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憲法スレッド

527名無しさん:2009/09/13(日) 16:35:08
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090913k0000m010086000c.html

鳩山代表:地方分権で改憲必要との認識示す
 民主党の鳩山由紀夫代表は12日放送のラジオ番組で、憲法改正に関し「憲法の平和主義、人権は当たり前だが、だからといって後生大事に憲法を一言一句変えてはいけないという発想はおかしい」と述べ、地方分権の観点から改正は必要との認識を示した。改正時期には言及しなかった。

 鳩山氏は地方分権について「国が地域をコントロールして補助金漬けにする世の中では自立できない」と指摘。05年に発表した改憲試案に触れ「こういうものの道筋をつけることが大事だ」と強調した。鳩山氏の試案は、国と地方の役割分担を明確にするため、基礎自治体として「市」、広域自治体に「圏」を設置する改正などを提言している。【佐藤丈一】

毎日新聞 2009年9月12日 22時27分

528名無しさん:2009/10/23(金) 23:13:19
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091023/stt0910231241004-n1.htm
天皇陛下のお言葉に岡田外相が意見
2009.10.23 12:38

このニュースのトピックス:鳩山内閣

第171通常国会開会式でお言葉を述べられた際の天皇陛下=1月5日、国会・参院本会議場(酒巻俊介撮影) 岡田克也外相は23日午前の閣議後の閣僚懇談会で、国会開会式での天皇陛下のお言葉について「陛下の思いが少しは入った言葉がいただけるような工夫を考えてほしい」と述べ、宮内庁にお言葉の見直しの検討を求めた。首相官邸で記者団に明らかにした。

 岡田氏は「大きな災害があった直後を除き、同じあいさつをいただいている。国会に来ていただいているのだから、よく考えてもらいたい」と語った。天皇陛下のお言葉をめぐり閣僚が意見をするのは異例。

 平野博文官房長官は同日午前の記者会見で、岡田氏の発言について「(内容について)具体的な説明を避けるが、ご意見は承りました」と述べた。

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091023/stt0910231442006-n1.htm
民主・西岡氏、岡田外相の「お言葉」発言批判 「極めて不適切」
2009.10.23 14:39

このニュースのトピックス:国会
 岡田外相が23日、国会開会式での天皇陛下のお言葉について「陛下の思いが少しは入った言葉に」と述べたことについて、民主党の西岡武夫参院議院運営委員長は同日、記者団に「天皇陛下の政治的中立を考えれば、お言葉のスタイルについて軽々に言うべきではない。極めて不適切だ」と岡田氏を批判した。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009102300477
陛下のお言葉見直し「不適切」=参院議運委員長
 西岡武夫参院議院運営委員長(民主)は23日の同委理事会で、岡田克也外相が国会開会式での天皇陛下のお言葉の在り方の見直しを求めたことについて「極めて不適切な発言だ」と批判した。
 西岡氏はこの後の記者会見で「陛下のお言葉のスタイルについて、私どもが政治的にあれこれ言うことはあってはならないことだ。外相がどういう思いで言ったのか。ちょっと信じがたい」と語った。(2009/10/23-14:43)

http://www.nhk.or.jp/news/t10013319361000.html
“おことば見直しは不適切”
10月23日 17時0分
参議院の西岡議院運営委員長は議院運営委員会の理事会で、岡田外務大臣が国会の開会式で天皇陛下が述べられるおことばの見直しを検討するよう求めたことについて、「われわれが政治的にあれこれ言うべきではなく、きわめて不適切な発言だ」と批判しました。

岡田外務大臣は閣議後の閣僚懇談会で、国会の開会式で天皇陛下が述べられるおことばについて、「陛下の思いが少しは入ったおことばをいただくようなくふうができないものか、考えてもらいたい」と述べ、おことばの見直しを検討するよう求めました。これについて、参議院の西岡議院運営委員長は議院運営委員会の理事会で、「天皇陛下が述べられるおことばをどう見直そうというのか、発言の真意はわからないが、少なくとも、われわれが政治的にあれこれ言うことがあってはならない。きわめて不適切な発言だ」と述べ、批判しました。一方、宮内庁の羽毛田信吾長官は「国会開会式のおことばは、ほかの行事と違って閣議で決定されていることなので、宮内庁としてコメントする立場にはない。憲法に定められた天皇陛下の立場で、毎回十分に心を込めて述べられていると思う」と話しています。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009102300871
官僚的発想で同じ表現=お言葉、「陛下に申し訳ない」−岡田外相
 岡田克也外相は23日夕の記者会見で、天皇陛下が国会の開会式で述べるお言葉の在り方を見直すよう提起したことについて、「無難に対応しようという官僚的発想で(お言葉が)同じ表現になっている。わざわざ国会までお出かけいただいているのに、陛下に申し訳ない」などと説明した。
 外相は「国事行為に準じるので、『あまり政治的にならないように』という配慮が行き過ぎた結果、(お言葉の内容が)繰り返しになっている。ある意味で内閣の責任で、もっと陛下の思いが伝わる工夫がされるべきではないか」とも語った。
 陛下のお言葉の在り方で閣僚が見直しを求めるのは異例。「極めて不適切な発言」(西岡武夫参院議院運営委員長)などと批判する声も出ている。(2009/10/23-19:25)

530小説吉田学校読者:2009/10/25(日) 09:03:41
天皇陛下のおことばが国会を召集する行為に付随する国事行為に当たるかどうか微妙なところでありますが、かりに国事行為もしくはそれに準ずる行為(いわゆる公的行為ではない)とすると、それは内閣の助言と承認を必要とするものであり、仮に極右勢力が内閣の一員に入ったらどうするおつもりか。そういった懸念に対する考慮が見られない岡田発言は勇み足だと思います。
陛下の内心の問題に踏み込むと「天皇と政治」という根源的な問題に行ってしまう。かつては内奏時のおことばをすぐに記者に漏らして首が飛んだ大臣もいた。変に「おこころ」とかの言葉を使わずに、単純に「毎回同じおことばなのも味がない」とかそういう問題提起でも良かったのではないか。

首相、岡田外相を批判 天皇「お言葉」発言で
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091024/plc0910242221015-n1.htm

 【フアヒン(タイ中部)=佐々木美恵】鳩山由紀夫首相は24日夕(日本時間同日夜)、岡田克也外相が国会の開会式での天皇陛下のお言葉の見直しを検討するよう宮内庁に求めたことについて、「陛下のお気持ちを推し量ることはできない。コメントすべきでなかった」と批判した。滞在先のフアヒンで同行記者団に語った。岡田氏は23日の閣僚懇談会で、「陛下の思いが少しは入ったお言葉がいただける工夫を考えてほしい」などと語った。
 首相はまた、沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設問題で、岡田氏が在日米軍嘉手納基地への統合案が望ましいと表明したことについて、「政治主導なので閣僚が自分の意見を述べることはあってもいい。最終的にはわたしが決める。その後に一つにまとめればいい」と述べた。
 最終判断する時期に関しては「選択肢を調査しているから、それなりに時間がかかる」と強調。また「オバマ大統領が来るということで急がなければいけないとは思わない」とし、11月12日までに結論をまとめることには慎重な考えを重ねて示した。東アジア共同体構想の枠組みについては「米国を排除するつもりはない」と述べた。

531名無しさん:2009/10/26(月) 19:11:28
>>528-530
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2009102600306
天皇陛下がお言葉=臨時国会開会式
 第173臨時国会の開会式が26日午後、参院本会議場に天皇陛下をお迎えして行われた。陛下は「国会が、当面する内外の諸問題に対処するに当たり、国権の最高機関として、その使命を十分に果たし、国民の信託にこたえることを切に希望します」とのお言葉を述べた。
 開会式のお言葉をめぐっては、岡田克也外相が23日に「陛下の思いが入ったお言葉をいただく工夫ができないか、考えてほしい」と問題提起していたが、今回は従来と同じ内容となった。 (2009/10/26-13:16)

532名無しさん:2009/10/29(木) 00:50:24
関連
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1251865116/1184-1187

岡田外相が否定した捏造コピペを転載。

http://tsushima.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1256383361/673
■非公開資料だそうです。

植木職人発言オフレコ(岡田外相・金曜夜プレ懇) デスクオンリー/オフレコテープ起こしママ/公表不可 納品 2009年10月24日 02:11:40

1/5 Q.「まず、今回の外相の発言の真意をお伺いしたい。ご発言は、天皇の国事行為を前提とした、という理解でいいんですよね?
 つまり、あくまで内閣の助言と承認…(カブリ。聞き取れず)」
岡田氏「(さえぎり。カブリ)内閣とか国事行為とは無関係だ。あくまで陛下の……(聞き取れず) ご自身のお考え…お声を知りたいということだ」

2/5 Q.「では、宮内庁というのは?」
岡田氏「宮内庁というのは方便…というかレトリック(聞き取れず)とでも…。  陛下自身のお考えが聞きたいという趣旨。もちろん、宮内庁が陛下のお考えを聞いて起案し、文章化するとか措辞を整え とかあるだろうが、陛下自身のご意見が問題だ」

3/5 Q.「ズバリ、大臣は、陛下にどのようなお言葉が…(カブリ)」
岡田氏「(カブリ)そりゃ…政権交代ですよもちろん。
 "勝てば官軍"といえば言い過ぎでしょうけど(数名笑い声)、民主党がこうして 勝った訳ですから、陛下もそれに恭順…(…間…)というかその支持をご自身
 のお言葉で表明してほしいですよね? このままじゃ"自民党の皇室"のままだ」

4/5 Q.「大臣のそういうお考えは内閣としても憲法上問題である、という見解が…」
岡田氏「内閣といっても法制局でしょ。"官"ですよ。政権がかわれば、憲法解釈もかわります。
 我々は政治主導です。そういうくだらないことを言うんであれば、法制局長官をクビにするだけです。それが政治主導です」

5/5 Q.「陛下の政治的中立を守らないと皇室の維持の将来にも問題が…」
岡田氏「政治的中立とか…(…間…)
 政治的中立って憲法に書いてあるんですか?マニフェストに書いてあります?皇室の将来より民意ですよ。民意は民主党支持なんです。
 民意より皇室の維持が重要なんてあり得ない。民主主義です民意が"天皇は植木職人になるべき"というのならばそうなるんでしょ」(了)

533とはずがたり:2009/10/29(木) 00:55:54
>>532
それっぽく出来てますねー。
もし此がホントに嘘だとして創作者は新聞に謝罪広告とかで何百万かふんだくられるぐらいのことにはなるんでしょーかねぇ?

534チバQ:2009/10/31(土) 12:06:37
どこ?ここでいいかな
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091031-00000517-san-soci
天皇陛下ご即位20年 国民の「臨時祝日」はなし 
10月31日2時38分配信 産経新聞

 天皇陛下のご即位20年を記念し、今年11月12日を祝日にするようすすめてきた自民党は、民主党の協力が得られないとして同日を祝日にすることを正式に断念したことが30日分かった。

 即位の礼が行われた同日を祝日にするための臨時祝日法制定に向けて、超党派の奉祝国会議員連盟が発足し、与野党足並みをそろえた形で解散前の通常国会に法案が提出されていた。解散によって廃案となったことから、今国会への再提出が模索されたが民主党の党内調整が終始難航。官民挙げた奉祝行事が相次いで催されるなかで、「国民の祝日」が流れる結果となった。

 奉祝行事をめぐっては昨年6月、経団連や日本商工会議所、連合などからなる「即位20年奉祝委員会」(会長・日本商工会議所の岡村正会頭)が設立。政府が内閣主催による即位20年の記念式典の開催を閣議決定したことなどを受けて、同日を臨時祝日にする法律制定を目指す超党派議連が発足していた。

 議連には450人を超える国会議員が加盟。民主党からも鳩山由紀夫首相が副会長に、小沢一郎幹事長は顧問として役員に就任していた。鳩山首相は会合にも顔を出し、制定に意欲を示すとともに党内調整を“約束”していた。

 自民党や公明党は、党内手続きを済ませたうえで、今年6月には鳩山首相側から「法案を正式に出してくれたら(民主党としても)対応する」と提案があったこともあり、議員提案で法案を衆院に提出していた。

 しかし、旧社会党系議員や日教組系議員を抱える民主党が、8月の総選挙前に国家観や天皇観をめぐる路線対立を表面化させたくないという事情があって、法案は審議に至らずに廃案に。その後も臨時国会冒頭の制定に向けて関係者による調整が図られたが、民主党内で結論は出ず、実務面や日程上、成立は困難と判断した。

 皇室に関連した祝日には、皇太子さまの結婚の儀の平成5年6月9日、即位の礼が行われた平成2年11月12日などがある。 .最終更新:10月31日2時38分

535とはずがたり:2009/12/12(土) 14:09:00

これは鳩山内閣と天皇という問題よりも中国と日本の問題であるような印象でありますな。
中国も自分の権勢を示す為に天皇も動かせると云うのを見せつけたかったのではないか。わざと日程の連絡遅らせたぐらいはしたかも知れない。
世界に残るエンペラー格の存在はもう日本の天皇陛下だけだしな〜。

天皇陛下の要人会見「政治判断と別次元で」 宮内庁長官
http://www.asahi.com/politics/update/1212/TKY200912110546.html
2009年12月12日1時26分

 天皇陛下と中国の習近平(シー・チンピン)国家副主席の会見が決まった経緯に関する羽毛田信吾・宮内庁長官の説明の概要と、主な一問一答は次の通り。
      ◇
 【長官による経緯説明】

 両陛下の外国賓客の引見については、引見希望日が迫った形で願いが出てまいりますと日程調整に支障をきたす。そういうことがなくても繁忙をきわめる両陛下に想定外のご負担をおかけすることになる、と考え、1カ月以上前に、内閣(外務省)から願い出をいただくことをルールとしてやってきました。

 とくに2004年以降は、前年に陛下の前立腺がんの手術もあり、陛下の負担や年齢も考慮して、ルールをより厳格に守っていただきたいと政府部内に徹底してきたところです。

 このルールの肝心だと思っているところは、国の大小だとか、この国が大事でこの国は大事ではないという政治的重要性で取り扱いに差をつけることなくやってきた点です。米国は大事だから米国の賓客には1カ月以内でも会うとか、某国はそれほど大事じゃないから厳格にルールを守りましょうとか、そういうことをしない形でやってきた。

 両陛下のなさる国際親善は、政府の外交とは次元を異にし、相手国の政治的な重要性とかその国との間の政治的懸案があるとか、そういう政治判断を超えたところでなされるべきものだという考え方です。従って今回は、現在の憲法下における天皇陛下のお務めのあり方だとか、役割だとかいった基本的なことがらにもかかわることと思っているわけです。

 今回、外務省を通じて内々に宮内庁の窓口に打診をされてきたのは1カ月を切った段階でしたから、ルールに照らし、お断りをした。その後、官房長官から、ルールは理解するが日中関係の重要性にかんがみてぜひお願いするという要請があり、私としては、政治的に重要な国だとかにかかわらずやってきたのだからぜひルールを尊重していただきたいと申し上げました。

 その後、再度、官房長官から、総理の指示を受けての要請という前提でお話がありました。そうなると、宮内庁も内閣の一翼をしめる政府機関である以上、総理の補佐役である官房長官の指示には従うべき立場。大変異例なことではありますが陛下にお願いした。が、こういったことは二度とあってほしくないというのが私の切なる願いです。

 【報道陣との質疑】

 ――陛下の政治的利用につながりかねないとの懸念を持っているということですか。

 大きくいえば、そういうことでしょう。個別に政治的懸案があるからこうしよう、という形でやっているわけではないわけですから。

 ――1カ月というルールの根拠は何ですか。

 日が迫って日程を入れるほど大きな支障を生じる。今はお年も召され、手術もしている。それで、ひとつの常識として1カ月でやってもらおうということでやってきた。

 大事なのは、それでやりましょうとみんなが守ってきた時に、中国は政治的に大事だからこうしましょうとなるのは、つらい。政府のありようとしては、それじゃうまくないのではと申し上げたつもりです。

 ――政治利用に関して、もう少し具体的に。

 そういうことを超えたところで外国のおつきあいをなさるのが陛下の国際親善のありようだと。それを政治的な重要性だとか懸案があるからということでしたら、それを一言でいえば政治利用でしょうけれど、政治利用という言葉で言うだけではなくて、やはり天皇陛下のお務めのありよう、あるいは天皇陛下の役割ということについて非常に懸念することになるのではないでしょうか、と。政治的利用ではないかという懸念ではないかと言われれば、そうかなという気もしますね。

「悪しき前例」天皇陛下面会の一カ月ルールを逸脱した官邸のごり押し
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1251865116/1683-1689

536とはずがたり:2009/12/15(火) 00:09:58


ナベシューが噛み付いてましたが,平沼との連携に名前が挙がるのは伊達じゃあないんですな。

特例会見で閣内、与党からも批判 渡辺氏「やめた方がいい」
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1251865116/1704

11月に「陛下の体調」を理由に拒否 中国副主席の特例会見で日本政府
2009.12.14 12:50
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1251865116/1717

「大事なこと守っていただきたい」=私の役回りと強調−特例会見・宮内庁長官
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol&k=2009121400831&j1

 「大事なことだから守っていただきたいと言うのは私の役回り」。天皇陛下と中国の習近平国家副主席の特例会見問題。宮内庁の羽毛田信吾長官は14日夜、記者団に対し、相手国の重要性によって会見設定のルールに例外を設けることへの懸念を何回も口にした。
 「辞表を提出した後に言うべきだ」と批判した小沢一郎民主党幹事長の発言を受け、同長官は急きょ、庁内で取材に応じた。
 「直接答える立場になく、特に申し上げることもない」と前置きしながらも「陛下の外国とのおつきあいの在り方をないがしろにして…」「陛下のお務めの在り方を守るという私の立場…」と持論を展開した。
 進退については「私は辞めるつもりはありません」と、きっぱりと語った。
 天皇陛下が外国要人と会見する際は1カ月前に同庁に申し入れるルールに関し、羽毛田長官は「大国だから陛下にご配慮いただく、小さい国は大事でないからお会いしないということを陛下がなさるようなことがずるずる行われたら、どういうことになるか」と強調した。
 小沢氏が「憲法の精神、理念を理解していない」と批判したことについては「内閣の責任でということであればこそ、方針に従った。一方で、憲法の一つの精神として言えば、陛下は政治的に中立でなくてはならない」と話した。 (2009/12/14-23:40)

537名無しさん:2009/12/15(火) 21:03:48
http://mainichi.jp/select/today/news/20091215k0000e010020000c.html?link_id=RTD01
天皇陛下:中国の習副主席と会見 副主席「心から感謝」
2009年12月15日 11時7分 更新:12月15日 13時25分


中国の習近平国家副主席(左)と握手する天皇陛下=皇居・宮殿「竹の間」で2009年12月15日午前11時00分、代表撮影

出迎えの肥塚式部副長(右)と握手する中国の習近平副主席=皇居で2009年12月15日午前10時36分、三浦博之撮影 天皇陛下は15日午前、来日中の中国の習近平国家副主席と皇居・宮殿「竹の間」で会見した。陛下と習副主席が会うのは初めて。天皇陛下が中国の政府要人と会うのは、昨年5月に国賓として来日した胡錦濤国家主席以来。陛下は、胡主席が副主席時代の98年に来日した際も皇居・宮殿で会見している。【真鍋光之】

 宮内庁によると、会見は午前11時から24分間行われた。冒頭、陛下は「今回の訪日によって、両国間の理解と友好関係が一層、増進されることを希望しております。胡錦濤国家主席はお元気ですか」と尋ねた。習副主席は「元気です。現在は中央アジアを訪問しています」と返答。「今回このような形でご引見いただいたことを心から深く感謝いたします」などと礼を述べた。

 陛下は昨年5月の四川大地震に触れて復興状況を尋ね、習副主席は、地震の際の陛下、日本政府、国民からの見舞いや援助に対して感謝。さらに陛下の即位20年を祝った。

 習国家副主席は15日午前、天皇陛下との会見に先立ち、横路孝弘衆院議長、江田五月参院議長と会談した。

 ◇批判ムードに首相が不快感
 鳩山由紀夫首相は15日午前、天皇陛下と中国の習近平国家副主席の特例的な会見を羽毛田信吾宮内庁長官が批判していることに対し、「(申請に)何日間か足りなかったからといって、お役所仕事のようにすぱっと切るようなことで外交的な話がいいのかどうか」と語り、疑念を示した。また首相は、政府が特例で実現させた点に批判が高まっていることについて「習氏が日本で活動している最中にこういう状況になったのは大変残念。国民の皆さんを挙げてもっと喜びの中でお迎えすべきではないかと思っている」と述べた。【倉田陶子】

 ◇警備態勢を増強
 天皇陛下と中国の習近平国家副主席との会見が慣例と異なる手続きで設定されたことで、反発した右翼団体が抗議活動を活発化していることもあり、警視庁は15日、皇居周辺や、民主党の小沢一郎幹事長の自宅を重点的に警備している。【村上尊一】

538とはずがたり:2009/12/16(水) 03:43:47

「小沢氏こそ憲法読んで」=特例会見、国事行為ではない−共産・志位氏
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-091215X717.html?fr=rk
2009年12月15日(火)22:03

 共産党の志位和夫委員長は15日、天皇陛下と中国の習近平国家副主席の特例的な会見設定をめぐり、民主党の小沢一郎幹事長が憲法の「天皇の国事行為」に言及して「天皇の政治利用」を否定したことに関し、「外国の賓客との会見は国事行為ではない。小沢氏は憲法をよく読めと言っていたが、小沢氏こそ憲法をよく読んでほしい」とやゆした。都内で記者団に語った。 

[時事通信社]

539とはずがたり:2009/12/18(金) 12:54:50

和田秀樹ブログ
2009-12-16 08:58:29
天皇陛下の健康管理
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1251865116/1794

天皇陛下を政治利用しているかどうかという件だが、30日ルールとかいうのがあるそうだが、これまでだって、政治利用はしているだろう。ただ、30日以上前に「会っていただきたい」という申し入れをしていただけの話である。この申し入れを原則的に陛下は断らないので、毎年100人以上の要人と陛下は面会されておられる。

ただ、30日ルールというのは、政治利用かどうかの判断の基準ではない。30日以内の緊迫した状況で会うなら政治的マターで、30日以上前からアポイントが取れるような会見なら、これは単なる儀礼だとか、友好なのだという考えも成りたつが宮内庁はそうは言っていない。

陛下の健康管理上の問題として、30日以上前に申し入れてもらいたいという慣行を作っただけの話である。

陛下のご高齢を考えると、ごもっともなことではあるが、これは陛下がもっと若いころからもそうだった。

宮内庁があれこれと勝手なルールを、陛下の意向かどうかわからないのに決めることについては、かねてから異論があったが、それはおいておいて、宮内庁が陛下ならびに皇族の方の健康を本心から心配しているのかについての疑問を今回は医者の立場から呈したい。

宮内庁がまじめに天皇陛下の健康管理をしようとする気がないのは、宮内庁病院の人選からしてもわかる。東大のある医局に丸投げで、名医をスカウトしようという気はさらさらない。陛下の侍医になれるなら、名医で喜んで立候補する人もいるはずだが、現実には、東大教授をやめたロートルが上にいて、週2、3回の勤務でいいので、楽だし、研究やバイトができるからという理由で立候補する若い医者が実働部隊になっている。

たとえば、陛下は前立腺がんで東大病院に入院したが、権威主義の医者に手術をされてしまった。今のトレンドは放射線治療である。そのほうが、男性機能や排尿機能に障害が残らないし、前立腺がんは進行の遅いがんなので、生命予後も変わらないからだ。

宮内庁の役人が陛下の健康状態を本気で心配しているなら、いろいろな医者にヒアリングをすればわかることはいくらでもあるはずだ。保身と威張ることばかり考えて、陛下の健康のためにその程度の努力もしないクズ役人に、もっと陛下の健康を気遣えと30日ルールを振りかざすのは笑止千万だ。

もっとひどいのは、皇室のメンタルヘルスだ。

現皇后も、神谷美恵子さんという名医が精神科の主治医でついていた。これは公開もされているし、このころの宮内庁の役人は、ちゃんと皇室の人々の健康を本気で考えていたから名医にたどりついている。

しかし、神谷さんが若くして亡くなったのに、そのフォローアップをまったくしなかった。かなり精神状態がよくても、信用している精神科の主治医が亡くなれば、不安定になる危険は大きいのに、まったくそれを考慮しなかった。

実際、現皇后がとある週刊誌に批判されて、声が出なくなった。心因性のものである。このときも宮内庁は、メンタルヘルスをまともにやっていないのを棚にあげて、週刊誌を批判した。そして、ほかのメディアもそれに追随した。では、外国のメディアに批判された場合はどうするというのだ?

陛下を表に出すと右翼が怒ったり、マスコミもいうことを聞くのをいいことにして、陛下の健康より自分たちの体面を重視する宮内庁に「陛下の健康」を盾にして、30日ルールを振りかざすのは許せない。

540とはずがたり:2009/12/18(金) 12:58:34

憲法秩序に反しているのは宮内庁 ― 天皇の親善外交について憲法学から考える
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1067007932/6666,6670
2009年12月16日06時47分 / 提供:Nothing Ventured, Nothing Gained.

今日取り上げるテーマは、中国の副首相と天皇の会談をめぐる羽毛田宮内庁長官と小沢幹事長の批判についてです。

中国が嫌いかどうか、民主党政権を支持するかどうか、小沢幹事長が好きか嫌いか、右翼的な思想か左翼的思想かなどは別として、法律論的に言えば、結論として、小沢幹事長の発言が正しいことは明らかです。

これには2つの理由から説明が可能です。

1つは天皇が中国の副主席と会うことなどの親善外交は、憲法7条10号の「儀式を行うこと」に該当し(高橋p44)、これは天皇の国事行為であるところ、憲法3条は「天皇の国事行為に関するすべての行為には、内閣の助言と承認を必要とし、内閣がその責任を負う」と定めているからという理由です。

もう1つは、天皇の親善外交は、象徴としての地位に基づく公的行為であり、公的行為についても、国事行為に準じて内閣の助言と承認というコントロールが及んでいる以上許容されるという考え方です(学説の多数説)。

いずれの説にたっても、内閣の助言と承認がある以上、政治利用という批判はおかしな話です。

つまり、宮内庁に助言と承認権限があるのではなく、内閣に助言と承認権限がある以上、それに従うのは憲法の要請するところであって、内閣が助言と承認として、中国副主席との親善外交を天皇が行ったのであれば、問題は法律上一切ありません。

宮内庁長官をはじめとして、無責任に職務を放り投げた元首相やそれ以降も無責任な首相を容認してきた自民党の議員、さらにはメディア等も、憲法の基本中の基礎知識すら欠如して、「政治利用だ」という批判をしていますが、天皇の親善外交は国事行為または公的行為として国事行為に準ずる行為ですから、助言と承認行為を政治的利用と批判するのであれば、あらゆる天皇の国事行為および公的行為が政治利用で不適当ということになってしまいます。

そもそも、国事行為は形式的・儀礼的なものといっても、天皇が象徴たる地位に基づき、内閣の助言と承認を必要とする以上、一定の政治性が帯びてしまうのは不回避的です。

例えば、環境問題の水に関わるシンポジウムに参加することでさえ、環境問題は既に政治化してしまいますから、これも政治利用ということになってしまいます。

つまり、公的行為である以上、政治性は帯びるのが当然であって、純粋な政治性のない国事行為なんてありえません。

この点、メディアやインターネット上で、国事行為の理解につき、通説である芦部説の定義のみを覚え、誤解している人が散見されます。

芦部説は、天皇の国事行為について、「政治(統治)とは関係しない形式的・儀礼的行為」と定義付けています。

しかし、この定義の重要な部分は、「なぜ、政治性が無くなるのか」という部分です。

多くの人はこの部分を見落として、内閣の助言と承認に基づき、宮内庁のルールが曲げられたから、「政治利用だ!」と批判しています。これは批判として本質を見誤っています。

この点、通説は、もともと国事行為とは、国政に関する行為であり、政治性を有する行為であるが、内閣が助言と承認を行うことにより、その結果として天皇の行う国事行為が形式的・儀礼的なものになると説明します。

したがって、内閣の助言と承認がない国事行為は、そもそも政治性を有する国政に関する行為といえます。

よって、「内閣の助言と承認に基づく、天皇の政治利用を止めろ」というのは、「国事行為そのものを行うな」という話になってしまい天皇の存在意義を否定することにつながりかねません。

541とはずがたり:2009/12/18(金) 12:58:57

また、この問題について小沢幹事長を批判する人々は、国事行為という憲法上の天皇の権能の問題と、対中国外交の是非や小沢氏の強引な政治手法に対する批判とを混同してしまっているのではないでしょうか。

私個人の意見として、小沢氏の対中国外交姿勢や永住外国人の地方参政権付与に対する姿勢、さらには説得のリーダシップを尽くさない粗雑なメディアへの対応には問題があると考えていますし、賛同しかねます。

しかし、その問題と天皇の国事行為に関し内閣が具体的に助言と承認を与えることの是非という憲法議論は、切り離して考えなければなりません。

体調不良を理由に職務を放棄し、責任も取らなかった元総理大臣のように、自分の政治思想に反するとか、自分の気に食わない外交方針であるというだけで、「政治利用だ」と薄っぺらい批判をし、内閣による天皇の国事行為に対する助言と承認の所在を宮内庁に今まで通り許そうとする方が、よっぽど天皇陛下を利己的に利用しています。

また、一官僚に過ぎない宮内庁長官が政府の決定に異議を公に唱えている点もはおかしな話です。

日本は閣僚も含め統一感がなく、バラバラのことを言いたがります。

しかし、日本よりも自由主義が浸透しているアメリカでは、行政府の政治家、官僚は、通常、大統領の決定に反する発言を公にはしません。自分の地位と発言の重みを知っているからです。自分の信念に反する大統領の政策が行われる場合には、辞任するのが通常です。

もっとも、政治家は民意を経てまたは今後経るという立場の下で、意見を言うわけですから、そうしたバラバラな意見を言うことの是非は民意により判断されれば良いでしょう。

しかし、官僚ということになれば話は違います。彼らは民意を経ていない官僚に過ぎません。

上級官僚が公に内閣の方針にあからさまに批判することは、憲法72条の定める内閣総理大臣の行政各部に対する指揮監督権に背くものであり、憲法秩序を乱す許し難い行為です。

今回を機に、内閣の助言と承認のあり方についても、宮内庁任せにせず、しっかりと内閣において、憲法秩序に従った運用をしてほしいと思います。

例えば、「君臨すれども統治せず」の理念の下にあるイギリスでは、女王陛下と首相が週に1回程度、会食をして、社会問題や政治問題、外交問題に対して意見交換します。

これらのことは一切公開されませんが、女王陛下が国民の関心事項や政治問題を把握する上で極めて重要な機会となっています。

ブレア元首相がイラクへの派兵決定をする際にも、エリザベス女王陛下と意見交換したと言われています。

確かに我が国は、象徴天皇制で、英国とは制度が違います。天皇の地位については、エリザベス女王と同じ国家元首なのか、それとも国家元首は首相なのかという議論があるくらいです(この点、学説の多数説は国家元首を首相と考えています)。

しかし、憲法3条が天皇の国事行為に関するすべての行為を内閣の助言と承認を必要と規定した趣旨には、英国型の君主制を1つのモデルとして想定していたことは否定できません。

そうであるならば、天皇の国事行為等を宮内庁に任せきりにするのではなく、天皇陛下に内閣総理大臣が週1回程度など頻繁に会って意見交換をし、国情を把握してもらうことや象徴として首相に対し考えを非公開で伝えてもらうことは、現行憲法3条が規定する内閣の助言と承認を行う上で極めて重要なことではないでしょうか。

今までの自民党が、内閣の助言と承認を事実上宮内庁の官僚に任せきりにして、閉鎖的な皇室像を作ってきたことが問題だったと私は思います。

542とはずがたり:2009/12/18(金) 12:59:18
>>540-542
これは内閣法制局についても同じことが言えます。

9条の解釈について、政府見解を内閣法制局が定め、それに歴代の内閣を拘束させてきています。

しかし、内閣法制局は所詮内閣の下部組織に過ぎず、彼らには一切の有権的憲法解釈権限はありません。

事実上、民意を経ていない内閣法制局の官僚による憲法解釈に歴代の内閣が拘束され、またはそれを望んてきたに過ぎません。

これほど非民主的な制度はないでしょう。

そもそも、憲法解釈の有権的な判断が唯一憲法上許されているのは司法権を司る最高裁を頂点にした裁判官のみです。

裁判官が作った判例、裁判例で示される憲法解釈以外は、政府見解や学者の学説もすべて、単なる意見に過ぎません。

そうであるならば、歴代の内閣がそれぞれ独自の憲法解釈を自由に行い、それを国民が選挙を通じて審判できる制度の方がよっぽど民主主義に即しています。

現にアメリカの政治家は、積極的に憲法判断について自己の意見を表明します。それに基づいて、有権者はその人物が公職に適当かどうか判断が可能なのです。


「政治家が自由な憲法解釈をやれば、国民の憲法上の権利が侵害されやすくなる。だから、官僚による連続性ある解釈が必要なんだ。」という反論を官僚はするでしょう。
しかし、奢りも良いところです。立場をわきまえない馬鹿げた反論です。

憲法上権利侵害が起こった場合に救済するのは裁判所です。司法権が行政権および立法権に対する抑制として存在し、違憲立法審査権が付与されていることの意義は、権利侵害を憲法の番人として救済するためだからです。

官僚の出る幕は憲法上予定されていません。

仮に司法権が、憲法判断を回避し、立法と行政の国民に対する権利侵害を容認し続けるのであれば、有権者がそうした裁判官を指名している最高裁判所の裁判官の国民審査において、彼らにNOを突き付け、失職させればいいのです。

これこそが憲法の予定した制度運用のはずです。

しかしながら、この国のマスコミはそうした憲法秩序等に対する知識を持たなければ、持とうともせずに、間違った情報と批判を垂れ流し、国民を扇動していると言っても過言ではないでしょう。

話を今回の問題に戻しますと、天皇に対する助言と承認権限が内閣にあるにもかかわらず、1カ月ルールという法的規範性のないものに依拠して、民意の審判を受けていない宮内庁の官僚が、助言と承認権限を事実上独占してきたのがおかしな話なのです。

換言すれば、憲法の規定する秩序に違反して、天皇を利用しているのは、宮内庁であると言っても過言ではないでしょう。

なお、この問題について、揚げ足取りが得意な共産党の志位委員長は、「外国の賓客との会見は国事行為ではない」と小沢氏を批判しています。

共産党はそもそも天皇制に極めて批判的ですし、一部の県連ではHP上ではっきりと、天皇制廃止の方向である言っていることからすれば、天皇の親善外交そのものがやるべきではないという発想なのかもしれません。

ただ、国事行為に当たるか、それとも国事行為に準ずる公的行為なのかという論争ははっきり言って何の意味もありません。

重要なのは、内閣の助言と承認という民主的コントロールが及んでいるかどうかです。

543とはずがたり:2009/12/18(金) 13:10:48
ESPAさんによると大学レベルの憲法学で講義する程の内容の様ですが俺は大学では豊田先生の日本国憲法(毎年同じ問題が出るて3行半程を丸暗記すると60点で通る。余分な事書くと落とされる・授業の1回目に出なくて良いというご宣託が先生からあって皆それを聴きに1回目だけ行く。と云う古き良き般教の名物講義の残照)しかとらなかったのでこの辺全く解りまへん。。

戦前の天皇機関説問題の時も,今回みたいに法学上の常識がマスコミや一般輿論には行き渡らず変な方向へ向かうと云う感じだったんですかねぇ。
だとすると今回の議論でも憲法学者の責務は重大である。

544とはずがたり:2009/12/28(月) 01:32:32

参院選京都選挙区の2人目は国民新党からで圧勝できるなw
学習院とかも京都へ戻ってきて貰うと東京の一極集中が緩和されてええねぇ。

「天皇陛下は江戸城より京都に」 亀井氏、昼食会で進言
2009.12.27 13:04
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091227/stt0912271306004-n1.htm

 亀井静香金融担当相は27日午前のテレビ朝日番組で、24日に皇居で開かれた天皇陛下と閣僚との昼食会の際に「権力の象徴である江戸城(跡地)にお住まいになるのは立場上ふさわしくないのではないか。京都か広島にお住まいになってはどうかと、陛下に一方的に申し上げた」と述べた。

 この後、亀井氏は記者団に「明治期に幕府の権力の象徴の跡に入られたことが、その後の歴史で政治利用みたいな形になってしまった」と指摘。陛下は返答は避けつつ「京都は好きです」と応じたことを明かした。

545とはずがたり:2009/12/30(水) 20:46:47
首相改憲発言に社民反発「連立離脱追い込む気か」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091227-OYT1T00275.htm?from=yoltop

 鳩山首相が26日、憲法改正論議に前向きな考えを示したことに対し、護憲を掲げる社民党は同日、強く反発した。

 首相はこの日、沖縄の米軍普天間飛行場の移設問題をめぐっても、同党が主張する「グアム移設」案を否定したため、党内からは「連立離脱に追い込もうとしているのではないか」(幹部)と警戒する声も上がった。

 社民党幹部は26日夜、憲法改正に関する首相の発言について、「真意を確かめなければ軽々しく発言できないが、支持者から連立離脱論が出るのは避けられない。社民党にとって、憲法がそれほど重い問題だということを首相は分かっているのか」と不快感を示した。

 民主党幹部は、首相が「9条の話ではなく、地域主権(を明記する)という意味だ」と説明したことを取り上げ、「社民党が反対するテーマに触れるわけではない」と釈明した。だが、社民党幹部は「地域主権などの明記に異論はないが、やがては集団的自衛権や9条改正論議に行き着く」と警戒感をあらわにした。

 実際、社民党は、国民投票法成立に伴って設置された憲法審査会の活動凍結を主張。9月の3党政策合意には、「唯一の被爆国として、日本国憲法の『平和主義』をはじめ、『国民主権』『基本的人権の尊重』の3原則の順守を確認するとともに、憲法の保障する諸権利の実現を第一とし、国民の生活再建に全力を挙げる」と記され、憲法原理の尊重が盛り込まれた。

 普天間移設問題についても、反発が広がった。普天間飛行場を選挙区内に抱える社民党の照屋寛徳衆院議員(沖縄2区)は「移設先は3党で決める、と15日に約束したばかりではないか。社民党の主張をすぐに否定するとはどういうことなのか」と批判した。社民党は年明けに議員団によるグアム現地視察を計画中だ。

 首相は普天間問題の結論先送りを決める際、連立政権への配慮を掲げただけに、「連立重視かそうでないのか、首相の発言はちぐはぐだ。社民党が連立離脱せざるを得ない状況を作ろうとしているのではないか」との不信感も出ている。

 与党3党は28日に幹事長会談を開く予定で、社民党は民主党の小沢幹事長に、見解をただす考えだ。
(2009年12月27日12時04分 読売新聞)

546とはずがたり:2010/03/05(金) 19:29:12

愛子さま:強い不安感などで学校休む 同学年に乱暴な子
http://mainichi.jp/select/today/news/m20100306k0000m040018000c.html

 宮内庁の野村一成・東宮大夫は5日、皇太子ご夫妻の長女愛子さま(8)が1日から学習院初等科を休んでいると発表した。愛子さまは現在2年生。野村東宮大夫によると、同学年に乱暴な男児が複数おり、愛子さまは強い不安感と腹痛などを訴えているという。

 愛子さまは1日は学校を休み、2日は通学したが早退し、その後休んでいる。

愛子さま、登校できずと宮内庁が発表
http://www.asahi.com/national/update/0305/TKY201003050335.html
2010年3月5日16時15分

 皇太子ご夫妻の長女愛子さま(8)が登校時に腹痛や強い不安感を訴え、今週ほとんど学習院初等科に登校できなかったことが、5日わかった。皇太子ご一家のお世話役である宮内庁の野村一成東宮大夫が同日の定例会見で明らかにした。

 学習院側で調べたところ、同じ学年の男の子たちが乱暴な行為を繰り返していたためとみられる。愛子さまを含む複数の児童が被害にあっていたという。

 愛子さまは学習院初等科の2年生。野村大夫によると、愛子さまは先週、風邪のため発熱するなどして学校を休んだが、回復した今週月曜日の1日になっても、腹痛や不安感を訴えて登校できなかったという。両親に促されて2日に登校したものの、早退し、3日から5日まで休んでいる。

 愛子さまは登校への意欲はあるが、登校に際して強い不安感をもっていることから、学習院側に問い合わせたところ、同じ学年で違うクラスの複数の男子児童が乱暴な行為をしているため、とわかったという。

 大夫は「乱暴な行為」が具体的にどんな内容かについては触れなかった。愛子さまにけがなどはないという。

 野村大夫は、こうしたことが学習院で起きたことについて「慎重に言葉を選ばなくてはならないが、悲しいことだ」と話している。

547とはずがたり:2010/03/05(金) 21:16:26
>東園基政常務理事
東園家の現当主か!?萌え萌え〜♪

愛子さま、登校できず 乱暴な振る舞いに不安と東宮大夫
http://www.kahoku.co.jp/news/2010/03/2010030501000568.htm

愛子さまが登校できない状態になったことについて、記者会見する学習院の東園基政常務理事=5日午後、東京都豊島区

 宮内庁の野村一成東宮大夫は5日の定例記者会見で、皇太子家の長女愛子さま(8)=学習院初等科2年=について「学校で同学年の複数の男児から乱暴な振る舞いを受け、強い不安感や腹痛を訴えている」と述べた。週明けの1日からほとんど登校できない状態になっているという。
 一方、学習院側は「愛子さまを直接対象にした暴力行為はなかった」としている。
 愛子さまの欠席理由を、東宮職のトップが学校内のトラブルを挙げて言及するのは異例。野村大夫は「愛子さまのご様子に関することなので、学校側の了解を得た上で発表した」としている。
 野村大夫によると、愛子さまは2月下旬は微熱などで欠席。今月2日は登校したものの早退し、その後は登校していない。学校側に調査を依頼したところ、同学年の複数の男児が、愛子さまを含む複数の児童に乱暴な振る舞いをしていたことが分かったとして、対応策を要請した。愛子さまが登校するめどは立っていないという。
 学習院側も急きょ記者会見。東園基政常務理事は「2日に下校する際、教室から飛び出してきた男児と擦れ違い、怖い思いをした。過去に男児数人が物を投げるなどの乱暴な行為をしたことを思い出して不安に感じたのではないか」と述べた。

2010年03月05日金曜日

548建設的与党らいおんはーと ◆S3/.7DxKSg:2010/03/07(日) 00:32:35
日本社会での絶対的正義・権威とされる存在の情報(真偽のほどもはっきりしない、検証しようがない)によりマスゴミが騒ぐ構図
このネタは一連の汚沢叩きと同じ臭いがする
しかも今回は叩かれるであろう存在は、一般国民の小学2年生
日本は恐ろしい社会だ

549とはずがたり:2010/03/07(日) 01:02:39
おお,俺も騒いだ男の子絶対擁護派,悪いのは愛子(仮に発達障碍とかあるなら悪くはないのだけど。。)と思ってます。

550ももだぬき:2010/03/07(日) 02:12:00
愛子さま不登校はつらいね…。精神疾患で休養がちだった雅子さま含めて、現代社会の病状を表しているかも。

551名無しさん:2010/03/07(日) 03:22:15
こんな事で会見する宮内庁は心底腐ってると思うが、愛子が悪いとか決め付けるのはその宮内省と同列の行為じゃないかと。
どっちにせよガキなんだから、なにか問題があるとしたら大人の側でしょ。

552名無しさん:2010/03/07(日) 10:30:13
2010/03/06
「検察の真相」〜田原総一朗・高野孟
以下は「田原総一朗のタブにーに挑戦」へのリンク。
高野孟と郵便不正事件について語っています。

・検察の真相

553とはずがたり:2010/03/07(日) 12:56:25
>>551
俺としてはここは男の子を護るべく宮内庁レベルに降りていって対峙してあげる覚悟です♪

554小説吉田学校読者:2010/03/08(月) 07:22:36
>>548-551
授業中騒ぐ男の子も男の子だが、その程度のことで学校行くのぐずる愛子様も愛子様でどっちも悪いと思います。
そして、騒ぐ男の子を注意しない学習院、学校行けと強く言わない皇太子夫妻も悪いですね。大人だろ、君ら。
とはいえ。この程度のこと、よくあることというか、子供の諍いが公論に付すべきことなんだろうか。東宮大夫が記者発表してよかったのだろうか。
そして、らいおんちゃん指摘のとおり、たぶん、騒いでいた男の子の方に非難が向かうことが予期されるわけなのですが、宮内庁がその非難を後押しすることにならないか。一官庁がそんなことしていいのか。
ということで、一番悪いのは、危機管理も何もない宮内庁と考えます。
さらに言えば、これは別の機会に書こうと思いますが、雅子妃の療養が最悪の経過をたどっているのではないか。それもそもそもは「適応障害」発表がすべての発端ではないだろうか。
やっぱり宮内庁はダメダメで、解体的出直しくらいに相当すると思う。

555とはずがたり:2010/03/08(月) 18:54:50

取り敢えず今日は行けたご様子だけど,一齣だけ。下衆の勘ぐりを承知で云えば,前から良く風邪を引いて休んでた印象があるが,前から不登校的様相を示していたのではないか。
日本の宮廷貴族マニアとしては伝統有る学習院にケチ等付いて欲しくないが心配である。

愛子さま6日ぶりに登校 学習院初等科のクラスに
共同通信2010年3月8日(月)14:34
http://news.goo.ne.jp/article/kyodo/nation/CO2010030801000356.html

 今月に入ってほとんど学校に行けない状態になっていた皇太子家の長女愛子さま(8)が8日、学習院初等科2年のクラスに6日ぶりに登校した。愛子さまは2日に登校して以来、欠席が続いていた。宮内庁によると皇太子妃雅子さまに伴われ、午前中の4時限目だけ出席。宮内庁の野村一成東宮大夫は5日、「学校で同学年の複数の男児から乱暴な振る舞いを受け、強い不安感や腹痛を訴えている」と説明した。

愛子さま、4時限目だけ登校=雅子さまも同伴
時事通信2010年3月8日(月)15:03
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-100308X583.html

 学校生活への不安から学校を休んでいた皇太子ご夫妻の長女で、学習院初等科2年の愛子さま(8)は8日、4時限目の国語の授業だけ登校し早退された。宮内庁によると、雅子さまが同伴され、授業を見学後、お二人で東宮御所に戻った。

 一方、宮内庁の風岡典之次長は同日の定例会見で、愛子さまが通学できない状態になっていることを5日発表した野村一成東宮大夫から「天皇、皇后両陛下も案じておられるでしょう。自分から両陛下に報告したい」との申し出があり、日程調整を進めていることを明らかにした。

愛子さま欠席、異例の公表=説明に食い違いも−「乱暴」で宮内庁と学習院
時事通信2010年3月5日(金)21:03
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-100305X288.html

 皇太子ご夫妻の長女愛子さま(8)が今週、学習院初等科をほとんど休んでいることが分かった。皇族が他の児童の「乱暴」を理由に学校を欠席することも、宮内庁がそれを公表することも異例だ。最近は皇族が学習院以外を選ぶ例も増えているが、長年、皇室とかかわってきた学習院で何があったのか。「乱暴」の内容について、宮内庁の野村一成東宮大夫と学習院側の説明は一致していない。野村大夫は、同学年に乱暴なことをする複数の児童がおり、愛子さまや他の子供たちに乱暴をしていると発言した。一方、学習院の東園基政常務理事は「小学生ですので、たわいのないこと」と前置きした上で、昨年にあった数人の男子児童の行為として、かばんを投げる▽廊下をすごい勢いで走る▽大声を出す▽授業中に教室で縄跳びの縄を振り回す−を挙げた。担任の教員に補助をつけ「迷惑行為」が起きないよう監視し、昨年11月には沈静化したとした。

 風邪気味だった愛子さまは2日、4時限目の国語だけ出席し、給食前に下校した。当初の予定通りだったが、帰宅する際、廊下で走ってきた子にぶつかりそうになったという。

 同常務理事は、愛子さまが登校しないことについて「お風邪で体調が悪かったことや、3年になる際のクラス替えとかを心配されていた可能性はあるが、(ほかの子にぶつかりそうになり)学校が怖い所だと思い出されたのが一番の理由だと思う」と述べた。

556建設的与党らいおんはーと ◆S3/.7DxKSg:2010/03/08(月) 22:58:43
何が言いたいのか全くわからない皇室報道ワイドショウの気持ち悪さ

557名無しさん:2010/05/03(月) 00:20:56
http://mainichi.jp/select/today/news/20100503k0000m010068000c.html?link_id=RTH02
日本国憲法:「改憲に期待」50%…毎日新聞全国世論調査
2010年5月2日 21時25分 更新:5月3日 0時0分

 日本国憲法は3日、施行63年を迎えた。5月18日には憲法改正手続きを定めた国民投票法が完全施行される予定で、これまで一度も改正されなかった現憲法にとって、初めて改憲の法的仕組みが整う。毎日新聞が4月17、18日実施した全国世論調査では、同法施行によって憲法改正の動きが進むことに「期待する」との回答が50%、「期待しない」が48%と拮抗(きっこう)。憲法改正には与野党の幅広い協調が必要だが、今夏の参院選へ向け政争が激化しており、憲法論議は盛り上がっていない。

 国民投票法が成立したのは07年5月。「改憲」を掲げた安倍晋三首相(当時)のもと、自民、公明両党が採決を強行した結果、皮肉にも法成立を境に与野党間の憲法論議はストップした。準備期間として設けられた施行までの3年間だったが、一部施行(07年8月)で設置された衆参両院の憲法審査会は開かれることなく、同法に盛り込まれた選挙権年齢の18歳以上への引き下げは実現していない。

 政権交代が行われて以降、初めて迎えた憲法記念日でもある。鳩山政権は核持ち込みなどの日米密約を公表するなど「知る権利」をめぐる新たな取り組みが注目されている。ただ、「政治主導」の政策決定の場となった政務三役会議の議事録がまともに作成されていなかったり、審議会や有識者会議の公開も自公政権より進んだとは言い難い。内閣支持率の低落に苦しむ民主党だが、情報公開の面でも政権交代の真価が問われている。【大貫智子】

558名無しさん:2010/05/03(月) 01:21:30
憲法記念日 改正論議を危機打開の一助に(5月3日付・読売社説)
http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20100503-OYT1T00009.htm
八方ふさがりの日本。いま、憲法改正論議の暇(いとま)はない、と言う人は少なくないかもしれない。

 だが、こうした時だからこそ、国の統治の基本を定めた憲法の問題に立ち返ってみることが必要ではないか。

 政治や経済の危機的な状況を打開する一助になるはずだ。

 きょうは憲法記念日。改憲を改めて考える一日にしたい。

 ◆憲法審査会を動かせ◆

 今月18日、憲法改正手続きを定めた国民投票法が、同法成立後3年を経てようやく施行される。これからは、いつでも憲法改正原案の国会提出が可能になる。

 だが、原案などを審査する場になる、国会の憲法審査会が動いていない。

 衆院は審査会を運営するための審査会規程を定めただけだ。参院に至っては規程すらない。民主党の西岡武夫参院議院運営委員長が「違法状態」と言っている。

 最大の責任は、政略的思惑から改憲論議を棚上げしている民主党にある。さらに改憲を党是としながら、推進力を欠く自民党の責任も否めない。

 憲法に改正条項があるのに、手続き法を作ってこなかった国会の“不作為”は解消されたが、審査会始動をサボタージュしていては、不作為の継続に等しい。

 ◆気がかりな憲法解釈◆

 政権が交代した昨年来、気になるのが、与党・民主党による独自の憲法解釈だ。

 小沢幹事長らは、永住外国人への地方参政権付与について積極姿勢をみせている。

 鳩山首相も、国会で「憲法に抵触する話ではない」と答弁した。だが、これは1995年の最高裁判決での、判決の結論とは関係のない傍論を根拠としていた。

 憲法の国民主権に照らせば、憲法15条の公務員を選定・罷免する権利の保障は、日本国籍を持つ「日本国民」を対象とし、外国人には及ばない。この判決の本論こそ尊重すべき考え方である。

 民主党は「地域主権国家」を目指すとしている。

 憲法で明記した「主権」の意味の一つは、国家の統治権だ。「地域主権」という表現は、国の統治権を地方に移譲し、連邦制に移行するかのような誤解を与える。不適切な用い方だ。

 菅副総理は国会で、「憲法には三権分立という言葉はない。国会は内閣を生み出す親。国会と内閣は独立した関係ではありえない」という趣旨を述べている。

 しかし、憲法は各章に「国会」「内閣」「司法」を設けており、権力分立原則に立っていることは明らかだろう。

 天皇と外国要人との会見は、憲法7条の「天皇の国事行為」ではなく、「公的行為」である。

 小沢幹事長は、天皇陛下と中国要人との「特例会見」問題で、そこを取り違えたうえ、天皇陛下も会うと「必ずおっしゃる」と陛下の判断に言及するなど、「天皇の政治利用」批判を招いた。

 鳩山首相は、米軍普天間飛行場移設問題の処理を誤り、立ち往生している。混乱は「対等な日米関係」を唱えながら政権として確固たる安全保障政策をもたないため、という指摘は多い。

 ◆国の基本に立ち返ろう◆

 「対等」を掲げるなら、まず、集団的自衛権行使という憲法上の問題に正面から向き合わなければならない。

 今年度予算は、国債発行額が税収を大きく上回っている。財政状況は悪化の一途だ。ところが、首相は、衆院議員の任期中、「消費税率は引き上げない」との発言を繰り返している。

 しかし、これでは財政の立て直しは不可能だ。財政規律の維持をうたう条項を憲法にどう盛り込むかが、切実さを増すゆえんだ。

 衆参ねじれ国会の下で問われた参院の強すぎる権限の見直しも、さっぱり議論されなくなった。喉元(のどもと)過ぎれば熱さを忘れる、ということでは困る。

 昨年衆院選の小選挙区での「1票の格差」をめぐる訴訟では、全国各地の高裁で、「合憲」判断を上回る「違憲」「違憲状態」の判決が相次いでいる。国会も安閑としてはいられない。

 政治の現場で、「国のかたち」や中長期にわたる政策課題をめぐる議論が衰えている。そうした議論を盛んにしていくためにも、いま一度、憲法改正論議を活性化させていく必要がある。

(2010年5月3日01時11分 読売新聞)

559名無しさん:2010/05/03(月) 03:21:43
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100502-OYT1T00726.htm
憲法改正原案、自民提出へ…発議要件緩和
 自民党は、今月18日の国民投票法施行後、今国会の会期中に憲法改正原案を提出する方針を固めた。


 原案は、憲法96条が定める憲法改正の発議要件の緩和を軸に検討している。衆参両院の憲法審査会が機能していないため、改正原案が審査される見通しはないが、参院選に向け、憲法改正問題に積極的な姿勢を示す狙いがある。憲法96条は、国会が憲法改正を国民に発議する際の要件を「各議院の総議員の3分の2以上の賛成」と定めている。自民党は憲法改正を容易にするため、これを「過半数の賛成」とする方向で調整している。

 国民投票法は憲法改正の手続きを定めた法律で、2007年に制定された。同法制定に伴う国会法改正で改正原案は国民投票法施行後、衆院で100人以上、参院で50人以上の賛成で国会に提出できるようになる。自民党は衆参両院で必要議員数を単独で確保しており、提出時期などは国会の審議状況を見ながら検討する。

(2010年5月3日03時08分 読売新聞)

560とはずがたり:2010/06/29(火) 21:19:03

畏れ多くも皇太子夫妻のコメントに共同通信は配慮の言葉無いと批判してるのか!?讒謗律と新聞紙条例が出来て取り締まれられちまうどw

児童らへの配慮の言葉はなし 皇太子夫妻がコメント
http://www.47news.jp/CN/201003/CN2010031901000587.html

 皇太子家の長女愛子さま(8)=学習院初等科2年=の学校欠席が続いていた問題で、宮内庁の野村一成東宮大夫は、19日の定例記者会見で「愛子の欠席で国民の皆さまにご心配をかけ、わたしたちも心を痛めております」などとする皇太子ご夫妻のコメントを発表した。

 しかし同学年の児童らへの配慮を示す直接の言葉はなかった。

 コメントの中でご夫妻は「学校で既にいろいろな対策を考えていただいており、今後ともよく相談しながら良い解決を見いだしていかれれば」とする一方、「天皇、皇后両陛下をはじめ、皆さまからご配慮をいただいていることを、心からありがたく思っております」とした。

 この問題をめぐっては、両陛下は経緯の説明に訪れた野村大夫に、愛子さまや学校、乱暴な振る舞いをしたとされる数人の児童が絡んでいることを指摘し「いずれかが犠牲になる形で解決が図られることのないよう、十分に配慮することが必要」などと話したという。
2010/03/19 17:10 【共同通信】

561小説吉田学校読者:2010/08/19(木) 21:44:15
「文民とは軍人ではない者を指す。ところで、日本国憲法は第9条で戦力を放棄している。よって、現在我が国には、戦力を構成する軍人という職種はない。ゆえに自衛官は軍人ではないので文民である。したがって、現職の自衛官が国務大臣に任じられても憲法上の問題はない」という解釈も可能なので、そこらへん政府統一見解を出したほうがいいんじゃないのと常々思っております。

「防衛大臣は自衛官ではないんですね」と首相
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100819-OYT1T00997.htm

 菅首相は19日、首相官邸で自衛隊の折木良一統合幕僚長と陸海空3自衛隊の各幕僚長と会談した。
 昨年の政権交代後、首相が自衛隊の「制服組」トップと会談するのは初めて。
 首相は折木氏らから、最近の日本の国際貢献活動や日本周辺の安全保障環境などについて説明を受けた。折木氏は会談後、記者団に「(首相は)我々の最高指揮官なので、意見交換が出来たことは非常に意義があり、大変ありがたい」と述べた。
 会談は、今月2日の衆院予算委員会で自民党の石破政調会長から、「首相就任後、自衛隊の最高指揮官として制服組から話を聞いたか」と追及された首相が、「できるだけ早い段階で(機会を)設けたい」と答弁したことがきっかけとなって実現した。首相としては、安全保障問題を重視する姿勢をアピールする狙いもあるとみられる。
 ただ、首相はこの日、会談に同席した北沢防衛相に、「昨日予習したら大臣は自衛官ではないんですね」などと発言。防衛省関係者は、「首相は防衛相が文民である意味を理解していなかったのではないか」と首をかしげた。

562小説吉田学校読者:2010/10/26(火) 19:02:43
どのスレが適当だか・・・じわ〜っと民主党色がなさそうでありそうな感じがします。
一番驚いたのは、NHKの昼のニュースで「世界のホームラン王、王貞治さん」と紹介したこと。普通は「元福岡ソフトバンクホークス監督でホームランの世界記録を達成した」とか付きそうなものでしたが(まあ、すこし経ってからはしたけどね)、世界の王には解説不要ということだ。その言やよし。

文化勲章:安藤忠雄氏ら7人 文化功労者には17人
http://mainichi.jp/enta/photo/news/20101026k0000e040044000c.html

 政府は26日、10年度の文化勲章受章者7人と文化功労者17人を決定した。文化勲章は▽原子核物理学・学術振興の有馬朗人氏(80)▽建築の安藤忠雄氏(69)▽有機合成化学の鈴木章氏(80)▽演劇の蜷川幸雄氏(75)▽有機合成化学の根岸英一氏(75)▽服飾デザインの三宅一生氏(72)▽日本中世史の脇田晴子氏(76)−−に贈られる。文化功労者はスポーツの王貞治氏(70)ら17人に決まった。ノーベル化学賞に決まった鈴木氏と根岸氏は文化功労者にも選ばれた。
 安藤氏は現代建築の分野で実績を上げるとともに、歴史的建造物の再生にも手腕を発揮。国内外で大規模な改修に携わった功績が認められた。蜷川氏はシェークスピア全作品上演や「ハムレット」の英国公演など、多年にわたる国内外での活動が評価された。
 王氏は現役時代、長嶋茂雄氏(74)と組んで読売ジャイアンツの3、4番を務め、「O・N砲」と呼ばれるなど国民的ヒーローとして人気を集めた。プロ野球界からの文化功労者は、いずれもジャイアンツの選手・監督だった川上哲治氏(90)、長嶋氏に続き3人目。NHK朝の連続ドラマのモデルになった漫画の水木しげる氏(88)=本名・武良茂=も文化功労者に選ばれた。
 そのほかの文化功労者は▽指揮の大野和士氏(50)▽映画の吉永小百合氏(65)=本名・岡田小百合▽歌舞伎の市川猿之助氏(70)=本名・喜熨斗政彦▽X線天文学・学術振興の田中靖郎氏(79)▽環境リスク管理学の中西準子氏(72)▽日本近世文学の中野三敏氏(74)▽詩の中村稔氏(83)▽光化学・電気化学の藤嶋昭氏(68)▽書の古谷蒼韻氏(86)=本名・古谷繁▽写真の細江英公氏(77)=本名・細江敏廣▽刑事法学の松尾浩也氏(82)▽生化学の松尾寿之氏(82)▽幹細胞生物学の山中伸弥氏(48)。文化勲章授与式は11月3日に皇居で、文化功労者顕彰式は同4日に東京都内のホテルで行われる。

563小説吉田学校読者:2010/11/03(水) 09:16:32
別に創価学会を擁護するわけじゃありませんが、この叙勲をめぐっては、「××を通じて、×××××の話を匿名で漏らして、牽制した」だの「×××との交遊の話を(以下略、伏字は『暴力団』ではないよ)」だの、一部伏せ字にせざるをえないような、いろいろな話が取り沙汰されております。
何はともあれ、官房長官の公設秘書に矢野氏の子息が就いているんですか。
公明党は創価学会を支持母体の1つにしているだけであり、創価学会の周辺団体というわけではない、決してない、そういう当然のことを前提として書くのもちゃんちゃらおかしいことで、私もどうかしているのでありますけれども、国会で公明党から「お手盛り叙勲」と追及されるのは確実でありましょう。

矢野絢也氏に叙勲 民主・公明間、冷え込む可能性も
http://www.asahi.com/politics/update/1102/TKY201011020539.html

 元公明党委員長の矢野絢也氏が3日付で旭日大綬章を受章したことが、政界で波紋を呼んでいる。矢野氏は、長男が仙谷由人官房長官の公設秘書を務めるなど仙谷氏と親交がある一方、公明党の支持母体・創価学会との間で訴訟を抱え、確執がある。受章が民主党政権と公明党との関係を冷え込ませる可能性も取りざたされている。
 政府は「多年にわたり国会議員として議案審議の重責を果たした」として叙勲を決めた。内閣府賞勲局は「国会議員歴や国会の委員長経験など総合的に評価する。矢野さんの場合は公党の委員長もしている」と説明している。
 ただ、政府関係者によると矢野氏の受章には、訴訟を係争中などの理由で事務当局内に慎重論もあった。民主党が補正予算成立に向けて公明党へ秋波を送る中、受章が水を差しかねないとの見方もあった。最終的には首相官邸が政権運営の問題と切り離し、予定通り進めるよう指示したという。
 矢野氏は1967年に公明党から初当選。86〜89年に党委員長を務めて「政界仕掛け人」と言われた。だが、引退後は著書の内容などをめぐって公明党や創価学会との関係が悪化。民主党代表代行だった菅直人首相らの呼びかけに応じて、国会内で訴訟の経緯を説明したこともある。
 公明党の国会議員の多くは「過去の人」「一定の条件で自動的に受章する仕組み」と言葉少なで、民主党との関係についても「受章によって対立が深まることはない」と口をそろえる。
 ただ、党幹部の一人は「引退後は正反対のところへ行ってしまった人。支えてきた学会員としては、おもしろくない」。学会幹部は「会いたくない人に突然会わされたような苦痛がある」と話す。

564小説吉田学校読者:2010/11/30(火) 05:22:28
ポルノが性犯罪へ与える影響というのが確かにあるのは認めます。が、不確かで曖昧な「安心」を求めて、民主政治の基本中の基本である「表現の自由」を威嚇するが如き条例を作るのは本末転倒ではないか。
子供の安全を求めるのも親なら、年端もいかぬ娘に裸同然の水着を着させてDVDに出演させるのも親、高校生のラブコメの過激な描写に眉をひそめるのも親なら、週刊誌の「妄撮」とかの非現実的なエログラビアを大事がるのも親である。
余談ながら、この都条例問題で「捜査権の濫用につながる」との理由で反対する向きもありますが、それは違うだろ。この現代で刑法の公然わいせつ罪が濫用されてますか。反対するなら「表現の自由」への威嚇のおそれを理由に正々堂々と反対すべきだ。

「漫画に元気なくなる」都条例改正に漫画家反対
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20101129-OYT1T00945.htm

 子どものキャラクターによる露骨な性行為を描いた漫画やアニメの販売・レンタルを規制する東京都青少年健全育成条例の改正案について、漫画家のちばてつやさんや秋本治さんらが29日、東京都庁で記者会見し、改正案への反対を表明した。
 漫画家による会見は、最初に改正案が提出された今年3月以来2度目。ちばさんは、「取り締まりによって萎縮してしまい、漫画に元気がなくなる」などと述べた。また、漫画家らの団体の事務局長を務める星晶広弁護士は「不健全図書に指定され、コンビニ販売ができなくなると経済的にも重大な結果が生じる」などと説明した。
 同条例の改正案は今年6月、「規制対象があいまい」とする民主党などの反対を受けて否決された。都は30日開会の都議会に、規制対象をより細かく記載した改正案を提出する。

566小説吉田学校読者:2010/12/11(土) 08:49:41
断固として出版社の姿勢を私は支持します。

講談社・小学館・集英社もボイコット 都のアニメフェア
http://www.asahi.com/showbiz/manga/TKY201012100538.html

 講談社、小学館、集英社など漫画を出版する主要10社の任意団体「コミック10社会」は10日、来年3月開催予定の「東京国際アニメフェア」への協力と参加を「断固拒否する」とする声明を発表した。過激な性描写を含む漫画などの販売を規制する東京都青少年健全育成条例改正案に反対するためで、すでに10社会メンバーの角川書店は出展取りやめを表明していた。
 アニメフェアの実行委員長である石原慎太郎都知事が「漫画家に対する不誠実で無理解な発言」を繰り返したと指摘し、改正案について漫画家らと話し合いを一度ももたない都の姿勢を批判した。その上で「このような状況において、イベントに賛同し、行動をともにすることは到底できるものではありません」などと表明した。

567小説吉田学校読者:2010/12/23(木) 07:41:20
本日は天皇誕生日です。陛下は会見でさかなクンの労をねぎらいました。

天皇陛下、77歳の誕生日を迎えられる
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4607786.html

 天皇陛下は23日、77歳の誕生日を迎えられました。
 陛下は誕生日に先立つ記者会見で、今年、体調を崩したことについて述べられました。
 「多くの人々が私の健康を気遣ってくれていることに深く感謝しています」
 また、陛下は耳がやや遠くなったことを明らかにされたほか、印象に残った出来事の1つに絶滅種「クニマス」の発見を挙げられました。
 「日本の淡水魚が1種増えました。京都大学・中坊教授の業績に深く敬意を表するとともにこの度のクニマス発見に東京海洋大学客員准教授・さかなクンはじめ多くの人々が関わり協力したことをうれしく思います」
 皇居では23日、お祝いの一般参賀などが行われる予定です。

568小説吉田学校読者:2010/12/24(金) 18:44:09
>>567
陛下が喜ばれるのを目指して研究しているわけではないけど、陛下が喜ばれると、やっぱりうれしいよね〜。市民学者の誉れでしょう。

「クニマス」発見 秋田・仙北市の担当者がクニマス視察のため山梨県の西湖へ
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00190227.html

 天皇陛下が名前を挙げ功績をたたえられた、「クニマス」発見の功労者・さかなクンが、喜びの記者会見に臨んだ。また、クニマスのふるさと、秋田・田沢湖でも、フィーバーはさらに過熱していた。
 お魚タレントで東京海洋大学客員准教授のさかなクンは、70年前に絶滅したと思われていたクニマスが、山梨県の西湖で生き延びていたことに気づいた功労者。
 さかなクンは、「箱を開けてみると、オオーッ! イタァー!! 黒いマスが入ってました。ギョギョー!っとうれしいです。最高の気分です」と、クニマスとの出会いを興奮気味に語った。
 きっかけは、さかなクンの師匠であるという、京都大学の中坊徹次教授から「クニマスの絵を描いてほしい」と頼まれたことだった。
 その依頼を受け、標本では失われていた色合いやうろこの輝きを参考にするため、クニマスに種が近いヒメマスを西湖から取り寄せた。
 さかなクンは、「『オオ〜ッ? ヒメマスってこんなに黒いかな?』とびっくりしました。中坊先生も『こんなマスは見たことがない』と」と話した。
 ヒメマスに混じった色の黒いマス。
 これが70年前に絶滅したとされていたクニマスと対面した瞬間だった。
 さかなクンは、「奇跡の魚でギョざいますね」と話した。
 さかなクンには、さらにうれしい出来事があった。
 「このたびのクニマス発見に、東京海洋大学客員准教授のさかなクン始め、多くの人々がかかわり、協力したことをうれしく思います」と、天皇陛下がさかなクンの名前を挙げて、発見をたたえられた。
 さかなクンは、「(さかなクンさんは...?)さかなクンで結構です」、「本当に感慨無量です。大変うれしい気持ちでいっぱいです」と話した。
 そして、このうれしいニュースは、クニマスのふるさと、秋田・田沢湖にも届いた。
 24日はクリスマスイブということで、観光協会の窓には「Merry クニマス」と書かれていた。
 地元のホテルの人は、「鳥肌が立つくらいうれしかった。『世紀の大発見・クニマス』ということで、町内全員にチラシを配った。何とか地域でも盛り上げていきたい」と話した。
 さらに、田沢湖がある仙北市の担当者が、25日からクニマスを視察するため、山梨県の西湖へ向かう。
 さかなクン本人と面会する予定もあるという。
 門脇光浩仙北市長は、「いよいよこれから、田沢湖再生が始まるのかなと。今まで生かしてくれていたことに、本当に心から感謝したいし。これは『国の宝』だと思う」と述べた。
 雪の田沢湖を熱くする「クニマスブーム」は、さらに続くとみられる。

569名無しさん:2010/12/25(土) 17:02:47
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1061910652/564


570とはずがたり:2011/11/14(月) 13:29:29
もうお年でいらっしゃるし大丈夫かねぇ?

天皇陛下:発熱・せきおさまらず入院を継続…宮内庁発表
http://mainichi.jp/select/wadai/koushitsu/news/20111114k0000e040048000c.html

 宮内庁は14日、気管支炎などのために東京大病院に入院している天皇陛下について、発熱やせきの症状が続いているため、「しばらく入院を続ける」と発表した。同庁は、国賓として来日するブータン国王夫妻の一連の歓迎行事に関し、陛下の代わりに皇太子さまが務める方向で調整を始めた。

 同庁などによると、陛下は週末に発熱があり、14日朝も下がっていないという。16日午前にはブータン国王夫妻を迎えて皇居・東庭で歓迎行事があり、続いて宮殿内で会見、同日夜は宮中晩さん会が催される。【真鍋光之】

毎日新聞 2011年11月14日 12時44分

571とはずがたり:2012/05/08(火) 10:52:44
>室町時代中期以降、崩御した天皇は火葬されることが続いたが、承応3(1654)年の第110代・後光明天皇以降は土葬されている。皇族については火葬されている。

両陛下が「火葬」の意向示される 宮内庁「合葬」も含め検討へ
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/koushitsu/558765/
2012/04/26 19:39

 宮内庁の羽毛田信吾長官は26日の定例会見で、江戸時代初期から土葬で行われてきた天皇、皇后の埋葬方法を、「天皇、皇后両陛下のご意向を踏まえ、火葬に変更する方向で検討する」と発表した。両陛下をご一緒に埋葬する合葬についても、「視野に入れて検討する」としている。

 葬送のあり方について陛下のお考えが明らかになるのは異例。実現すれば、約350年ぶりに天皇、皇后の埋葬方法が変更されることになる。

 説明によると、両陛下はかねて、東京都八王子市の武蔵陵墓地にある昭和天皇陵と香淳皇后陵が平行に隣接していないのを見て、「用地に余裕がなくなっているのではないか」とする感想を述べられていた。

 こうした用地面の懸念と、火葬が社会で一般化していることを合わせて考え、自らの葬送は「火葬が望ましい」とおっしゃっているという。全体的な葬送の営み方についても、「極力、国民生活への影響の少ないものとするように」との意向を示されている。皇太子さま、秋篠宮さまも説明を受けておられるという。

 羽毛田長官は、今回の件は、長年にわたって両陛下が側近らに意見を示されていたことだと説明。「遅きに失したという思いもある」とし、今後1年程度かけて宮内庁で具体的な検討を進めるとした。

 火葬場所については、新たな施設を作る選択肢を挙げた上で、「ふさわしい場を慎重に考えなければならない」と述べた。

 宮内庁によると、室町時代中期以降、崩御した天皇は火葬されることが続いたが、承応3(1654)年の第110代・後光明天皇以降は土葬されている。皇族については火葬されている。

572とはずがたり:2012/06/22(金) 10:48:36

“ヒゲの殿下”と別居8年の妻・信子さま「娘たちとも断絶…」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20120615-00000306-jisin-soci
女性自身 6月15日(金)8時51分配信

「お父さま!」と長女・彬子さま(30)、二女・瑶子さま(28)が呼びかけ続けるなか、三笠宮寛仁さまは息を引き取られたーー。6月6日午後3時35分、享年66。

『ヒゲの殿下』として親しまれた寛仁さまは、’91年の食道がんの手術以来、21年間で16回も、がんに関する手術を受けながらご公務に取り組まれてきた。千代田区・杏雲堂病院の病室で最期を看取ったのは2人のお嬢様のほかに、母・百合子さま(89)、姉・近衛やす子さん(68)。しかし、結婚生活32年目になる妻・信子さま(57)のお姿はなかった。

麻生太郎元首相の妹でもある信子さまは、’09年10月から病院と同じ千代田区にある旧宮内庁長官公邸で、お一人で生活されている。宮内庁関係者はこう話す。

「公式的には”赤坂御用地内にある寛仁親王邸で生活されると、ストレス性ぜんそくの再発のおそれがあるから”と、説明されています。しかし、寛仁さまご自身が、夫婦関係がよくないことを認めていらっしゃいました……。信子さまは’04年夏から、胃潰瘍と更年期障害のご療養ということで、軽井沢の別荘で長期のご静養に入られました。それ以来、ほぼ8年にわたり寛仁さまとは実質的に”別居生活”を送られてきたのです」

7日、寛仁親王邸で、ご遺体を棺に納める『お舟入』、皇族方がご遺体に最後の対面をする『拝訣』という儀式が行われ、彬子さまや瑶子さま、そして皇太子ご夫妻や秋篠宮ご夫妻などが参列された。だが、宮内庁担当記者によれば、病室でのご臨終の際も、その後のお別れの儀式でも”ご夫婦の対面”は一度も実現しなかったという。

また、お二人の別居生活は夫婦の亀裂を広げるだけではなく、信子さまと彬子さま・瑶子さま姉妹の関係にも影を落とすことなった、と三笠宮家に近い人物は話している。

「彬子さまと瑶子さまは、もともと”パパっ子”でした。それが、信子さまが親王邸を出て行かれた後、ますます父娘の絆が強まっていったのです。お嬢さまたちからすれば、”病気のお父さまを置いて、家を出てしまうなんて”というお気持ちもあったようです。信子さまは孤独感を強め、お嬢さまたちとも距離をとるようになってしまいました」

573とはずがたり:2012/06/22(金) 10:49:51

電話一本で就職決定の三笠宮彬子さま「激安給料で市バス通勤」【三笠宮彬子さま】
http://jisin.jp/news/2537/3965/
2012年05月01日 00:00

『女性宮家創設』論議にあたり、未婚の女性皇族8人がいま、クローズアップされている。歴代天皇の子供と孫を”内親王”、それより遠い関係の方を”女王”と呼ぶ。宮家当主の範囲を内親王までにするのか、それとも女王までにするのかは、現在も検討中だ。

”女王”の称号を持つ三笠宮寛仁親王の長女・彬子さま(30)は、今年4月から立命館大学の特別招聘准教授に就任されると同時に、慈照寺(銀閣寺)研修道場の美術研究員として働き始められた。

お仕事は室町時代中期の文化『東山文化』の研究と研修道場の講師。実はこの仕事、彬子さまがご自身で”就職活動”されて決まったものだというのだ。天皇陛下のご学友で三笠宮寛仁さまや信子さまとも長年の交流がある、臨済宗相国寺派管長で金閣寺や銀閣寺などの住職も務める有馬頼底さんはこう語る。

「彬子さまから私のところにお電話があり、『銀閣寺研修道場で働きたいのですが……』と。私は『特別の給料は出せへんで』と申し上げたのですが、『それで結構です』とおっしゃっていただきました」

その生活ぶりは至って質素なものだという彬子さま。銀閣寺には、なんと市バスで通勤されているそうだ。

「信子さまは、お嬢さん方に”贅沢をさせない”と言う教育方針で、『タクシーには絶対乗ってはいけません』と常々おっしゃっていました。また、銀閣寺のスタッフからは『彬子さんのほうから溶け込んでくださるので、(職場は)とてもいい雰囲気です』と聞いていますよ」(有馬さん)

ちなみに、京都の大学関係者によれば「美術研究員で、勤務1年目ということであれば、給与は20万円台の前半ぐらいではないでしょうか」とのこと。オックスフォード大学の博士号をお持ちの彬子さまの経歴からすれば、”激安”な給料といえるのではないだろうか。

574名無しさん:2013/01/25(金) 00:22:23
憲法改正「時期尚早」を削除=政治方針案―連合
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130124-00000190-jij-pol

575名無しさん:2013/01/25(金) 02:21:13
憲法改正「時期尚早」を削除=政治方針案―連合
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130124-00000190-jij-pol

連合は24日、今秋に見直す予定の「政治方針」の素案から、現行の「憲法改正を俎上(そじょう)に載せることは時期尚早」との表現を削除したことを明らかにした。
古賀伸明会長は記者会見で「改正を否定することはしない」と述べた。

577とはずがたり:2013/04/21(日) 18:08:39

96条改正阻止で議連結成へ=護憲派、巻き返し狙う―野党
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-130421X460.html
2013年4月21日(日)14:12

 憲法改正手続きを定めた憲法96条の改正阻止に向け、民主、社民両党など野党の護憲派議員が25日、議員連盟「立憲フォーラム」を結成する。自民党や日本維新の会が96条改正を掲げ、参院選で改憲発議に必要な3分の2の勢力確保を目指していることから、巻き返しを狙う。

578とはずがたり:2013/05/01(水) 11:02:38
高市は気持ち悪いし嫌いだけど皇統の維持に関しては旧宮家の復帰で良いと思う。けど11宮家は大杉やろ。。取り敢えず伏見宮の本家だけでええんちゃうか。

自民党:高市政調会長「特措法で旧宮家の皇籍復帰を」
http://mainichi.jp/select/news/20130427k0000e010159000c.html
毎日新聞 2013年04月27日 12時08分(最終更新 04月27日 12時49分)

 自民党の高市早苗政調会長は27日午前、読売テレビの番組で、女性皇族の結婚で皇族数が減っていくことへの対応として「特別措置法(の制定)で、旧宮家に皇籍に戻っていただく方法もある」と提案した。男系天皇維持のため、戦後の連合国軍総司令部(GHQ)占領下で皇籍離脱した旧11宮家の子孫(男系男子)の皇籍復帰を念頭においた発言だ。

 安倍政権は、民主党政権下で進んだ「女性宮家」創設に向けた議論を白紙に戻す方向で再検証を進めている。高市氏は、皇室典範を改正し、旧宮家から養子を取ることを可能とする方法にも言及。「工夫しながら血統を維持してきた歴史の重みと価値を大切にしたい」と語った。【横田愛】

579名無しさん:2013/05/05(日) 11:51:00
.

580とはずがたり:2013/05/12(日) 16:25:46

軍法会議復活めざす
自民党憲法改正草案の時代遅れ
http://diamond.jp/articles/-/35306
――軍事ジャーナリスト 田岡俊次
たおか・しゅんじ
軍事ジャーナリスト。1941年、京都市生まれ。64年早稲田大学政経学部卒、朝日新聞社入社。68年から防衛庁担当、米ジョージタウン大戦略国際問題研究所主任研究員、同大学講師、編集委員(防衛担当)、ストックホルム国際平和問題研究所客員研究員、AERA副編集長、編集委員、筑波大学客員教授などを歴任。動画サイト「デモクラTV」レギュラーコメンテーター。『Superpowers at Sea』(オクスフォード大・出版局)、『日本を囲む軍事力の構図』(中経出版)、『北朝鮮・中国はどれだけ恐いか』など著書多数。


自民党はもし今年7月の参院選で大勝すれば、憲法改正に進む構えだ。私は自民党が昨年4月に決定した「日本国憲法改正草案」のなかで、軍法会議の設置を想定していることは、草案中の重大な問題点の一つ、と考える。

軍法会議の問題点

?自由民主党はもし今年7月の参院選で大勝すれば、まず憲法96条の改正手続を改定し、現行憲法で、「各議員の総議員の3分の2以上」の賛成で国会が発議するとしているのを「過半数の賛成で」と変え、そののち憲法9条を含む大幅な憲法改正に進む構えだ。いまや憲法改正は相当の現実性を帯びており、その際には自民党の憲法改正推進本部が昨年4月27日に決定した「日本国憲法改正草案」がそのままか、あるいは若干の修正を加えて、憲法になると考えられる。

?メディアではその草案のうち「日本国民は国旗および国歌を尊重しなければならない」(3条の2)とか「国防軍を保持する」(9条の2)など「分かりやすい」条文に焦点を合わせがちだ。

?だが私は9条の2の5に「国防軍に属する軍人その他の公務員がその職務の実施に伴う罪又は国防軍の機密に関する罪を犯した場合の裁判を行うため、法律の定めるところにより、国防軍に審判所を置く。この場合においては、被告人が裁判所へ上訴する権利は、保障されなければならない」として、軍法会議の設置を想定していることは、憲法草案中の重大な問題点の一つ、と考える。「審判所」と名付けても「裁判を行うため」としているから、これが軍法会議であることは疑いの余地がない。

?軍法会議は軍人・軍属の非行、過失、怠慢を裁くため軍隊内で開く裁判で、国によっては、軍に対する民間人の行為を裁く場合もある。戦前の日本でも諸外国でも、被告より階級が上の将校たちが裁判官となり、検事は法曹資格を持つ法務将校、弁護人は一般の将校である場合が多い。軍法会議は軍人を一般の司法制度の外に置く一種の「治安法権」を認めるものであり、

①身内の裁判であるため「仲間かばい」や「組織防衛」(すなわち上部の保身)が露骨に反映され、国民の不信を招く

②兵卒や叩き上げの下士官など下級者には厳格だが、高級将校の責任は不問となる例が多く、規律の乱れの元となる
?
③軍法会議を開けば世間に事実が知れて軍の威信を損なったり、監督責任が問われるような場合、捜査も憲兵隊(自衛隊では警務隊)が行うからもみ消しが横行する
?
④被告の同期生や、思想に同調する将校らが救援活動を行い、集団で軍上層部や軍法会議に圧力をかけたり、法廷で上官である判事に暴言を浴びせるなど下剋上の風潮が生じる
?
?などの弊害が起きがちだ。

米軍法会議も身内かばい

?2001年2月、ハワイのオアフ島沖で漁業練習船「えひめ丸」が急浮上した米原潜グリーンヴィルに衝突されて沈没、9人が死亡した事故では潜水艦側に全責任があるのは明白だったのだが、米海軍は査問会議(予備審問)で艦長ワドル中佐を不起訴とし、その半年後の10月に除隊とする、との行政処分ですませた。

581とはずがたり:2013/05/12(日) 16:26:44

 すぐに退職させなかったのは、米国の会計年度末の9月までワドル中佐が在籍すると、年金受給資格が付く勤続年数に達するためと聞き、その温情裁定にあきれた。これでも一応査問会議を開いたのはまだしもで、1981年4月に米弾道ミサイル原潜ジョージ・ワシントンが鹿児島県甑島列島沖で貨物船「日昇丸」に当て逃げし、同船の乗組員はゴム製いかだで一昼夜漂流、2人が死亡した事件では査問もせず、艦長資格停止だけだった。

 1994年4月、米海兵隊の電波妨害機EA6がイタリア・アルプスでロープウェイの鋼索の下を潜(くぐ)ろうとして接触、切断したためゴンドラが落下し、20人が死亡した際には軍法会議が開かれたが、米軍の航空地図にロープウェイが載っていなかったことを理由に、操縦士は事故自体については無罪となり、その模様を撮影したビデオテープを破棄した証拠隠滅で禁錮6ヵ月となった。地図に出ていなくても、目でロープウェイを見てその下を潜る冒険をし、記念撮影をしていたのだから、「地図になかった」とは、海兵隊将校仲間の判士たちがなんとか罪を軽くしてやりたくて付けた理屈だろう。

 イラク、アフガニスタン戦争では誤爆、誤射で多数の地元民間人が死傷しただけでなく、外国の外交官や記者、米軍軍人にも犠牲者が出たが、軍法会議は開かれず、地元政府は米国等の軍人に対する裁判権を放棄していた。イラクのアブグレイブ刑務所での恒常的な捕虜虐待、拷問事件では看守の2等軍曹以下7人を起訴。最長で10年の禁錮となったが、上官らが「尋問前に軟らかくしておけ」と指示していたため、実行者の下士官、兵は罪の意識を持たず、卑猥、サディスティックな行為の写真まで撮って、仲間に回覧していたから発覚した。だが、そうした指示をした疑いのある少将以下の上官の責任は追及されなかった。

裁判長に草履投げる中尉

 日本の戦前の軍法会議の弊害は米軍の例とは比較にならない。1923年9月の関東大震災の際、無政府主義者として監視対象としていた大杉栄と内妻、六歳の甥の3人を憲兵司令部で絞殺、井戸に捨てた憲兵大尉・甘粕正彦と憲兵曹長・森慶次郎は軍法会議にかけられたが、士官学校の同期生らが、「甘粕母堂後援会」を作って救援活動を行い、在郷軍人会を通じて65万人もの減刑嘆願書を集めた。判決は甘粕大尉に懲役10年、森曹長に同3年という3人殺害に対しては軽い刑で、森は1年、甘粕は3年で出所、のち満州映画協会理事長になった。

 軽い刑でも有罪判決に右翼の青年将校達は不満で、休暇を取り和服で傍聴していた中尉が裁判長の歩兵第1連隊長・岩倉正雄大佐に草履を投げ付ける事件まで起きた。ほかの思想がらみの事件の軍法会議でも、傍聴人や弁護側証人の若手軍人らが、上官である判士や検事役の将校に暴言を吐いたり、テロの犠牲者である陸軍省軍務局長、永田鉄山中将を証言で「毒蛇」と罵るなど、軍規の乱れは顕著となった。

 1928年6月には首相・田中義一陸軍大将が、満州の権益確保に利用しようとしていた満州軍閥の首領・張作霖の列車を、関東軍の高級参謀・河本大作大佐が首謀者となって爆破させ、張を殺す事件が起き、憲兵隊は首謀者も実行犯も突きとめていた。田中首相は昭和天皇に責任者の厳重処罰を秦上したが、陸軍は「天下に非をさらし軍の威信にかかわる」と起訴に反対、河本大佐は退役ですまされ、陛下に食言をとがめられた田中首相は辞任、間もなく死亡した。

勝手に戦争を始めても処罰なし

 軍規の乱れはついに出先の軍人が勝手に戦争を始めるまでに至った。1931年9月に関東軍高級参謀・板垣征四郎大佐、同参謀・石原莞爾中佐ら数人の将校は参謀本部、陸軍省、関東軍司令官に対しても秘密にして計画を立て、鉄道を爆破し、それを口実に部隊を出動させ満州全域を占領した。これに呼応して朝鮮の平壌に駐屯していた第39歩兵旅団と飛行部隊は満州に出動した。日本の一部だった朝鮮から、外国領の満州へ出兵するには天皇の命令が必要だが、この部隊は東京の参謀本部の制止を振り切って越境した。関東軍将校らが天皇の統帥権を公然と無視したのは、河本大佐が軍法会議にかけられなかったのを見て増長したと考えられる。

582とはずがたり:2013/05/12(日) 16:27:34

 この前後、軍人のクーデーター計画が事前に発覚した例は少なくとも3件あったが、憲兵隊が反乱予備罪で検束した将校達は留置所ではなく料亭に収容され、将官たちがなだめて中止させるとか、軍法会議にかけた場合も、犯罪とせず停職と転勤ですませた。1932年5月の5・15事件は計画がついに実行に移されたもので、海軍中尉・三上卓、同古賀清志など海軍将校10人、陸軍士官学校生徒11人と民間右翼が首相官邸などを襲い、犬養毅首相と警官1人を射殺、1人に重傷を負わせた。

 陸軍の軍法会議は11人の士官候補生全員を禁錮4年の軽い刑にした。海軍の軍法会議では、三上ら3人の将校に法務官が死刑を求刑したところ、部内での反発が激しく海軍省法務局長が辞表を提出するという理不尽なことも起きた。判決は最高の三上で禁錮15年、反乱を起し首相を殺したにしてはあきれるほど軽い罰で、三上は5年で出所した。1936年の2・26事件は1400人余の兵力を21人の皇道派陸軍将校が率い、内大臣・斎藤実海軍大将、蔵相・高橋是清ら4人を殺した大反乱で「以前の処置が甘すぎたためだ」との批判が強く、軍人17人と民間右翼2人が死刑となった。だが青年将校を扇動、支持した将官は処罰されなかった。

 もっとひどい例は、東条陸相の陸軍次官だった富永恭次中将だ。在フィリピンの陸軍第4航空軍司令官だったが、米軍が上陸すると、山下奉文第14方面軍司令官に無断で、部下を置き去りにし、参謀らと輸送機で台湾に脱出。台北近郊の北投温泉で発見されたが軍法会議は開かれず、予備役に編入され、終戦直前に第139師団長に補された。兵、下士官が戦地から逃亡すれば当然死刑だ。

医療過誤は医師会で裁判するか

 今の自衛隊(あるいは「国防軍」)が2・26事件のような大反乱を起す可能性はまずないだろうが、一部の偏狭な思想を抱くものが5・15事件型の行動に走る可能性は否定できない。どの国の軍人にとっても仲間を見捨てないことは職業倫理の一つだから、その場合でも隊内で救援活動が起き、軍法会議への圧力になることは考えられる。

 すでに自衛隊でも大規模な業務上過失致死事件では、被告支援のために隊内で募金活動が行われた例がある。自衛隊幹部たちは「専門的知識のない警察官や検事、判事らが取り調べ、裁くのはけしからん」と言うが「それなら医療過誤事件は医師会で裁くべきか」と問うと黙ってしまう。「軍法会議の無い軍隊はない」との説もあるが、ドイツでは憲法上は設置可能でも、現実には設けておらず、オランダ、ベルギーは軍法会議を廃止している。

 現実に国防軍の審判所で裁判をしようとすれば、裁判官に指名された将校は刑法、刑事訴訟法、判例等をにわかに勉強せざるをえず、世間の注目を集める事件、事故の裁判長には部内で信望があり、社会的常識も豊かな優秀将校を選ぶ必要がある。だが刑が軽ければ被害者、世間から「仲間かばい」と非難され、その後は表に立つ要職につけにくくなる。一方、重ければ「世論に媚びた」などと内部で指弾されて孤立するから、あたら最優秀将校を潰し、内部での反目が残る結果になりそうだ。

583とはずがたり:2013/05/12(日) 16:27:48
>>580-583
軍法会議は過去の遺物

 軍法会議は、封建時代の領主が持っていた「領主裁判権」が起源とされる。諸侯が家臣、領民を率いて出陣すれば裁判権もついて回ったのは自然だ。それが現代まで残ったのは、ごく近年まで交通、通信が不便だったためで、例えば米軍が第2次世界大戦でヨーロッパに出動し、そこで罪を犯す者が出ても、本国へ送還して裁判することは困難だったから、現地で裁判まがいの審判をするしかなかった。

 だが航空機、インターネット、ファックス、衛星電話が発達した今日では、仮にPKOで海外に出た隊員が事件を起した場合、警務隊が調べて日本に報告、輸送機の次の便や旅客機で送還し、日本の検察庁へ送致し、一般の裁判所に起訴することは、裁判所、検察庁の管轄権などに関する法令や自衛隊法の若干の手直しで可能だろう。その方が効率が良く「市民社会の中の軍」の原則にも合致する。軍法会議は過去の遺物と言えよう。また自民党の草案では「職務に関する罪」だけを国防軍の審判所で裁く、としているが、業務上過失事件だけではなく、収賄や武器の不正使用、政治的行為なども「職務上の罪」に当り、これらも一般の捜査、司法の範囲外になる可能性は高いだろう。

 その一方で、草案は76条では現行憲法とほぼ同様に「すべて司法権は最高裁判所及び法律の定めるところにより設置する下級裁判所に属する。特別裁判所は設置することができない。行政機関は最終的な上訴審として裁判を行うことができない」としている。国防軍の審判所は76条で禁止される「特別裁判所」に当るはずだ。

 またそこでの判決に不服の被告人(軍人・軍属)は一般裁判所に上訴できるが、甘い判決に不満の被害者側は検察官が上訴することを期待できないから、軍人・軍属に一方的に有利な規定で、国民の軍への反感が高まる場合もありそうだ。自民党憲法草案には他にも問題点が少なくないが、9条2の5の国防軍の「審判所」は、76条の「司法権」と矛盾するうえ、実務上もほぼ有害無益、鎖の最も弱い環ではあるまいか。

584名無しさん:2013/09/08(日) 04:13:39
民主党の枝野憲法総合調査会長が示す憲法9条案(全文)
http://www.asahi.com/politics/update/0908/TKY201309070386.html
2013年9月8日3時34分

585名無しさん:2013/09/08(日) 09:42:23
 民主党の枝野幸男・憲法総合調査会長が示す憲法9条の条文は以下の通り。

民主党が憲法9条改正へ素案
 【現行部分】

 1項 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又(また)は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

 2項 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

 【追加条項】

 9条の2

 1項 我が国に対して急迫不正の武力攻撃がなされ、これを排除するために他に適当な手段がない場合においては、必要最小限の範囲内で、我が国単独で、あるいは国際法規に基づき我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全を守るために行動する他国と共同して、自衛権を行使することができる。

 2項 国際法規に基づき我が国の安全を守るために行動している他国の部隊に対して、急迫不正の武力攻撃がなされ、これを排除するために他に適当な手段がなく、かつ、我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全に重大かつ明白な影響を及ぼす場合においては、必要最小限の範囲内で、当該他国と共同して、自衛権を行使することができる。

 3項 内閣総理大臣は、前二項の自衛権に基づく実力行使のための組織の最高指揮官として、これを統括する。

 4項 前項の組織の活動については、事前に、又は特に緊急を要する場合には事後直ちに、国会の承認を得なければならない。


 9条の3

 1項 我が国が加盟する普遍的国際機関(現状では国連のこと)によって実施され又は要請される国際的な平和及び安全の維持に必要な活動については、その正当かつ明確な意思決定に従い、かつ、国際法規に基づいて行われる場合に限り、これに参加し又は協力することができる。

 2項 前項の規定により、我が国が加盟する普遍的国際機関の要請を受けて国際的な平和及び安全の維持に必要な活動に協力する場合においては、その活動に対して急迫不正の武力攻撃がなされたときに限り、前条第一項及び第二項の規定の例により、その武力攻撃を排除するため必要最小限の自衛措置をとることができる。

 3項 第一項の活動への参加及び協力を実施するための組織については、前条第三項及び第四項の例による。

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587とはずがたり:2013/11/16(土) 01:07:29
<宮内庁>天皇、皇后両陛下のご喪儀、葬法は火葬
毎日新聞社 2013年11月14日 17時50分 (2013年11月15日 02時23分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20131114/Mainichi_20131115k0000m040010000c.html

武蔵陵墓地。(左から)武蔵野陵(昭和天皇)、武蔵野東陵(香淳皇后)=東京都八王子市で2013年11月13日、本社ヘリから小関勉撮影
[拡大写真]

 天皇、皇后両陛下の「ご喪儀(そうぎ)」の在り方を検討していた宮内庁は14日、葬法を火葬とすると発表した。天皇の葬法は江戸時代前期から土葬で、火葬は1617年に亡くなった後陽成天皇を最後に途絶えていた。両陛下の墓所にあたる「陵」については、一つの陵への「合葬(がっそう)」でなく、隣り合わせにして一体的に造成することで従来より規模を縮小する。両陛下による簡素化の意向を踏まえたもので、皇太子さまや秋篠宮さまの了承も得ているという。

 ◇陵を縮小、寄り添う形に

 ご喪儀を巡っては、羽毛田信吾長官(当時)が昨年4月の記者会見で「火葬が一般化しており、火葬なら陵の規模や形式も弾力的に検討できる」との両陛下の意向を公表。大正以降の天皇、皇后(皇太后)の陵がある東京都八王子市の武蔵陵墓地の用地に制約があることもあり、見直しを進めてきた。

 同庁で、(1)火葬に変えることで生じる諸問題(2)陵の規模と形(3)一般の本葬に当たる「葬場殿(そうじょうでん)の儀」の場所選定??を中心に検討した結果、一部の儀式で変更が必要となるが、火葬は両陛下の意向であり、土葬と火葬双方が行われてきた皇室の伝統にかなうことなどから導入を決めた。

 これにより、ご喪儀は昭和天皇の時と同じ内輪の儀式、一般のお通夜に当たる皇居・宮殿での行事である殯宮祇候(ひんきゅうしこう)に加え、「丁寧で比較的小規模な葬送儀礼」が行われる。その後、武蔵陵墓地に設ける専用施設で火葬され、焼骨は宮殿に新設する「奉安宮(ほうあんきゅう)」に安置。拝礼の儀式に続いて葬場殿の儀となる。

 両陛下の陵は武蔵陵墓地の大正天皇陵の西側に「寄り添い、不離一体の形」となるよう隣同士に造る。天皇陛下には当初、合葬の意向もあったが、皇后さまが遠慮し、見送られた。陵の面積は計約3500平方メートルとなり、昭和天皇陵と香淳皇后陵を合わせた面積の8割程度になる。形状は明治以降の陵にならい、上部が円く、下部が四角に土を盛った上円下方(じょうえんかほう)墳とする。

 一方、葬場殿の儀の場所については「国民生活や環境への影響が少なく、集中豪雨や竜巻などにも十分対応できる安全な場所」などとしたが、具体的な場所選定は先送りされた。【真鍋光之、長谷川豊】

588とはずがたり:2013/11/20(水) 16:34:48

宮内庁:天皇、皇后両陛下のご喪儀、葬法は火葬
http://mainichi.jp/feature/koushitsu/news/20131115k0000m040010000c.html
毎日新聞 2013年11月14日 17時50分(最終更新 11月15日 01時28分)

 天皇、皇后両陛下の「ご喪儀(そうぎ)」の在り方を検討していた宮内庁は14日、葬法を火葬とすると発表した。天皇の葬法は江戸時代前期から土葬で、火葬は1617年に亡くなった後陽成天皇を最後に途絶えていた。両陛下の墓所にあたる「陵」については、一つの陵への「合葬(がっそう)」でなく、隣り合わせにして一体的に造成することで従来より規模を縮小する。両陛下による簡素化の意向を踏まえたもので、皇太子さまや秋篠宮さまの了承も得ているという。

 ◇陵を縮小、寄り添う形に

 ご喪儀を巡っては、羽毛田信吾長官(当時)が昨年4月の記者会見で「火葬が一般化しており、火葬なら陵の規模や形式も弾力的に検討できる」との両陛下の意向を公表。大正以降の天皇、皇后(皇太后)の陵がある東京都八王子市の武蔵陵墓地の用地に制約があることもあり、見直しを進めてきた。

 同庁で、(1)火葬に変えることで生じる諸問題(2)陵の規模と形(3)一般の本葬に当たる「葬場殿(そうじょうでん)の儀」の場所選定??を中心に検討した結果、一部の儀式で変更が必要となるが、火葬は両陛下の意向であり、土葬と火葬双方が行われてきた皇室の伝統にかなうことなどから導入を決めた。

 これにより、ご喪儀は昭和天皇の時と同じ内輪の儀式、一般のお通夜に当たる皇居・宮殿での行事である殯宮祇候(ひんきゅうしこう)に加え、「丁寧で比較的小規模な葬送儀礼」が行われる。その後、武蔵陵墓地に設ける専用施設で火葬され、焼骨は宮殿に新設する「奉安宮(ほうあんきゅう)」に安置。拝礼の儀式に続いて葬場殿の儀となる。

 両陛下の陵は武蔵陵墓地の大正天皇陵の西側に「寄り添い、不離一体の形」となるよう隣同士に造る。天皇陛下には当初、合葬の意向もあったが、皇后さまが遠慮し、見送られた。陵の面積は計約3500平方メートルとなり、昭和天皇陵と香淳皇后陵を合わせた面積の8割程度になる。形状は明治以降の陵にならい、上部が円く、下部が四角に土を盛った上円下方(じょうえんかほう)墳とする。

 一方、葬場殿の儀の場所については「国民生活や環境への影響が少なく、集中豪雨や竜巻などにも十分対応できる安全な場所」などとしたが、具体的な場所選定は先送りされた。【真鍋光之、長谷川豊】

589旧ホントは社民支持@鹿児島市:2013/11/20(水) 19:33:09
う〜ん,判決は「違憲」,「選挙無効」も4,5人くらい言い出すかと思ったけど。
まぁ,民法の違憲判決で自民党保守派が喧しくなってきているから,バランスをとったのかもしんないなぁ。

昨年衆院選は違憲状態=「投票価値の平等に反する」−1票格差判決・最高裁大法廷
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013112000628
 1票の格差が最大2.43倍だった2012年12月の衆院選は違憲として、二つの弁護士グループが選挙無効を求めた計16件の訴訟の上告審判決で、最高裁大法廷(裁判長・竹崎博允長官)は20日、「投票価値の平等に反する状態にあったが、合理的期間内に是正されなかったとは言えない」として、選挙は違憲状態だったとの判断を示した。選挙無効の訴えは退けた。裁判官14人中11人が違憲状態とし、3人は「違憲だが選挙無効とはしない」とする反対意見を述べた。
  高裁判決は、戦後初の選挙無効2件を含め14件が違憲としており、最高裁の判断が注目されていた。11年の最高裁判決が違憲状態とした区割りのまま行われた12年選挙を再び違憲状態とした今回の判決は、国会に格差解消を厳しく迫る結果とは言えず、今後の取り組みに影響を及ぼす可能性もある。(2013/11/20-19:03)

590とはずがたり:2013/12/07(土) 15:32:54
よく解らんけど。

「寛仁親王家廃止」苦渋の決断の背景に母娘による当主問題が
NEWSポストセブン 2013年6月14日 07時00分 (2013年6月14日 07時33分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20130614/Postseven_194107.html

 宮内庁は6月10日、昨年6月6日に亡くなられた三笠宮寛仁さま(享年66)が当主だった寛仁親王家を、亡くなられた1年前の6月6日にさかのぼり廃止したと発表した。その結果、妻・信子さま(58才)、長女・彬子さま(31才)、次女・瑶子さま(29才)のご一家は独立した宮家とはならずに、三笠宮家の一員として活動されることとなった。
 通常、当主の死後は残された家族が誰を次の当主にするかを決め、宮内庁に届けを出す。それを受けた宮内庁が「皇室経済会議」を開催、正式決定となる。戦後は宮家に跡継ぎとなる男性皇族がいない場合、慣例で妻が当主となってきた。
 しかし、寛仁親王家では家族内の話し合いが持たれず、1年が経っても新当主が決まらなかった。本来ならば、信子さまが当主となられるのが自然の流れなのだが、寛仁親王家には複雑な家庭事情があった。
 1980年11月、8年越しの恋を実らせて結婚された寛仁さまと信子さま。1990年暮れに寛仁さまに食道がんが見つかってからは、信子さまが献身的に看病されるなど、仲睦まじい夫婦のお姿があった。
 しかし、2004年4月、信子さまが胃潰瘍と更年期障害を理由に軽井沢で療養生活を送られるようになると、夫婦間に生じた大きな溝がクローズアップされるようになっていく。夫婦仲に亀裂が入ったのは、寛仁さまのアルコール依存症が原因だった。
 そして2009年10月からは、信子さまは皇居にほど近い旧宮内庁長官公邸でおひとりの生活を送られ、結局、亡くなられるまで寛仁さまとお会いすることはなかった。
 寛仁さまが亡くなられると、葬儀では彬子さまが喪主を務められた。その後、浮上した寛仁親王家の当主問題。
「亡くなられた寛仁さまも、彬子さまが跡を継がれることを望んでいられたため、宮内庁は、信子さまが長期の病気療養中という理由で、彬子さまが当主になられることを特例で認めるスタンスだったそうです。
 しかし、信子さまが“慣例では親王妃だった私が当主になることになっています”などと主張されたため、当主が決まらなかったみたいなんです。結局、信子さまは考えを変えられることはなく、“それでは宮家存続は難しい”ということで、廃止という苦渋の決断をせざるを得なかったようです」(宮内庁関係者)
 その信子さまは6月5日、宮内記者会に対して、一通の手紙を送っていた。
<療養の経験を人生の糧と感謝し両陛下の御意向のもと、微力ながら復興支援などに尽力させていただきたく存じます>
 この手紙の真意を前出の宮内庁関係者がこう言う。
「信子さまは自分の意思を無視して宮内庁や彬子さまが廃止を決めたとお考えなのでしょう。ですから、宮内庁を通さず、直接、宮内記者会に手紙を送って、“自分は当主としての責任を果たせる”“当主に相応しい”と国民に伝えたかったんだと思いますよ」
※女性セブン2013年6月27日号

591名無しさん:2014/01/11(土) 12:17:23
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140110-00003525-sbunshun-soci
天皇の憲法発言に秘められた 安倍政権への強いメッセージ
週刊文春 1月10日(金)13時1分配信
 「わが国と世界の人々の安寧と幸せを祈ります」

 恒例の新年一般参賀でこう述べられた天皇のご表情は、とてもにこやかで新春にふさわしい晴れやかなものだった。だが、80歳の傘寿を迎えられた昨年12月の誕生日会見に臨まれた際のお顔は、少し趣が違うものだったという。

 宮内庁担当記者が語る。

 「会見での陛下のお言葉からは何かを伝えようという強いご意志が感じられました。ご発言には、安倍政権を意識されているのでは、と思われる部分が随所にありました」

 会見で天皇は、人生で特に印象に残ることとして「先の戦争」を挙げ、「日本は、平和と民主主義を、守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、様々な改革を行って、今日の日本を築きました」と指摘。「当時の知日派の米国人の協力も忘れてはならない」と付け加えられた。皇室の活動と政治との関わりについての質問には、「今後とも憲法を遵守する立場に立って、事に当たっていく」と明言された。皇室関係者が語る。

 「憲法を作った主語を日本としたうえで、わざわざ知日派の米国人の協力に言及されたのは、現行憲法が単に米国から押しつけられたものに過ぎないとの考え方に、反論されたとも受け取れます。安倍政権が憲法を改正して、天皇を象徴ではなく元首に戻そうとしていることに対し、憲法に従い『象徴天皇とは何か』をずっと追求してこられた陛下は、ご自分の生き方を否定されたように感じられたのではないでしょうか。だからこそ、昨年4月の『主権回復の日』を記念する式典に陛下をひっぱりだすなど、皇室の政治利用に遠慮をみせない安倍政権へのメッセージとして、あえて憲法を遵守する立場を強調されたのだろうと思います」

 会見では、五輪招致をめぐる皇室の政治利用問題で菅義偉官房長官とバトルを繰り広げた宮内庁の風岡典之長官にも言及。「宮内庁長官始め関係者も、この問題が国政に関与するかどうか一生懸命考えてくれました」と述べられ、天皇の良きアドバイザーになっていることを示唆して風岡長官に助け舟も出されている。

 「現政権が風岡長官を毛嫌いし、交代させようとしているとの噂もあるので、陛下は釘を刺されたのではないでしょうか」(前出・記者)。果たしてメッセージは届くのか? 


<週刊文春2014年1月16日号『THIS WEEK 社会』より>

「週刊文春」編集部

592とはずがたり:2014/02/14(金) 20:07:24

安倍首相発言「国辱的」=解釈改憲めぐり批判―枝野氏
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-140214X635.html
時事通信2014年2月14日(金)12:05

 民主党憲法総合調査会の枝野幸男会長は14日の会合で、安倍晋三首相が憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認に向け「(憲法解釈の)最高責任者は私だ」などと国会で答弁したことについて「非常に恥ずかしい国辱的な発言だ」と厳しく批判した。

 調査会には、国民投票法改正案の与党案を説明するため、自民党の船田元・憲法改正推進本部長や礒崎陽輔首相補佐官が出席した。

 社民党の又市征治幹事長も談話を発表し「断じて認められない。歴代内閣の議論の積み重ねを尊重するのが当然で、時の内閣が得手勝手に憲法解釈を変更することがあってはならない」と非難した。 

憲法解釈変更:民主・枝野元官房長官「立憲主義が前提」
http://news.goo.ne.jp/article/mainichi/politics/20140215k0000m010024000c.html
毎日新聞2014年2月14日(金)18:23

 民主党の枝野幸男元官房長官は14日、党憲法総合調査会の会合で、安倍晋三首相の憲法解釈変更をめぐる国会答弁について「世界のほとんどの国が立憲主義に基づいて国家統治を行っている。こうした発言が外国に出ていくことは非常に恥ずかしく、国辱的だ」と批判した。

 会合には、自民党の船田元・憲法改正推進本部長、公明党の北側一雄憲法調査会長らが出席し、民主に憲法改正の手続きを定める国民投票法改正案の与党案を説明した。与党案は、施行後4年間は投票年齢を「20歳以上」に据え置き、その後「18歳以上」へ引き下げる内容。与党側は改正案の共同提出に向けて協議を呼びかけた。

 これに対し、枝野氏は「応じる方向で検討するのは当然だ」と前向きな意向を示した。一方で「首相発言があったのに与党から話を聞くのはいかがかという意見もあった。権力による恣意(しい)的な憲法解釈変更は許されないという立憲主義を前提に議論する」とクギを刺した。【阿部亮介】

解釈改憲「極めて乱暴」=志位共産委員長
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-140213X519.html
時事通信2014年2月13日(木)17:35

 共産党の志位和夫委員長は13日の記者会見で、安倍晋三首相が目指す憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認について「選挙で多数を得たから自由勝手に憲法解釈を変更できるというのは、憲法が国家権力を縛るという立憲主義を否定するもので、極めて乱暴、無責任な議論だ」と批判した。

 志位氏は、2004年に小泉内閣が「憲法解釈を便宜的、意図的に変更すれば、政府の憲法解釈、憲法規範そのものに対する国民の信頼が損なわれかねない」との政府答弁書を閣議決定したことに触れ、「安倍政権は、保守の中で保たれていた節度すらかなぐり捨てようとしている」と語った。

593とはずがたり:2014/04/11(金) 14:17:04
俺も憲法9条は世界に誇れる条項であると思う♪ヽ(´ー`)/
9条固守・固持!集団的安保も解釈改憲で行くべきやヽ(`Д´)ノ

「憲法9条をノーベル平和賞に」推薦受理 実行委に連絡
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/ASG4C2W6KG4CULOB001.html
朝日新聞2014年4月11日(金)11:34

 戦争の放棄を定めた憲法9条をノーベル平和賞に推した「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会(事務局・神奈川県相模原市)に、ノルウェー・オスロのノーベル委員会から推薦を受理したとの連絡があり、正式に候補になったことがわかった。

 連絡はメールで9日夜、実行委に届いた。「ノーベル委員会は2014年ノーベル平和賞の申し込みを受け付けました。今年は278の候補が登録されました。受賞者は10月10日に発表される予定です」との内容だ。

 事務局の岡田えり子さん(53)は「受理されてうれしい。受賞者は個人か団体となっているが、受賞者を日本国民としたことを委員会は受け入れてくれた。これで日本国民一人一人が受賞候補者になった」と話した。

594とはずがたり:2014/04/25(金) 12:58:16
学習院なら兎も角畏れ多いと思うのかね?まだそんな事考える歳でもない?

悠仁さまが学校で仲間はずれ 専門家は充分にいじめと判断
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20140424/Postseven_253160.html
NEWSポストセブン 2014年4月24日 07時00分 (2014年4月24日 07時33分 更新)


 昨年4月、お茶の水女子大学附属小学校に入学された秋篠宮家の長男・悠仁さま。今年4月には2年生に進級され、充実した学校生活を送られていると思われていたが、最近、心配な話が聞こえてきた。お茶の水関係者がこう話す。
「1年生の途中から、校内で悠仁さまはおひとりになられることが多いんです。しかも、どこか寂しそうな表情のときも多く、お友達も近づいていけないといった雰囲気なんです。例えば、休み時間に先生が絵本を読んでくれたり、一緒に“絵本迷路”などの手作りのゲームをしてくる『お話し広場』という場所があるんですが、そこにも悠仁さまはおひとりで姿を見せられるんです。そこでお友達と仲よくなる子も多いんですが、悠仁さまは別の子に話しかけられる様子もなくて…」
 児童にとって本来、楽しみな時間であるはずの“休み時間”。しかし、悠仁さまはお友達になじむことができずに“孤立”されているというのだ。
「お茶の水は男女とも活発な児童が多いんです。そのなかで、悠仁さまはどちらかといえば、体も他の児童よりは小さく、性格もおっとりとしたタイプなため、ご自分から積極的にお友達と触れ合うことができないようなんです。それが、“遊びに誘われない”という状況を作っているのでしょうね…。暴力などのいざこざこそありませんが、周囲から“仲間はずれ”のような状態なため、悠仁さまは“いじめられている”とお感じになっているかもしれません」(別のお茶の水関係者)
 いじめ問題に取り組むNPO法人『ジェントルハート プロジェクト』で理事を務める武田さち子さんはこう話す。
「昨年6月、『いじめ防止対策推進法』というのが公布されたのですが、基本的な方針の“いじめの態様例”には《冷やかしやからかい、悪口や脅し文句、嫌なことを言われる》《ひどくぶつかられたり、叩かれたり、蹴られたりする》とともに《仲間はずれ、集団による無視をされる》も明記されています。ですから、悠仁さまの状況は、もう充分にいじめと言えるでしょう」
※女性セブン2014年5月8・15日号

595とはずがたり:2014/04/28(月) 14:44:48
ごめん! 護憲PR電車「憲法9条号」「平和憲法号」に赤信号 土佐電鉄
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1040429221/2509-2511n
2014.4.20 12:00

596アーバン:2014/05/17(土) 20:52:21
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/our_kenpo/list/CK2014051002000217.html
【「われら」の憲法】

集団的自衛権を考える 実業家・堀江貴文氏(41)

2014年5月10日

◆なんで国同士もめる


 いまの時代、ソーシャルメディア(社会的な情報流通)の発達で、もはや国家というもののウエートが小さくなっているんじゃないですか。情報はもちろん、通貨発行権、徴税権、国防の分野などでもグローバル化が進んでいる。例えば、ビットコインや消費税非課税のデジタル商品、世界に拠点を持つ多国籍企業がロケット技術を有するなど、国家を構成する要素が削られている感じがします。僕の場合、人とのつながりも、フェイスブックを介したつながりの方が多い。


 これからは、個人や企業、都市が主導権を持つ時代になると思います。国単位でしか物事を見られなければ取り残されますよ。国家の役目は縮小し、東アジアや環太平洋といった単位で、欧州連合(EU)のような共同体ができていくイメージでしょう。どれくらいの期間かはわからないが、流れは止められない。


 そんな状況なのに、集団的自衛権で中国をけん制すると言っても。そもそも米国だって日本だって、中国なしで商売は成り立たないはずです。「なんで国同士がもめるんだ」って商売している人は思いますよ。領土問題と言うけれど、そういうものはうやむやにしておけばいいのに。


 昔の素晴らしい日本ブランドにしがみついていたいのでしょうか。でも、世界で活躍している日本人はいま「日本は没落貴族の集まり」だって嘆いていますよ。国内の一部には「愛国心」とか勇ましく叫んでいる人たちがいるけど、強く見せようというのは自信がない裏返しだと思います。それしかよりどころがないんじゃないですか。複雑な歴史をよく勉強することもしてないみたいですし。


 安倍晋三首相は靖国とか従軍慰安婦の話をしなきゃいいんですよ。やりたいことがあるのなら、中国や韓国とうまくやればいいのに。でも、信念は貫くんじゃないですか。それがだめだと言っても、選挙で議席を与えて、そういう状況にしたのは僕たち国民なんだから。


 <堀江貴文(ほりえ・たかふみ)> 福岡県八女市出身。証券取引法違反の罪で服役後も、多様な媒体で情報発信。ロケット開発会社オーナー。

597とはずがたり:2014/05/28(水) 16:01:06
寛仁親王妃・信子さま 皇籍離脱したら約3億円支給との見方
NEWSポストセブン 2012年6月23日 07時00分 (2012年6月23日 07時33分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20120623/Postseven_122952.html

 寛仁親王妃・信子さま(57才)には、いま大きな選択の機会が与えられている。
 寛仁さまのご葬儀に際しても喪主をお務めにならず、関連行事もことごとく欠席された信子さま。いま宮内庁関係者の間では、こんな声が上がっているという。
「もしかしたら、このまま信子さまは、皇籍を離脱されるかもしれない」
 その背景には長きにわたる寛仁さまと信子さまの別居と、2人の娘と信子さまの不仲がある。寛仁さまが逝去されるまで、別居は8年にも及んだ。その別居生活のなかで、信子さまは2人の娘たちとも距離を置くようになっていったという。
 これまで“離婚”を避けてこられた信子さまにいま、“皇籍離脱”の話が持ち上がっているのは、いったいどうしてなのだろうか。それは皇室典範第14条に、次のように記されているからだ。
<皇族以外の女子で親王妃又は王妃となった者が、その夫を失ったときは、その意思により、皇族の身分を離れることができる>
 民間から嫁がれた女性が、未亡人となられた折は、自身の意思でいつでも皇族をやめることが可能だという規定だ。信子さまはこの2つの条件に当てはまる。
「いままで夫君に先立たれ未亡人となられた女性皇族は皆、夫の死後も皇室に残られ、宮家、そして皇室を守るためにお務めをされてきました。この皇室典範第14条の規定によって皇籍を離脱された前例はないんです」(元宮内庁職員の皇室ジャーナリスト・山下晋司氏)
 2002年11月、高円宮さまが47才の若さで亡くなられたが、妻・久子さまは皇籍を離脱されず、宮家の当主となられ、今日に至っている。
「久子妃殿下は、皇族としての役目を果たしながら、3人のお子さまを立派にお育てになりました。しかし、皇室典範の規定には、期限が明記されていませんので、もしも、これから久子妃殿下が“皇籍離脱をしたい”というお気持ちになられれば、それは可能だと思われます」(前出・山下氏)
 現在、信子さま、久子さま以外で、第14条の・皇族以外の女子で親王妃又は王妃となった者・の条件に当てはまるのは、皇太子妃・雅子さまと秋篠宮妃・紀子さま、三笠宮妃・百合子さま、常陸宮妃・華子さま。あくまで仮定の話だが、雅子さまや紀子さまも、信子さまと同様の事態が起きた場合、法律上は皇籍離脱は可能となる。
 その場合、お子様方である愛子さまや眞子さま、佳子さまは、どのような状況になられるのか。

「お子様方の皇籍離脱については別の条項(皇室典範第11、12、13条)が適用され、母親である妃殿下の離脱とは関係なく、お子様単独の問題となるわけです。まず、15才以上の内親王の場合は、本人に離脱の意思があり、かつ皇室会議で承認されれば離脱できますが、15才未満の場合は、本人の意思によって離脱することはできません」(前出・山下氏)
 もし今回、その前代未聞の皇籍離脱劇が実現するとすれば、その後の信子さまが、どのような生活を送られるのかという点にも注目が集まる。
「皇族の身分を離れる場合は、女性皇族が民間に嫁がれるときと同様に宮内庁から一時金が支払われます」(前出・山下氏)
 黒田清子さん(元紀宮さま)が結婚された際、一時金として1億5250万円が支給された。これは皇室経済法で定められた皇族費の10倍以内という規定から算出されている。内親王の皇族費は1525万円であったため、その10倍の満額が支払われたこととなる。
「現状の信子妃殿下の皇族費は清子さんと一緒で、年額1525万円ですが、夫君を失って独立の生計を営む親王妃は年間3050万円となります。その10倍の3億500万円を超えない範囲の一時金が支給されます。仮に減額されるとしても、9割が妥当だと思いますので、少なくとも2億7450万円が支給されるはずです」(前出・山下氏)
 いずれにしても約3億円という莫大な一時金を手に、皇室を離れることとなる。
「この金額が多いかどうかは評価が分かれると思いますが、皇籍を離脱して一般人となっても、元皇族ということは動かしようがなく、やはり、それなりの品位を保持していただくためには必要な額なのです」(前出・山下氏)
 ご自身の意思で“承認いらずの皇籍離脱”の選択が許される信子さまだが、いざ実現となると宮内庁からの強い抵抗が予想される。
「信子さまから“皇籍離脱”の話があっても、前例主義の宮内庁としては、なんとしてでもご本人を説得して引き留めようとするでしょうね。もし離脱が現実のものとなってしまえば、国民の皇室観への影響は避けられませんから…。また、女性宮家創設問題が議論されるなか、これ以上、皇族が減ることだけは避けたいという考え方もありますし」(宮内庁関係者)
※女性セブン2012年7月5日号

598とはずがたり:2014/06/10(火) 23:57:12

皇后美智子さま 首相が女性宮家創設を白紙に戻したことを憂慮
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140607-00000014-pseven-soci
NEWS ポストセブン 6月7日(土)16時6分配信

「理想の家族像につきましては、私は元気な、かつ明るく楽しい家族であってほしいと願っております」

 5月27日、出雲大社禰宜(ねぎ)・祭務部長を務める千家国麿(せんげくにまろ)さん(40才)とのご婚約を発表して会見に臨まれた高円宮家の次女・典子さま(25才)は、こうお気持ちを述べられた。

 この日、典子さまは母・久子さま(60才)とともに、天皇皇后両陛下にご挨拶された。両陛下は「このたびは、ご婚約おめでとう」と心から祝福されたという。

 皇室においての慶事は、2005年の黒田清子さん(45才)のご結婚以来、およそ9年ぶりということもあり、祝賀ムードが広がっているが、両陛下はお喜びの半面、“将来の皇室”について、憂いも抱かれていらっしゃるという。実際、冒頭の会見で典子さまも、

「両陛下からとても温かいお言葉を賜りましたけれども、両陛下のお気持ちを私の口から公表するということは、失礼に当たると思いますので、これは私の胸の内に大切にしまっておかせていただきます」

 と含みのある発言をされた。

 2008年12月、当時の羽毛田信吾宮内庁長官(72才)は、天皇陛下の健康状態が悪化していると発表。その要因について、こう明かした。

「皇統の問題からくるご心労」

 両陛下にとって皇統問題、さらに皇族の減少問題は、長年にわたるお悩みごとであった。

 女性皇族が皇籍を離れれば、皇族の数が少数となり、皇室全体の活動に支障が出ると、“将来の皇室”を案じられていた両陛下だが、「女性宮家創設」の議論が高まると、側近に安堵の表情を見せられたという。

「美智子さまも親しい知人に“いろいろありましたけど、たくさんのかたがたの努力のお陰があって、少しずつ動き始めているようです。これで、私たちの気持ちも、少し楽になりました”と胸の内を吐露されたそうです。両陛下にとって女性宮家創設は、将来の皇室を考える上で大きな意味をもつものとお考えだったに違いありません」(宮内庁関係者)

 有識者へのヒアリングを経て2012年10月、政府は「皇位継承権には踏み込まず、愛子さま、真子さま、佳子さまの内親王に限定した一代限りの女性宮家創設を検討する」という皇室典範改正へ向けた論点整理を発表した。

599とはずがたり:2014/06/10(火) 23:57:46
>>598-599
 しかしその後、両陛下に衝撃を与える出来事が…。

《皇位継承は男系男子という私の方針は変わらない。野田政権でやったことは白紙にする》

 2012年12月、2度目の総理就任を果たしたばかりの安倍首相が新聞のインタビューでこんな発言をする。1年2か月にわたり、野田政権が取り組んだ女性宮家創設に「NO」を突きつけたのだ。

「女性宮家を認めてしまえば将来、女系天皇が誕生する可能性も高い」というのが白紙に戻した理由だった。

 そして両陛下が心を痛められている“皇族の減少”への対策については、

《この状況の中で戦後、皇籍離脱した十一宮の中から、適当と思われる方に皇籍に復帰していただくことも検討してもいいと思います》

《すでに国民に広く親しまれている三笠宮家や高円宮家に、旧宮家から男系男子の養子を受け入れ、宮家を継承していく方法もある》

 と、どこか現実味を帯びない内容に終始するのみで、両陛下のお気持ちはないがしろにされたままだった。

 それから1年半の歳月が経ったが、いまだ安倍政権が皇室典範改正に着手する動きは見られない。そんななか、発表された典子さまのご婚約。

「もちろん典子さまは女王で内親王ではありませんから、野田政権が2012年10月に示した女性宮家の対象とはなりませんが、美智子さまとしては、典子さまが皇室を離れるお姿を間近でご覧になることで、将来の皇室への憂慮をさらに深められたと思います。これからひとり、またひとりとご結婚で皇室を離れていかれるわけですから」(宮内庁関係者)

 皇室ジャーナリスト・神田秀一氏もこう警鐘を鳴らす。

「これから10年間に、次々とご結婚される女性皇族が出てくると思います。愛子さま、真子さま、佳子さまも皇室典範の改正が行われなければ、みなさま、典子さまと同じように皇室を出られるわけですから。本当に皇居に悠仁さまがひとりぼっちになってしまうという可能性があるわけです。だから一刻も早く、皇室典範改正の議論を再燃させなくてはなりません」

※女性セブン2014年6月19日号

600とはずがたり:2014/06/20(金) 15:20:42

大変な人生だった様ですねぇ・・。

桂宮さまご逝去 独身で宮家創立の理由〈週刊朝日〉
dot. 2014年6月20日 11時39分 (2014年6月20日 12時52分 更新)
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20140620/asahi_20140620_0011.html

 三笠宮崇仁(たかひと)さま(98)、同妃百合子さま(91)の次男、桂宮宜仁(かつらのみやよしひと)さまが6月8日、亡くなられた。享年66。39歳で異例の独身宮家を創立した直後に倒れ、ずっと車椅子で公務に携わった。岩井克己・元朝日新聞編集委員が宮さまの思い出を振り返る

*  *  *
 異変が起きたのは1988(昭和63)年5月26日。同年1月に桂宮家を創立し一人暮らしを始めてわずか5カ月。高松宮家宮務官に桂宮家宮務官からうろたえた声で電話がかかった。

「殿下がずっと部屋から出て来られない。ノックにも返事がない」
「何をしているんだ。ドアを蹴破ってでも入れ!」

 宜仁さまはベッドの脇に倒れていた。前日転倒したためか、持病の心筋症の発作か、強く頭を打っていた。救急車で運ばれ硬膜下血腫切除の緊急手術で奇跡的に一命をとりとめた。意識が戻ったのは3カ月後だ。体の自由がほとんどきかなくなった。26年間に及ぶ闘病生活の始まりだった。

 若い頃、学業は優秀だったという。ビートルズが好きでバンドを結成、国産スポーツカーを駆りF1レースなどにもめっぽう詳しい一面もあった。大学卒業後、NHK嘱託職員として10年余りサラリーマン生活を経験したが、85年辞職。持病の心筋症が見つかったのが理由だった。

「皇族ゆえに責任ある仕事をさせてもらえぬ失望もあったようだ」と言う関係者もいる。学習院中等科在学中に友人に「税金で生活しているくせに」と言われたショックを引きずり、ずっと皇族の立場、自身の生き方について悩んだ。知人はこう言う。

「兄の寛仁さまも皇籍離脱を公言し騒ぎとなったことがあったが、真面目で内気な宜仁さまは、ずっと抱え続け、思い悩んだようだ」
「浴びるように酒に浸ってもおられた」

 闘病中の昭和天皇に宮家創設を願い出たのは87年。結婚してもいないのに独立宮家を構えるのは異例のことだった。「40歳を機に」と説明されたが、今後も結婚はしないと意志を固めておられたのかもしれない。

「心臓病を抱えて結婚すべきではない」
「私のようなつらい思いをする人間をさらにつくる気になれない」

 そう語ったこともある。あるいは親しかった女性との結婚に障害があったのか。周囲も様々に推測したが真相はよくわからない。

 82年に寛仁親王の「皇籍離脱」宣言には激怒した昭和天皇だったが、肺がんで病床にあった高松宮の口添えもあり了承した。宮号は「三室宮」という候補もあったが、「桂宮」と決まった。ご本人も三笠宮ご夫婦も深い感謝の気持ちを公にした。巨額の経費がかかる宮邸新築も遠慮し、最後まで東京都千代田区三番町の手狭な宮内庁分室に住み続けた。

※週刊朝日  2014年6月27日号より抜粋

601アーバン:2014/06/26(木) 22:38:46
http://mainichi.jp/shimen/news/20140625dde012010008000c.html
特集ワイド:集団的自衛権、どこか人ごと!? なぜ議論が盛り上がらないのか
毎日新聞 2014年06月25日 東京夕刊

首相官邸前で「戦争反対」と訴える抗議行動の声に足を止める人はほとんどいない=東京都千代田区で23日、竹内幹撮影

 集団的自衛権の行使容認が閣議決定されそうな勢いだ。解釈変更による「改憲」が国民投票も経ないまま、時の内閣の判断で決まっていいのか。安全保障政策の大転換なのに議論は今一つ盛り上がらない。大事なことがすうっと決まってしまいそうなこの感じ、何なのだろう。【小国綾子】

 ◇「政治の話はタブー。大人だってそうでしょ」と大学生

 ◇白井聡さん「戦後のツケ」 赤坂真理さん「政治の消費者はダメ」

 前半16分、日本代表の先制ゴールが決まると、客席は総立ち。サッカー・ワールドカップ(W杯)の日本初戦、対コートジボワール戦が行われた15日、東京ドームのパブリックビューイングに約3万5000人が詰めかけた。人の集まる場所で「解釈改憲」について聞きたくて「大事な日にそんな取材をするな」という反発を覚悟して出かけた。だが、みな驚くほど親切に答えてくれる。

 サムライブルーのユニホームを着た男性(23)は「集団的自衛権? もちろん関心があります。行使容認に賛成。平和憲法だ戦争放棄だと言っても中国が攻めてきたらどうするんですか」。孫と観戦中の男性(69)も「行使容認、大賛成」。閣議決定による解釈「改憲」という手続きに反対の人はいるが、行使容認には賛成が多い。

 別の日、今度は慶応大湘南藤沢キャンパスへ。3人の総合政策学部生に話を聞いた。行使容認にも解釈改憲にも賛成。「護憲派の上の世代の理想主義って既得権を守ろうとする人と同じにおいがする」という。

 3年生(20)は「このままじゃ自衛隊の人に申し訳ない。法整備のないまま手足を縛られて」と嘆く。少子化の日本ではいずれ徴兵制が必要になるかも、と話を向けると「こういう大学に通う僕が戦場に駆り出される可能性はないと思う。この国で徴兵制は無理。若者は竹やりより弱い。専門性の高い軍隊に国を守ってほしいから、戦闘員が足りないなら移民を。そのために相当のカネを投入し、法整備も必要」。

 それって雇い兵ってこと? 何だろう、この「誰かに守ってもらいたい」的な当事者ではない感じ……。

 思わず「身内の戦争体験を聞いたことは?」と尋ねると、「全然ないですね」。

 別れ際、彼らは言った。「正直、僕らの世代で行使容認に反対の人、ほとんどいないと思いますよ。W杯の時期で愛国心、すごいですから」。本当にそうなんだろうか。

続く

602アーバン:2014/06/26(木) 22:39:26
続き

2日後、同じ学部の別の3年生(21)から話を聞いた。「僕は行使容認にも解釈改憲にも反対。『敗戦後、日本は戦争で一人も殺さず殺されもしなかった』という事実を壊してしまったら、先の戦争で死んだ人々の思いを踏みにじる」。周囲の友人もみな反対という。同じ学部内でも互いに異なる意見をぶつけ合う機会はないのか。

 「だって政治の話はタブー。『この教授のゼミを選んだからにはこういう考えの持ち主か』と推察し、少しずつ距離を詰めるのがせいぜいです。政治の話ができるのは親友だけ。でも大人だってそうでしょ。僕が政治に関心を持てたのは政治的な意見を述べる予備校教師に出会えたから。そんな先生は大学にもめったにいない」

 反対だが行動には踏み切れない。「脱原発の集会やデモに行ったが違和感の方が強かった。結局、投票くらいしかないのかな。大きな流れに逆らえない」。昨年の特定秘密保護法成立直後は友人と「ひどい」と話したが、その後は話題に上らない。「解釈改憲もきっとそう」

 深いあきらめが漂う。日々のニュースがすごいスピードで流れていく。最近インタビューした作家、半藤一利さん(84)の言葉が思い浮かんだ。「戦争への道を後戻りできなくなったノー・リターン・ポイントはいつなのか、その時代に生きていた人は、意外とそれに気づけない。今がその時ではありませんか」

 なぜ、こんなにも議論が盛り上がらないのか。文化学園大助教(社会思想・政治学)で「永続敗戦論」の著者、白井聡さん(36)は「枝葉末節の細かい議論に持ち込み、国民をけむに巻く。事例を次々に増やし、議論をテクニカルにする。安倍晋三政権のぼやかし戦術です」と批判する。確かに、政府が現行法制では十分に対応できないとする「15事例」や集団的自衛権に関わる「8事例」を列挙できる人はまずいない。最近は自公がどこに妥協点を見いだすか、政局の話になっている。

 白井さんはもう1点、「戦後のツケ」を挙げる。

 「日本は『敗戦』を『終戦』と言い換えることで敗戦を否認し、戦前の支配層が戦後の統治者として居残った。東西冷戦中、米国の保護下で経済発展を謳歌(おうか)できたことで、国民は思考停止し、いくつものタブーを棚上げしてきた。『平和憲法と非核三原則を掲げた唯一の被爆国』という建前を守る一方、米軍による核兵器持ち込みは見逃した。自衛隊創設からイラクへの派兵まで、憲法解釈の変更によるつじつま合わせの繰り返しを受け入れた。だから今、解釈『改憲』は立憲主義に反する、という批判はどこかむなしく響く。こんな光景は実は見慣れたもの。解釈変更によるつじつま合わせは、戦後の保守政治の王道だったからです」

 新著「愛と暴力の戦後とその後」を出した作家、赤坂真理さん(50)は「議論が盛り上がらないのは、憲法が私たち国民の血肉ではないから。もし血肉となっていれば、内閣の話し合いだけで憲法解釈を変えるのはおかしい、という反対の声が改憲・護憲の立場を超えて出てくるはず」と指摘する。「日本人にとって『憲法』は上から来たものです。国民が勝ち取ったことは一度もない。だから『憲法は国家権力を制限するもの』という西欧風の立憲主義に現実感がないのです。それでも戦後、平和憲法が尊重されてきたのは、戦争の怖さを肌身で知る世代がいたからでしょう」

 しかし、今、くしの歯が欠けるように戦中派が減っていく。赤坂さんは「今回の解釈『改憲』は賛成、反対で語れることではなく、もっと憲法の根幹に関わる問題。憲法って何か。国家って何か。素朴で率直な『子供の問い』を恐れず発しないと、私たちはいつまでたっても政治の『消費者』のままです」と訴え、こう呼びかける。「確かに私たちは国政にものを言う癖がついていない。でも今から始めることはできます。民主主義の本質は多数決ではなく、『民が主』という考え方です。今回の議論、『わからない』ことがたくさんあるのに、それすらちゅうちょして言えない。『わかんない祭り』始めませんか。『わかんない』と正直に言いましょう。今言わないと。騒がないと。自分の言葉で。政治の『消費者』になっては絶対にダメです」

 消費者ではなく、主権者に−−私たちはなれるだろうか。

603とはずがたり:2014/09/11(木) 21:29:46

2014.9.11 17:20
佳子さま、学習院大中退される 他大学ご受験のため
http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/140911/lif14091117200014-n1.html

 宮内庁は11日、秋篠宮ご夫妻の次女、佳子さまが、昨年4月に入学した学習院大文学部を、今年8月31日付で中退されたと明らかにした。他大学を来春入学を目指して受験するため、ご夫妻と相談して決められたという。

 関係者によると、長女の眞子さまが卒業された国際基督教大(ICU)も検討されているという。同庁によると、佳子さまは幼稚園から通った学習院の女子高等科在学時にも、新たな学びの場を持ちたいとして学習院大以外を受験されていた。

604とはずがたり:2014/12/12(金) 14:33:57
内閣法制局よりも宮内庁の方が憲法の番人として最後の砦となれるのかも。
皇室の藩屏たる公家衆がないのに皇室だけあってもなぁと思わなくもないけど憲政の藩屏としての皇室ってのも素晴らしいのかも。本来保守の安定性とはこんな所に根源があるのであろう。

護憲派の天皇皇后が安倍政権に危機感
天皇家と安倍政権が対立!? 護憲姿勢強める天皇・皇后を首相の側近が批判!
http://lite-ra.com/2014/11/post-605.html

 それは、安倍首相に対して発せられたとしか思えないものだった。10月20日の誕生日を前にした文書コメントで、美智子皇后が「来年戦後70年を迎えることについて今のお気持ちをお聞かせ下さい」という質問に、こう答えたのだ。
「私は、今も終戦後のある日、ラジオを通し、A級戦犯に対する判決の言い渡しを聞いた時の強い恐怖を忘れることが出来ません。まだ中学生で、戦争から敗戦に至る事情や経緯につき知るところは少なく、従ってその時の感情は、戦犯個人個人への憎しみ等であろう筈はなく、恐らくは国と国民という、個人を越えた所のものに責任を負う立場があるということに対する、身の震うような怖れであったのだと思います」
 実はこの皇后発言の2ヶ月前、安倍首相がA級戦犯として処刑された元日本軍人の追悼法要に自民党総裁名で哀悼メッセージを送っていたことが報道されていた。連合国による裁判を「報復」と位置づけ、処刑された全員を「昭和殉難者」として慰霊する法要で、安倍首相は戦犯たちを「自らの魂を賭して祖国の礎となられた」と賞賛したという。
 皇后の言葉はこうしたタイミングで出てきたものだ。しかも、それは記者からA級戦犯をどう思うかと質問されたわけではない。自らA級戦犯の話題を持ち出し、その責任の大きさについて言及したのである。
「天皇と皇后両陛下は、安倍政権の改憲、右傾化の動きに相当な危機感をもたれている」
 宮内庁記者や皇室関係者の間では少し前からこんな見方が広がっていた。天皇・皇后は、即位した直後からリベラルな考えをもっているといわれていたが、それでも以前は、一言か二言、憲法や平和、民主主義についてふれる程度だった。それが、第二次安倍政権が発足し、改憲の動きが本格化してから、かなり具体的で踏み込んだ護憲発言が聞かれるようになったのだ。
 たとえば、昨年、天皇は誕生日に際した記者会見で、記者の「80年の道のりを振り返って特に印象に残っている出来事を」という質問にこう答えている。
「戦後、連合国軍の占領下にあった日本は、平和と民主主義を、守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り、様々な改革を行って、今日の日本を築きました。戦争で荒廃した国土を立て直し、かつ、改善していくために当時の我が国の人々の払った努力に対し、深い感謝の気持ちを抱いています。また、当時の知日派の米国人の協力も忘れてはならないことと思います」
 日本国憲法を「平和と民主主義を守るべき、大切なもの」と最大限に評価した上で、わざわざ「知日派の米国人の協力」に言及し、「米国による押しつけ憲法」という右派の批判を牽制するような発言をしたのである。

 また、美智子皇后は昨年の誕生日にも、憲法をめぐってかなり踏み込んだ発言をしている。この1年で印象に残った出来事について聞かれた際、皇后は
「5月の憲法記念日をはさみ、今年は憲法をめぐり、例年に増して盛んな論議が取り交わされていたように感じます」
 
 としたうえで、以前、あきる野市五日市の郷土館で「五日市憲法草案」を見た時の思い出を以下のように語り始めたのだ。
「明治憲法の公布(明治22年)に先立ち、地域の小学校の教員、地主や農民が、寄り合い、討議を重ねて書き上げた民間の憲法草案で、基本的人権の尊重や教育の自由の保障及び教育を受ける義務、法の下の平等、更に言論の自由、信教の自由など、204条が書かれており、地方自治権等についても記されています。当時これに類する民間の憲法草案が、日本各地の少なくとも40数か所で作られていたと聞きましたが、近代日本の黎明期に生きた人々の、政治参加への強い意欲や、自国の未来にかけた熱い願いに触れ、深い感銘を覚えたことでした。長い鎖国を経た19世紀末の日本で、市井の人々の間に既に育っていた民権意識を記録するものとして、世界でも珍しい文化遺産ではないかと思います」

605とはずがたり:2014/12/12(金) 14:34:28
>>604-605
 日本国憲法と同様の理念をもった憲法が日本でもつくられていたことを強調し、基本的人権の尊重や法の下の平等、言論の自由、信教の自由などが、けっして右派の言うような「占領軍の押しつけ」などでないことを示唆したのである。 
 そして、今回のA級戦犯発言──。これはどう考えても偶然ではないだろう。この期に及んでA級戦犯を英雄視する首相に対して、「責任をとることの意味を考えなさい」と諭したとも受け取れる言葉だ。
 もっとも、安倍首相やそれを支える右派勢力にこうした天皇・皇后の発言を真摯に受けとめようという気配はまったくない。それどころか、首相の周辺からは、天皇に対する批判発言までが飛び出している。
 今年4月、安倍政権下で教育再生実行会議委員をつとめるなど、安倍首相のブレーンとして知られる憲法学者の八木秀次が「正論」(産業経済新聞社)5月号で「憲法巡る両陛下のご発言公表への違和感」という文章を発表。そこで、天皇・皇后に安倍内閣の批判をするな、と説教をしたのである。
「両陛下のご発言が、安倍内閣が進めようとしている憲法改正への懸念の表明のように国民に受け止められかねない」
「宮内庁のマネジメントはどうなっているのか」
 この憲法学者は、日本国憲法第99条に「天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ」という条文があることを知らないらしい。そもそも現天皇は戦後憲法によって天皇に即位したのであり、自己の立脚基盤を憲法におくことは当然なのだ。象徴天皇制とは戦後レジームの象徴であり、だからこそ天皇と皇后は常に戦後憲法理念である平和と民主主義の擁護を語ってきた。そういう意味では、先に喧嘩を売ったのは、その戦後天皇制の立脚点をはずしにかかった安倍政権のほうなのだ。
 だが、彼らにこんな理屈は通用しない。ネット上では安倍首相支持者が、護憲発言を繰り返す天皇・皇后に対して「在日認定」という表現で非難するケースまで出てきている。
 これまで、安倍首相が議連会長をつとめる神道政治連盟はじめ、右派勢力は天皇を再び国家元首にかつぎあげることを公言し、天皇を中心とした祭政一致国家の復活を声高に叫んできた。ところが、天皇が護憲や平和、民主主義を口にし始めたとたん、その存在を敵視し、天皇を棚上げするかたちで国家主義政策を進め始めたのだ。現在の天皇・皇后はむしろ、政権に疎んじられ、完全に孤立しているようにすら見える。
 しかも、こうした状況に拍車をかけているのが、マスコミの対応だ。新聞、テレビはオランダ王室との華やかな宮中晩餐会などを大々的に報道する一方で、天皇や皇后のこうした憲法発言はほとんど取り上げようとしない。
 たとえば、天皇が昨年の誕生日会見で、「平和と民主主義を、守るべき大切なものとして、日本国憲法を作り〜」と憲法に言及した部分について、NHKは安倍政権に配慮して、完全に削除してしまった。また、今年の美智子皇后の「A級戦犯」発言についても、この部分を大きく取り上げた新聞、テレビは皆無に近かった。全国紙の政治部記者がその理由をこう解説する。
「読売、産経、NHKは安倍政権の広報機関のようなものですから、改憲に水を差すような発言は報道しない。一方、朝日などの左派系メディアは今、弱っていますから、それを取り上げることで『天皇の政治利用だ!』 と言われるのを恐れて腰が引けている。結局、天皇陛下や皇后陛下がどんなに護憲発言をしても、国民には伝わらない、そういう状況になっています」
 この先、おそらく天皇と皇后はますます孤立を深め、何を話しても政権から無視される状態になっていくだろう。だが、そのことは、天皇が政治利用される危険性がなくなるということとイコールではない。たとえば、代替わりをして、次の天皇や皇后が自分たちの意に沿う発言をしてくれるとなれば、改憲をめざす国家主義的勢力は確実に「天皇のお言葉を聞け」と政治利用に乗り出すはずだ。
 実際、安倍政権と一部の保守勢力はすでに皇太子、雅子妃夫妻を今の天皇、皇后とは逆の方向に導くべく動き始めているという見方もある。次回はその辺りについても検証してみたい。
(エンジョウトオル)

606名無しさん:2015/01/11(日) 10:16:04
http://www.excite.co.jp/News/society_g/20150108/Cyzo_201501_post_18027.html

“佳子萌え”が中国にも飛び火「佐々木希を超えた」「ロイヤルファミリー欲しい」
日刊サイゾー 2015年1月8日 22時00分 (2015年1月11日 09時30分 更新)

 アイドル並みのルックスから、皇族としては異例の人気を集めている秋篠宮ご夫妻の次女、佳子さま。日本のネット上では「佳子萌え」という言葉が生まれたが、その人気ぶりは、ついに海を越えてお隣中国にも飛び火している。

 佳子さまが高校を卒業された2年前あたりから、その美しさは中国でも話題となっていた。しかし、その人気ぶりが決定的となったのは、先月29日、20歳の誕生日を迎え、白いローブデコルテとティアラを身につけた佳子さまの姿だ。

 中国版Twitter「微博」では、その姿を捉えた写真が数多く投稿され、合わせて10万以上の「いいね!」が寄せられている。コメントを見ても、

「本当にきれいだ!」
「我が国にうじゃうじゃいる成金の娘とは風格が違いすぎる」
「私が一番好きな日本人女性は昨日まで佐々木希だったが、今日からは彼女だ!」

などと、その多くは手放しの大絶賛。中には、

「日本やイギリスみたいに、君主のいる国がうらやましい時がある。王族の結婚や出産を国民みんなで祝うのは素晴らしい。中国にもロイヤルファミリーがいればいいのに」
「宣統帝(ラストエンペラーの愛新覚羅溥儀)の末裔を探すか」

と、まるで王政復古を望むような発言すらあった。

 一方では、美人との評判の高い習近平の長女を暗に示し、「我が国のプリンセスも負けていないではないか!」とする書き込みも見られた。また、「安倍は来なくていいから、かわりに佳子公主に中国に来てほしい」という声も。両国関係が冷え込む中、国境を超えた佳子萌えが日中友好に一役買う!?
(文=牧野源)

607名無しさん:2015/01/11(日) 10:35:29
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141128-00041195-gendaibiz-bus_all
宮内庁が密かに頭を悩ます 浩宮が即位したら、「皇太子」がいなくなる 秋篠宮も愛子さまも悠仁さまも、皇太子にはなれない
現代ビジネス 2014年11月28日(金)6時2分配信

 12月23日に81歳を迎える今上天皇は、かねてよりご自身の陵墓案など「その日」を視野に入れた活動をされてきた。だが皇族の身分を規定する『皇室典範』には、代替わりについての大きな穴があった―。

「皇太弟」に「皇太甥」
 「えっ、そうなんですか?皇太子という存在は必ずいるものだと思ってました。皇太子がいない状況というのは、神話とかそのあとの時代ぐらいなのかと」(漫画家・倉田真由美氏)

 おそらく大多数の人が倉田氏と同じ思いを抱くだろう。今上天皇が代替わりし、現皇太子の浩宮徳仁親王が皇位に就いたとき、皇室には「次の天皇(皇嗣)」たる権利を持つ「皇太子」がいなくなってしまうのだ。

 そんな話があるか、秋篠宮文仁親王も悠仁親王もいらっしゃるではないかという反論が返ってくるだろう。確かに皇位継承権を持つ皇族男子は存在する。けれども、お二人は「皇太子」にはなれない。『皇室典範』が定めている皇太子の条件に合致しないからだ。

 皇室典範が定める皇太子の定義にはこうある。

 〈第八条 皇嗣たる皇子を皇太子という。皇太子のないときは、皇嗣たる皇孫を皇太孫という〉

 ここに出てくる「皇子」とは、天皇の息子を意味する。だから現在、皇太子の地位には、今上天皇の長子である浩宮がついている。

 では、浩宮が即位して天皇となった場合はどうなるのか。浩宮には娘(愛子内親王)はいるが、息子(皇子)はいない。皇室典範第一条には〈皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する〉とあるので、息子がいない以上、「男系男子」の孫(皇太孫)も当然いない。

 「現皇太子が即位した時点で、皇位第一継承者は弟宮の秋篠宮文仁親王になります。ただ、秋篠宮は『皇嗣たる皇子』ではないから、皇太子にはなりません。歴史上の表記でいえば、〝皇太弟〟ということになる。悠仁親王はどうか。たとえば、父である秋篠宮が兄の天皇より先に亡くなった場合、悠仁親王が皇位第一継承者になるわけですが、悠仁親王は皇太孫ではなく、天皇の甥なので、やはり皇太子にはなりません」(ノンフィクション作家・保阪正康氏)

 皇太子不在を、それほど問題にする必要はないという意見もある。近現代史研究家の浅見雅男氏は言う。

 「歴代の天皇家において、皇太子が空位だったことは決して珍しいことではありません。皇室典範が穴だらけなのはそのとおりですが、むしろそれによって皇位継承は、昔から融通無碍におこなわれてきた。世継ぎの方に対して、皇太子という呼び方を絶対にしなければいけないという決まり自体がないのです。もし、浩宮在位中に悠仁親王が皇位継承第一位になった場合は、『皇太甥』とするのが、一番自然ということになるでしょう」

 今の世に皇太甥と書いて「こうたいせい」と読める人がはたしてどれだけいるだろうか―。

608名無しさん:2015/01/11(日) 10:36:34
>>607
「東宮職」もなくなる
 皇室ジャーナリストの山下晋司氏が語る。

 「皇太子がいなくなれば、宮内庁法第六条によって〈皇太子に関する事務をつかさどる〉とされる『東宮職』がなくなります。東宮職は、現在約50名。ほかに料理人や運転手などの管理部の職員もあわせると六十数名の居場所がなくなります。解雇できませんので人事異動で対応するしかありませんが、それだけの人数を異動させるとなると大変です。宮内庁には頭の痛い問題でしょう」

 皇太子としての公務を誰が担うのか、という問題も、当然出てくる。

 「皇太子殿下が即位されれば、皇位継承順位第一位の秋篠宮殿下が、今の皇太子殿下の職務を引き継がれるでしょう。そうすると、宮家皇族としてこれまで秋篠宮殿下がやってこられた公務はどうなるのかという問題が出てきます。

 外国交際の面でも、悩ましい問題が生まれるでしょう。事実上の皇太子ではあるが、法的には一宮家の親王という場合、外国に対してクラウンプリンス(皇太子)という言葉を使うのか、それともただのプリンスとするのか。当然、次期皇位継承者ということでクラウンプリンスとして活動していただいたほうが日本の国益にはなるでしょう。国内と海外で使い分けをするという可能性もあります」(前出・山下氏)

 東宮家と宮家では、公的な活動の内容も大きく違ってくる。宮家皇族は公益法人など各種団体の名誉職に就いて活動できるが、皇太子・皇太子妃は、天皇・皇后と一緒で、原則的には団体の名誉総裁には就かない。秋篠宮は、現在、世界自然保護基金ジャパン名誉総裁や日蘭協会名誉総裁など多くの名誉職に就いているが、皇太子の職務を引き継いだ場合、これら名誉職や、その活動はどうするのかもはっきりしない。実際問題として、宮家皇族としての公務と皇太子の公務を兼任するというのは難しいだろう。

 もっと大きな問題もある。「生活費」の問題だ。

 皇族には「内廷皇族」(皇后・皇太后・皇太子・皇太子妃など)と、内廷から独立して一家をかまえている「宮家皇族」の2種がある。ちなみに特別な存在である天皇は、内廷皇族にも宮家皇族にも含まれない。

 国が支出する費用は、内廷皇族と宮家皇族ではまるで違う。天皇および内廷皇族に支出される「内廷費」は、平成26年度は年額3億2400万円。現在の状態のまま天皇が代替わりすると仮定すれば、内廷皇族は美智子皇太后、雅子皇后、愛子内親王の3方。天皇を加えて4方の世帯ということになる。仮に愛子内親王が結婚して皇籍を離脱し、3方になったとしても、金額は同じだ。

 他方、宮家皇族に支出される「皇族費」は、親王で3050万円、親王妃がその半額というように、頭数ごとに皇室経済法で定められているが、内廷費と比べると極端に少ない。

 秋篠宮、あるいは悠仁親王が、事実上、皇太子の役割を担う場合も、現行法では内廷費の対象にはならないので、すべて皇族費でやりくりしなければならないという事態になるのだ。

 内廷費と皇族費は、いわば皇室のプライベートのお金だが、それとは別に、内廷諸費以外の宮廷諸費に充てるための「宮廷費」というものがある。宮内庁が経理を担当する公金で、平成26年度の予算は55億6304万円。この宮廷費も、支出内容によっては、内廷皇族は使うことができる。たとえば、愛子内親王の学費・教育費は、宮廷費から支出されている。

 「将来の天皇なのだから、悠仁さまの学費もオモテの金である宮廷費から出しましょうという話があったんです。でも、これは実現せず、悠仁さまの学費は、従来どおり秋篠宮家の皇族費から出されたと聞いています」(宮内庁関係者)

609名無しさん:2015/01/11(日) 10:37:13
>>608
「次の天皇=皇太子」の違和感
 このように、皇太子の不在により多くの問題が噴出してくる。そもそもなぜこんなことになっているのか。

 「今の皇室典範、皇室経済法という法律も、宮内庁という組織も、皇位は親子継承しか前提にしていない。だからこんな問題が生じてきたのです。確かに今までは親子継承が6代も続いてきた。しかし、そのほうが日本の歴史上から見れば珍しいのです」(前出・保阪氏)

 愛子内親王を皇太子とすれば、これらの問題は回避できる。けれども、この方法は無理だろうと言うのは、宮内庁担当記者だ。

 「愛子さまを皇太子にするということは、『女系・女帝』を容認するということです。でも、これは国論を二分しかねない大変革で、宮内庁はもちろん、政府も手をつけたくないでしょう」

 では、どうすればいいのか。皇室典範にある皇太子の定義を変えるという案が、宮内庁でひそかに検討されているという。

 「現行の第八条の条文を、『皇位継承順位第一位の皇族を皇太子という』に改正する方法があります。そうすれば、皇太子殿下が即位された時点で秋篠宮殿下は皇太子となります。皇太孫に関する部分を削除する必要はありますが、この皇太子の定義を変えるだけで、内廷費・皇族費のことや東宮職のことなどの問題は解決します」(前出・山下氏)

 だがそれでは、従来「天皇の息子」だったはずの皇太子に、「天皇の弟」がなっているという国民の違和感はぬぐい難い。

 宮内庁ははたしてどう考えているのか。「代替わりの際に皇太子に当たる皇族がいなくなることについての見解」を質すと、以下のような回答があった。

 「(代替わりとなった場合の秋篠宮の呼び名として)現在、『皇太弟』という制度はありません。

 (将来の対策について)将来的に生じうる様々なケースを想定し、研究しておくことは有益であると考えております」

 前出・浅見氏は言う。

 「皇室典範第三条には〈皇嗣に、精神若しくは身体の不治の重患があり、又は重大な事故があるときは、皇室会議の議により、前条に定める順序に従つて、皇位継承の順序を変えることができる〉とあります。たとえば秋篠宮が皇嗣となって10年、20年後に兄の天皇ともども老年に達した場合、皇位の安定のためにも壮年となった悠仁親王と皇位継承順位を取り替えてはどうか、という意見が出てくるかもしれません」

 声を上げるとたちまち議論百出となるのが皇室問題。冒頭の倉田氏は「皇位継承で一番大事なのは、波乱がないことだと思うんです」と案じている。おそらく宮内庁も、根回しをすすめながら、じっとタイミングを窺っているのだろう。

 「週刊現代」2014年11月29日号より

週刊現代

610名無しさん:2015/01/11(日) 10:40:40
>>607-609
9条以外からの憲法改正は、9条の改正につながるから、9条以外の憲法改正にも絶対反対だという護憲派がいますが、
皇室典範第一条(男系男子)以外からの皇室典範改正は、皇室典範第一条の改正につながるから、皇室典範第一条以外の皇室典範改正にも絶対反対だという保守派もいるかも?

611とはずがたり:2015/01/27(火) 13:38:48
終戦70年、天皇新年のお言葉は8月の安倍談話を制する綸言か
2015.01.08 12:01
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/4713

「戦争の歴史を十分に学び、今後の日本のあり方を考えていくことが、今、極めて大切なことだと思っています」。

 元日、新年のご感想で天皇はこう綴られた。このお言葉について、「『極めて』というのは非常に強い表現」と解説するのは、宮内庁関係者だ。

 年頭所感では、日本を「世界の中心で輝く国」にしたいと綴った安倍首相だが、その言葉に宮内庁関係者は敏感だ。

「あの悲惨な大戦を今一度、胸に刻むべき節目の年頭所感としては、余りに能天気であり、陛下のご感想とは言葉の重みが異なると言わざるを得ない」(別の宮内庁関係者)


612名無しさん:2015/02/05(木) 21:37:42
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2015020400945
改憲発議は参院選後=安倍首相と自民本部長が一致

 安倍晋三首相は4日、自民党の船田元・憲法改正推進本部長と首相官邸で会談した。改憲について船田氏は、環境、財政、非常事態対応などのテーマに分けて段階的に議論を進め、2016年夏の参院選の後に最初の発議を目指す考えを伝えた。首相は「それが常識だろう」と応じた。
 憲法改正原案は衆院100人以上、参院50人以上の賛同で国会に提出できる。衆参両院のそれぞれ3分の2以上の賛成で改正が発議されると国民投票が行われ、過半数の賛成で承認される。与党の自民、公明両党の勢力は、衆院では3分の2を超えているが、参院では届いていない。首相としては、参院選で議席の上積みを図り、改憲の環境を整えたい考えだ。
 会談で船田氏は、今国会中に衆参両院の憲法審査会で改憲テーマの優先順位について議論を始める意向を示した。首相は「開かれた場の議論で中身を絞り、丁寧に進めてほしい」と指示した。 
 首相は昨年12月の第3次内閣発足時の記者会見で、改憲に関し「どういう条文から国民投票を行うか、国民的な理解を深める努力をしたい」と述べ、国民の支持獲得に努める意向を示していた。
 自民党は「国防軍」創設など9条改正を含む改憲案を示しているが、公明党や世論の理解をより得やすい「環境権」創設などを優先させるとみられる。(2015/02/04-23:06)

613名無しさん:2015/02/05(木) 21:56:46
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015020500843
憲法改正への意欲鮮明=「参院選後発議」政権内に波紋−安倍首相

 安倍晋三首相が宿願である憲法改正への意欲を鮮明にし始めた。昨年12月の衆院選で圧勝し、長期政権への足場を固めた中、改憲発議と国民投票の時期について「2016年夏の参院選の後」との認識を表明し、具体的な政治日程に位置付けた。ただ、至上命令である経済再生は道半ばで、政権内には改憲論議の独り歩きに警戒感がある。9条改正に慎重な公明党との関係がぎくしゃくする可能性もありそうだ。
 首相は5日の参院予算委員会で、磯崎仁彦氏(自民)の質問に対し、改憲に関し「国民的な議論と理解の深まりが必要だ」と答弁、見直しの必要性を粘り強く訴えていく考えを強調した。4日に自民党の船田元・憲法改正推進本部長と会談した際は、改憲発議と国民投票について、参院選後が「常識だろう」と言及した。
 首相がスケジュールに踏み込んだのは、政権運営での自信の表れと言える。衆院での自民党の会派勢力は291議席。発議に必要な3分の2以上の317議席に到達するには、与党の枠組みのほか、改憲に前向きな維新の党と連携する選択肢もある。参院では自民党は114議席で、与党に維新や次世代の党を加えても3分の2以上の162議席には届かないため、議席上積みが発議の前提となる。
 一方、公明党の漆原良夫中央幹事会長は5日の記者会見で、4日の首相の発言に関して「初めて聞いた」と語り、困惑を隠さなかった。同党は現憲法の条文を維持した上で、環境権など新しい人権を「加憲」していく立場で、9条改正に前向きな首相とは相いれない。別の同党幹部は「参院選直後の改憲なんてあるわけない」と言い切った。
 改憲機運の唐突な高まりに沈静化を図る動きも出ており、菅義偉官房長官は5日の会見で「国民の理解が深まらなければ、簡単にできることではない」と指摘。政府高官は「国民との約束は経済だ」と語り、経済最優先の路線に変化はないことを強調した。
 首相には第1次内閣時、改憲を参院選の争点に据える意向を示し、惨敗した経験もある。これを念頭に自民党ベテラン議員は「今から来年の話をしたら鬼が笑う。こんなことで参院選で勝てるのか」と懸念を示した。(2015/02/05-18:57)

614とはずがたり:2015/02/06(金) 11:38:18
国民にとってはどうでもいいけど民主と維新を分断できるしで参院選対策にはベストだなぁ。。(´・ω・`)

615名無しさん:2015/02/07(土) 11:10:23
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150206-00000064-mai-pol
<緊急事態条項>枝野幹事長「戒厳令はだめ」も、議論可能と
毎日新聞 2月6日(金)19時0分配信

 民主党の枝野幸男幹事長は6日、TBSのCS番組で、大規模災害時の「緊急事態条項」を憲法に設けることについて「政府が何でもできる戒厳令はだめだが、衆参両院の任期満了が迫っていて、東日本大震災のようなことが起きたときに実際に選挙ができるのか」と述べ、議論は可能との認識を示した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150206-00000604-san-pol
憲法改正 民主・岡田代表「首相との議論危ない」 枝野氏「議論の余地ある」
産経新聞 2月6日(金)22時29分配信

 憲法改正をめぐり、民主党の岡田克也代表と枝野幸男幹事長との間に6日、齟齬(そご)が生じた。

 枝野氏はCS番組で、憲法に規定されていない緊急事態条項の創設について「建設的な議論をする余地はある」と述べた。具体例として大震災時の対応を挙げ、「衆院選、参院選が半月後に迫っているときに東日本大震災のようなことが起こったら選挙ができるか」と指摘した。憲法は衆参両院の任期を定めているが、非常時の対応を明記していない。

 一方、岡田氏は記者会見で「枝野氏の考えも分かるが」と前置きした上で「まず入り口が大事だ。安倍晋三首相の憲法観を修正してもらわないと」と述べ、安倍政権下で憲法論議はしないとの考えを改めて表明。「首相は今の憲法を非常に低く見ている。そういう首相の下での憲法論議は非常に危ない」とも語った。

616名無しさん:2015/02/07(土) 11:22:55
【参院選】維新・橋下氏「侵略戦争は絶対ダメだ。今の憲法9条の考え方は堅持しなければいけない」
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1372485816/

1 :そーきそばΦ ★:2013/06/29(土) 15:03:36.82 ID:???0
日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)は28日、党憲法調査会が中間報告で自衛隊の存在を憲法に明記するとしたことに関し、
市役所内で記者団に「侵略戦争は絶対に駄目だ、戦争は駄目なんだという今の憲法9条の考え方は堅持しなければいけない」と述べた。
一方で「平和というのは自ら汗を流し、努力して守っていかなければいけない」とも語った。
 参院選公約で史実の解明に努めるとした従軍慰安婦問題については、「日本は反省しながら、謝るところは謝りながら、
でも事実と違うところは違うと言い続けないといけない」と強調した。 


憲法9条「考え方は堅持」=橋下氏【13参院選】
時事通信 6月28日(金)21時27分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130628-00000202-jij-pol

617名無しさん:2015/02/07(土) 11:24:28
>>616
http://www.huffingtonpost.jp/2013/05/13/ishin_n_3264399.html
橋下氏、自民の憲法改正案を「怖い」。国民投票のやり方にも相違点
The Huffington Post
投稿日: 2013年05月13日 13時26分 JST 更新: 2013年05月24日 10時25分 JST

日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長が12日、自民党の改憲案を「危険」と批判したと各社が報じている。産経ニュースは下記のように、維新は、憲法観が自民とは違うことを参院選で問うとしている。

「公権力を前面に出しすぎており、怖い。僕らの世代以降には共感を得られないと感じる」と述べ、夏の参院選で憲法観の違いを訴える考えを示した。

(産経ニュース 2013.5.12 20:59)
維新の会は、維新八策に憲法改正について下記のように挙げている。

憲法改正〜決定できる統治機構の本格的再構築〜

? 憲法改正発議要件(96 条)を 3 分の 2 から 2 分の 1 に

? 首相公選制(再掲)

? 首相公選制と親和性のある議院制=参議院の廃止も視野に入れた抜本的改革・衆議院の優位性の強化(再掲)

? 地方の条例制定権の自立(上書き権)(「基本法」の範囲内で条例制定)憲法94条の改正

? 憲法9条を変えるか否かの国民投票

(維新の会ホームページ「維新八策」(PDF)より)
改憲手続きを定めた96条の改正については、自民党案でも発議要件を衆参両院の3分の2以上から過半数に引き下げるとしており、この部分は維新の会と一致すると見られる。また、橋下氏は11日に行われた大阪維新の会の全体会で、統治機構の再構築にしっかり取り組みたいと話しているが、この点に関しても自民とは異なる意見であろう。

また、改憲案そのものの内容ではなく、憲法改正を行うにあたっての国民投票に対しても、自民党との違いがあるようだ。9日に行われた、大阪市長定例記者会見では、憲法9条については、憲法改正の議論の前に、国民投票を利用して国民の声を聞くべきだということも発言している。

「憲法9条については、2年間ぐらい間を入れて、国民投票をやるべきだ。憲法改正の国民投票の前に。

それは、憲法9条というのは、大議論のテーマになるわけですから、単純に選挙が終わって、改正案の発議をして、国民投票で一発で決着を付けるというのは、僕はちょっとプロセスとしては、極めて幼稚だと思う。」

(2013年5月9日大阪市長定例記者会見より。)

618名無しさん:2015/02/07(土) 11:24:39
>>617

現在の国民投票は憲法改正に関するものしか存在せず、その他の議論に関して利用できるものがない。それらの法整備も、必要とも述べている。

「終戦直後、あの憲法が国民から総スカンを食らっていたのかと言ったら、そうでもない状況もあるわけですし、戦争が終わったあとに、もう戦争はコリゴリだというのは、国民としては当然だと思いますよ。



だけれども僕は、制定過程には問題有りだと思っているし、当時の1945年から1947年の状況と、 2013年の状況というのは全然違うので、しかも9条自体の言葉としてもおかしいです。そもそも自衛権まで否定していた9条だったわけですから、そういうところまで、内閣法制局のアクロバティックな解釈にすべて委ねるんではなくて、しっかり筋を通した形にしたら良いのではないでしょうか。



やっぱり戦争はね、やっちゃいかん。絶対ダメだし。止めないといけないけれども。国家としては安全保障をどう考えるのかは整理は必要だと思います。しかしそれはすぐにはできないから、時間もかかるだろうし、そうやって国民とコンセンサスを取っていくやり方は、新聞がワーワーワーワー社説書いたり、記事を書いたりしたって、それは国民のコンセサスになっているかどうかの確認はしないから、自分たちの意見が絶対的に正しいと思ってやっていますけれども、あれも一回国民投票にかけてみると良いんですよ。僕はね、15%ぐらいだと思います。



そういうのをやってみたら、ああこれはちょっと難しいな、修正しないといけないのかな、修正したら40まで増えたな、こういうやり方を取って憲法というものはコンセンサスを取って行かないと、憲法改正というものは、政治家の思いだけで出来ない、国民投票をやらなくてはいけないんでね、僕は国民とのキャッチボールは国民投票しか無いと思います。そういう意味で、9条については予備的な国民投票をやらないといけないと思っています。」

(2013年5月9日大阪市長定例記者会見より。)
「与党にならないと法律の改正もできないですからね。自民党は、予備的な国民投票という意識はないのではないでしょうか。それをこれから自民党のみなさんにも話をしますし。産経新聞は「維新は国民投票にまるなげするな」と言いますが、実行プロセスについての認識が甘いというか、案さえ出せば通ると思っているというか。そこが今までの浅い憲法論議だと思うんですが。



本当に改正していこうと思ったら、国民とのキャッチボールをどうやるか。これは、絶対国民投票を使わざるを得ない。国民投票法の改正など、憲法改正以外の国民投票ができるようにしなくてはいけないと思う。憲法を改正するには国民投票が必要で、どうやって国民投票で支持を得るのか、その戦略が全く自民党にはない。そこで国民の皆さんの支持を得ようと思ったら、キャッチボールをせざるを得ない。もちろん国民の皆さんの言うことだけに従うというわけではないけれども、国民の皆さんが理解してくれないんだったら説明をしなくてはいけないし、そこをどうやって救っていくかということ、それは世論調査などではなくて、国民投票だと思いますけれどもね。」

(2013年5月9日大阪市長定例記者会見より。)
朝日新聞デジタルでは、橋下氏の語った言葉として、次のように報じている。

自民党は政治家の立場で憲法を論じるが、僕自身は自分が今の立場を辞めた後、市民になった時に公権力はどうあるべきかという視点から考えたい。

(朝日新聞デジタル 『「自民党の憲法観、危険だと思う」維新・橋下氏』より。 2013/05/12 19:40)
いつの間にか憲法改正がされていたという状況にならないよう、憲法改正のやり方についても注目している必要がある。

619とはずがたり:2015/02/07(土) 19:50:30
>>616-618
なんか民主党でも乗れそうな慎重さですね〜。

620名無しさん:2015/02/14(土) 20:49:16
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150214-00000547-san-pol
自民党・船田憲法改正推進本部長の発言要旨
産経新聞 2月14日(土)18時53分配信

 自民党の船田元憲法改正推進本部長の宇都宮市での発言要旨は以下の通り。

 憲法改正はいっぺんにはできない。発議も国民投票も数回に分けてやることになる。問題は1回目の憲法改正のテーマを何にするか、いつやるかだ。

 4日、安倍晋三首相(自民党総裁)と会合を持った。いつやるかについては、国会でしっかりとした議論をしなければいけないとなると、「来年の参院選後に発議をすることが妥当ではないか」ということで一致した。

 9条の問題もあるが、環境権や緊急事態、財政規律の条項の創設という問題から解決していくのがいいのではないかと思っている。首相に話したところ、「お前に任せる」ということだった。

 首相自身が「ここを変えたい」「あれを変えたい」と言うとマスコミがたたく。私がくみ取って、1回目の憲法改正のテーマとして仕立て上げ、首相にも理解いただく形で進めていきたい。

 幅広い合意を得なければ発議はできない。この精神に基づいてこれからもしっかりと議論する。

 初めて憲法改正をやる。早ければ来年秋、遅くても再来年の春には実現すべく全力を尽くしていきたい。

621名無しさん:2015/02/19(木) 22:40:03
安倍首相、徴兵制は憲法違反
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/study/2246/1354356742/1726

 一方、岡田氏は集団的自衛権の行使容認により自衛隊活動のリスクが高まれば、入隊希望者が減少し、徴兵制導入の議論が浮上する可能性があると質問。これに対し、首相は「憲法解釈上、苦役に匹敵する。議論の余地はない。徴兵制はいわば憲法違反になる」と否定した。(2015/02/19-17:53)

622名無しさん:2015/02/21(土) 09:27:59
http://www.j-cast.com/tv/2015/02/20228447.html
佳子さんフィーバー!受験者が20%増えた国際基督教大学・・・新学期は大騒ぎ?
2015/2/20 17:25

「学内の男子の中では、すでに『KFC』(カコ・ファン・クラブ)が結成されました」
興奮気味にこう語るのは東京都・三鷹市にある国際基督教大学(ICU)の現役の男子学生である。
秋篠宮夫妻の次女である佳子さん(20)がアイドル並みの人気だと『週刊現代』が騒いでいる。彼女の合格発表があった昨年(2014年)10月以降、ICUでは志願者が急増し、前年に比べて一般入試の受験者数が約20%も増加したという。学内では早くも佳子フィーバーが巻き起こっているようだ。
2月6日から8日にかけて秋篠宮一家が訪れた沖縄では、『女性セブン』や『週刊文春』が密着取材を敢行、その様子を紙面で紹介していた。『週刊新潮』に至っては「奥二重の上にアイテープを貼り、『ぱっちり二重』にされていた」ことまで明らかにした。
彼女、なかなかしっかりした女性らしい。昨年末、20歳の誕生日を前に会見したとき、母親の紀子さんについて週刊誌などが批判的に取り上げていることに触れ、「娘の私から見ると、非常に優しく前向きで明るい人」だと発言し、学習院大学を退学してICUに入ったことについても、「さまざまな憶測があると聞いておりますが、私個人の問題」とキッパリといい、皇室にも踏み込まれたくないプライバシーがあることをにおわせたという。
精力的に公務もこなしているが、どこへ行っても人気はすごいようだ。「まるでアイドルを迎えるような目で、佳子さまを見ていましたね」(宮内庁記者)。こうした公務に熱心な姿勢は、秋篠宮夫妻の教育によって形作られたものだと週刊現代は書く。
<「秋篠宮殿下はお子さんたちにできるだけ色々なことを経験させて、自分のやりたいことを見極めさせる教育方針なんです。これは、ご自身が天皇皇后両陛下から受け継がれたものです。
そんななかで、佳子さまはご公務に熱心な母親の姿を見て、皇族のあり方を学んだと思います。(中略)佳子さまの話題については、宮内庁でも非常に明るい雰囲気で語られています」(宮内庁関係者)>

623名無しさん:2015/02/21(土) 09:28:26
>>622
違い過ぎる「愛子さん記事」の扱い・・・底流に「雅子さん批判」
月刊誌『サイゾー』によると、佳子さんフィーバーが見られ始めたのは09年からだそうだ。佳子さんの制服姿のプライベート写真が同級生のSNSサイト「ミクシィ」を通じて流出し、その写真を『フラッシュ』(09年6月16日号)が掲載したのである。
そして、決定的なターニングポイントとなったのは10年だそうだ。当時、学習院高等科1年生だった佳子さんは「可愛い&SEXY」がコンセプトのダンスチーム「KYS(キス)」を結成し、それが週刊文春(11月11日号)に掲載されたのだ。学園祭で披露したダンスの写真が載り、アイドルと見まがうような容姿、胸を強調するセクシーなポーズがネットを中心に話題となり、「これ撮った奴にピューリッツァ賞を贈りたい」という声まで上がったとサイゾーが書いている。
記事によると、佳子さんは「セクシーな腰ふりが魅力」と紹介され、ご学友から「AKBよりかわいい」「エロい〜!!」と絶賛されたという。<そしてこの記事以降、『本当に恋愛禁止の清楚なAKB』という扱いで報じるオヤジ週刊誌が続々と参入するようになる>(サイゾー)
ネットでも大騒ぎになり、11年になるとスレッドが300本以上に。世が世なら不敬罪にあたるようなわいせつなタイトルのスレッドが多数を占めるようになったそうだ。<すなわち10年から11年を境に「かわいい」の域を超えて、男たちの欲望の対象として消費されるようになったのである>(サイゾー)
サイゾーの中で辛酸なめこ氏はこういっている。<「佳子さまは、美智子さまのファッションセンス、紀子さまの処世術と社交術、そして秋篠宮さまのフェロモンを受け継いでおられる。アイドルを超越し、誰にも到達できない、佳子さまというひとつのジャンルを確立しておられると思います>
私には異様とも思われる佳子さんフィーバーは、皇太子妃雅子さんの病気がはかばかしくなく、完全な形で公務に携われないことへの『批判』が底流にあるのであろう。
週刊文春では「皇太子さまに55歳のご覚悟をお聞きしたい!」という特集を組み、いろいろな人たちが厳しい言葉を投げかけている。
東京大学名誉教授の御厨貴氏はこういう。<「皇太子が会見などで発信する言葉は、誰に向かって何を言ったらいいのか、はっきりしないという印象を受けます。というのも、皇太子のお言葉には、過去の出来事を反芻するという『歴史回顧』の要素がないからです。歴史との対話が欠如しているので、現代を生き、次代を担う皇太子としての生身の言葉として伝わってこない。(中略)
唯一、具体的なエピソードと実感を伴って語られるのは、雅子妃と愛子さまのことだけです。お言葉についての注目がそこにばかり集まってしまうのは無理からぬことでしょう」>
人生で一番美しい時期を謳歌している秋篠宮家の娘たちをアイドルのように追いかけ、持ち上げるメディアの騒ぎを、母親が病から未だ抜け出せず、引き籠もりがちな一人娘の愛子さんはどういう気持ちで眺めているのであろう。あまりにも一方的な取り上げ方だと憤るのは、私だけであろうか。

元木昌彦プロフィール

1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。
【著書】

編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

624名無しさん:2015/02/22(日) 12:35:56
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150221/k10015640711000.html
憲法改正に向けた初の国民投票 再来年春までに
2月21日 20時41分

自民党の憲法改正推進本部の事務局長を務める礒崎総理大臣補佐官は盛岡市で講演し、憲法改正に向けた初めてとなる国民投票を、来年中か遅くとも再来年の春までに実施したいという考えを示しました。

この中で、自民党の憲法改正推進本部の事務局長を務める礒崎総理大臣補佐官は、憲法改正に向けた初めてとなる国民投票について「私個人の意見だが、できれば来年中に初めての国民投票までもっていきたい。とにかく1回でも実施することが大事であり、遅くとも再来年の春にはやりたいと思っている」と述べ、国会による憲法改正の発議を経て、国民投票を来年中か、遅くとも再来年の春までに実施したいという考えを示しました。
また、礒崎氏は、安全保障法制の整備に向けた与党協議について「公明党との間にはまだ距離があるが、自民・公明両党は風雪を共にしてきた間柄であり、どこかできちんとしたまとまりができると思う。大型連休明けに国会審議を始めたい」と述べました。

625名無しさん:2015/02/28(土) 02:33:28
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20150226-00000007-sasahi-pol
田原総一朗「自民党が60年間改憲をしなかった本当の理由」〈週刊朝日〉
dot. 2月26日(木)11時37分配信

 憲法改正が現実的な課題として浮上する中、ジャーナリストの田原総一朗氏は今まで改憲をしなかった理由をこう分析する。

*  *  *
 安倍首相は、どうやら来年の参院選後に憲法改正を敢行する腹を固めたようである。2月4日に首相官邸で自民党の船田元・憲法改正推進本部長と会談した際に、その確認作業を行ったと私はみている。

 現憲法がつくられたのは敗戦の翌年、1946年2月であり、日本は占領下にあった。連合国軍総司令部(GHQ)が10日足らずで書き上げた憲法案に日本政府が少々書き足しただけで、その意味ではGHQから押し付けられた憲法である。

 GHQがこの憲法をつくった目的は、一つは日本を再び戦争ができない非武装の国にすること。次に、民主的な国家にするということ。三つ目は個人の権利を重視し、国家に対する義務や責任を個人に押し付けないということであった。憲法の前文で、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した」とうたっているのも非武装が前提となっているからであり、憲法9条も非武装の念押しをした条項であった。

 自由民主党づくりの中核となった鳩山一郎、三木武吉、岸信介らは、これではとても独立国とは言えないと考え、憲法を改正してイギリスやフランスのような、いわば普通の国になることを目指した。1955年に自由党と民主党が合併して自民党が設立されたときの主要目標の一つが憲法改正であった。

 ところが、それから60年間、憲法は改正されないままできた。この間、ほとんど自民党が政権の座を占めていて、しかも自民党の中には主権のない占領下にGHQによって押し付けられた憲法を「無効」とする考え方の人物が少なくなかったにもかかわらずである。

 自民党の歴代の幹部たちに問うと、衆参両院とも、一度として3分の2議席を占めたことがないからだと説明する。確かに憲法を改正するには、衆参両院ともに3分の2以上の議席が必要で、現在までいずれの選挙でも自民党が3分の2以上の議席を獲得したことはない。

 だが、本当に憲法改正を狙うのならば、何も自民党単独で3分の2議席を占めるのではなく、公明党や民社党などが同意できる改憲案を示して、抱き込みを図ればよかった。

 なぜ、抱き込みを図らなかったのか。宮沢喜一氏は首相時代に、「改憲をしない最大の理由は、実は自民党内に改憲反対の議員が少なくないからだ」と説明した。宮沢氏を含め戦争を体験した議員たちに改憲派は少なく、9条を断固守るべし、という議員が多かったのである。

 改憲が現実味を帯びてきたのは、国際情勢が変わったためなどではない。戦争を体験した議員が自民党にほとんどいなくなったからなのだ。現に野中広務氏、青木幹雄氏、古賀誠氏など戦争を知るOB議員たちはいずれも改憲に強く反対している。

 安倍首相は、祖父の岸信介が改憲できずに辞任せざるを得なかった悔しさがトラウマになっているのかもしれない。しかし、来年の参院選後の改憲を図るとするならば、現実に公明党の協力を得ることが必要であり、公明党は平和政党であることを売り物にしていて、憲法9条に手をつけることには反対のはずである。

 船田元氏に憲法改正について確かめると、公明党との協力が必要であることを認め、参院選前に、憲法のどの部分をどのように改正するのか明らかにしなければならないと表明した。

※週刊朝日 2015年3月6日号

626名無しさん:2015/02/28(土) 22:52:10
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date1&k=2015022800038
憲法改正、9条は後回し=環境・緊急事態で実績狙う-自民

 安倍晋三首相が宿願とする憲法改正に向けた自民党の構想が固まってきた。まずは各党の賛同が見込まれる「環境権」創設などで実績を作った上で、9条をはじめ「本丸」と位置付ける条文を順次改正していく段取り。来年夏の参院選後に第1弾の国会発議を目指すが、野党の警戒感も強く、思惑通り進むかは不透明だ。
 自民党は26日、昨年末の衆院選後初めての憲法改正推進本部の会合を開いた。船田元・本部長は、今月上旬に首相と会い、最初の発議は2016年参院選後とする方針で一致したことを説明。「今国会から、いよいよ憲法改正の中身の議論を鋭意進めていく」と宣言した。
 船田氏は各党との協議で優先するテーマとして、環境権と、大規模災害などに備える緊急事態条項、財政規律に関する規定の三つを列挙。出席者からは「改憲を一度経験することで、国民に慣れてもらう必要がある」との意見が出た。
 また、船田氏は前文や9条、衆参両院でそれぞれ「3分の2以上の賛成」とされる発議要件を定めた96条などを第2弾以降に改正すべき重点項目に挙げ、「改憲勢力」の確保を前提に、一定期間内に実現を目指す方針も示した。
 自民党が最初の発議を次期参院選後とするのは、参院では同党の勢力が半数に満たず、公明党や、改憲で協力が期待できる維新の党などを加えても3分の2に届かないためだ。まずは参院選で安定的な改憲勢力を確保しようという思惑がある。
 自民党は当初、選挙権年齢の「18歳以上」への引き下げで連携した、共産、社民両党を除く各党と共通の改憲試案策定を目指し、3月にも協議をスタートさせたい考えだった。しかし、1月に就任した民主党の岡田克也代表は「首相と改憲を議論するのは非常に危ない」と協力に否定的。公明党の賛同も得られていない。このため、衆参両院の憲法審査会での議論を通じて世論の理解を得ていく「正攻法」への転換を余儀なくされた。(2015/02/28-05:22)


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