の間に反対意見もくすぶっており、合併成立に必要な各町議会の議決にも影響を及ぼしそうだ。

  合併協定書は、来年11月1日に対等合併し、新市の名称は「丹波市」にすると明文化。市長のほか助役2人、収入役、公営企業管理者を置く。議会の定数は30とし、新市の設置の日から50日以内に選挙を実施する−−など、これまでの協議で合意した50項目の協定を改めて確認した。

  これに先だち、14日から各町で開いた住民説明会の経過を町長らが報告。住民から「なぜ丹波市になったのか」「なぜ再考できないのか」など、質問や反対意見が質疑の大半を占めたことが伝えられた。

  十倉昭三・氷上町長は「(住民の声に)根の深い行政不信を感じた。丹波市とした明確な回答が必要で、『慎重審議した』の繰り返しでは住民は納得しない」と発言。委員からも、再考する時間をとるために「(合併を)来年11月に急ぐ必要はない」などの意見が出された。

  別の委員は「新市名などは決定したものではなく、協議会で確認しただけ。今後は各町議会の決定にゆだねるべきだ」と述べた。


(11/27)

46とはずがたり:2003/11/27(木) 13:04
<中国・四国>香川県

http://mytown.asahi.com/kagawa/news01.asp?kiji=5987
合併枠組み模索続く/高松市と周辺?町

  高松市との合併をめぐる動きが活発になっている。国分寺、牟礼両町では住民投票の結果、合併協議会が設置される見込みだ。香南町も合併協設置を12月議会に諮る。塩江、香川町に続く動きだが、住民の中に同市との合併を求める声がある一方で、町長や町議会には消極的な見方もある。合併特例法の恩典の期限である05年3月ぎりぎりまで、最終的な枠組みを探る動きが続きそうだ。(宮本茂頼)

  高松市の増田昌三市長は8月上旬、牟礼、香南町など合併の動きを見せていなかった周辺の町を回り、協議の場を設けようと働きかけた。

  同市と周辺10町は広域行政の一部事務組合を持ち、増田市長は「合併による50万都市」が持論。しかし、人口約33万人で規模が飛び抜けて大きい同市に吸収されるのではないか、という警戒感が町側に強く、協議はなかなか進展していなかった。

  そんななか、4月に香川町の住民投票で同市との合併協設置の賛成が過半数となった。また、牟礼町長選でも合併に慎重だった現職が敗れた。6月には、塩江町との合併協が設置されてもいる。

  市議会からの声もあり、増田市長は積極的に合併を働きかける姿勢に転じたのだった。

  しかし、周辺町の「民意」は微妙だ。

  香川町の住民投票では賛成票が反対を2票だけ上回るという結果だった。

  9日に牟礼町が実施した同市との合併の賛否を問う住民投票も、賛成が反対より68票多いだけだった。同市のベッドタウン化が進み、都市型の「新住民」が多いといわれる牟礼では、他町に比べて合併への抵抗感は小さいという観測があっただけに、「思ったよりも僅差(きんさ)だった」と、増田市長と高木英一町長は口をそろえた。

  高木町長は「反対派が約半分いることを重く受け止める」として、慎重に協議を進める考えだ。

  国分寺町の福井則史町長も、先月の住民投票で高松市との合併協設置が賛成多数となったのにもかかわらず、「(すでに合併協を設置している)綾上、綾南との3町合併の理解が深まった」と述べた。

  2月の町民アンケートで「望ましい枠組み」として90%近くが高松市を選んだのに、住民投票では、有効投票のうち約45%が同市との合併協設置に反対。国分寺町は、3町での合併協と高松市との合併協を並立させることになった。

  庵治町では18日の臨時町議会で、牟礼町との合併協議会の設置を求める決議が可決された。

  両町が地場産業の石材業で深い結びつきを持っていることもあり、決議案を提案した町議は「高松とよりも、2町での合併のほうがメリットは大きい」と話す。庵治町としての結論はまだ出ていないが、町は合併について説明した冊子を今月、全戸に配布している。

  香南町では住民団体が署名を集め、同市との合併協設置を請求した。両市町の12月議会で協議会の設置案が採決される見込みだ。

  しかし、谷輝男町長は慎重に言葉を選ぶ。「個人的には町同士の規模での合併を望むが、最終的には住民投票で決めたい」

(11/27)

http://mytown.asahi.com/kagawa/news02.asp?kiji=5986
新庁舎は丸亀市役所に/3市町合併協議会

  丸亀市と綾歌、飯山両町の合併協議会(会長=新土光夫・飯山町長、24人)は26日、新市建設計画や、合併後の庁舎は現在の丸亀市役所とすることなどを確認した。

  建設計画は、合併後10年間の財政計画で合併特例債の普通建設事業を200億円と見込み、最終的な総職員数を950人体制(今年4月現在1248人)としている。

  庁舎については丸亀市役所とし、「建て替え時は国道11号の南で候補地を選び、住民の利便性を最大限考慮する」とした小委員会案で合意した。また、綾歌、飯山両町本庁舎を市民総合センター(支所)にし、市の機構を2支所を含む14部56課4室とすることを承認した。

(11/27)

47とはずがたり:2003/11/27(木) 14:34
<中部>新潟県
三条市、下田村、栄町→まず燕市離脱,ついで田上町離脱。両市町の合併は両議会否定

南魚沼郡 六日町,大和町→塩沢町は離脱

村上市, 岩船郡 荒川町,神林村,朝日村,山北町,粟島浦村→関川村離脱

柏崎市, 刈羽郡 高柳町,西山町→刈羽村,小国町はオブザーバー参加。刈羽村は単独,小国町は長岡地域と両睨み

長岡市, 見附市, 栃尾市, 南蒲原郡 中之島町,三島郡 越路町,三島町,古志郡 山古志村,刈羽郡 小国町→見附市離脱表明


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031126-00000002-mai-l15
田上町、合併協離脱−−反対多数の住民調査受け /新潟

 田上町の佐藤邦義町長は25日、三条市、下田村、栄町と進めていた合併協議から離脱し、当分は単独で行政運営していく方針を明らかにした。反対多数となった住民意向調査の結果を受け、同日の議員全員協議会で表明した。昨年4月、16万都市を目指して任意協議会を設立した際には5市町村が参加していたが、まず、燕市が離脱。今回の田上町の離脱を受け、残る3市町村は早急に会議を開いて対応を協議する予定だ。
 同町によると、18歳以上の町民の72・1%(8119人)が回答したアンケートの結果、合併に「反対」が61%に達し、「賛成」は23・3%にとどまった。「わからない」が15・2%あった。
 佐藤町長は「もう少しきっ抗すると思っていたが、ここまで離れた以上は仕方がない。田上だけ飛び地になることが不安だったのかもしれない」と話した。
 合併を巡っては、「田上町住民投票条例を求める会」が、条例制定を求める直接請求の署名を始めたり、一部町議から「(意向調査では)反対に○をつけましょう」といったチラシが配られていた。佐藤町長も自費で、合併のメリットを訴えるチラシを新聞に折り込んだ。
 県市町村合併支援課によると、県内の市町村合併では、今年に入って塩沢町、関川村、刈羽村、燕市がそれぞれの合併協から離脱、見附市なども離脱の意向を表明している。(毎日新聞)
[11月26日19時32分更新]

48とはずがたり:2003/11/27(木) 14:36
<中部>山梨県>>42

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031126-00000007-mai-l19
「三珠町・六郷町」へ方針転換 議会全協で了承得る−−久保・市川大門町長 /山梨

 鰍沢、六郷両町と任意合併協議会をつくる市川大門町の久保真一町長は25日、町議会の議員全員協議会で、任意協を離脱して三珠、六郷両町との合併を目指す方針を表明、議会側も了承した。
 峡南北部の任意協は当初、三珠、増穂両町を含めた5町でスタート。市川大門町が今回、方針転換したのは、住民アンケート結果を尊重したためだが、これにより、この地域の合併論議は周辺地域の動向を含めて混とんとした状況になった。
 久保町長は全協を終えた後、鰍沢、六郷、三珠各町を訪問し、方針を伝えた。このうち、合併の要請を受けた三珠町は現在、田富、玉穂、昭和の3町に合併を打診中で、水上末雄町長は「3町の任意協の回答を待ち、考えたい」と話し、即答を避けた。
 鰍沢、六郷両町は「当初通りの5町合併が最善」との立場。今後、2町での合併を推進しつつ、合併特例法の期限(05年3月)をにらみながら、三珠、増穂、市川大門町に復帰を呼び掛けていく方針だ。(毎日新聞)
[11月26日20時18分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031126-00000001-mai-l19
[市町村合併]「甲府」か「東八代地域」か 住民投票告示−−中道町 /山梨

 ◇枠組み問う住民投票告示−−30日投開票
 合併の枠組みを問う中道町の住民投票が25日、告示された。投票結果に法的拘束力はないが、小林玄祥町長と議会は民意として尊重することを表明。結果によっては周辺の自治体も含め、合併論議が混迷することも予想される。投開票は30日。25日現在の投票資格者数(18歳以上、定住外国人含む)は4566人(男2222人、女2344人)。【花野井誠】
 同町の住民投票条例は地方自治法に基づいて制定された。合併を巡る県内の住民投票は、合併特例法による実施を含め、敷島町、明野村、秋山村、武川村に次いで5番目。
 中道町の住民投票は、現在、法定合併協議会を構成している甲府市、芦川村、上九一色村(北部)の枠組みの継続を指す「甲府市」か「東八代地域」かを選ぶ2択式。「東八地域」は、現在協議中の東八代郡などの6町村の法定協を中心とした地域を指し、具体的な枠組みは定めていない。
 甲府市などとの合併を求める「中道の21世紀を考える会」(中込武治会長)は24日に同市、芦川村、上九一色村の各首長を招いた住民集会を開き、法定協の枠組み堅持をアピール。合併によるスケールメリットで福祉施策の充実、道路整備、バス路線の拡充など基盤整備の利点を強調した。
 「東八代との合併を進める会」(池谷克夫代表)は住民説明会やチラシ配布で「東八地域」の浸透を図ってきた。25日夜には町民体育館で勉強会を開催。東八地域との歴史的、地理的つながりの深さを説明して「中道らしさを失わない合併を」と気勢を上げ、「反甲府」を呼びかけた。
 同町の合併方針を巡っては、7月に実施した住民アンケートで、甲府市などとの合併協議について、「反対」が「推進」を5ポイント上回った。この結果を基に「枠組みの白紙撤回」を主張する小林町長と、甲府市との合併を訴える議会側で意見対立し、住民投票に発展した。
 投票の結果、「甲府」が上回れば、現在中断している法定協の協議は復活することになる。
 しかし、「東八地域」となった場合は、不確定要素が多く同町を含めた周辺町村の合併方針は混迷の度を深めそうだ。東八代郡などの法定協は、現在の6町村合併の優先を表明しており、合併特例法期限内(05年3月)に中道町が合流することは難しいとみられる。さらに、甲府市と接していない芦川村と上九一色村は、中道町が抜けると“飛び地”となり、4町村合併は空中分解する可能性が高まる。(毎日新聞)
[11月26日20時18分更新]

49とはずがたり:2003/11/27(木) 14:43
<中国・四国>山口県
県庁のある山口,新幹線の駅のある小郡,庁舎に余裕のある防府と来れば巧く棲み分け出来るんちゃうのん?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031126-00000001-mai-l35
[市町村合併やまぐち]山口市、防府市、小郡町−−新市庁舎はいずれかに /山口

 ◇3市町自薦、絞り込みへ−−選定小委
 山口、防府、徳地、秋穂、小郡、阿知須の県央2市4町による「新市の事務所の位置選定小委員会」が25日、阿知須町であり、新市役所の位置は山口市、防府市、小郡町の3庁舎のいずれかに絞られた。3市町で唯一意思表明していなかった合志栄一山口市長が「山口市がふさわしい」と初めて明言した。
 新市役所は、各市町の現庁舎を総合支所とし、本庁をいずれかの庁舎に置くことで合意している。今回、各委員が本庁の場所について意見を述べ、山口、防府、小郡の委員が自庁舎を推すなど、3市町に事実上絞られた。
 合志山口市長は「小郡は交通、防府は産業、山口は行政と、互いの機能を高めていくのが望ましい。市役所の役割を担わせてほしい」と行政機能を強調。松浦正人防府市長は「当面は現庁舎を活用するという原点に立ち返れば、駐車場や敷地が十分にある防府市役所がふさわしい」と庁舎の収容力を挙げた。
 一方、岩城精二小郡町長は交流と交通の拠点性を強調。「山口市に県庁はあるが、将来ある道州制の議論で今の山口県庁がリードしていけるかは疑問。また(庁舎の)器で判断するのはどうか」とけん制した。
 意見の一致を見ない可能性もあり、藤生通陽委員長(秋穂町長)は正副委員長で試案を出すことを提案。松浦防府市長が3庁舎の現地視察を求めたが、いずれも結論は持ち越した。【姜弘修】
 ◇規模の観点から防府市アピール−−松浦・防府市長
 松浦正人防府市長は小委員会後に開いた定例会見で、新市の本庁位置について「当面は既存の庁舎を使うことが決まっている。それなりのキャパシティーは必要」と、改めて規模の観点から防府市を推した。
 小委員会では、規模をアピールする防府市側に対し、委員長や他市町の委員は「すでに庁舎の規模で決めないことを小委員会で確認している」としており、認識に食い違いが見られた。
 松浦市長は「議論の入り口で違っている。事務局に確認したい」と語った。委員長試案も「議論を深めても一致点が見いだせない時に初めて出るもの。まだその時期ではない」と話した。(毎日新聞)
[11月26日21時41分更新]

50とはずがたり:2003/11/28(金) 03:18
<九州・沖縄>宮崎県
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031128-00000009-nnp-l45
都城市長 「対等合併」を表明 北諸5町の要望受け入れ

 【宮崎】 都城市の岩橋辰也市長は二十七日、北諸県郡五町(三股、山之口、高城、山田、高崎町)との合併問題について、五町側の要望を受け入れ、編入合併でなく対等合併で臨むことを表明した。県内の十万人以上の市で、対等合併を打ち出したのは同市が初めて。都城の市名が消える可能性もあり、今後、市民の合意形成がかぎとなりそうだ。

 岩橋市長が十月末、五町長らと協議した際、五町側が、都城市と法定合併協議会をつくる前提として、対等合併と、同市北原町に予定している市総合文化ホールの建設場所を宮崎自動車道都城インターチェンジ近くに変更するよう要望していた。岩橋市長は、文化ホールの建設地変更は断ったが、対等合併は了承する旨を二十一日、五町側に伝えたという。

 都城市と五町は合同で合併問題研究会をつくっていたが、五町が、同市を除いて任意合併協議会を結成。法定協に移行する段階に来て、合併の枠組みをめぐる各市町の綱引きが続いている。

 二〇〇〇年国勢調査では、都城市の人口十三万二千人に対し、五町は合計六万四千人で半分以下。対等合併になれば、市の名称や市役所の位置は、法定協で新たに決めることになる。

 岩橋市長は「対等合併でも『都城』の名称を残す余地はある。小さいことにこだわらず、一市五町広域市の実現を優先させたい」と話している。(西日本新聞)
[11月28日2時27分更新]

51とはずがたり:2003/11/28(金) 04:27
<九州・沖縄>長崎県

なんか田平町がふらふらしているなあ。
http://www.glin.org/prefect/upd/nagasaki.html
※合併協定調印式予定(11/25)→田平町の離脱表明により中止
※田平町が加入(2002/10/2)
※福島町で佐賀県伊万里市と2市町での法定協議会設置を求める住民発議,伊万里市は議会付議せず不成立
※田平町と江迎町で2町での法定協議会設置を求める住民発議

http://www.mainichi.co.jp/area/nagasaki/news/20031127k0000c042004000c.html
北松浦1市5町合併の住民投票条例制定案を否決−−江迎町 

 江迎町議会は26日、北松浦1市5町(松浦市、田平、福島、鷹島、江迎鹿町各町)の合併の是非を問う住民投票条例の制定案を反対多数で否決した。今月13日に住民グループが町民983人分の署名を町に提出し、投票の実施を求めていた。

 北松浦1市5町の合併は25日の法定協議会で田平町の離脱が了承され、実現できない状況になっている。松田弘明町長は北松浦1市4町での枠組みづくりを目指しており、合併の早期実現を理由に「条例は制定する必要がない」と意見書を付けて提案した。

 審議でも▽1市5町の合併が機能しない今、住民投票を実施しても町民を混乱させるだけ▽特例法の期限内に合併を実現させるため、町民の負託を受けた議会が枠組みを早期につくる必要がある――などの反対意見があり、反対7、賛成6で否決した。

52とはずがたり?:2003/11/28(金) 14:10
<近畿>和歌山県

http://mytown.asahi.com/wakayama/news02.asp?kiji=1652
古座川町が合併協を離脱

 串本町古座町古座川町法定合併協議会が27日、古座川町高池の中央公民館であり、古座川町が合併協議会から「離脱」し、残る2町で合併に取り組むことを確認した。

 会議の冒頭、田嶋勝正・串本町長が「財産・財政問題をめぐり話し合いがつかず、さらに他にも問題はあるとの古座川町長の発言もあって3町合併協の解散を決めた」と、決裂に終わった14日の首長会の報告をした。

 3町長によると、古座川町からの「新しい町づくりのために各町が一定金額を出して基金を作る」「町有林400町歩と10億円の財産区を作りたい」などの要請に対し、「正も負もすべての財産を持ち寄り新町づくりに取り組む」とする串本・古座両町と意見が対立。

 田嶋町長は1億5千万円程度なら認めてもよいとしたが、加藤国司・古座町長は「財産区作りは反対だが、10億円認めたら、他に問題はないのか」と質問したところ、広瀬征彦・古座川町長が「多くの問題の一つにすぎない」と答えたという。

 3町は28日にそれぞれ臨時町議会を開き、古座川町は「離脱」を、串本・古座両町は「2町での再出発」を議決する。

 古座川町の広瀬町長は「05年3月までの合併はあきらめたということだ。今後はいかなる時代にも対応できる、また自立できる町でありたい」と話し、離脱の経緯を説明する文書の全戸配布を始めた。

(11/28)

53とはずがたり:2003/11/28(金) 14:18
<中部>福井県

http://mytown.asahi.com/fukui/news02.asp?kiji=3276
福井の自治体合併《1》新・福井市
 「対等」で目指す中核市

 「新たに誕生する福井市は、5市町村の歴史や伝統、文化や産業などの財産を受け継ぎ、県都として、さらに大きく羽ばたくものと信じる」−−福井市の酒井哲夫市長は26日開会の市議会本会議で提案理由説明に立ち、鯖江市、美山町、越廼村、清水町と合併して05年2月1日に発足する新自治体の名称について「福井市」になったと報告した。「5本の矢がひとつにまとまり、躍進できるよう最大限の努力を重ねる」と述べた。

 5市町村の法定合併協議会の小委員会は6日、新市役所の本所を現在の福井市役所とすることで合意し、新市の名称は公募に基づいて「福井市」「ふくい市」「新福井市」の3候補に絞り込んだ。しかし、新市名は8日の協議会で「福井市」にあっさり決まった。公募で「福井市」が有効票数6588票の約65%の4332票を占めたことや小委員会委員18人のうち16人が推したことが決め手となったという。

 自治体合併には、新設(対等合併)と編入の2形態がある。福井市など5市町村は、新設の方式をとっている。手続き的には5市町村はいったんすべて廃止され、新たな自治体が置かれる。新市の財産や地方税、条例、使用料・手数料、議員定数などについても対等の立場で話し合って決める。

 福井市は1931年から71年にかけて22回の合併を繰り返して市域を拡大してきたが、いずれも編入合併だった。

 一方、05年3月末までの合併を目指している大野市のケースは、和泉村を吸収する編入の方式をとる。大野市が存続自治体となり、事務的な制度は基本的に大野市のものが踏襲される。

 福井市議の中には5市町村が対等で合併するとの考えに異論を唱える声もある。

 「人口、財政規模などの面で首をかしげる市民は多い。なぜ対等なのかと尋ねてもストンと腹に落ちない」。9月中旬の市議会予算特別委員会で、ある市議が酒井市長に詰め寄った。酒井市長は「中核市を目標としている。展望が開けるなら対等でいくべきではないか」と答えた。市議は納得しかねる様子で、「福井市として懐の深さ、器の大きさを見せることも大いに含まれていると思う。しかし隣接自治体の住民からも対等より吸収の方が分かりやすいとの声がある」と反論した。

 新しい福井市は、人口約33万4千人で、現在の約1・3倍、面積は約620平方キロメートルで約1・8倍になる。合併と同時に5市町村議が失職して選挙を実施する道をとらず、最長2年の在任特例を設けた場合、新市議は一時的に100人に膨れあがる。初議会は「ホールや体育館のようなところ」(市関係者)になりそうだという。

 地方自治法では、人口30万人以上になると県から福祉、保健衛生、都市計画、環境の4分野の権限委譲などを受けられる中核市になれる。酒井市長は「北信越5県のうち福井県以外の県庁所在地はすべて中核市だ」とし、主要都市の代名詞の一つにもなっている中核市への昇格に意欲を示した。

 隣接自治体には事実上の吸収と見られることへの懸念もある。今月25日に開会した鯖江市議会本会議で辻嘉右ェ門市長は「今回の合併は山にたとえるなら富士山のような独立峰ではなく、峰峰が連なり、個性が光り輝くアルプスのようなものを目指すべきだと考えている。7万人弱の規模を有する鯖江市は、新市におけるツインシティー(双子都市)の一方の拠点として、重要な地位を占めるもので、合併協議の中でも積極的に発言している」と述べた。

54とはずがたり:2003/11/28(金) 14:32
<東北・北海道>岩手県

http://www.glin.org/prefect/upd/iwate.html
一関市, 西磐井郡 花泉町,東磐井郡 東山町,川崎村
★一関地方合併協議会(法定)
※法定協議会設置(2003/12/1)
※平泉町に参加を呼掛け,平泉町は胆沢郡衣川村との合併も検討
※平泉町長は参加に前向きも,議会は衣川村との合併協議を目指し参加に慎重,協議会への参加は見送り
※平泉町で5市町村での法定協議会設置を求める住民発議,一関市は議会付議へ
※東磐井郡大東町,藤沢町,千厩町,室根村が参加を申入れ(10/3)平泉町を含めた5町村がオブザーバー参加(11/8),9市町村での合併も検討へ

http://mytown.asahi.com/iwate/news01.asp?kiji=4604
一関地方4市町村合併 法定協設置を議決

  一関地方任意合併協議会に加盟している一関市など4市町村の臨時議会が27日、一斉に開かれ、それぞれ12月1日付で法定合併協議会を設置することを可決した。県内で法定協議会が設置されるのは、01年7月の、大船渡市と旧三陸町での設置以来。

  一関市の臨時議会は午前10時から始まり、質疑、討論があった。

  「合併は国の押しつけ」「合併しないで独自の道を歩む選択もある」などの反対意見も出たが、法定協議会の設置議案は賛成多数で可決された。花泉町、川崎村、東山町の各議会でも、同様の議案が賛成多数で可決された。

  法定協議会の初会合は、1日午前10時から、一関市の市総合体育館で行われる予定だ。

  一関市によると法定協議会の名称は「一関地方合併協議会」。同協議会は、構成市町村長から会長を1人選任。30人の委員は、会長以外の首長と市町村助役各1人ずつ、それぞれの市町村議員2人ずつのほか、学識経験者で構成される。

  議会後に記者会見した任意合併協議会会長の浅井東兵衛・一関市長は「これまでは、助走段階だったが、今日の議決でいよいよスタートを切った気持ちだ。05年3月をゴールに協議する。『両磐はひとつ』の精神から、残りの町村も、加われるものなら何町村でも加わってもらえれば」と語った。

(11/28)

55とはずがたり:2003/11/28(金) 17:11
<九州・沖縄>福岡県

http://www.mainichi.co.jp/area/fukuoka/news/20031127k0000c040007000c.html
公募の新市名、現町名使用OK 新庁舎位置で対立−−遠賀4町合併法定協 /北九州

 ◇新庁舎位置で意見対立

 遠賀郡4町合併の法定協議会(会長・鈴木清吾芦屋町長)の第5回会合が26日、芦屋町の町民会館で開かれた。公募する新市名について、現町名を使ったものも認めることが決まった。また、新市庁舎の位置を巡って、改めて各町の意見の違いが浮き彫りになった。

 鈴木会長はこの日、出席委員のうち町議以外の一般委員11人に、新市庁舎の位置について意見を求めた。芦屋町の3委員は「財政上、現庁舎を活用すべきだ」として同町の庁舎を本庁舎とする意見を述べた。水巻町の3委員は「本庁舎の位置は合併後に決める」として仮庁舎の位置には触れなかった。

 遠賀町の3委員は、同じく仮庁舎でのスタートを支持したが、うち2委員は「いずれ本庁舎は遠賀町に」と述べた。一方、岡垣町の2委員は「合併に向け新庁舎を作るべきだ」とし、うち1委員は「遠賀町と岡垣町の間に」と主張した。

 また、市議については「定数30人で選挙区は設けない」ことで概ね意見集約された。だが、任期について「(現議員は)合併後も2年を超えない範囲で在任できる」とする合併特例法の「在任特例」を活用するかしないかで意見が分かれた。芦屋、水巻、遠賀町議会は「活用する」、岡垣町議会は「活用しない」の意見が大勢との報告があり、継続審議となった。

http://www.mainichi.co.jp/area/fukuoka/news/20031122k0000c040002000c.html
合併協に向け一歩 中間側に残る慎重論−−北九州・中間両市長会談 

 21日の北九州、中間両市長の会談で、法定合併協議会設置が実現に向けて一歩進んだ。一方、同日あった中間市議会の合併推進調査特別委員会では、両市の合併を巡る議論の進め方について「特別委での論議がなく不正常だ」との批判もあった。

 会談後の記者会見では両市の息の合ったやりとりが目立った。

 北九州市の末吉興一市長は、中間市の杉原茂雄議長から「重く受け止めてほしい」と渡された法定協設置を求める中間市議16人の署名を添えた要請書について、「市議21人のうち8割に近い署名を頂いた。私自身も重く受け止めている」と述べた。

 中間市の大島忠義市長は、12月議会に「合併問題を慎重に取り扱うよう求める請願」が提出されたことを「合併に反対するものではなく、求められていることはこちらが当初からやっていること」と説明。末吉市長も理解を示した。さらに北九州市の片山尹議長も「(法定協設置案が付議されたら)私の気持ちとしては、前向きに考えたいと思う」と答えた。

 一方、中間市議会の特別委では北九州市との合併についての審議はなく、山本貴雅市議(共産)が「法定協設置を求める市議の署名が集められているが、市民の判断を仰がず、特別委での論議もなく、あり方として不正常だ」と指摘した。

 署名は杉原議長が7会派に呼びかけて集め、うち1人が署名しなかったほか、逡巡(しゅんじゅん)する議員もいたという。残る2会派4人には「合併に反対している」として声をかけなかった。杉原議長は委員会で「北九州市から『法定協設置案を付議する』との回答があった時に、住民投票条例案と併せて、委員会で議論すればいい」と反論した。

 合併協について慎重な対応を求める請願を提出した「中間を愛する仲間の会」の梅木薫代表(76)は「署名は市民の見えないところで集められていて、市民は何も知らされていない。怒りを感じている」と話している。

 また、県は遠賀郡4町との合併を勧めるため、中間市に幹部を派遣してきた。10月に中間市議会に説明に訪れた県幹部は「推移を見守るしかない」と話している。

56とはずがたり:2003/11/29(土) 04:35
<近畿>京都府

こんな歴史あったんやねえ。何の利害が対立するのかねえ?

乙訓合併論議の歴史
http://www.h2.dion.ne.jp/~forum/

昭和46年 これまでの合併論議が、向日、長岡京両市の市政施行移行前に、再燃
昭和47年10月 三町合併を前提に向日市、長岡京市が市政施行。
3市町長が「49年9月末に合併をする」との覚書に調印
昭和48年 6月 二市一町議会の合併特別 委員会、乙訓合併対策合同会議を設置。
昭和50年 3月 「乙訓地域のまちづくり構想」が完成
昭和51年12月 乙訓合併研究協議会が、「合併により大同団結することが最善」と結 論
昭和52年 2月 乙訓自治研究会が凍結と結論づける
昭和52年 8月 合同委員会により合併論議存続決定
昭和53年 8月 乙訓合併対策合同会議が凍結
その後、幾度となく合併論議がだされるも凍結のまま
平成13年 1月 新春首長対談で合併について自治研究会で検討する旨の発言でる。

57とはずがたり:2003/11/29(土) 19:55
<中国・四国>広島県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031128-00000003-mai-l34
三原市・本郷町・久井町の合併協 大和町の加入決まらず 来月8日に結論 /広島

 三原市・本郷町・久井町の合併協(法定協)が27日、三原市で開かれ、継続審議になっている大和町の協議会加入について話し合った。三原市と本郷町は加入を了承したが、久井町が時期尚早として反対、この日は意見がまとまらなかった。12月8日に臨時協議会を開き、結論を出す。
 大和町の協議会加入を巡っては、同町が三セクによる運営を計画していた総菜・炊飯加工施設に対し、財政面などを不安視する意見があった。また、ごみ処理や消防など一部事務組合による広域業務についても、合併後の取り扱いが不透明だとして、三原市と久井町から時期尚早との意見が出ていた。
 このうち総菜・炊飯加工施設については、大和町がいったん計画を白紙に戻すことを決め、三原市は26日の市議会合併特別委で、五藤康之市長が協議会への加入受け入れを表明。事務組合による業務は、1市2町で消防やし尿処理などが可能かどうか、調査、調整を行うとしている。
 大和町では、東広島市との合併を進める住民運動の動きも起きており、久井町はこの点も懸念材料とした。 (毎日新聞)
[11月28日20時31分更新]

58とはずがたり:2003/12/01(月) 00:18
<中部>福井県
両町長くびにして仕切り直しがええ。

http://mytown.asahi.com/fukui/news02.asp?kiji=3282
福井の自治体合併《2》破談の危機
『春坂市』に町民不在

 伊藤平一郎・坂井町長 「いろいろすり合わせする問題が多く残されているから合併延期を申し入れた。しかし、(春江町は)坂井町に何の連絡もなく記者会見をして合併断念を表明した。これを撤回するとの言葉がなければ審議は進まない」

 松浦豊・春江町長 「8月の(合併協定の)調印を延ばされ、突然、合併期日の1年延期(を言われた)。十何カ月にも及ぶ協議の中で決め、信頼・信用、譲り合いの中で粛々とやってきてこうなった。なぜあんなことを言えるのか」

 10月14日に春江町で開かれた「春江町・坂井町合併協議会」は、重苦しい雰囲気に包まれていた。机を口の字形に並べ、約20人の委員が着席した。議長役の春江町長の松浦会長の右隣に、坂井町長の伊藤副会長が座ったが、2人は、目を合わせることもなく合併協議の行き詰まりの責任を押しつけ合った。傍聴席では約70人の両町民が協議の成り行きをかたずをのんで見守った。

 「副会長の気持ちは分かる。会長も言うことは分かる。けれどお互いに泥仕合はやめてほしい。一番困るのは町民だ」(春江町側委員)、「言った言わないという話は打ち切り、気持ちを新たにして進めよう」(坂井町側委員)。両町長の間をとりなそうという意見が相次ぎ、協議会は、2度の休憩を挟んで約4時間半に及んだが、歩み寄りはなく、何の結論も出ないまま協議は持ち越された。

     ◇

 両町は来年3月15日に合併して「春坂市」になる予定だった。最終的な手続きの合併協定の調印は8月1日に結ばれることになっていたが、20日に延期され、19日に中止された。伊藤町長が13日に突然合併期日の最長1年間の延期を要請したのがきっかけだ。

 9月3日、春江町の松浦町長は、役場の朝礼で職員に対し「合併を断念する」と坂井町との合併の白紙撤回を表明し、県庁に自ら出向いて報告した。記者会見では「合併協議会の尊厳を根底から覆した」と坂井町の伊藤町長を非難した。

 今年7月、合併に伴う市への昇格の条件を人口3万人以上(通常は5万人以上)とする国の特例措置が05年3月末まで1年延期された。坂井町の伊藤町長は、合併協定にある47項目のうち、補助金・交付金、国民健康保険税、企業誘致、水道料金などの多くの事項が「新市において調整する」と棚上げになっているとして「合併を急ぐ必要はない」と主張し始めた。さらに、「春江町は財政状況が良くない」などと不満も語った。

 これに対し、春江町の松浦町長は伊藤町長が5月に就任し、前町長の合併方針を引き継いだことをとらえ、住民説明会などで「伊藤町長は任期を延ばしたいのだろう」などと批判して亀裂が決定的になった。

     ◇

 10月14日の合併協議会のあと、次の協議会の日程は決まっていない。

 春江町は9月の町広報紙で坂井町との合併断念を広報しており、坂井町の対応が注目されている。

 こうした中、坂井町議会も今月17日、市町村合併対策特別委員会を開き、春江町との合併について、凍結か中止を決める方向を打ち出した。28日の全員協議会で、全議員の同意を求めたが、「もう一度両町長で話し合う機会を設けるべきだ」などの意見が出てまとまらず結論が出なかった。

 坂井町長屋の農業東出正市さん(68)は10月に元町議らと「合併推進の会」を作り、町に春江町との関係修復を訴えている。「行革のさなか、合併なくして町の将来はなく先細りは明白。伊藤町長はすり合わせ事項が残ると言うが、調印してからいくらでも調整できる問題ばかり。枝葉の部分で損得論議をするのをやめ、合併の理念である信頼と思いやりを持って進めて欲しい」と話す。合併特例法期限の05年3月まで、あきらめず修復を求める構えだ。

(11/29)

59とはずがたり:2003/12/01(月) 03:50
<中国・四国>広島県
賀茂広域行政組合(賀茂郡・東広島市)―(大和町)→三原圏
(新)東広島市←┘↓
 ↑  広島中央広域行政組合((新)東広島市,竹原市・大崎上島町)
(安芸津町)   ↑
 └竹原地域広域行政組合(竹原市・安芸津町・大崎上島町)

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn03112939.html
「広島中央」への集約浮上 竹原・賀茂の両広域行政組合
'03/11/29

 広島県安芸津町が東広島圏との合併を目指す中、竹原市、大崎上島町とごみ・し尿処理と消防業務を共同で担っている竹原広域行政組合の再編が迫られている。東広島市と賀茂郡五町がつくる賀茂広域行政組合とともに解散し、広島中央広域行政組合に集約する案が浮上。東広島市と、竹原広域の三市町、両組合の六者が協議を進め、十二月中にも方針を出す。

 六者は十月下旬、事務レベルで協議会を設置。両広域間で組織や運営が異なるため、「管理」「消防・救急」「ごみ・し尿」の三部会を設けて可能性を探っている。

 両広域圏の二市七町は、広島中央広域行政組合も組織している。しかし、事業は観光振興や人材育成などソフト分野だけ。賀茂広域のうち、大和町は三原圏と合併する方針で、微妙な立場にある。

 竹原広域は、今年四月の合併による大崎上島町の誕生に伴い規約を変更した。安芸津町も東広島圏の一市四町との合併(二〇〇五年二月を目標)で脱退するため、竹原市、大崎上島町と新東広島市を想定した調整が前提となる。

 賀茂広域は、東広島圏での昨年の任意の合併協議会(大和町含む)で、同組合を解散して事務や職員を新市に引き継ぐ方針を承認している。ただ、安芸津町内に町と竹原市が整備した一般ごみ最終処分場がある点などに留意し、一部事務組合方式の継続も検討課題としていた。

 広島中央広域への集約について、竹原広域の首長はスケールメリットを強調する。竹原市の小坂政司市長は「ごみの総量規制や環境対策は、大きな枠組みで考えるべきだ。消防も大規模災害の備えができる」と検討の必要性を説明する。同市は合併の枠組みが決まっていないが、広域問題の解決策の中では「一番スムーズではないか」と話す。

 安芸津町の山下龍男町長は「消防団は新市に統合する方向で、指揮する消防の一本化もいずれ必要になる。ごみ・し尿も広域対応がベター」、大崎上島町の藤原正孝町長も「消防や救急の応援でも、より大きな枠組みの方が連携が強まる」と前向きだ。

 東広島市は、ごみ処理で賀茂、竹原両地区で新施設整備など広域処理を議論してきた経過から、広島中央広域も視野に入れている。消防は、組織や通信機器などの装備が異なり、一本化には費用や時間がかかるとの見方もある。

 広域行政組合の行方が新市の体制づくりにかかわるため、同市の邑岡昭二助役は「一月の法定合併協議会に報告できるよう課題を整理したい」と方針決定を急ぐ構えだ。

60とはずがたり:2003/12/02(火) 00:52
<九州・沖縄>
肝属東部を選択肢に入れないのはどうよ?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031201-00000004-mai-l46
串良町、「大隅中央」を選択−−二者択一方式で合併住民投票 /鹿児島

 串良町で30日、大隅中央法定合併協議会(鹿屋、垂水市、吾平、輝北町)への参加か、単独かを問う住民投票が投開票され、「大隅中央」が「単独」を上回った。投票率は65・43%(男64・60%、女66・16%)。
 同町は4月以降、東串良、内之浦、高山の3町とつくる肝属東部(法定)合併協議会で協議を進めてきたが、本庁舎位置や議員定数問題などで3町と対立。9月末に離脱を決め、10月中旬、町議会が住民投票条例案を可決した。
 離脱を巡っては、一時期、賛成、反対のそれぞれの住民グループが署名運動を展開。反対派は住民投票の選択肢に「肝属東部」を加えるよう主張したが、結局、二者択一方式となった。告示以降は両派とも集会など表立った活動はなかった。
 投票結果について橋口貞伸町長は「単独への不安から住民が断腸の思いで選択した結果。これからの道筋をつけるのが私の責務だ」と述べた。
 町は高校3年などにも投票資格を与え、当日投票資格者数は1万1313人(男5299人、女6014人)。【新開良一】
………………………………………………………………………………………………………
 単独    参加
1700票 5499票
 (選管最終発表)(毎日新聞)
[12月1日21時13分更新]

61とはずがたり:2003/12/02(火) 10:23
<中部>山梨県

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031201-00000001-mai-l19
[市町村合併]「東八」が過半数−−枠組み問う、中道町の住民投票 /山梨

 ◇住民、「埋没」に危機感
 ◇町側、「甲府」法定協脱退へ
 合併の枠組みを問う中道町の住民投票は11月30日、投票が行われ、即日開票の結果、「東八代地域」の町村と合併を求める票が、甲府市、芦川、上九一色村との4市町村で組織している法定合併協議会の継続を示す「甲府市」を上回った。結果を受け、町は法定協から脱退し、東八の町村との合併を模索していく方針。一方、甲府市は隣接町村との合併が難しくなり、方針の立て直しを迫られそうだ。当日投票資格者数は4565人(男2222人、女2343人)。投票率は85・15%だった。【花野井誠】
 「東八」勝利の背景には、住民の間に甲府市との編入合併による埋没の危機感や、強引な姿勢が目立った「甲府派」議員が多数を占める町議会への反発もあったとみられる。さらに、住民団体「東八代との合併を進める会」は、芦川村の反甲府勢力とも連携して機運を盛り上げ、歴史的・地域的つながりを強調した訴えが浸透した。同会の池谷克夫代表は「町の方針に我々の意向を反映できたことは住民の勝利。子孫に悔いのない合併を進めたい」と話した。
 小林玄祥町長と議会は「結果を民意として尊重する」と表明。町は今後、東八6町村の法定協への合流などを模索するとみられる。
 一方、中道町が抜ける法定協は解散する公算が大きくなった。甲府市の場合、他の周辺町村は既に合併の枠組みが決まっており、新たな合併方針を決めるのは厳しい情勢。上九一色村は分村が事実上不可能となり、4日に開く村議会の反応が注目される。芦川村では、梶原梅太郎村長が住民投票も視野に入れた住民意見の調査を表明しており、改めて針路を模索することになりそうだ。
 結果を受け、法定協会長の宮島雅展・甲府市長は「大変残念であり、中道町民の選択を重く受け止める」との談話を発表。2日の法定協正副会長会議で首長協議を行い、解散に向けた詰めの話し合いを行う方針だ。
 中道町の合併方針を巡っては、4月の町長選で、小林町長が法定協の枠組みを推進する前町長を破り事態は一転。「枠組みの白紙撤回」を主張する小林町長と、甲府市などとの合併を推進してきた議会側が意見対立し、住民投票に発展した。
 ◇住民投票開票結果
「東八代地域」 2128
「甲府市など」 1718
(無効 41)=選管最終発表
………………………………………………………………………………………………………
 ■解説
 ◇新枠組み決定に曲折
 中道町の住民は、「東八代地域」を合併相手に選んだ。しかし、投票は甲府か反甲府か――を問うただけという面も否めず、東八のどの町村と一緒になるのか具体的な将来像が見えない中、新たな枠組みを決めるまでには曲折がありそうだ。
 合併相手の有力候補には石和町など6町村の東八法定協議会が挙がっている。しかし、6町村は現在の枠組みの合併優先を表明。中道町が合流を求めても合併特例法期限(05年3月)以降が濃厚とみられ、“後追い”のために合併の恩恵が十分に受けられないという厳しい結果も予想される。
 一方、周辺自治体も混乱しそうだ。
 深刻なのは県都・甲府市。宮島雅展市長は告示前、自ら中道町に乗り込んで「甲府派」集会に出席するなど異例の対応。それでも敷島町の住民投票(7月)に続いて2回にわたって袖にされた形となり、悲願の中核市(人口30万人)構想は一層遠のいた。
 甲府市は今後、新たな合併方針を模索することになるが、境界線を接していない芦川村、上九一色村との“飛び地合併”は事実上無理。それ以外の周辺市町村は“甲府抜き”の合併を固めつつあり、「平成の大合併」では、単独のまま終わる可能性が出てきた。
 また、東八代郡に属しながら枠組みが決まっていない豊富村にも注目が集まりそうだ。(毎日新聞)
[12月1日19時42分更新]

62とはずがたり:2003/12/03(水) 18:47
<中部>福井県

http://mytown.asahi.com/fukui/news02.asp?kiji=3285
福井の自治体合併《3》すれちがう思惑

 嶺南に財政格差の壁

 嶺南8市町村には、2010年をめどに1市にまとまろうという漠然とした構想がある。

 一方で、それ以外の個別の合併話はなかなか浮上してこない。理由として、敦賀市、美浜町、高浜町、大飯町の原発立地4市町と、小浜市、三方町、上中町、名田庄村の周辺4市町村の財政格差を挙げる関係者は多い。

 たとえば、原発立地4市町の01年度の人口1人当たりの固定資産税などの地方税収入は31万100円。これに対し周辺4市町村は10万8945円と差は3倍近くある。

 その嶺南地域で、合併話が初めて具体化した。原発立地自治体が、周辺自治体からの合併の誘いを拒んだ結果だった。

     ◇

 美浜町は23日夜、町内の小学校体育館で今年初めて住民対象の合併説明会を開いた。地域住民約70人が参加した。席上、「美浜町か上中町との合併を目指したい」と三方町の千田千代和町長が呼びかけていることについて、住民が質問した。山口治太郎・美浜町長は「(合併は)財政的に弱いところにはメリットがあるかもしれないが我々にはない」と述べ、拒否する考えを示した。

 2日後の25日、千田町長と山口町長が会談し、山口町長は2町で合併する考えのないことを改めて伝えた。

 これを受けて千田町長は素早く動いた。26日、上中町の津田雅司町長と会談して合併について合意。27日には両町長が、それぞれの議会から合併の同意をとりつけた。28日には2町の町長、町議会議長の4人がそろって記者会見に臨み、05年3月の合併特例法の期限内に合併する方針を発表した。

 会見で、千田町長は美浜町との合併について「同じ郡内で、三方五湖を共有し、交流も深い美浜町が最もふさわしかったと思うが、合併となるとそういうものだけでは決まらない。美浜町に比べ三方町の財政力は脆弱(ぜいじゃく)で差があった」と悔しそうに語った。

 市町村合併には一貫して慎重姿勢だった千田町長が、合併を急いだのは、13日の政府の地方制度調査会の答申がきっかけだった。

 「おおむね人口1万人未満」の市町村に合併を促すため、都道府県が構想を練るよう求めていたからだ。三方町は人口約9200人。「将来、合併をしない小規模自治体に対し、自治機能の制限など何らかの不利益になる政策がとられるのではないか」と千田町長は恐れる。

     ◇

 「小浜市としては、名田庄村、上中町の遠敷(おにゅう)郡との枠組みを目指していた。一生懸命やってきたが、なぜこうなったか分からない。残念としか言いようがない」

 小浜市の村上利夫市長は28日、前日に上中町から「三方町との合併を了承して欲しい」と報告を受けたことを明かし、ショックを隠しきれない様子で語った。

 小浜市、三方町、上中町、名田庄村の4市町村長は23日に会合を開き、4市町村の合併の可能性を協議した。席上、村上市長は「嶺南8市町村合併のはずみにしよう」と呼びかけていた。

 しかし、千田町長は28日の会見で「最初から大きな合併を目指すと、かえって嶺南が1市に合併するための妨げになる」と話した。上中町の津田町長も「小浜市とは人口が違い過ぎ協議が難しい」と述べ、小浜市が相手では、事実上の編入合併になりかねないとの懸念があったことをうかがわせた。

 8市町村は9月上旬、河瀬一治敦賀市長の呼びかけで合併研究会を立ち上げた。来年8月をめどに新市構想のもとになる基礎データをまとめる。千田町長は「原発立地で生じた格差をなくすには嶺南一帯の大合併しかないというのが首長共通の認識だ」と話すが、1市構想の青写真さえまだできていない。

(12/1)

64とはずがたり:2003/12/03(水) 18:54
<中部>福井県

三国町とあわら市で芦原市目指せ。

http://mytown.asahi.com/fukui/news02.asp?kiji=3287
福井の自治体合併《4》合併の先駆け
 「優等生」あわら市

 金津町中央公民館の大型スクリーンに年賀状のサンプルが投影された。裏面に来年のえとであるサルの漫画の顔があしらわれ、吹き出しには「今年3月から住所表記が変わります」と書かれていた。下に新旧二つの住所が並んでいた。

 11月20日夜に催された市町村合併についての住民説明会。出席した地区住民約100人の前で合併協議会事務局の職員は、プロジェクターを使い、芦原町と合併して来年3月1日に発足する「あわら市」の概要について説明し、「年賀状にはぜひ新住所も明記して」と呼びかけた。

 同月中に両町内11カ所で開かれた市町村合併についての最後の住民説明会の一こまだ。

     ◇

  両町が合併してできる「あわら市」は、人口約3万2千人。合併を促すため、地方自治法では5万人以上とされている市の条件を、3万人以上と緩和した合併特例法の適用を受け、市に昇格する。

  両町は、平成の大合併の中では常に県内の自治体の先頭を走ってきた。昨年8月、県内で最も早く合併方針を表明して同10月には法定合併協議会を設立し、今年7月に合併協定に調印した。大きな不協和音もなく、他地域からは「合併の優等生」と言われる。

  合併が円滑に進んだ背景に合併協の両町への気遣いも見られる。

  新市名について昨年末から今年始めにかけて一般公募した。挙げられた中の10種について3月に合併協委員が投票したところ、「あわら市」が12票でトップとなり、「金津市」は2票で9位だった。当初は、上位に絞って住民アンケートをとる方針だったが、アンケートの段階で「金津」の名がなくなることに金津町側に抵抗感があるとして、「芦原市」を除いた9種で住民にアンケートをした。

  その結果、「あわら市」は「芦津市」「あかね市」に次いで3位となったが、合併協は芦原温泉の名がすでによく知られているとして「あわら市」を採用した。金津町の玄関口にあるともいえるJR(旧国鉄)の駅名が72年以降、「芦原温泉駅」になっていることも背景にあった。

  また、新市の市役所の「位置」は現在の金津町役場とするが、呼び名としては現金津町役場を「金津庁舎」、現芦原町役場を「芦原庁舎」とし、「金津庁舎」は市長室、総務部、福祉保健部、市議会などを置き、「芦原庁舎」には経済産業部、土木部、教育委員会などを置く。

     ◇

  両町の合併をめぐっては、当初は同じ坂井郡の三国町を含めた3町の合併を模索した。しかし、ピーク時の92年度には約30億円の競艇収益金(01年度以降はゼロ)があった三国町は水道料金や保育料など公共料金が2町に比べて安く、合併のネックになった。

  三国町の担当者は「将来、人口5〜10万人規模の自治体になるための合併を目指したい。できれば坂井郡6町が一体になるような合併が望ましい」と話す。

  青年会議所などのメンバーでつくる「町村合併推進さかい郡民会議」は、坂井郡の北部3町(三国町、芦原町、金津町)、南部3町(丸岡町、春江町、坂井町)の合併を主張してきた。「合併特例法の期限内までには時間がない」と2町での「先行合併」に突き進む芦原、金津両町に対し、昨年末に三国町を含めた3町での合併を求める住民発議を出したが、芦原、金津両町議会は今年2月、議案を否決した。

 同会は住民投票も検討したが、「住民や行政を混乱させることは本意でない」と断念。活動を休止した。

 同会議議長代行で三国町在住の南雅義さん(36)は「2町は市になっても、『旧坂井郡』として他町と連携していくべきだ。坂井郡は一体だという観点を見失わないで欲しい」と話している。

(12/2)

65とはずがたり:2003/12/03(水) 19:04
<中部>福井県
>>58
突然に婚約解消,式も決まってたのにぃと云う感じの訳のわからなさがあるなあ。
坂井郡なんだから坂井市で良いよねえ。

http://mytown.asahi.com/fukui/news02.asp?kiji=3286
坂井・春江町 合併協を解散へ

 坂井町の伊藤平一郎町長と岡本正義町議会議長は1日、同町役場で記者会見し、春江町との合併を白紙に戻す方針を決め、春江町と県に報告した、と発表した。合併協議会は解散する見通しになった。

 両町は、来年3月に合併して「春坂市」になる予定だった。しかし、8月の合併協定の調印直前になって突然、伊藤町長が合併の1年延期を申し入れたため、9月に春江町の松浦豊町長が「信義誠実の精神がうかがえない」として合併の断念を表明し、県に報告していた。

 春江町に提出した坂井町の「意見書」は、「町は春江町との合併実現の強い思いから、方策を模索してきたが、糸口もつかめない現状だ。今となっては合併協議会の解散もやむを得ない」としている。

 この日の会見で、伊藤町長は、「町が将来、合併をする方針に変わりはなく、坂井郡を中心に広域的な働きかけをしていきたい」と述べた。

(12/2)

66とはずがたり:2003/12/03(水) 19:13
<中部>福井県
http://mytown.asahi.com/fukui/news02.asp?kiji=3289
福井の自治体合併《5》合併しない自治体
 周辺部化への懸念も

 「平成の大合併」を促進するための市町村へのアメ玉ともいえる財政優遇策などを盛り込んだ合併特例法期限(05年3月末)まで1年余り。期限内の滑り込みを目指し、これまで動きのなかった嶺南地域でも合併話が持ち上がった。一方で、合併をせず、孤高の道を歩む自治体もある。

     ◇

 勝山市の山岸正裕市長は6月2日の定例市議会本会議の冒頭、施政方針を示し、「合併を選択しない勝山市は、合併市町村に先駆けて、自らの意思と、自らの考えで、効率的な行財政をするための改革に取り組み、単独市の優位性を出していかなければならない」と述べた。

 同市と隣接の大野市、和泉村の2市1村は、奥越地域が一体となる合併の道をさぐるための研究会を設置し、01年11月から02年3月にかけて審議を続けた。

 この合併構想に、勝山市は乗り気ではなかった。仮に3市村が合併すると、面積が1126平方キロと県全体の4分の1を占める広大な市になる。これに比べて人口は約6万8千人で8%だ。市幹部は「人口密度が低く、効率的な行財政運営ができない。基幹鉄道はむこうはJRだが、こちらはえちぜん鉄道で接点も薄い」と話す。

 また、大野市に国や県、企業の出先機関が集まっていることから、勝山市が新自治体の周辺部になることへの懸念もある。同市は昨年12月、2市村に対し合併協議に参加しないと報告した。

 勝山市は02年5月に上志比村との合併研究会を設立したが、こちらの話も進展しなかった。同じ吉田郡の松岡町が同11月に住民投票を実施し、上志比村、永平寺町との合併方針を決めた。その後、3町村の合併話がまとまり、昨年末に法定合併協議会を設立。05年2月1日に合併し、「永平寺町」を発足させることになった。

 山岸市長は5月の市広報紙で「今後の合併についての市の対応は、05年3月末までに決まる新たな県内の枠組みを踏まえ、道州制も視野に入れた選択をしていくべきだと考える」と書いた。

     ◇

 一方、積極的に合併しないことを宣言した自治体もある。池田町の杉本博文町長は9月17日の定例町議会の冒頭、「合併に取り組んでいる自治体は優秀で、取り組まない自治体は落ちこぼれというような風潮もあるが、そんなことは決してない」と訴えた。

 同町が合併を拒む最大の理由は、ダムや産廃最終処分場などが押しつけられることへの懸念だという。現実に町は民間業者が計画している処分場建設をめぐり、町を挙げて反対の意思を表明している。

 仮に隣接の武生市、今立町と合併をすれば、人口割から導き出される議員数は法定数36人に対しわずか1・6人。処分場建設反対の声は急激に小さくなる。

 しかし、国は合併のアメだけでなく、ムチもちらつかせ始めた。政府の地方制度調査会は11月13日、人口1万人未満の市町村の合併を促すため、都道府県に構想をつくるよう求める内容の答申を出した。

 同町の人口は3600人余りで、自主財源も乏しい。昨年、地方交付税が削減された場合のシミュレーションをし、今後毎年3%ずつ減額されていくと07年度まではかろうじて「黒字」だが、それ以降は財源不足になる試算結果が出た。

 答申を受けて杉本町長は、12月議会の開会までに、合併についての住民との意見交換会を開くことを明らかにした。

 「住民が『自治なんていらない』というならすぐに合併する。しかし、町には培ってきた自助、共助の精神がある。たとえ2、3割交付税が減らされてもやっていこうというのが町民共通の思いなら、改革を進めながら最後まで自治を守りたい」。杉本町長は強気と不安の入り交じった表情を見せた。
(おわり)(12/3)

67とはずがたり:2003/12/03(水) 21:58
<関東・東京>埼玉県→群馬県

http://mytown.asahi.com/saitama/news02.asp?kiji=4757
妻沼・小島地区 「07年目標に編入」

 妻沼町の小島地区の住民が群馬県太田市への編入を求めている問題について、清水聖義(まさよし)・太田市長は2日の市議会全員協議会で「住民の意思を尊重し、07年を目標に編入したい」と述べ、来年早々にも同町と話し合う意向を明らかにした。同地区の住民有志の会「太田市への編入を希望する会」は、地区内の有権者473人中277人の署名を添えた要望書を両首長に手渡している。

 太田市は05年1月の新市合併をめざしているが、清水市長は同地区の土地改良事業が終了する07年ごろが編入の時期として適当と判断。編入が決まれば、県境変更となり両県議会の議決が必要となるが、下準備として同町や同町と合併協議中の埼玉県熊谷市とも覚書を交わしたいとしている。

 妻沼町の岡田広町長は「地区住民の意向に沿って町は動きたい」とコメント。現在、地元町議を通じて地区住民の意思を確認しているという。

希望する会「うれしい」

 小島地区の住民グループ「太田市への編入を希望する会」の田中寿一代表(66)は「編入が実現すれば、こんなにうれしいことはない」と語った。同日、署名簿の追加と会の組織改編を報告するために清水市長と会い、「妻沼町長と調印したうえで、07年に編入する」と告げられたという。

 田中代表によると、清水市長は、編入を待たずに市営バスを通し、小、中合わせて66人しか子どもがいない小島小・中学校の児童・生徒については、来年4月から太田市内の小学校や中学校で受け入れる意向を示したという。

 会は同日付で「編入協議会」に組織替えし、3日には妻沼町が合併構想を進めている熊谷市など1市2町の首長らに理解を求める要望書を提出する方針。

(12/3)

68デモクラット:2003/12/05(金) 21:38
<関東・東京><中部>
せっかくこういうスレがあるので、広域自治体合併についても語りませう。
参議院選挙制度で語られた「地域代表」の話もありますし、全国47地域程度ならみんなで語れそうですし。
まず、私の地元である関東・東京地域、及び隣接する中部地域について語らせていただきます。

>>18及び>>21に首都圏連合のニュースがありましたが、東京都民として、首都圏1都3県の合併を望みます。
旧東京市(特別区部)には神奈川、埼玉、千葉の各方面からも人が流入してきます。
広く東京都市圏について考えるとき、周辺部としては多摩地区しか含まぬ現在の東京都では、諸課題に対処できません。
現に東京都は「首都圏メガロポリス構想」なるものを掲げ、圏央道内部を一体として都市計画を考えています。
少なくともこの4都県は、将来的に合併が必要でしょう。

しかし、首都圏だけで日本の人口の1/4を占めているので、
北関東3県や山梨まで入れると、あまりに大きくなりすぎます。
関東地方には「南関東州」と「北関東州」を設置するのがよいでしょう。

中部地方、特に山梨を含む甲信越3県の扱いは難しいところですね。
さすがに「甲信越州」では地域的な一体性に欠ける気がします。「謙信・信玄連合」という、歴史的に見ると面白い組み合わせですが。
個人的には日本海4県で「北陸州」、甲信2県で「甲信州」、名古屋近辺の4県で「東海州」という枠組みを考えたのですが、
やはり信越2県は切り離し難い気もします。
中部横断自動車道建設+身延線補強で静岡―山梨を結び付けられないものですかね。
そうすれば、中部地方は信越、北陸、静山、東海の4州に分けられそうです。

ちなみに、静岡県ご出身のとはずがたり様は、どのようにお考えでしょうか。

69とはずがたり:2003/12/05(金) 23:17
>>68
<関東・東京><中部><東北・北海道>
広域自治体合併についても勿論大歓迎です。道州制推進者ですし。これ→<>も使っていただき感謝。
(そういえば昔参院比例で「道州制推進会議」というミニ政党が出てましたね。)

私も一都三県は合併すべきだと思います。広域行政は将に必須。これは道州制の推進とは別に必要だと思われます。
地域エゴに縛られず広域的な観点から行政を執り行って欲しいですね。警察機構も警視庁以下各県警合併して名称は関東取締出役(八州廻りでも可)しかないかと…。

そして山梨は道州制の推進とは別に小さすぎると云う事で県合併の対象としても論じたいと思います。
山梨の振り分けですが基本的に相手は長野で良いかとは思います。武田が攻め込むなど昔から甲信の繋がりが深いですし,合併して松本県は如何?長野と松本の対立は根深いものがあるそうでパンドラの箱を開けてしまいそうな予感もありますが。
 そもそも静岡県1県で北陸3県分ぐらいの大きさ,面積・人口・工業出荷額など併せて,が有りますので県としてはやや過大な気もしなくもないです。が道州制を敷くなら単独では小さいので山梨と加えるのもいいかも。

北関東はやや横に間延びしている感も有りますね。東北が連繋が進む北東北,宮城・山形(中東北)とひっついた場合,茨城・栃木・福島(南東北)でひとかたまり(ただでさえ東北?とからかうと激怒する栃木人が嫌がりそうだなあ,笑),長野・新潟・群馬(北関東)でひとかたまりとか(長野人の口からも新潟人の口からも自分らはGreater Tokyoの一員という口振りの発言を聞いたことがある。地方のプライドがないのか!おまいら北関東じゃ)。
東海3県と云ったとき愛知・三重・岐阜と云う事が多いでしょうけど三重の方は中京は四日市ぐらいまででそれより南は関西弁と云う事だしそっちは近畿に移して東海は静岡を入れるとか?静岡県を分割して浜松だけ東海へ入れてあとは静岡中東部・山梨県に神奈川県相模部を入れれば(神奈川西部と静岡東部伊豆とくれば名前は足柄県でしょうか?),1都3県の過大さを修正できるか。

どの程度の大きさにするかを決めてからでないとなかなか議論が進みませんね。
あと名称と州都を何処に置くかも重要でしょう。

我ながらまとまらないレスすまそ。思いついたこと全部書いてみた。

70とはずがたり:2003/12/05(金) 23:46
<東北・北海道>
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031205-00000006-mai-l07
斎藤・飯野町長、福島市に合併要請−−市長慎重、議会前向き /福島

 斎藤健飯野町長は4日、福島市役所に瀬戸孝則市長を訪れ、合併協議会設置を求める要請書を手渡した。瀬戸市長は「財政上の理由だけで合併すれば失敗する。市民の理解を得なければならない」と慎重姿勢を崩さず、事務レベルで合併についての調査・研究を始めることを表明するにとどまった。一方同市議会は5日に合併問題特別委員会を設置する方針を固めるなど前向きで、今後議会を突破口に合併問題が急進展する可能性もある。
 飯野町は伊達郡9町で任意合併協を設置し議論してきたが、法定合併協移行について決断を迫られたのを機に11月24日、川俣町とともに不参加を決めた。斎藤町長は町民アンケートで伊達郡より歴史的関係の深い福島市との合併を望む声が強かったことを瀬戸市長に説明。「福島市の一員に加えてほしい」と要請した。
 瀬戸市長は昭和の合併ですでに広域都市となっていることや、市民の理解が進んでいないことを理由に「合併は緊急の課題ではない」との慎重姿勢を示してきた。一方で12月議会には、飯野町や川俣町、福島市民からの合併協設置を求める請願が4件提出されている。横山俊邦議長が「伊達郡の富で今の福島市がある。将来の発展のためにも合併は必要」と話すなど前向きで、議会と市当局の温度差が表面化している。(毎日新聞)
[12月5日19時4分更新]

71とはずがたり:2003/12/06(土) 00:04
<東北・北海道>
こっちの方も興味有るなあ。
>毎日新聞原町通信部が18年ぶりに取材拠点として業務を再開しました。

小高+浪江越郡合併は推進派の叶町長が破れて頓挫。相馬郡,双葉郡内での合併へ向けた取り組みへ,か。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031205-00000002-mai-l07
[相双・新時代]/4 揺らぎ始めた合併問題−−双葉郡内の協議へ /福島

 ◇浪江新町長に横山氏
 ◇それぞれ思惑−−相馬6市町村
 11月30日の浪江町長選で、新人で前県議の横山蔵人氏が現職の叶幸一氏を破って当選したことで、相双地方の合併問題が揺らぎ始めた。4日には叶町長と小高町の江井績町長が、両町による法定合併協を事実上白紙に戻す方針を発表。また、浪江町長が代わることで、双葉郡8町村での合併協議が動き出そうとしている。
 浪江町と小高町は大柿ダム事業を共同で実施し、両町にまたがる東北電力の原発設置計画があるなど、郡は異なるが関係が深い。両町は01年から合併についての職員の合同勉強会を開くなど、県内ではいち早く合併問題に取り組み始めた。
 小高町は今年1月に発足した原町、相馬両市と相馬郡4町村による相馬地方任意合併協にも参加していた。しかし、同6市町村で法定合併協に移行するのは難しいと見越して、同任意協が解散する前の5月に浪江町と県内初の郡境を越えた任意合併協議会を設置。8月には法定合併協の発足にこぎ着けていた。
 叶町長は町長選で小高町との合併推進を訴えた。しかし、「叶氏とほかの双葉郡の町村長との関係は、浪江町と小高町が01年に合併問題に取り組み始めて悪化した」とある町議は指摘する。これに対し、新町長に当選した横山氏は「双葉郡8町村は広域圏組合で消防やゴミ処理などを行い、1つの行政単位として機能している。まずはこの8町村で合併の話し合いを持つのが正しい順序だ」と主張した。横山氏の当選で、同じ双葉郡内の町村長の間で合併協議の機運が生まれ、8町村で話し合いを持つ段取りが水面下で進んでいる。
 一方、小高町では11月、町民が原町市と鹿島町、飯舘村との法定合併協の設置を求めて署名活動を行い、法定数を超える841人の署名を集め、町に直接請求した。同町では、歴史的につながりが深い同3市町村との合併を望む声が根強くある。「小高では来年1月に町長選があり、立候補する江井町長は、浪江との合併話が白紙に戻る方が都合がよいのでは」との憶測も聞こえてくる。
    ◇   ◇
 一方、相馬地方6市町村による任意合併協は1月発足したものの、合併特例法の期限内に合併することに意見がまとまらず、7月に解散した。「相馬市、原町市と市が二つあり、一つにまとまりにくい」との指摘がかねてあり、宮城県に隣接する新地町は仙台への通勤者が多く宮城県志向が強いなど、合併問題の進展は足踏みが続く。
 同任意合併協の解散を受けて原町市は、隣接する鹿島町、小高町、飯舘村に任意合併協の設置を呼びかけた。小高町は参加を見合わせ、3市町村で9月に任意合併協を発足させたが、中山間部に位置する飯舘村には、過疎化への懸念や独自の村造りを進めた経緯から反対の声もある。21日に実施される住民投票の結果によっては、任意合併協から離脱することになる。
 「原町、相馬市は人口が一定以上あり、単独でやっていけないことはない。ただ、相馬地方が一つにまとまれば、地域振興や基盤整備にもプラスになるのだが」とある市町村職員はため息をつく。近接するほぼ同規模の二つの市の存在、海沿いと山間部という全く異なる自然環境や気候の地域で構成される土地柄、地理的に近い仙台への志向――。相馬地方には、なかなか一つにまとまれない特有の事情がある。
………………………………………………………………………………………………………
 毎日新聞原町通信部が18年ぶりに取材拠点として業務を再開しました。
〒975―0005
原町市二見町1の30
電話兼ファクスは0244・23・6800(毎日新聞)
[12月5日19時4分更新]

72とはずがたり:2003/12/06(土) 00:11
<関東・東京>埼玉県

春日部の名が消えるのは惜しい。しんちゃんもぼやいているぞ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031205-00000003-mai-l11
新市名「東埼玉」「東さいたま」名乗り、合併予定2市が競合 /埼玉

 ◇早い者勝ちか…悩む関係者−−春日部4市町と栗橋2町法定協
 春日部・宮代・杉戸・庄和の4市町と、栗橋・大利根の2町の法定合併協議会がそれぞれ公募した新市の名称案ランキングで、「東埼玉」と「東さいたま」がともに上位になり、関係者を慌てさせている。新市名は基本的には“早い者勝ち”となるが、相手の動向を無視するわけにもいかず、頭を悩ませている。
 春日部市などの合併協は10月、4市町の住民からアイデアを募集した。応募数6503件、1796種類のうち、(1)東埼玉425票(2)東さいたま401票(3)彩東187票(4)東彩164票(5)東武145票――の順に多かった。
 栗橋、大利根の合併協が両町民から新市の名称案を募集したのも10月。応募数3238票、1138種類のうち、多かったのは、(1)大栗195票(2)東埼玉181票(3)栗利根166票(4)利根川88票(5)東さいたま81票――の順だった。両町は位置的には「北東埼玉」だが、「東埼玉まちづくり合併協議会」という合併協名も影響したとみられる。
 総務省合併推進課によると、新市名を規制する法律はないが、旧自治省時代の70年に「既存の市と同一、または類似することのないよう十分配慮すること」という通知が出されている。実情は“早い者勝ち”という。
 春日部など4市町の合併協は、公募案を参考に委員の投票で上位5名称を選び、これに現行市町名を加えた9点から来年1月19日に決める方針。
 一方、栗橋・大利根町の合併協は22日までに5点に絞る予定だが、その後のスケジュールは決まっていない。今後、10月の住民投票で合流希望の票が最多となった北川辺町が加わる見通し。合流が決まれば栗橋、大利根にちなんだ「大栗」「栗利根」には異論が出る可能性が高く、より慎重な議論が求められている。
 「しこりを残すようなやり方は避けたいし、公募案も尊重する必要がある。実に悩ましい問題だ」。どちらの合併協の関係者からも、こんな声が漏れている。【高木諭】(毎日新聞)

73とはずがたり:2003/12/06(土) 00:13
<近畿>
気持ちよく氷上市でいこうや。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031205-00000044-kyt-l26
氷上6町「丹波市」再考せず 綾部などの申し入れに回答

 京都府綾部市の同市観光協会が、兵庫県の氷上郡6町が合併する際の新市名に「丹波市」の名称を使わないよう求めていた問題で、6町合併協議会事務局長はこのほど、綾部市を訪れ「再考の余地はない」との文書を手渡した。観光協会は「承服できないが、どうしようもない。氷上町議会の合併議決が微妙と聞いているので見守りたい」としている。
 今年6月、観光協会は「丹波は京都府内では亀岡市から夜久野町までの3市11町の総称とされており、1行政区が独占して使うと混乱する」と、同協議会に再考を求めた。篠山観光協会と丹波ささやま農業協同組合を含む兵庫県篠山市の33団体も同様の要望書を提出した。
 今回届けられた返答文書には「十分検討を重ねたが、丹波市の名称を再考しない」と記されていたという。観光協会はすぐに三役会を開いたが、「再度の要望は無理」との結論に達した。
 氷上郡6町は、11月30日に合併調印式を終えており、12月の各町議会で、合併5議案を審議する運びだが、どこかが否決すれば合併は成立しない。
 綾部市観光協会の西村之宏専務理事は「今回の訪問は、礼儀上、綾部と篠山市に出向いたとのこと。京都側で反対への同一歩調がとれず残念だった。公募1位だった『氷上市』が選に漏れたことを氷上町議会がどう判断するのか注目している」と話している。(京都新聞)
[12月5日21時34分更新]

74デモクラット:2003/12/06(土) 11:11
>>69
<中部><関東・東京><東北>

なるほど、静岡は分県をした上で再編ということですか。しかし、神奈川は分県に乗りそうにないですね。
現実的には愛知+静岡+岐阜+三重で「東海州」となりましょうか。州都は名古屋市でしょう。
長野+山梨は、小さいですけどこれでいいでしょう。州都は長野市のままおいておくのが無難かと。
「甲信州」だと、大きい信州が後ろに来て信州人に怒られそうなので、もっと斬新な名前がつくかもしれませんね。
北陸3県は、規模的にも新潟を取り込みたいところ。州都は新潟市と金沢市でもめそうです。

北関東3県は、仰る通り横に長いですが、群馬と栃木は元をたどれば同じ「毛野国」ですから、一緒にしたいところ。
両毛線と水戸線を高速化し、北関東自動車道を整備すれば、地域は統合されましょう。
州都は、歴史的には水戸も捨てがたいですが、間を取って宇都宮がよいかと。

東北は、個人的には「陸奥州」と「出羽州」で分けたい衝動に駆られますが、北東北3県がくっついてしまいそうですからなあ。
南北に分けて、「南奥羽州」(州都・仙台市)と「北奥羽州」(州都・盛岡市)というところですか。

75とはずがたり:2003/12/07(日) 13:34
<広域合併>←これで行きます。
>>74 >>68-69
> 北陸3県は、規模的にも新潟を取り込みたいところ。州都は新潟市と金沢市でもめそうです。
中心を取れば富山市ともなる得ますな。福井〜新潟はまあ越の国で一体?ですがまあちょっと細長い気もしますな。福井県特に若狭などは近畿に入れた方がいいような気もしますが(若狭は明治期の県の改廃期滋賀県に組み入れられる可能性もあったとか。)

関西は近畿ブロックそのままだとでかすぎるとするなら
京都・滋賀・福井
大阪・奈良・和歌山・神明淡路地区
岡山・鳥取・播但姫路地区
広島・島根・山口
とかに分けると平準化するかも。まあ基本的に県の分割は困難だとは思いますが。

奥羽と出羽は大和朝廷の侵入路に沿って作られた国ですから地域的には名前は兎も角,北東北,南東北で良いかも。北東北とか南東北とか如何にも字面が悪いですしね。岩手・秋田・青森の各県内No1地銀も提携しているがAAIネット(Aomori,Akita,Iwateの頭文字かと)とか云ってますね。青田手,秋手森,岩森田??どれもいまいちだなあ。州都:盛岡,名称:みちのく,重要港湾:秋田とか?

結局北関東州,大東京都(東京神奈川千葉埼玉),南東北州,東海州(愛知三重岐阜静岡),近畿州と切り取っていくと北陸甲信越が残ってこれを二つに分けるぐらいが丁度いいんですけどなかなか巧い具合に二つに分かれないのが問題ですな。中央州とでもして州都:長野,重要港湾:新潟,重点大学:金沢,北陸新幹線早期開業とでもやって全部を一つにまとめてしまうのも手かと。

76とはずがたり:2003/12/07(日) 13:53
>>75補遺<広域合併>
やっぱ中央州でかすぎかなあ。
山梨は大東京へ福井は近畿へ入れるといいかも知れない。
これだと今度は近畿がでかすぎ?福井県の嶺南だけいれるとか。

77とはずがたり:2003/12/07(日) 13:54
<九州・沖縄>鹿児島県

鹿児島市, 鹿児島郡 吉田町,桜島町,揖宿郡 喜入町,日置郡 松元町,郡山町
★鹿児島地区合併協議会(法定)
http://www.kagoshima-gappei.jp/

http://mytown.asahi.com/kagoshima/news02.asp?kiji=3355
揺れる桜島町/14日に住民投票

 鹿児島市への編入合併問題で、桜島町の針路決定が近づいた。合併の賛否を問う住民投票の不在者投票が7日に始まる。投開票は14日。町は同市と吉田、喜入、松元、郡山4町とともに鹿児島地区合併協議会(法定協)に参加。来年11月の合併と、2月の6市町の合併調印を前に、投票結果によって枠組みが大きく変わりそうだ。

 「みんなの幸せのために合併に賛成しましょう」
 「宝の島が消える。ふるさと桜島がなくなる!」
 11月1日に住民投票が告示された後、賛成、反対両派の町議が配るチラシは対照的だ。

 賛成派は「合併して良くなること」を7項目あげた。介護保険料や水道料金の増減を伝える数字も並ぶ。「合併は時代の流れです」

 反対派も鹿児島市と結ぶ町営フェリー料金の半額助成廃止などの理由を7点書いている。「同じ苦労なら自分たちの手で幸せをつかもう」

 6市町の法定協は2月に設置された。手厚い福祉サービスと観光地・桜島を抱える桜島町は、常に話題の中心だった。

 町の要望で、合併後の住所に「桜島」の名前を使えるようになった。町営フェリー料金の半額助成は廃止されるが、回数券の割引率を30%程度に拡大するという要望が通った。合併しない場合、町は町民のフェリー料金の半額助成を守る考えだ。

 町や法定協の試算によると、フェリー料金を含めた「合併後」「非合併後」の将来像はメリットもデメリットもある=〓表〓。

 町内の桜島港フェリーターミナル。町から市内への通勤率は34%、通学率は74%で、ほとんどが利用する。24時間運航の便利さもあって、町民に身近な交通の要衝だ。

 農業の女性(74)はフェリーで週2回、市内に通院する。「フェリー代が安いなら合併しない方がいい。町の名も残る」

 男性(65)は「合併した方がいい。収入が期待できる産業のない町が残って、孫の代にどうなるのか」と話した。

 フェリーで働く男性(22)の心は揺れている。「負担が軽くなるものもあれば、重くなるものもある。判断できない。合併してもしなくても、私たち職員は減らされるのではないか」

 合併の「痛み」と「利点」を、どう町民が判断するかが争点のひとつになりそうだ。

 鹿児島大の平井一臣教授(地域政治)は「目先の損得を考えていても、将来は必ず『この地域をどう発展していくのか』という問題にぶつかる。今の自治体の規模がいいのか、もっと広い方がいいのかを考える必要がある」と指摘する。

   ◇  ◇

 町選管によると、14日現在で高校生を含む満18歳以上の町民に投票権がある。「賛成」か「反対」かに丸をつけるが、投票率が50%未満なら開票しない。2日現在の投票資格者は4014人。
(12/5)

78デモクラット:2003/12/07(日) 14:22
<広域合併>
北陸甲信越地方は、中央州案では地域の一体性がない気がします。
個人的には二つの「コシ」(「越」と「甲信」)に分割する方がよいかと。また、若狭も北陸に含めざるを得ないかと。
甲信の名前ですが、中山道(なかせんどう)が信州を通っていますから、「中山(ちゅうざん)州」でいかがでしょう。

近畿地方は、兵庫県分割は難しいでしょうから、阪神奈和と京津の2分割でどうでしょう。

中国地方は、山陽3県と山陰2県ではあまりにも後者が悲劇のような気がします。
とはさんの仰る案に近い、岡山・鳥取/広島・島根・山口がいいかもしれません。
名前は思い浮かびませんね。「中国」を使うのはChinaと混同するからまずいと思われます。

四国ですが、「四国州」は「国」と「州」が重なるので、あまりいいネーミングとは思いません。
名前は「南海道」に因み、「南海州」にしてはいかがでしょう。
同じく九州は「西海道」に因み、「西海州」で。
北海道を「北海州」にすればホラ!東海、西海、南海、北海が揃いますぞ!

79とはずがたり:2003/12/07(日) 16:19
<広域合併>
中国地方を分割するならそれで良いでしょうかね。
名前はもう岡山州,広島州で良さそうですがやや広島州の方が大きいようですし福山近辺は岡山へ移した方がよいかも。
もともと福山―岡山間は都市間の流動も多そうですし。
ただ面積的にも南東北と大差なさそうですし中国州でも良いような気はします。

九州四国に関して西海・南海を使うのは実は自分もそう思ってました。
併しむしろそのまま九州は西海道,四国は南海道の方がしっくり来るような気がします。
道と州の違いは何だと云われると困りますが。一応本州内が州,それ以外が道となりますが嫌がるかなあ,道民。

越と甲信だと後者がやや小さすぎる気がします。
そして近畿は京滋と阪神奈和の大きさが違いすぎる。

これらから京都滋賀福井,石川富山新潟長野,東京神奈川千葉埼玉山梨としたほうがバランスはとれそうな気がします。福井県の人京滋と一緒じゃ嫌がるかな?山梨も東京との結びつきが強いので余り嫌がらないように思います。東京がでかくなり過ぎかもしれませんが広域行政と云う事で。北陸新幹線が出来れば長野―上越―富山―金沢は一本で結ばれますからそれ程一体感がないと言う事も無いのでは?

80デモクラット:2003/12/07(日) 23:48
<広域合併>
個人的には、地域の独自性ということで、多少の格差は許される気がします。

山梨や長野南部は東海に近いですから、中央線つながりで甲信は東海にくっつけてもよい気がしてきました。
つながりを出すため、中央東線と中央西線の連絡運転を復活させましょう。
勿論、身延線と飯田線の近代化も望ましいところです。

九州も南北に分けましょうか。南海州より南に西海州があるのは日本語として気になるので。
南側は「南陸」という新名称をつけましょう。
それから、沖縄は独立の州としたいです。「日本のハワイ」ということで。

名称は州に統一した方がよいかと思います。東海だけ州になってしまいますから。

ここまでのところの自分の案をまとめてみます。
(デモクラット私案)
① 北海州(札幌市)=北海道
② 北奥羽州(盛岡市)=青森、岩手、秋田
③ 南奥羽州(仙台市)=宮城、山形、福島
④ 北関東州(宇都宮市)=茨城、栃木、群馬
⑤ 南関東州(東京市<新設>)=東京、神奈川、千葉、埼玉
⑥ 北陸州(新潟市)=新潟、富山、石川、福井
⑦ 東海州(名古屋市)=愛知、静岡、山梨、長野、岐阜、三重
⑧ 北関西州(京都市)=京都、滋賀
⑨ 南関西州(大阪市)=大阪、兵庫、奈良、和歌山
⑩ 東中国州(岡山市)=岡山、鳥取
⑪ 西中国州(広島市)=広島、島根、山口
⑫ 南海州(高松市)=徳島、香川、愛媛、高知
⑬ 西海州(福岡市)=福岡、佐賀、長崎
⑭ 南陸州(熊本市)=熊本、大分、宮崎、鹿児島
⑮ 沖縄州(那覇市)=沖縄
沖縄以外は全て方角が入ってしまいますな。名称は考え直した方がよさそうですね。

やや強引ですが、あくまで叩き台ですから、叩かれてナンボ…

81とはずがたり:2003/12/08(月) 01:59
<中部>新潟県

★村上市, 岩船郡 荒川町,神林村,朝日村,山北町,粟島浦村
※法定協議会設置(2003/7/30)
※新市役所は,現・村上市役所(当面の間)
※関川村は合併協議から離脱,単独村制継続へ
※荒川町で,北蒲原郡中条町との法定協議会設置を求める住民発議,中条町は可決,荒川町は否決
※荒川町は合併協議から離脱の意向を表明(11/17),中条町との合併も検討へ
※協議会を解散予定

☆北蒲原郡 中条町,黒川村
※研究会設置(11/13)任意協議会設置予定(12月)

http://mytown.asahi.com/niigata/news02.asp?kiji=5277
荒川町離脱で解散へ 村上・岩船法定合併協

 村上・岩船6市町村の法定合併協議会が7日、神林村で開かれ、荒川町の大矢寅三町長が協議会からの離脱を正式表明した。同協議会は解散することになり、圏域の広域合併は白紙に戻った。

 大矢町長は11月の荒川町長選で合併反対を訴えて初当選。岩船郡内の町村会で各首長に離脱の意向を伝えていた。

 この日の協議会で大矢町長は、「町長選で単独か中条町(黒川村含む)との合併を訴えてきた」と述べ、正式に離脱を表明した。これを受け、協議会長の佐藤順・村上市長は「今後の方向性を決めるうえで大きな障害となる。残りの5市町村の統一見解で協議会の解散を決めた」と述べ、解散が了承された。

 5市町村が解散で合意したとはいえ各首長には不満もくすぶり、「首長が交代しただけで離脱するのは納得できない」との意見が出た。一方で、「合併を原点に戻って考えたい」「新市の名称を(公募で最多だった)『村上市』にこだわるようでは、協議会を存続する訳にはいかない」などとする声もあった。

 各議会は今月中に協議会の解散を議決する見通しだ。

(12/8)

82とはずがたり:2003/12/08(月) 20:43
<広域合併>
>>80
東西中央線の直通を運転して甲信を東海地区へひっつけるより,建設が既定路線となっている北陸新幹線を通じた北陸信越一体感の醸成の方が良い気がしません?早期建設を絡めれば彼らも納得する筈。

中津川線(中津川─飯田)とかが出来ていれば木曽谷だけでなく伊那谷も名古屋とのつながりがより緊密にになっていたような気がしますがね。かつて急行こまがねや天竜を通じて結ばれていた伊那と東京や長野も急行が廃止されてしまいいで飯田線のローカル線化が著しい気がします。新宿方面が無くて豊橋方面だけあるのは需要面よりも路線がJR東海の所属になったためな気がする…。

実際問題としては,ローカル線の活性化よりも三遠南信道や中部横断道の建設の方が飴玉になりそうですねぇ。ただでさえ言葉など似通っている長野県伊那地区や山梨ですが名古屋と一緒になるかなあ?

<とは私案>…沖縄・北海道はそのままでいい気がしますね。
① 北海道(札幌市)=北海道
② みちのく州(盛岡市)=青森,岩手,秋田
③ 仙台州(仙台市)=宮城,山形,福島
④ 北関東州(宇都宮市)=茨城,栃木,群馬
⑤ 東京都(新宿区)=東京,神奈川,山梨,千葉,埼玉
⑥ 中央州(長野市)=新潟,富山,石川,福井,長野
⑦ 東海州(名古屋市)=愛知,静岡,岐阜,三重
⑧ 近畿州(大阪市)=京都、滋賀,大阪,兵庫,奈良,和歌山
⑨ 中国州(広島市)=岡山,鳥取,広島,島根,山口
⑩ 南海道(高松市)=徳島,香川,愛媛,高知
⑪ 西海道(熊本市)=福岡,佐賀,長崎,熊本,大分,宮崎,鹿児島
⑫ 沖縄県(那覇市)=沖縄(鹿児島から奄美移管?←島津の300年のくびきから解放!)

都道府県制から都道州(す)県制ですな。
西日本は東日本よりも県が細かく分かれているような感じがするので敢えて中国も九州もひとまとまりにしてみた。

なるべく地理的中心にして州庁所在地がでかくならな様にしたかったが熊本以外思いつかない。
北海道は旭川市,みちのくは花輪市(笑),中央州は上越市,四国は松山市,中国州は岡山市でも良いかもしれないが,小さすぎたりやや偏っていたりで一応こうする。

第二案:関西も分割案
⑥’中央州(上越市)=新潟,富山,石川,長野
⑦’東海州(名古屋市)=愛知,静岡,岐阜,三重
⑧’京都府(京都市)=京都、滋賀,福井
⑧”大阪府(大阪市)=大阪,奈良,和歌山
⑨’姫路州(姫路市)=兵庫,岡山,鳥取
⑨”広島州(広島市)=広島,島根,山口
⑪’北九州(福岡市)=福岡,佐賀,長崎,熊本,大分,
⑫’南九州(鹿児島市)=宮崎,鹿児島,沖縄

だいぶネタ入って来てるなあ。

83杉山真大:2003/12/09(火) 10:27
>>80 >>82
かつての電力統制が云々されていた時代に、中国合同電気社長の牛尾
健治氏(牛尾治朗・ウシオ電機会長の父親)が10分割案と言うのを提唱
していたんですよね。

北海道(札幌市)=北海道
東北(仙台市)=青森・岩手・秋田・宮城・山形・福島
関東(東京市)=茨城・栃木・群馬・東京・神奈川・山梨・千葉・埼玉・新潟
北陸(石川市)=富山・石川・福井
中部(名古屋市)=愛知・静岡・岐阜・三重・長野
関西(大阪市)=京都・滋賀・大阪・奈良・和歌山
山陽(神戸市)=兵庫・岡山・鳥取・島根
西部(広島市)=広島・山口
四国(松山市)=徳島・香川・愛媛・高知
九州(福岡市)=福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島・沖縄

http://www3.to/mtcedar/                               【My HP】

84とはずがたり:2003/12/09(火) 11:09
>>83
山陽と西部の分け方なんかが面白いですな。
実際はこんな感じですね。

北海道(札幌市)=北海道
東北(仙台市)=青森・岩手・秋田・宮城・山形・福島
東京(東京都)=茨城・栃木・群馬・東京・神奈川・山梨・千葉・埼玉・新潟・静岡県東部
北陸(富山市)=富山・石川・福井
中部(名古屋市)=愛知・静岡県西部・岐阜・三重・長野
関西(大阪市)=京都・滋賀・大阪・奈良・和歌山
中国(広島市)=兵庫・岡山・鳥取・島根・広島・山口
四国(高松市)=徳島・香川・愛媛・高知
九州(福岡市)=福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島
沖縄(那覇市)=沖縄

85デモクラット:2003/12/09(火) 12:12
<広域合併>
ここまで議論が出てくれば、「とは政構研」試案をまとめたくもなりますが、
まあ、価値観は多様ですからねぇ。
しかし、先のわが私案は細分化し過ぎたきらいもなくはありません。
私案で分割したところくっつければ、>>83-84に近づきます。
10という数字はきりもいいですし。

① 北海州(札幌市)=北海道
② 奥羽州(仙台市)=青森・岩手・秋田・宮城・山形・福島
③ 関東州(東京都)=茨城・栃木・群馬・東京・神奈川・千葉・埼玉
④ 北陸州(新潟市)=新潟・富山・石川・福井
⑤ 東海州(名古屋市)=愛知・静岡・岐阜・三重・長野・山梨
⑥ 関西州(大阪市)=京都・滋賀・大阪・兵庫・奈良・和歌山
⑦ 山陰陽州(広島市)=岡山・鳥取・島根・広島・山口
⑧ 南海州(高松市)=徳島・香川・愛媛・高知
⑨ 西海州(福岡市)=福岡・佐賀・長崎・熊本・大分・宮崎・鹿児島
⑩ 沖縄州(那覇市)=沖縄(+奄美!)

私も先に中部横断道の話はしていました。
「地域統合」を名目に、三遠南信道と併せて国税で造りましょう。

86とはずがたり:2003/12/09(火) 12:20
<広域合併>
たしかに統一見解を出せれば面白いですね!とは政策総研ですからね。

⑦は陰陽連絡線等と使いますが山陰陽と云う言葉はこなれますかね?

北陸の州都が新潟ではやや偏るのではないかと思われますね。
結局長野・山梨辺りを何処へ入れるかは県民投票かなんかで決めないと。

この辺は長野県民や山梨県民様が出てきてこう思うああ思うと意見表明してくれると参考になるんですがねえ。
ROM専さんでいらっしゃいませんかねえ?

87デモクラット:2003/12/09(火) 19:19
<広域合併>
確かに、最終的に甲信地域の地位は住民投票が必要でしょう。
地方自治の本旨=団体自治+住民自治ですからね。

「山陰陽」という言葉も苦し紛れですし、あくまで仮称です。
ただ、「中国」というと漢民族の国を連想してしまいますので、紛らわしいと思っています。
ちなみに、元々の語源は近国と遠国の間ということのようですが(大辞泉より)。

新潟については、偏っているのは確かですが、
北陸3県とくっつけるためには、州都=新潟くらいの餌がないとだめかと。

88とはずがたり:2003/12/09(火) 22:27
<広域合併>
中国州と着ければ必ずしも中華人民共和国と混乱を招くとも思えないのですが。
東京は越南にも東京(トンキン)湾が有る訳ですしね。まあこれはこじつけですね。

あと個人的には関西より近畿の方が単語的に好きです。「畿」の字が難しいという難点がありますけど。

もっとでかい州を作るなら中四国を併せて瀬戸内州とでもすれば良いかも知れません。

新潟も北関東や東北,北陸のどれにはいるか住民投票で決めさせた方がいいかもしれませんなあ。

州を県の上に一旦作って権限吸収の移行過程を経て県を廃止していくのか,県の合併として作るのかその辺は如何お考えですか?

89とはずがたり:2003/12/09(火) 22:31
<関東・東京>群馬県

http://www2.asahi.com/senkyo2003/localnews/gunma/TKY200311010263.html
《2003総選挙》東毛地域合併問題、言わぬが花?

 市町村合併の枠組みをめぐって動きが激しい東毛地域。だが、総選挙では各陣営とも表向きは「地域の問題」として、演説などで積極的に取り上げることも少ない。

 3区では渋沢哲男氏(共新)、谷津義男氏(自前)、長沼広氏(民新)が立候補している。

 公示日の朝。館林市内の神社で開かれた谷津氏の出陣式には、太田市長、館林市長、邑楽郡5町の首長が出席。そろって「谷津支援」に取り組むことを対外的に示した。

 「郷土発展のためがんばる」とあいさつに立った谷津氏。だが合併問題には一切触れなかった。

   ■    ■

 7人の首長の間で「合併」という言葉は、微妙な感情の連鎖反応を引き起こす。東毛地域(法定)合併協議会を引っ張る太田市だが、元々は大泉など西邑楽3町と尾島、新田、薮塚本町も含めた「1市6町」構想が始まりだった。

 だが任意合併協議会では立ち上げ前に邑楽、発足後も大泉、千代田町が相次いで脱退した。法定協を発足させようとした3町だが、邑楽町議会で設置案が否決され、合併は宙に浮いた。そこへ館林市長と明和町長が3町を巻き込んだ「1市5町」の枠組みで基本合意するなど、激しい駆け引きが続く。

 谷津氏は「将来は東毛地区が一つになればいい」と大同合併を支持するが、個人演説会の席上でも話題にはしない。ある選対幹部は「合併問題は動脈瘤(りゅう)みたいなもの。触れたらどこで破裂するかわからない」と話す。

   ■    ■

 選挙区が東毛地域にかかる2区では佐藤民雄氏(共新)、森田修氏(無新)、石関圭氏(民新)、笹川尭氏(自前)が立つ。

 同区では合併問題はさらに複雑だ。大沢善隆・桐生市長は「合併に負の遺産は持ち込めない」と同市の競艇事業撤退を決めた。さらに笠懸、大間々、薮塚本の3町で構成する阿左美水園の競艇事業撤退が、東毛地域(法定)合併協議会への加入条件としてリンクされてきた。合併協の決定事項ではないが、笠懸、大間々の両町長は「リンク」を言明する。

 競艇場の管理会社・関東開発は笹川氏の次男が社長を務める。撤退問題について、「厳しく受け止めている」と笹川陣営幹部。笹川氏は静観の構え。だが、桐生市での出陣式では「美しい愛する郷土に、最近、変な空気が流れている。平気で人の悪口を言うという風潮だ」と話した。大沢市長に対する本音が出たと受け止められている。

 (11/01)

90デモクラット:2003/12/10(水) 00:08
トンキン湾については、ごもっともです。
また、仰る通り微妙な地域は住民投票が必須ですね。

私は県の合併という形がよいかと思います。
ただ、準備段階は広域連合の制度を使った方がよいかもしれません。
また、州内部の住民自治の枠組みとして、現行の県の枠組みが使えるかもしれないとは思います。

91とはずがたり:2003/12/10(水) 11:47
<東北・北海道>

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031209-00000002-mai-hok
道内の合併、めまぐるしく /北海道

 合併特例法に基づく市町村合併の期限が05年3月に迫るなか、道内では7日から8日にかけ、網走管内3町の法定協議会発足、空知管内月形町の住民投票実施の決定、北渡島2町の合併協議会離脱など、めまぐるしい動きがあった。
 ◇法定協設置に調印
 ●網走管内3町
 佐呂間、上湧別、湧別の3町の法定合併協議会(会長・堀次郎佐呂間町長)が8日、発足した。05年3月の合併を目指す。
 法定協の設置と規約の協議書調印式が佐呂間町コミュニティーセンターで行われた。
 法定協は40人で構成。来年1月13日、佐呂間町で第1回協議会を開く。
 3町合わせた人口は約1万8000人、面積は約910平方キロメートル。堀会長は「合併は時代のすう勢。人口、産業が同じ3町が一つになって発展したい。住民が合併の是非を判断するに足る論議をお願いしたい」とあいさつした。
 網走管内の法定協議会は、遠軽地区の内陸4町村(遠軽、白滝、丸瀬布、生田原)に次いで2番目。【水戸和郎】
 ◇住民投票を決定
 ●月形町
 空知管内月形町議会は8日、合併問題調査特別委員会を開き、合併の是非を問う住民投票の実施を決めた。道内では、同管内奈井江町に次ぎ2カ所目。今月中にも投票結果に法的拘束力を持たせる住民投票条例を策定する方針。
 奥山功町長が先月25日の臨時町議会で、投票実施を提案していた。この日は各委員から「町長の住民投票の提案を謙虚に受け止めるべきだ」「まちづくりに町民の協力を得るためには、住民投票は必要」などの意見が相次いだ。【山田泰雄】
 ◇森、砂原が離脱
 ●北渡島2町
 渡島管内森、砂原の両町は7日、八雲、長万部、今金町との計5町でつくる任意の合併協議会から離脱した。5町の協議会は先月29日に設立されたばかり。05年3月の合併を目指す両町と、同月までに合併申請する立場の3町との溝は結局埋まらず、設立からわずか9日で決裂した。
 この日は八雲町役場で第2回協議会を開催。協議会を前に両町が離脱を正式表明した。
 森町の湊美喜夫町長は毎日新聞の取材に対し「新しい役場をどこに置くかなどの議論がかみ合わず、一つになってもうまくいかないと判断した。砂原との合併で『漁業のマチ』ができ双方にメリットがある」、砂原町の梶谷恵造町長は「任意協設立は他町の意向をくんだ形だけの合意。消防の存続問題があり05年3月合併は方針転換できない」と語った。両町は、来年1月にも法定の合併協議会を設立する方針。【芳賀竜也】
 ◇アンケは否定優勢
 ●岩見沢市
 岩見沢市は11月に実施した市町村合併の市民アンケートの結果をまとめ、8日の市議会合併問題調査特別委員会に報告した。全体の48%が合併に否定的な回答を示し「肯定派」の43・4%を上回った。アンケートは、世帯主あて郵送し、無記名方式で実施。送付した3万5972件中回答は1万4183件で、回収率は39・4%と低かった。【山田泰雄】(毎日新聞)
[12月9日18時42分更新]

92とはずがたり:2003/12/10(水) 18:02
<中国・四国>
出雲市, 平田市, 簸川郡 斐川町,佐田町,多伎町,湖陵町,大社町
★出雲地区合併協議会(法定)http://www.izumo-gappei.jp/
※法定協議会設置(2002/12/27)
※新市名最終候補3点:出雲,出雲大社,いずも
※新市名は「出雲市(いずもし)」
※新市役所は,現・出雲市役所(当面の間)
※平田市と斐川町は,宍道町を含めた3市町での合併も検討
※平田市,斐川町の7市町での合併の是非を問う住民投票の結果(12/7)
※平田市「賛成(55.7%)」「反対(44.3%)」
※斐川町「賛成(46.5%)」「反対(53.5%)」
※斐川町は合併協議から離脱へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031209-00000003-mai-l32
[視点]出雲7市町村合併問題 枠組み崩壊確実 住民から提案を /島根

 2市5町での合併の賛否を問うた平田市、斐川町の住民投票は、平田が「賛成」、斐川は「反対」が過半数を占め、この枠組みの崩壊は確実となった。新市建設構想(中間まとめ)などを巡る7市町の首長の意見の相違は度々表面化しており、今回の投票結果も予想された。新たな枠組みなど、混乱は長引くだろう。
 「どっちがいいのか分からん」。投票を前に、そんな声を多く耳にした。地域の未来を真剣に考えれば考えるほど、判断に悩むのは当然だ。だが、難しい判断を余計に難しくさせたのが、一部の首長の建設計画に対する批判ではなかったか。「最終的に笑顔で合意した」(西尾理弘・出雲市長)はずの計画に、合意後も異論が出たことで、本当に真剣に話し合ってきたのかと不安を感じた住民もいたはずだ。ある首長は「一自治体だけが主張してたら、何もまとまらない。進めることが大事だ」と述べた。異論に目をつぶり、協議を積み重ねてきた結果、残ったのが混乱だけというならば、脱力感にとらわれるほかない。
 今後、新たな枠組みなど、合併論議が再燃するだろう。ただ、一つ指摘したいのは、合併にせよ単独にせよ、それは行政上の線引きでしかないことだ。どっちを選んでも、街が劇的に変化する訳ではない。住民が議論すべきは、まずどんな街に住みたいかではないか。行政が示した街の形に良し悪しを述べる前に、住民側から理想の街の姿を行政に示すべきだ。
 残された混乱を自分たちの街を考える原動力にするならば、また力もみなぎってくる。与えられた街でなく、自らで街を作るため、まずは立ち止まって考えよう。自分たちの街には、何が必要かと。 【岩尾真宏】(毎日新聞)
[12月9日20時23分更新]

93とはずがたり:2003/12/10(水) 18:17
<広域合併>
>>90
そもそも自主的に合併させるには或る程度の飴と鞭が必要になりそうですね。
自主的な形となると大きな州(Ex.青森から福島迄)よりも小さな州(Ex.青森・秋田・岩手)が実現しそうですね。
北海道や沖縄などは合併しなくても特例で補助金を減らさない等の処置が必要になりそうです。
長野・新潟・山梨の東京志向を考えると前二者は北関東辺りと合併協議を始めそうな気がします。

こう考えると北陸州(富山・石川・福井;州都金沢),常毛信越州(茨城・栃木・群馬・長野・新潟;州都高崎),東海州(静岡・愛知・岐阜・三重;州都名古屋),大東京都(東京,神奈川,千葉,埼玉,山梨;州都新宿)辺りが着地点のような気がします。常毛信越が苦しい(無理有る)かな?千葉の堂本が頑張っている限り大東京に入らず茨城と合併して常総州(州都つくば)となったりして?

94とはずがたり:2003/12/10(水) 18:39
<近畿>
香芝市もはいりゃいいのにん。時にこの合併アンケートで合併が否定されたんじゃなかったでしたっけ?

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031209-00000004-mai-l29
新庄町・当麻町合併協議会 新市の名称は「葛城市」 あすにも調印式 /奈良

 第23回新庄町・当麻町合併協議会は8日、新市の名称を「葛城市」とする協議事項を確認した。この日で協議事項全41項目を確認。10日、両町長らによる合併協定調印式が予定され、合併への手続きは最終局面を迎えた。
 新市の名称以外に確認したのは、議会議員と農業委員の定数及び任期の取り扱いの変更についてなど計3項目。議員定数は18とし、在任特例で現在の両町議員の任期は05年10月31日まで。合併期日は既に04年10月1日と確認されている。
 10日の合併協定調印式を受け、両町長はそれぞれの12月町議会に合併関連議案を提案、最後の山場である議決を求めることになる。全協議事項が確認されたのを受け、安川正雄・当麻町長は「両町議会の議決をスムーズにいただくことを祈念したい」、吉川義彦・新庄町長は「葛城市がますます発展するようなまちづくりをしたい」と述べた。 【久保敏生】(毎日新聞)
[12月9日20時11分更新]

95とはずがたり:2003/12/10(水) 18:46
<中部>

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031209-00000004-mai-l20
「反対」が大きく上回る 合併住民調査集計−−飯島町と宮田村 /長野

 駒ケ根市、中川村と任意合併協議会を構成する飯島町と宮田村は8日、合併に関する住民意向調査を集計した。両町村とも「反対」「どちらかといえば反対」の合計が、「賛成」「どちらかといえば賛成」の合計を大きく上回った。
 飯島町の集計結果は、反対2381人(30・68%)▽どちらかといえば反対1831人(23・59%)▽賛成1078人(13・89%)▽どちらかといえば賛成1498人(19・30%)▽わからない866人(11・16%)――だった。対象は18歳以上の全町民8591人で、回収率は91・69%、有効回答は7762人。高坂宗昭町長は「厳粛に受け止め、議会と協議していく」と語った。
 宮田村では反対3182人(51・29%)▽どちらかといえば反対1144人(18・44%)▽賛成731人(11・78%)▽どちらかといえば賛成428人(6・90%)▽わからない719人(11・59%)――だった。対象は18歳以上の全村民7186人で、回収率は87・41%、有効回答は6204人。意向調査を尊重するとしてきた矢田義太郎村長は、この日「10日に開会する議会で合併に関する考え方を表明する」と述べるにとどまった。
 駒ケ根市と中川村が行った同調査の集計は9日に行われる。【肥田木良臣】(毎日新聞)
[12月9日19時42分更新]

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031209-00000001-mai-l20
原村も「反対」圧倒、協議会離脱へ 諏訪5市町村の合併住民アンケ・投票 /長野

 ◇富士見町と協議会離脱へ
 任意合併協議会を構成する諏訪6市町村のうち茅野市を除く5市町村は、7日夜から8日にかけて合併の是非を問う住民投票や合併アンケートの結果を公表した。富士見町と原村で合併反対が賛成を圧倒し、両町村長は合併協議から離脱する意向を固めた。戦後4度目の諏訪6市町村合併論は両町村の反対で再び迷走することになった。3市長は4市町での合併協議を続ける意向だが、高橋文利・下諏訪町長は意思表示を保留している。
 ◇富士見町
 7日に住民投票をした富士見町は反対が5790票と賛成2805票を圧倒。条例に基づき矢嶋民雄町長の合併方針を覆すのに必要な「有効票の3分の2」を超えた。
 矢嶋町長は合併賛成を表明していたが8日、町議会全員協議会で「任意合併協議会から脱会したい」と表明。その後の会見では「町民は中心部に置いていかれるという懸念を見せた」と話した。別の枠組みで協議をする可能性は「私どもからアプローチをかける状況にない」と述べた。
 ◇原村
 8日にアンケート結果を公表した原村でも反対3647人に対して賛成1383人となった。
 6市町村長で唯一、合併反対だった清水澄村長は「住民は村の特徴や理念が合併で薄められると感じた」と総括。「住民に従うことが私の務め」として合併協議から離脱する意向を示した。他の枠組みを模索する予定がないことも示唆した。
 ◇下諏訪町など
 7日に住民投票をした下諏訪町と、8日にアンケート結果を公表した諏訪市、岡谷市は合併賛成が反対を上回った。
 下諏訪町は賛成6202票に対して、反対4495票。ただ高橋町長は8日、枠組みが崩れたことで「来年2月まで状況を見極めたい」と保留。茅野市を含む3市長は4市町での合併推進を明確にした。【宮島寛、森有正、神崎修一】(毎日新聞)
[12月9日19時42分更新]

96とはずがたり:2003/12/10(水) 19:11
<九州・沖縄>宮崎県

串良は鹿児島県で串間が宮崎か。ややこしい。

日南市, 串間市, 南那珂郡 北郷町,南郷町
☆南那珂地域任意合併協議会(任意)(2003/7/10解散)
http://www.minaminaka.jp/

http://mytown.asahi.com/miyazaki/news02.asp?kiji=2910
串間市長、合併に不参加を表明

  県南2市2町での合併を協議してきた串間市の鈴木重格市長は9日開かれた市議会で、「合併には参加せず、自立存続を目指す」との考えを表明した。県南合併では、2市2町の枠組みを前提としてきただけに、串間市の離脱は他市町への対応に影響を与えそうだ。

  鈴木市長は自立存続を目指す理由として、(1)同市議会の行政改革・市町村合併調査特別委員会が2日公表した「単独で存続すべきだ」との中間報告を重く受け止めた(2)先月の市民アンケートの結果を考慮した(3)住民説明会での声や各団体リーダーの意見などから総合的に判断した、と説明。

  自立存続のため、来月中に60項目の行革実施計画をまとめるなど、「痛みも伴うが、みんなで守り育てる気持ちがあれば、幸せで住みよい豊かな串間市を創造できる」と答弁した。

  また、法定協がついても「途中で離脱や脱退すれば相手に失礼になる」と不参加を表明。住民投票は「選択肢の一つ」とはしたが、経費や労力などの面から否定した。

  同市の離脱について、日南市の北川昌典市長は「4市町で議論してきただけに残念。今後は1市2町での協議を早急に申し入れたい」という。ただし、枠組み変更で年内の法定協設置は難しいとの見方も示した。また、南郷町の阪元勝久町長は「最初から練り直しになるが、議会などと協議し、今議会中に結論を出したい」。北郷町の植野章一町長は「今後慎重に対応を検討したい」と戸惑いを隠せない。

(12/10)

97とはずがたり:2003/12/10(水) 19:22
<中部>静岡県
駿府,弥生,清水きぼ〜ん。個人的には安倍,久能,江尻の方がいーだけーが。

http://mytown.asahi.com/shizuoka/news02.asp?kiji=10030
静岡市の新行政区名 審議会が候補決定
  「応募件数に左右されず 親しみやすさ・特色重視」  

  静岡市行政区画等審議会は9日、政令指定都市移行時に新設する行政区の名称候補3点ずつと、来年1月15日から実施する市民投票の方法を正式決定した。区名候補は50音順に、仮称A区(旧静岡市北部)が葵区、青葉区、駿府区。B区(同南部)が駿河区、美波区、弥生区。C区(旧清水市)が清水区、清水みなと区、港区となっている。

  公募最多の「北区」「南区」落選

  審議会では、公募の際に最も多かった「北区」と「南区」が候補から外れたことに対して異論が相次ぎ、「候補を四つにしてはどうか」という意見も出た。区名選考委員会の市川源一委員長らが「公募は名称候補を募ったもの。応募件数に左右されず、住民に親しみやすく、区の特色を表しているものを選んだ」と説明。結局、同委員会の提案通りに落ち着いた。

  また、市は審議会で仮称B区に新設する区役所と長田支所の概要を報告した。それによると、区役所(同市南八幡町)は鉄骨4階建て、延べ床面積が5543平方メートル。長田支所は図書館や児童館を含む複合施設「オーク長田」(同市上川原)を拡幅して使用する。いずれも来年12月完成予定で、05年4月の政令指定都市移行を前に、同年1月から予備的業務を始めるという。



(12/10)

98とはずがたり:2003/12/10(水) 19:32
<中部>新潟県
新市名は沼垂とかにしない?

http://mytown.asahi.com/niigata/news02.asp?kiji=5287
新津で合併反対が多数 住民アンケ中間集計

 新津市は9日、新潟市など12市町村との合併に関する住民アンケートの中間集計結果を市議会で明らかにした。回収率は対象の55.9%で、反対が多数を占めている。10日到着分で締め切る。新津市は、合併で政令指定都市を目指している新潟地域では人口規模が新潟市に次ぐ。最終結果が反対多数で新津市が合併から離脱する事態になれば、影響は大きいとみられる。

 アンケートは20歳以上の市民を対象に11月下旬に郵送で実施された。

 市議会への報告によると、有効回答のうち、賛成23.7%、どちらかといえば賛成14.1%、反対41.5%、どちらかといえば反対11.7%。その他・わからないが8.9%となっている。

 合併協議を進めてきた湯田幸永市長は9日の市議会答弁で、アンケートについて「市民のみなさんの意見として参考にする重要な基礎データだと思っている」と述べた。

 また、「(合併は)これだけ大きな事業なので、回収率が70%以上ないと、と思っていたが、数字だけ求めるアンケートではなく、自由意見を求めている」としたうえで、反対でも条件付きなどの回答があるはずだとの見方を示した。

 新津市も含めた13市町村で合併が実現すれば、人口は約78万人となる。合併特例法の期限の05年3月までに合併して政令指定都市を目指す場合、人口要件が「70万人程度」とされている。

 仮に人口約6万8千人の新津市が合併から離脱しても、この要件はぎりぎり満たされる。

 一方、13市町村はすでに任意の合併協議会で新市建設計画などを決めており、新津市離脱の場合は、新市のまちづくりの一部見直しを迫られる可能性がある。

(12/10)

99とはずがたり:2003/12/11(木) 22:54
<東北・北海道>岩手県

花巻市, 稗貫郡 大迫町,石鳥谷町,和賀郡 東和町
☆花巻地区広域行政研究会(花巻市ホームページ)
※花巻市は任意協議会設置を呼掛け,大迫町は4市町での合併協議に前向き
※合併に慎重な石鳥谷町と東和町は任意協議会への参加を見送り
※東和町は宮守村を含めた合併協議を提案
※上閉伊郡宮守村は大迫町,石鳥谷町,東和町に4町村での合併協議を申入れ,東和町は前向き
※東和町は合併協議からの離脱や,他の枠組みも検討へ

http://mytown.asahi.com/iwate/news02.asp?kiji=4655
3町1村の合併に全力 東和町長が方針

  花巻、石鳥谷、大迫、東和の4市町の首長らで構成する花巻地区広域行政研究会から、東和町の小田島峰雄町長が脱会の動きを見せていた問題で、小田島町長は10日、同町議会で、石鳥谷、大迫、宮守の3町村との合併を目指す考えを示した。合併すればのみ込まれかねない花巻市との縁組はあえて選ばず、町村型合併で3万9千人の新市を誕生させたい考えだが、先行きは不透明だ。

  小田島町長は、合併特例法後の新法のもとでは、人口1万人を目安にした「強制合併」が進められかねない状況を指摘。「単独での行政運営は困難で、合併を選ばざるを得ない」との認識を示した。

  そのうえで、合併相手の選択では「真に対等協調の関係を将来も築いていけるパートナーか否かが最も大切だ」と強調。自治体の規模に大差がなく、対等協調の関係を築きやすい3町1村での合併を提起。将来ビジョンを、3町村に説明したいと述べた。

  町議会では「東和町が落ちこぼれることはないか」「3町1村合併の可能性は」といった質問も上がったが、小田島町長は「将来ビジョンをきちんと説明すれば、理解を得られる」「3町1村合併の実現の可能性は限りなく大きい」と答えた。

  3町村のうち宮守村は、東和町の枠組みと同じ4町村による合併を目指した「研究会」設置を、10月30日に東和町に申し入れていた。佐々木広(ゆたか)村長は、「非常に歓迎すべきことだ」と評価している。

  花巻など4市町の研究会は1年ぶりに再開していたが、5日の3回目の会合で、小田島町長が「(研究会は、4市町による)実質的な任意合併協議会だ」との不満から途中退席。脱会する構えも見せていた。これを受けて花巻市の渡辺勉市長は、9日の12月定例市議会の一般質問で「(東和町を除いた)1市2町の枠組みも視野に大迫、石鳥谷両町と協議を進めたい」と答えていた。

(12/11)

100デモクラット:2003/12/12(金) 01:08
>>93
とかく人口の多い関東1都6県を3分割するとすれば、
京浜、常総、毛野(上野と下野の分割前の名前)というのが現実的でしょう。
1人の関東人として、甲信越を関東に加えるのは抵抗があります。

101とはずがたり:2003/12/12(金) 18:46
>>100
そんなもんなんですねえ>1人の関東人として、甲信越を関東に加えるのは抵抗があります。
長野や新潟は兎も角,山梨と三多摩は山梨中央銀行が三多摩に進出を図り,大月辺りまでは東京の通勤圏に入る等東京圏に入れるのがそれ程違和感は無いのでは?
銚子や南安房と言った千葉のさきっちょの方よりはよっぽど一体的な視点で広域行政を推進した方が良いように思われますが如何でしょうかな?
山梨県を身延から見るのと小淵沢からみるのと大月から見るのではだいぶ印象が違うと云うことでしょうかな?


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