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憲法スレッド

256片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/03/22(火) 21:49:22
制限事項「法律で規定」 表現の自由で自民小委
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050322-00000246-kyodo-pol
 自民党新憲法起草委員会は22日午後、権利・義務、司法、改正・最高法規の3小委員会をそれぞれ開き、要綱取りまとめに向けた素案などを基に議論した。
 権利・義務小委(船田元・委員長)は、「表現の自由」の制限について、規定の乱用を防ぐため「制限は法律による」との内容を要綱に盛り込むことで一致。具体的な制限事項については「青少年の健全育成に悪影響を与える恐れがある場合」などを要綱に例示することにした。「結社の自由」の制限も「犯罪を目的とする結社」に限定する。
 「法の下の平等」を定めた14条に新たに「障害による差別の禁止」も明記。「家庭を守る大切さ」を前文に入れることも打ち出す考え。
(共同通信) - 3月22日20時36分更新

自民憲法起草委:有害情報規制や政教分離原則緩和で合意
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20050323k0000m010091000c.html

 自民党新憲法起草委員会は22日、国民の権利と義務に関する小委員会(船田元委員長)を党本部で開いた。「表現の自由」について、すでに制限の対象として挙げていた「青少年に有害な情報・図書の出版、販売」以外にも新たな制限が必要だとの認識で一致。今月末にまとめる要綱案に制限すべき事例を列挙することにした。策定に関しては船田氏に対応を一任した。
 また同小委では、政教分離原則を緩和する際、国や自治体に認める宗教活動の条件としていた「特定の宗教を援助する目的や効果を持たない」との基準を削除することでも合意した。現在の政教分離をめぐる訴訟の判断基準である「目的・効果基準」を盛らないことで、首相の靖国参拝や公金からの玉ぐし料支出を可能にする狙いがある。
【松尾良】

257名無しさん:2005/03/23(水) 01:26:01
典範改正 皇位は「男系男子」 神社本庁が基本姿勢
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050321-00000003-san-pol

 全国約八万社の神社で組織する神社本庁は二十日までに、小泉純一郎首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」が皇位継承のあり方について検討していることを受けて、本庁としての見解を示した「皇室典範改正に関する神社本庁の基本的な姿勢」をまとめた。父方に天皇の血統を持つ「男系男子」による伝統的な皇位継承の重視などを明確にしたもので、十八日付で各都道府県の神社庁に送付した。
 見解は「歴史的に、皇位は男系男子によって継承された」と指摘。政府や有識者会議には「男系男子による継承の歴史的な意義と重みを明確にした上で、将来にわたって安定的に皇統を護持するための具体的な論議がなされるべきだ」と求めている。
 また、天皇、皇族は憲法の基本的人権の「例外」とされることから、男女平等の観点から女性天皇を論じるのは不適切と主張。皇位継承のあり方に関し「海外の例を安易に取り入れることは、国柄の変更をもたらす恐れがある」とした。
(産経新聞) - 3月21日3時7分更新

258とはずがたり:2005/03/28(月) 12:10:53
公費による宗教への支出だ!縁結びの出雲大社のお膝元だし許されるのかね?

合併自治体が“結婚式” 神前で、新松江市
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050327-00000066-kyodo-soci

 島根県内の1市7町村が対等合併し、31日に人口約20万人の新「松江市」が誕生するのを前に27日、松江市内の神社で、自治体同士の“結婚式”が行われた。
 会場は、縁結びで知られる八重垣神社。8人の市町村長や仲人役の澄田信義島根県知事らが神殿に参列。一同が「固めの杯」を交わした後、松浦正敬松江市長が「約5年前から100回以上、お見合いをしてきて、住民の支えで合併がまとまった。財政的にも厳しい船出だが、身を引き締めていきたい」と話した。
 市町村長らは、8種類の材料で長さ8メートルの太巻きを作り、式を見守った約200人に振る舞った。式に来ていた松江市の小学校で英語を教えるニナ・マイさん(25)は、「末広がりで、おめでたい」と、8にちなんだ太巻きづくりを興味深げに見ていた。
(共同通信) - 3月27日17時24分更新

259片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/03/30(水) 09:27:54
やはり作家かな。しかし、自民党だけなら曽野綾子や三浦朱門で一致できるかもしれないが、公・民に受け入れられるかは・・・?
安岡正篤・中村天風(・四元義隆)のような人物って今いるんですかね?

中曽根元首相『天皇は国民統合の中心』
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20050330/mng_____sei_____003.shtml

 自民党新憲法起草委員会の「前文」小委員長を務める中曽根康弘元首相は二十九日までに、本紙のインタビューに応じ、自民党が四月末の取りまとめを目指す改憲試案の前文に、天皇の存在を明記する方向で最終調整していることを明らかにした。具体的には、「天皇は国民統合の中心的存在にある」との表現にしたい意向だ。

 試案の前文については現在、中曽根氏が中心となり、今の憲法で触れられていない日本の文化や歴史、伝統を盛り込む方向で議論が進んでいる。

 中曽根氏は「日本で天皇は歴史的、伝統的権威の保持者で、将軍や首相は機能的、実務的統合を行ってきた」と述べ、歴史、伝統を書き込むためにも天皇の存在を記すのが好ましいとの考えを表明。

 また、前文を格調高い日本語で書くため、著名作家らに執筆依頼することも検討中であることを明らかにした。

 一方、自民党内から他党の合意が得やすい改憲試案にすべきだとの意見が出ていることについては、「自民党は自民党らしい個性あるものをつくるべきだ。最初から妥協を考えてやるべきではない」と述べ、自民党内の主張を全面的に反映させた試案、草案をつくるべきだとの考えを示した。

260杉山真大 </b><font color=#FF0000>(sB4AwhxU)</font><b>:2005/03/31(木) 19:01:05
そう言えば天皇を元首にと言う改正案は見られるけど、天皇制を真正面から見直した改正案って寡聞にして聞かないのよね。
日本でも天皇に定年制を導入したら、例えば昭和天皇の最晩年の"自粛"ムードが多少は軽減されるのかなぁ。

国王定年制、森保全も規定 ブータン初の成文憲法案
http://www.asahi.com/international/update/0331/007.html
2005年03月31日12時02分

 ヒマラヤ山麓(さんろく)の王国ブータンの憲法起草委員会がこのほど、同国で初めてとなる成文憲法案を発表した。立憲君主制を明記し、国王の在位を65歳までとする「定年制」や、環境保全のために国土の6割は森林として残すことなどを規定している。

 ブータンは1907年に現王朝が支配を確立、絶対王制を敷いた。現在のワンチュク国王(49)が、議会に国王権限を一部委譲するなど改革を進めてきた。成文憲法はなく、国王の指示で、01年から司法、宗教、産業界などの代表で組織する起草委員会が草案づくりを進めていた。

 第1章で主権在民をうたい、政体は民主的な立憲君主制と明記した。

 国王が即位できるのは21歳からで、65歳で退位するとしている。男性の後継者がいない場合は女王も認めている。国王が憲法に背く行いをした時は、議会の4分の3、国民投票の過半数の支持で国王の「解任」もできる。

 「環境」に関する独立した章(第5章)を設け、「政府は、国家の天然資源を守り、脆弱(ぜいじゃく)な山岳生態系の悪化を防ぐため、国土の最低60%が森林に覆われていることを保証する」と規定。環境保護法制も「予防原則」に基づいたものにするとしている。

 予防原則は環境への悪影響が科学的に十分証明されていなくても、予防的に化学物質の使用を制限したり、開発行為をやめたりするという考え方で、先進国でも採り入れている国は少ない。

 政府はこの憲法草案を全国民に配布し、じっくり読んでもらったうえで、今年末に議会で制定の可否を決める予定だ。国王は、議会で可決されれば、憲法の成立を認めるとしている。

 ブータンは人口約234万人(国連推計)の仏教国。昨年、世界で初めて国として全面禁煙を実施して話題になった。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/

261片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/04/01(金) 00:20:02
>>260
改正案というのではないですが、今日本屋に行ったら、下のような本がありました。
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/2/0244300.html
『「萬世一系」の研究――「皇室典範的なるもの」への視座――』(奥平康弘)

この先生ははっきり共和制言ってますね。
でも、本来天皇制廃止論者であっても、自民党政権が続くうちは、改憲食いとめに専念する傾向があるだろうし、政権が変わっても・・・。
「天皇制廃止」の主張がタブーになってるところに問題があるのかもしれませんが。はてさて。
共産党なんかは、今は本音でどう思ってるんでしょうね。

262とはずがたり:2005/05/01(日) 09:36:00
「9条の会徳島」設立へ 準備会立ち上げ
http://mytown.asahi.com/tokushima/news02.asp?kiji=4920

 評論家の加藤周一さんや作家の大江健三郎さんらが昨年つくった「9条の会」に呼応し、5月3日の憲法記念日に全県規模の「9条の会徳島(仮称)」の設立準備会ができる。故三木武夫・元首相の妻睦子さんや大田正・前知事らが呼びかけ人に名を連ねる。県民からできるだけ多く賛同の署名を集め、憲法公布59周年の11月3日に設立する予定だ。

 この会は、護憲運動を進めてきた県内の関係者が中心となって、今年1月から準備を進めてきた。乾晴美・元参院議員、カヌーイストで作家の野田知佑さん、阿南市の郷土史家、湯浅良幸さんらも呼びかけ人に加わっている。

 当日は設立準備会の発足に合わせて午後1時半〜4時、徳島市藍場町2丁目の県郷土文化会館で、「9条の会」を立ち上げた1人、憲法学者奥平康弘さんの講演会がある。また、設立に向けて憲法9条を守るための署名集めのほか、憲法を知ってもらうための講演会の開催を検討する。

 県内ではこれまで、池田町、阿波市、藍住町で9条の会が発足。また、徳島市の「とくしま生協」などの団体が同会をつくっている。しかし、県内全域をカバーするような組織はなかった。

 準備を進めているメンバーの一人、農協労連の河村洋二書記長は「全県での運動を盛り上げたい。将来、国民投票が実施されることを考えて、憲法9条を守るために県民の過半数の署名を集めたい」と話している。

(4/28)

263名無しさん:2005/05/04(水) 21:56:50
憲法改正:
「改正すべき」が6割−−毎日新聞世論調査
http://www.mainichi-msn.co.jp/search/html/news/2005/04/20/20050420ddm005010060000c.html

 毎日新聞が全国世論調査(電話、16、17日実施)で憲法改正について尋ねたところ、「改正すべきだ」と答えた人は60%、「改正すべきでない」は30%だった。改正賛成派に憲法9条について聞いたところ、戦争放棄を規定した「1項」を堅持し、戦力不保持をうたう「2項」の変更を求める回答がいずれも約6割で、15日決定した衆院憲法調査会の最終報告書と共通する傾向を示した。

 昨年4月に実施した同じ方式での調査には「改正すべきだ」が59%、「改正すべきでない」は31%。いずれも前回調査と、ほぼ同傾向を示した。

 調査結果を支持政党別で見ると、「改正すべきだ」が最も多いのは自民党支持層の73%。続いて民主党64%、公明党63%と続き「支持政党なし」は57%だった。民主党は昨年4月調査から9ポイント増えた。年代別では「改正すべきだ」が最多なのは30代(62%)、最も少ないのが20代(56%)。【宮下正己】

………………………………………………………………………………………………………
 ◇世論調査の質問と回答

 ◆憲法を改正すべきだと思いますか、思いませんか。

         全体 男性 女性
改正すべきだ   60 63 57
改正すべきでない 30 30 30

◇<「改正すべきだ」と答えた方に>憲法9条1項は「戦争の放棄」を定めています。変更する必要はあると思いますか、思いませんか。

変更すべきだ   37 49 27
変更すべきでない 60 51 69

◇<「改正すべきだ」と答えた方に>9条2項は「陸海空軍その他の戦力を保持しない」などと定めています。変更する必要はあると思いますか、思いませんか。

変更すべきだ   58 73 45
変更すべきでない 37 26 48

 (注)数字は%、小数点以下を四捨五入。無回答は省略。

264名無しさん:2005/05/04(水) 21:57:23
憲法「自衛隊規定を」7割、9条改正反対51%
2005年05月03日01時36分
http://www.asahi.com/politics/update/0503/002.html

 3日の憲法記念日を前に、朝日新聞社は日本国憲法について全国世論調査を実施した。憲法全体をみて「改正する必要がある」と答えた人は56%で、04年の前回調査の53%より増えた。「改正する必要はない」は33%(前回35%)だった。自衛隊を巡っては、「存在を明記」と「普通の軍隊とする」を合わせ、憲法改正による位置づけを求める意見が7割に達した。ただ、9条をどうするかについて聞くと「変えない方がよい」(51%)が半数を超える。自衛隊と憲法の整合性を求める半面、平和主義は堅持したい意識がうかがえる。一方、先月、最終報告書をまとめた国会の憲法調査会については「知らない」が71%にのぼった。

 調査は4月24、25の両日、全国の有権者3千人を対象に面接方式で実施した。

 憲法改正について同じ質問を重ねてきた97年以降をみると、「必要がある」は46%(97年)→47%(01年)→53%(04年)→56%(今回)と増えている。これに対し、「必要はない」は39%→36%→35%→33%と減少の一途だ。

 この間、国会では改憲に肯定的な自民党と民主党による二大政党化が進んだ。自衛隊の海外活動の範囲も広がった。こうした政治状況の変化も、改憲意識が広がる背景にあると見られる。

 憲法と自衛隊の関係では「自衛隊は今のままでよいが、憲法を改正して存在を明記」が58%で最多。「普通の軍隊とするため改正すべきだ」の12%を合わせると、7割が自衛隊を憲法に位置づけるよう求めていることになる。「政府の解釈や運用で対応してきたので改正の必要はない」は16%、「自衛隊は違憲なので将来は廃止する」は7%だった。

 冷戦さなかの80年調査では、自衛隊を憲法で認めるため憲法を改正するかどうかについて、「賛成」(44%)と「反対」(41%)が拮抗(きっこう)していた。冷戦の終結や9・11テロを経た今回の調査では、国際情勢が変化するなかで活動の幅を広げた自衛隊の実態と、9条で「戦力不保持」を掲げる憲法との乖離(かいり)を解消したいという気分が一層、強まっているようだ。

 ところが、9条自体の改正の賛否を問うと、「変える方がよい」は36%で、「変えない方がよい」が過半数を占める。「自衛隊の存在を明記」という人でさえ賛否が4割台で並ぶ。

 一方、憲法改正の問題に「関心がある」と答えた人は、「大いに」(14%)、「ある程度」(51%)を合わせて65%。愛国心が「大いに」(24%)、「ある程度」(56%)あると答えた8割の人では、関心は71%にのぼる。

 ただ、衆参の憲法調査会のことを「知っている」と答えた人は全体で27%止まり。報告書の内容まで知っている人は3%しかいない。憲法改正の問題に関心のある人でも、調査会を「知っている」人は35%だ。

 憲法改正を「差し迫った問題」とみる人は30%。いま、政治家に取り組んでほしいテーマで憲法改正を挙げる人は7%にとどまる。憲法改正への関心はそれなりにあり、改憲も容認はするが、議論が盛り上がる「永田町」ほど改憲に熱意をもっているわけではない。そんな国民の姿が浮かぶ。

265名無しさん:2005/05/04(水) 21:57:49
9条改正48%、維持33%
本紙憲法世論調査
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20050503/mng_____sya_____000.shtml

 日本国憲法は3日で施行から丸58年。国会などで憲法論議が進む中、中日新聞は憲法に関する全国電話世論調査を実施した。戦争放棄と戦力不保持を定めた焦点の9条について、改正を容認する人は回答者全体の48%、改正を認めない人は同33%だった。衆院憲法調査会は最終報告書で9条改正の方向を明確に打ち出したが、回答者の3分の1が9条維持の姿勢を示しており、世論と乖離(かいり)が生じている。

 調査は4月16、17両日に実施。無作為で抽出した全国の有権者を対象に電話による聞き取りを行い、1014人から回答を得た(小数点以下は切り捨て)。

 憲法に何らかの改正が必要かどうかを聞いたところ「必要がある」「どちらかといえば必要がある」の改正容認は69%。「必要はない」「どちらかといえば必要ない」の改正反対は20%だった。

 憲法改正容認の人にどこを改正するかを聞いた質問では、「9条を含むいくつかの条文を改正する」が45%で最多。次いで「9条以外の条文を改正する」20%、「全面的に改正する」18%、「9条だけを改正する」7%の順。

 この中で9条以外を改正すべきだと答えた人は、回答者全体の割合でみると、13%になり、憲法改正自体に反対する人と合わせると、9条維持は回答者全体の33%。逆に9条改正容認は全体の48%となった。

 9条改正容認の人に対し、自衛隊の存在を憲法に明記することへの賛否を聞いたところ、肯定の回答は84%。明記の仕方では「自衛隊として明記」が、「自衛軍、国防軍などとして明記」を上回った。

 憲法を改正するか、しないかの結論をいつごろまでに出すべきかを聞いた質問では「2年から3年の間」が最も多く、「1年以内」を合わせると、回答者全体の56%が3年以内での結論を求めた。

 将来、仮に憲法改正の国民投票が実施された場合、投票に行くかどうかを聞くと、「投票に行く」「おそらく投票に行く」と答えた人は、全体の9割に達した。

266名無しさん:2005/05/04(水) 21:58:50
>>263-265のまとめ。

【毎日新聞】
http://www.mainichi-msn.co.jp/search/html/news/2005/04/20/20050420ddm005010060000c.html

憲法全体   改正賛成 60%、改正反対 30%
9条1項   改正賛成 37%、改正反対 60%
9条2項   改正賛成 58%、改正反対 37%

【朝日新聞】
http://www.asahi.com/politics/update/0503/002.html

憲法全体   改正賛成 56%、改正反対 33%
9条     改正賛成 36%、改正反対 51%

【中日新聞】
http://www.chunichi.co.jp/00/sya/20050503/mng_____sya_____000.shtml

憲法全体   改正賛成 69%、改正反対 20%
9条     改正賛成 48%、改正反対 33%

267とはずがたり:2005/05/08(日) 12:20:05
俺も同意同感です。
持論としては一旦弟に譲位して,今上天皇を皇太子に立太子すれば良かったではないか。もっと日本人が戦争責任について考える契機になっただろうし

天皇退位した方がよかった 歴史認識問題で菅氏
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050508-00000025-kyodo-pol

 民主党の菅直人前代表は8日午前、フジテレビの報道番組で、日中間の歴史認識問題に関連し「戦争をした責任を、日本人がどう判断するかが問われている」と指摘、日本人自身による戦争責任の明確化が不十分だったとの考えを強調した。
 その上で昭和天皇の責任に関し「(敗戦時に)天皇陛下は退位した方がよかった。明治憲法下で基本的には天皇機関説的に動いていたから、直接的な政治責任はない。しかし象徴的にはある。政治的にも象徴的にも、ひとつのけじめをつけるべきだった」と述べた。
(共同通信) - 5月8日10時49分更新

268ホントは…支持@南の国から:2005/05/13(金) 17:23:07
私自身は,昭和の日を作りたいなら「8月15日」だと思うのですが。

民主の4議員ボタン押さず 改正祝日法の参院採決
 参院本会議で13日午前に行われた祝日法改正案の採決で、賛成方針を決めていた民主党の4議員が、議場内にはいたものの投票ボタンを押さなかった。
 このうち広中和歌子氏は「昭和天皇の誕生日である4月29日は植物を愛した陛下のイメージから考えても『みどりの日』のままが良かったのではないか」と指摘。広野ただし氏は「昭和天皇への思いは人一倍あるが、国民の祝日についてのルールづくりがされていない」と、棄権の理由を説明した。
 このほか投票に加わらなかった同党議員は那谷屋正義、松岡徹両氏。

269名無しさん:2005/05/14(土) 00:01:29
>>268
 私は、「昭和の日」を創るのは賛成で、創るならば4月29日以外に考えられないと思います。
 前者の理由は、昭和時代を顧みることは、大変意義深いことだと考えるからです。「昭和の日」の趣旨は、「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす。」ということです。ここで重要なのは、法律の趣旨が「昭和天皇を偲ぶこと」ではなくて、「昭和時代を顧みること」だという点です。昭和時代は、政治的には自由主義・民主主義の喪失と復活・発展、帝国主義・軍国主義の破綻と平和国家の確立、経済的には戦争による貧困と復興、高度経済成長など、現在の日本の骨格が形成されました。主権者である国民が、それぞれの立場から、この歴史的教訓に富んだ「昭和時代」を振り返り、国の在り方を考えるというのは、大変意義深いことだと思います。私はそれ故に賛成するのであり、民主党や公明党も賛成したのだと思います。
 後者の理由は、昭和天皇の誕生日が、昭和時代一般を記念する日に相応しいと考えるからです。国民一人一人がそれぞれの立場で昭和時代を顧みるわけですから、顧みることは、昭和天皇や戦争と平和の問題はもちろんのこと、高度経済成長期でも、バブルへの反省でも、果ては美空ひばりや坂本九でも、要は何でもいいわけです。例えば8月15日の場合、戦争と平和という特定の争点に絞られてしまいますが、それだけが昭和ではありません。4月29日の場合、その日が昭和天皇に由来するのは紛れもない事実ですが、天皇裕仁の在位期間=昭和時代であり、戦前の「天長節」、戦後の「天皇誕生日」と常に祝日だったのですから、昭和時代を記念する日に一番馴染むのではないかと考えます。なお、昭和の始まり=大正天皇崩御の翌日、昭和の終わり=昭和天皇崩御の当日ですから、あえてそんな日を選ぶことはないでしょう。
 「昭和の日」に反対する人たちは、これを「昭和天皇の誕生日」=「昭和天皇を偲ぶことを強制する日」と考えているようです。確かに、推進者の中には昭和天皇への追慕を主張する人間もいました。しかし、条文を素直に読めば、そんなことはどこにも書いていない訳でして、論拠に乏しいものだと思います。
 さて、昭和時代が現代日本の原点ならば、明治時代は近代日本の原点です。明治時代には、明治維新、文明開化、近代憲法制定、産業革命という正の側面や、帝国主義という負の側面など、いろんな意味で近代国家日本が形成されました。従って、個人的には、そのような明治時代を顧みる「明治の日」があってもいいのではないかと思っています。
○ 祝日法第一条
 自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞつて祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。

270水泡 まつ太朗:2005/05/14(土) 00:44:23
 特定の元号崇拝強制だけで十分祝日法違反なんですけど。「グレゴリオ暦の日」
「ユリウス暦の日」も制定します?

271名無しさん:2005/05/14(土) 01:44:11
>>270
祝日法違反?何条に?

272片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/05/14(土) 13:19:08
すいません、トンデモ脳内作文を垂れ流させてください。

私は、天皇誕生日はあほらしいと思っているので、消極的反対ですが、成立したんだからどうでもいいと思っています。
別に(昭和)天皇誕生日だからといって、昭和天皇に思いを致すこともしていませんでしたし、今後もそうです。
崇拝を強制されているつもりもないので、崇拝する気もないし、崇拝を強制された気にもなりません。
昭和天皇の誕生日を祝わなければいけないと法律で定められてると思っており、それがイヤだという人にとっては、確かに気持ち悪いかもしれない。それはご愁傷様です。
しかし、確かに、嫌いな人の誕生日を祝うのはイヤだということはわかるが、まぁ天皇ということで、戦争の責任を引っかぶってもおかしくない立場ということを括弧のなかに入れて考えて、さらに天皇の名のもとに強権的な行政運営がなされてきたことを括弧に入れて、まぁ一応象徴なんだから(あるいは象徴だったんだから)形式上、その在位期間を象徴させて記念させてもまぁいいかと、私は思います。
その意味では、私が積極反対するとすれば共和制を提唱するときか。世間一般の天皇なんとなく嫌い系の人も、天皇制反対ってなふうに受け取られるのを嫌がって、昭和の日大反対論を打ててないと思いますね。
なかなか巧妙な法案でした。

その一方で、確かに昭和時代というものがあり、その記念日を作らなければいけないとしたら、昭和天皇の誕生日が365中の1としてはその記念日としてふさわしいかもしれません。
8月15日というのは、「戦後の日」みたいな感じですが、違和感があります。

まぁ、そもそもは、昭和時代のなかでの連続性を強調したい人たちの意向が核となった法案ではありましょう・・・。
記念日ができて、昭和時代を検証する中で、断絶してるねーという結論に至ってもいいですけど・・・。

なお、祝日法違反というのはおかしくて、あるとすれば憲法違反ですけど、憲法自体がそういう憲法なので、違反とするのは難しいのでは。
まっこうから、昭和の日廃止を叫びましょう。いや、実際、いつか廃止されるでしょうかね?

なんかわけがわかりませんがとりあえず。

273とはずがたり:2005/05/14(土) 19:37:26
個人的には昭和の日は8月15日というのがとても良さそうな気がします。
戦前の軍国主義への反省や戦後の高度成長の起点など昭和の日を忍ぶのにこれ程いい日は無いように思えます。お盆を休日にも出来ますし。
条文に書いてないから「昭和天皇の誕生日」=「昭和天皇を偲ぶことを強制する日」ではないと云うのもなんだかただのリクツな感じがしますし,俺なんか天皇誕生日であるから必然的に昭和天皇に思いを致さざるをえません。

更に何も五月の初めにGWを作って日本人が同時に大挙して海外出かけて行かなくてもいいのにと思わざるを得ません。丁度中国も1週間の休みみたいですし,中国の所得が上昇するに連れこれから5月の上旬の観光地がもっと無意味に混雑する事になりましょう。もっと休みが分散されることを望みます。また折角4月から始まった新生活がGWを境に5月病が発生,大学生は誰も授業に来なくなると,弊害多発。一方で5月の連休が終わると7月20日迄長い長い祝日の無い期間が続きます。
昭和の日は5月の2某日,子供の日は6月5日,憲法記念日は6月3日と全部1ヶ月ずらしたら如何?
とは総研ではハッピーマンデーならぬハッピージューンを提唱します。

275水泡 まつ太朗:2005/05/14(土) 22:10:05
 憲法記念日は「施行の日」って事で5月3日固定が妥当と思われますが、子供の
日6月5日はプロテスタントのキリスト教会で「花の日・子供の日」として祝われ
ているので一定の根拠はあるかと。ま、プロテスタント関連の日を祝日にするのは
信教の自由に照らして議論はありますが・・・。
 それと「連合」が要求するようにメーデーを祝日にすれば4月30日と5月2日
が休みに。(^^;)
 個人的には土曜の振替休日が無いので金曜を休みにして頂きたく存知ます。

276269:2005/05/14(土) 23:43:17
>>270-275
 祝日法1条の規定は、「国民の祝日」を「国民こぞつて祝い、感謝し、又は記念する日」と規定しています。つまり、一口に「国民の祝日」と言っても、①祝う日、②感謝する日、③記念する日の3種類があるというのがその解釈です。そして、「昭和の日」は、、「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす。」日ですから、このうち③記念する日に当たります。従って、昭和天皇の誕生日を祝うことを強制するものではあり得ません。昭和天皇を崇拝したい人は勝手に崇拝すればいいし、昭和天皇の戦争責任を追及したい人は勝手に追及すればいい。勿論、天皇と関係なく、昭和史一般を思い浮かべても、昭和時代の経済社会発展を思い浮かべてもいいわけです。そのための「昭和の日」なのですから。片言丸さんの「なかなか巧妙な法案」というのは、消極的賛成派や(片言丸さんご自身のような)消極的反対派にとって、まさに言いえて妙かもしれませんね。
 ただ、そのような趣旨が、海外において正しく理解されているとは言いがたいかもしれません。提案者の国会答弁は、しっかり説明しているのですけどね。まあ、例に挙がっているのは、米国の中でも最左派のワシントン・ポスト紙ですから、気にしなくてもいいかもしれません。それに、あくまで内政問題なのだから、堂々と立場を主張すればよいかと。
 ゴールデンウィークについては、立場によって多様な考え方があるでしょう。一社会人としては、メリハリが効いていてよいと思います。従って、5月1日を「労働者の日」等の祝日とすることは、賛成です。ちなみに、今回の改正法では、3日又は4日が日曜日となるときに6日が振替休日になる程度で、常にGWが長くなる訳ではありません。
 ハッピーマンデーは、個人的には、祝日の根拠を曖昧にするので、反対です。ハッピージューンは尚更です。それならば、6月に祝日を設けるのが本筋だと思います。確か6月5日が「環境の日」だったと思います。「みどりの日」と併せて自然や環境に感謝し、大切にする社会にする、という大義名分もありますし。

277とはずがたり:2005/05/14(土) 23:59:45

ハッピージューンを提唱しといてなんですけど俺も原理原則論としてハッピーマンデーには反対ですね。

> ハッピーマンデーは、個人的には、祝日の根拠を曖昧にするので、反対です。

278水泡 まつ太朗:2005/05/15(日) 01:38:14
 6月の祝日第1候補は「時の記念日」(6月10日)らしいのですが、中々
実現しませんねぇ・・・。残念。orz
 オイラもハッピーマンデーには異義ありでつね。特に体育の日(東京オリン
ピック開催記念日)を対象にしてしまったのは愚考と考えてます。それより
振替休日増やして・・・。

279片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/05/15(日) 12:35:48
>>276
>「昭和の日」は、「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす。」日ですから、このうち③記念する日に当たります。

公式的にこうなんですね。行政官はさすがだな。しかし、立法者の一部(笑)は「祝い」でしょう。だいたい「祝日」だから。それはそうとられてもしょうがないと思います。そういう意味では、>>274も間違いでもない。
でも、私は、前の天皇の誕生日を寿ぐのはやはり理解できないし、そういう要素が見え隠れしているのはあまり好きではありません。

ところで、4月28日は、サンフランシスコ平和条約発効の日であり、こちらのほうが、新日本建国にふさわしい記念日だと私は思います。妙に近接してますが。

「昭和」をどう考えるかは自由なのは当然ですが、考えないのは違法ですかね(笑)。やはり、こぞつて考えないといけないか。

280片言丸 </b><font color=#FF0000>(/3J5SzQQ)</font><b>:2005/05/15(日) 12:53:31
↑文の整序間違えました・・・。どうも読みにくいですね。ところで、5月15日は沖縄復帰日。

281269:2005/05/15(日) 14:09:36
>>279-280
 「昭和の日」の是非は、皆さん信念を持って論じているわけですから、どこまで行っても平行線になりそうですね。
 4月28日の件は、読売新聞が社説で提案していましたね。「独立記念日」でも「主権回復記念日」でもいいですが、私も賛成です。その日と「昭和の日」「憲法記念日」とを併せて、新生日本の在り方を考えるということでどうでしょうか。また、労働政策の観点から、5月1日の祝日化(4月30日と5月2日の休日化を含む)と相まって黄金週間を強化するのも一考に値するかと。
 ちなみに、ハッピーマンデー廃止の代わりに、土曜日が祝日となった場合に金曜日を振替休日とすべきだと思います。

282とはずがたり:2005/05/28(土) 00:24:11
井上ひさしはもっとも好きな作家の一人なんですが,意見を呈させていただく。公務員が守るべきは国民の意思で作られた憲法に従うことであって,憲法を変えさせないと云う意味ではない。まぁわかっちゃいるでしょうけど。

鎌倉・九条の会 市長と議論かみ合わず
http://mytown.asahi.com/kanagawa/news01.asp?kiji=6847

  会談は予定の倍、1時間に及んだが議論は全くかみ合わなかった――。作家井上ひさしさん、経済評論家の内橋克人さんが26日、鎌倉市の石渡徳一市長と面談し、「鎌倉・九条の会」発足記念講演会について、同市が後援すると決定しながら取り消したことに抗議し、取り消しの撤回を求めた。しかし平行線のまま、憲法に対する両者の考え方の違いを際だたせる結果になった。
(山元一郎)

 会談は市役所で非公開で行われた。予想外の長さになったが、部屋を出てきた井上さん、内橋さんの表情は硬いままで、近くの鎌倉商工会議所での記者会見に向かった。

  井上さんは「市長はしきりに『中立、中立』と強調した。しかし、公務員は採用の際に憲法を守ることを宣誓する。全力で憲法を守ることが中立だ」と述べた。

  また内橋さんは「後援を取り消した経緯は不明確のままでした。現行憲法については、戦前戦中の反省に立って、権力者がこれを守る、(権力者を)縛るものだという認識を市長はお持ちでない。基本的な話で終始した」と完全にすれ違った議論だったという。

  その後で、市役所内で石渡市長がメモを手にしながら会見した。「九条の会についての認識が不足していた。『改憲のくわだてをはばむ』性格の会と分かり、市の中立性、公正性のために後援を取り消した」と説明した。

  さらに取り消しの不手際をわびた後で、「名義後援の取り扱いの見直しに着手した。課長、部長決裁でなく市長が決裁する」と述べた。

  双方とも今後、会談を続ける考えがないことを明らかにした。同会は予定通り6月10日に記念講演会を鎌倉芸術館で開く。定員1500人に現在約千人の申し込みがあるという。
(5/27)

283名無しさん:2005/05/29(日) 01:22:07
>>282
同じニュースでもメディアの伝え方で受け取る側のイメージ大きく変わりますね。

「九条の会」鎌倉市に抗議へ
以前にもメンバーの後援取り消し
http://www.sankei.co.jp/edit/kenban/kanagawa/html/kiji03.html

 憲法九条の改正阻止を目的とする「鎌倉・九条の会」が六月に開催予定の発足記念講演会をめぐり、鎌倉市教委がいったん承認した後援を同市の「後援取り扱い指針」に照らし取り消した。これを不服として同会呼び掛け人の作家、井上ひさしさんらが二十六日、石渡徳一市長に取り消しの理由などの説明を求める。市の後援除外規定「宗教性または政治性を含むもの」に抵触するこの講演会。一連の行動に「井上さんは無関係。また裏であの人たちが…」との声も聞こえている。

 同会が市教委に講演会の後援を申請したのは三月十六日。市教委は二十九日、「勉強会」として承認したが、四月中旬に市民から「市が政治運動を支援するのは行き過ぎ」と抗議があり、担当部が会発行のアピール文や資料などを調査。その結果、講演会は政治活動と判断され、四月二十八日に後援取り消しが決まった。これに対し、同会事務局の大橋圭介渉外担当ら五人が「納得いかない」と抗議していた。

 ところがこの五人の中に、平成十四年三月に鎌倉市とは無関係の団体が市職員組合名義で市役所講堂や会議室の使用許可を受け、不正使用しようとして許可を撤回された当時の代表ら二人の名が。二人は同時期、共産党市議団とともに教育委員の選考に圧力をかけたことも判明。さらにこの団体は同年十一月、市教委の後援で計二十回の講座を開催したが政治活動と判断され、二回目から後援を取り消されるなど「申請内容と実際があまりにも違いすぎる活動」との指摘を受ける“常習犯”でもあった。

 今回の行動について、大橋渉外担当は「取り消し理由があいまいなので説明を聞きに行く。講演会を平穏に終わらせたい」と話した。

284とはずがたり:2005/05/31(火) 23:39:32
女が継いだ途端に万世一系もクソもなくなるぞ。ヨーロッパとは仕組みが違うんだから長子相続など導入せんで呉れよな。
右翼はちゃんとその辺に反対してるのかねぇ?じゃなかったらただでさえ存在意義のない奴らはほんとに何の役にも立たないって事になるぞ・・。
しかし伏見宮系統に移ったとしても現皇統から分かれてはや400年以上(500年?)たってるしね。
まだ5摂家筆頭にして江戸中期から皇室の直系の血を引いてる近衛家辺りから持ってきた方がいいやろね。以後近衛朝日本?!
結局「いずれの方策をとっても、天皇制の存続は難しい問題をはらんでいる」なぁ。。皇統が絶えたところで日本共和国かね?

女性天皇に4氏が賛否…皇室典範に関する有識者会議 (読売新聞)
http://news.www.infoseek.co.jp/politics/story.html?q=31yomiuri20050531ia23&amp;cat=35

 「皇室典範に関する有識者会議」(小泉首相の私的諮問機関、吉川弘之座長)は31日、第6回会議を都内で開き、国学院大の大原康男教授、静岡福祉大の高橋紘教授、高崎経済大の八木秀次・助教授、流通経済大の横田耕一教授の4人から意見を聞いた。女性天皇については賛否両論が出た。

 大原氏は「男系主義の歴史的重みは大きい」と指摘し、八木氏も「過去にも皇統断絶の危機はあったが、皇統が女系に移ることは厳しく排除した」と語るなど、女性天皇について慎重論を展開した。両氏は、現在は認められていない皇族の養子制度の導入や、旧皇族の皇籍復帰などにより、男系による皇位継承を維持すべきだと主張した。

 これに対し、高橋氏は「象徴天皇にふさわしい皇位継承を考えるべきだ。天皇や皇太子に子供が生まれた瞬間から、男女に関係なく、『将来の天皇はこの方だ』と思える親近感が大事だ」と述べ、女性天皇を認めたうえで、男女を問わず出生順で皇位継承順位を決める「長子優先案」を唱えた。

 横田氏は「いずれの方策をとっても、天皇制の存続は難しい問題をはらんでいる」と語った。同会議は次回の8日も、別の識者4人に意見を聞く予定だ。

[ 2005年5月31日22時23分 ]

286天皇市長:2005/06/24(金) 02:01:00
 そもそも、神主の親分が元首というのは、神政一致の時代の事で、
  科学の時代にふさわしいのかな。  
  
  継体・欽明天皇で一度、皇統も切れている。
  いつまでも責任を取らないような天皇の世襲を認めるのもおかしい。
  誰か、天皇制で甘い汁を吸えるとか、貴族のような特権を得たいと思っている
  のかもしれない。
  天皇制は、あくまでも国の独立の「象徴」である。
  
  「天皇市」を創設して、そこの市長が任期満了すると、天皇になるという
  のが良い。
   別に石原慎太郎を天皇にすると言っているわけではない。。。

287名無しさん:2005/06/28(火) 23:21:18
衆院憲法調査会 常任委格上げへ 今国会中 国民投票法案に限定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050619-00000002-san-pol

 自民、公明、民主の三党は、国会の会期が八月十三日まで延長されたことを受け、衆院憲法調査会を憲法改正手続きに必要な国民投票法案に限って審議する常任委員会「憲法調査委員会」に衣替えし、今国会中に設置することで基本合意した。今月末に衆院議院運営委員会で正式提案、設置に必要な国会法改正を行う方針。憲法改正に関連する法案を審議する委員会がこれまでなかっただけに、新たな常任委の設置で憲法論議に弾みがつきそうだ。 
 「ポスト憲法調査会」の議論は、郵政民営化関連法案審議のあおりで、憲法改正の方向性を打ち出した、四月中旬の同調査会最終報告以降停滞していた。このため、衆院議運委は十八日までに与野党間で非公式折衝を重ねていた。
 この中で民主党側は、現調査会を議案提出権のある「憲法調査委員会」に格上げし、当面は国民投票法案に限って審議するとした与党案に対し、「国民投票法案限定が担保されるならば基本的に合意できる」と回答。ただ、参院民主党が「ポスト憲法調査会」に国民投票法案の審議権を付与することに慎重姿勢をみせており、衆院側が先行して国会法改正案を提出する案が有力だ。
 国民投票法の与党案は、国民投票に関するキャンペーンで公職選挙法並みの厳しいメディア規制を設けている。これに対し民主党試案は「改正には国民運動が不可欠。規制は必要最小限にとどめるべきだ」と主張。規制を投票事務関係者の選挙運動制限と選挙管理委員会職員らの選挙運動禁止に限定している。
 与党側は「民主党とゼロから協議する」(自民党筋)方針で、メディア規制の削除には応じる構えだ。ただ、投票者の範囲については、二十歳以上とする与党側に対し、民主党側は十八歳以上としているため、調整は難航しそうだ。
(産経新聞) - 6月19日3時5分更新

288名無しさん:2005/06/28(火) 23:22:07
結局、参院民主党で常任委移行に反対していたのは誰?
衆院側も押し切ったということは岡田代表の意向も働いたということ?

常任委移行案に反対確認 民主、ポスト憲法調査会で
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050628-00000201-kyodo-pol

 民主党の憲法調査会(枝野幸男会長)は28日の幹部会で、今年4月に報告書を提出した衆参両院の憲法調査会の後継機関をめぐり、与党側が打診している常任委員会への移行案に反対する方針を確認した。
 枝野会長は会合後、記者団に対し「自民、民主、公明3党の合意に基づき憲法調査会での審議を行うべきだ。常任委員会をつくるというのは話にならない」と述べた。
 与党はこれまで今国会中に国会法を改正し「憲法調査常任委員会」を設置する案を非公式に提示。これに対し民主党側は両院憲法調査会を存続させ、改憲手続きを定める国民投票法案の調査や審議を行うことを主張している。
(共同通信) - 6月28日18時23分更新

290とはずがたり:2005/07/01(金) 13:18:32

対象となる宮家は何人ぐらい居るのかな?

皇位継承、離脱皇族の復帰も検討…有識者会議
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050630-00000014-yom-pol&amp;kz=pol

 小泉首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」(吉川弘之座長)は30日の第8回会合で、安定的な皇位継承策として、これまで議論の中心となってきた女性天皇の是非だけでなく、皇籍離脱した皇族の復帰などによる宮家の創設も検討することを決めた。

 皇室費用の縮小などを図った1947年の皇籍離脱では、昭和天皇の弟である秩父宮、高松宮、三笠宮以外の11宮家が皇族の身分を離れている。

 5、6月に実施した意見聴取で、複数の学者が「離脱した宮家を復帰させ、男系男子の継承を維持すべきだ」と主張したため、今後、より詳しく検討することにした。

 吉川座長は会合後の記者会見で、「継承者を増やす方法は『新たに宮家を設置する』『女系天皇を認める』と両者の組み合わせに大別される。どの制度ならどの程度安定するかの『安定化要因』と、社会に受け入れられるかどうかの『受容化要因』を考慮して、制度を設計したい」と語った。
(読売新聞) - 6月30日23時32分更新

291名無しさん:2005/07/01(金) 22:11:14
定住外国人にも住民投票権 大阪府岸和田市が制定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050630-00000099-kyodo-soci

 地域に密着して暮らす外国人の声を広く取り入れようと、大阪府岸和田市は30日までに、永住外国人以外に、国内在住期間が3年を超える外国人の投票権を認める常設型の住民投票条例を制定した。
 同市は「個別の事例について行われる住民投票とは異なる常設型の住民投票条例で、定住外国人にまで投票を認めている他の自治体のケースを把握していない。極めて珍しいと思う」と説明。外国人の住民投票参加への道を広げた形だ。
 条例は「入管難民法の在留資格をもち、引き続き3年を超えて日本に住所を持つもの」を「定住外国人」と規定。満18歳以上で3カ月以上市内に住む定住外国人を住民投票の有資格者とした。投票権を持つ定住外国人は約1500人。
(共同通信) - 6月30日12時33分更新

292とはずがたり:2005/07/09(土) 13:50:39

議員板の自民党党内政局スレより
急拵えの憲法には色々課題があるのかねぇ。再議決のハードルを2/3じゃなくて3/5にするとかどうなの?もちろん憲法改正が必要だがこれだと288/480議席が必要になる。国民に支持された与党ならクリアできないハードルではない。

803 無党派さん New! 2005/07/09(土) 13:13:22 ID:cFnulP/v
>780
東大や京大の憲法学の教授が素人なのか?
高橋なんかはバリバリの護憲派サヨ教授。長谷部と大石も2ch基準ならサヨ。
ウヨサヨ関係なく現行憲法の2院制には欠陥があるというのは学会の共通認識。

http://www.k3.dion.ne.jp/~keporin/ronten/text/system04.htm
参議院の権限が、第二院としては比較制度的に相当に強い権限を持っている。
つまり、衆議院と参議院とで法律案の議決が異なっている場合、衆議院は再議
決には3分の2以上の多数が必要である。したがって、衆議院の多数を支配し
ている与党・政府は政策の執行に必要な法律を得るためには、参議院の多数派
をもコントロールせざるを得ない。そうすると、両院の構成を異ならせるため
には、参議院の権限を縮小する、つまり憲法を改正しなければならない。しか
し、参議院議員の3分の2の賛成を得ることは、現実論としてかなり難しいだ
ろう。よって、参議院がその権限を自主的に抑制して行使するような憲法習律
の形成が必要となる。
(長谷部恭男・東京大学法学部教授/衆・第153回国会第3回13/11/08)



804 無党派さん New! 2005/07/09(土) 13:14:08 ID:cFnulP/v
>803の続き

http://www.k3.dion.ne.jp/~keporin/ronten/text/system04.htm
議院内閣制の核心的メカニズムは内閣と衆議院の間に設定されており、参議院
には内閣を不信任する権限は与えられていない。しかし、参議院は法律制定に
関して非常に強い権限を与えられている。現状では、与党が参議院で少数派で
ある状況で、衆議院で3分の2を確保することはちょっと考えられないため、
内閣は、衆参両院で多数を形成し得るような政党間の提携を基礎にしなければ
存立が困難である。逆に言えば、参議院には内閣への不信任権はないが、内閣
の重要法案を否決するという形で事実上不信任を行うことが可能である。それ
に対して、内閣は参議院の解散権を持っていないので、日本の議院内閣制は参
議院との関係で機能不全を起こす危険性を持っている。そこで、運用上、参議
院が議院内閣制の正常な機能を阻害しないようにするための方法を考えていく
必要が出てくる。参議院を真に良識の府、理性の府となるように政党規律を緩
和するなどの措置が必要であろうし、自制と引きかえに、別途コントロールの
手段は与えなければならない。
(高橋和之・東京大学教授/衆・第154回国会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会第1回14/02/14)

805 無党派さん New! 2005/07/09(土) 13:15:05 ID:cFnulP/v
>804の続き

http://www.k3.dion.ne.jp/~keporin/ronten/text/system04.htm
衆議院による法案再議決要件を通常多数決に改める立法手続における参議院の
議決権の問題に関しては、現在衆議院による法案再議決要件は3分の2の特別
多数決であるが、通常多数決に改める。したがって、2度目に通常多数決の要
件を備えれば法律として成立するタイプにすべきである。ただし、その場合、
一定の期間は衆議院は再議決権を行使できないようにすべきだろう。
(大石眞・京都大学教授/衆・第154回国会政治の基本機構のあり方に関する調査小委員会第3回14/04/11)

293片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/07/09(土) 14:10:00
>>292
>高橋なんかはバリバリの護憲派サヨ教授。長谷部と大石も2ch基準ならサヨ。

一応、このへんのは、おかしいということを書いておきます。
感覚で自分と合わない人をある罵倒用語カテゴリーに押し込めようとするのはよくないですね。
この場合、そのもともとの感覚さえもおかしくなってると思うけど。
(大石教授は、むしろ読売に重用されてる「改憲派」の学者で、自民党の改憲案に学者としてかかわることを請われたら引き受けそうな気もしないでもない。現行憲法でも集団的自衛権の行使否認の根拠が必ずしも明らかでないと言ってる。)

ともかく、参議院は、急進的改革に親和的でない人が多くなるような選挙制度になっていますし(それ自体必ずしも悪くないが)、今後の日本ではたぶんその存在感の大きさがより問題になってくることでしょうね。一番問題になるのが衆議院で民主党優位になったときだが、自民党優位でも小泉圧勝選挙の議員が改選されれば内閣の基盤が危うくなること必定だと思います。二年後に自民党が圧勝しない限り問題はきっと顕在化してくるでしょう。

294とはずがたり:2005/07/09(土) 14:35:11
解説感謝です。
2ちゃんでサヨって呼ばれたら大体穏健でまっとうな保守から左の人の事でしょう。
彼らにとっては西村慎吾あたりが「中道」なんでは?w

民主党が衆院で優位となったときですが,とりあえずは公明党と閣外協力と云う感じで行くか,自民党の分裂を画策するしかないでしょうねぇ。いずれにせよ小泉旋風で圧勝したときの自民党参院議員は次の改選で大幅に減ることは必定ですので民主党にとってはそれ程問題ではないのかも。
総選挙でかろうじて政権維持した自民党が参院で負けたらどうなるんだろ。。自公民路線を取るような野党第2第3党はもういないし。まぁ民主党が股裂きになるような政治日程を上程して分裂を画策するんでしょうね。宇野の時,連合参議院と社会党が大勝利した89年の野党が社会党と公明民社で股裂きになってうまく自民党と退治出来無くされたように。

ただ衆参で過半数でないと安定した政権運営が出来ないってのが日本の政権交代を難しくしているちょっとした一因かもしれません。。

295旺盛復古:2005/07/12(火) 07:17:40
  生物学上の定説・・
     暑い季節から1ヶ月以内に受胎すると
     精子が温度変化の影響で、男子が産まれる確率高い。

     皇太子夫妻は、暑いところで励むべき。
  側室の規定を新設・・
     3人まで側室を認めるべき。
        これでイスラム社会にも
        日本は実はイスラムの影響を受けていると言って、
        テロを免れる事が可能に。
     平等原則の例外。
        国内的には、母子家庭や非嫡出子の倫理的応援となる。
        どうせ天皇は、平等原則の例外なのだが、実質的には
        日本人の実存の精神的根拠となる。

296とはずがたり:2005/07/19(火) 21:44:12
「護憲」って難解? 言い換えに腐心の陣営も
2004/07/07
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sougou04/0707ke36890.html

 憲法を守る、という意味の「護憲」。参院選では、自衛隊のイラク派遣に反対する候補らが訴えの中心に据えている。だが、「護憲という言葉が若者に理解されにくい」といった理由から、兵庫や大阪選挙区などでは「護憲」の言葉を避ける候補が少なくない。

 自民党は戦争放棄をうたった九条改正を中心とする「改憲」の立場。これに対し公明党は環境権などを加える「加憲」、民主党は新憲法の制定も選択肢に含めた「創憲」、共産、社民党は「護憲」―だが、憲法を中心に訴える候補には護憲派が多い。

 「若者の心に届かん」「街頭で意味を聞かれる」。兵庫の護憲派の無所属新人の陣営では公示前、議論があった。結局、「憲法をいかす」という表現でポスターなどを印刷した。護憲という言葉が飛び交うのは「内輪の会報だけ」という。

 同じく護憲派の共産現職も、ビラなどに「憲法をまもれ」「改悪に反対」と明記。選対幹部は「護憲という言葉は旧社会党のイメージが強いし分かりにくい」と話す。

 「護憲だけじゃダメ。憲法をとことん活用する『活憲』で」と主張するのは、大阪選挙区に無所属で立候補した元社民党衆院議員の辻元清美候補(44)。

 候補や支援者には慣れ親しんだ「護憲」。しかし、幅広い層への浸透を目指せば、こだわっていられないのが現状のようだ。

297判例調査会:2005/07/24(日) 16:39:25
     平成7年7月5日大法廷決定
     可部則雄裁判官補足意見
  婿養子との間に子がなければ,形式上婚外子がこの家の家系を継ぐ・
  「家」の制度は、血統の維持・承継のために婚外子を尊重するものである。
  嫡出子と非嫡出子との間の相続分についての等差の問題は、「家」の制度
  とは無関係である。
 
  天皇「家」の制度を考える上において、「宮家」の拡大は、天皇軍閥の
  抑制とは逆ではないか。

298朝まで生テレビ:2005/08/06(土) 04:42:13
 近衛家が参謀本部を押し切って、天皇に第2次大戦の開戦を勧めたと
 「朝まで生テレビ」で、旧参謀が話している。
 
 「宮家の拡大」は、楊貴妃・ラスプーチンや御殿女中・茶坊主の暗躍を
  認めることになる。
 
 また、天皇の植樹祭参加などの行幸では、地元の料理人を追い出して、
 宮内庁の料理人が食事を作っている。
 天皇は、毒が怖くて、町のラーメン屋のラーメンは食べられないのか。
 これでは、サウジアラビアの王族と同じでではないのか。

299ダンシングブレーブ:2005/08/09(火) 05:03:46
アブドウラー・ビン・アブドルアジズ新サウジ国王
          ダンシングブレーブの所有者

 初代アブドルアジズ国王は、周辺部族の娘と婚姻関係をもちながら
 支配地域を拡大していったために、43人の息子と20人の娘が
 誕生した。現在では、直系の王子が400人、直系でない王子になると
 7000人を超え、さらに増え続けている。

300女帝マリア・テレジア:2005/08/11(木) 02:44:31
 女帝マリア・テレジアは20年間で16人の子供を産んで、
 ハプスブルグ王家を拡大した。
   シェーンブルン宮殿は権力の象徴。
     他国の王子や皇女との結婚。
     音楽と社交ダンス。食事の作法。
     複雑な家族関係と古いしきたり。
 「幸せなオーストリアよ。戦争は他国に任せ、汝は結婚せよ」
  そして、第一次世界大戦を引き起こして、負けて滅亡した。

301杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2005/08/14(日) 16:18:54
戦争放棄を進言したのがA級戦犯だったと言うのは意外性を超えて皮相的でありますなぁ。

「憲法に戦争放棄を」 元外交官、終戦直後に首相へ書簡
http://www.asahi.com/national/update/0814/OSK200508130084.html
2005年08月14日15時01分

 日本国憲法の制定前の46年1月、後にA級戦犯として終身禁固刑を受けた白鳥敏夫・元駐イタリア大使=服役中に病死=が、9条の原型となる戦争放棄や軍備撤廃を新憲法の条項に盛り込むべきだとする提案をまとめた書簡を、当時の吉田茂外相を通じて幣原喜重郎首相に送っていた。ドキュメンタリー番組制作者鈴木昭典さん(76)が憲法制定にかかわった関係者の証言テープや極東軍事裁判の記録を調査し、一連の経過をまとめた。9条の基になる考えが日米どちらから出たのかについては議論が分かれているが、非軍事国家を目指すことを憲法に明記する構想が、日本側にあったことになる。

 白鳥元大使は外務省内で軍部と近い革新官僚として活躍し、38年にイタリア大使となった。日独伊三国同盟を推進し、衆院議員も務めた。

 手がかりは日本国憲法制定時の憲法担当の国務相だった金森徳次郎氏が、国立国会図書館長時代に残した憲法の制定にかかわった人物の証言を記録した約30時間分のテープの中にあった。金森元国務相自身が白鳥元大使の書簡の存在に触れる発言をしていた。鈴木さんが同図書館憲政資料室にある約800冊に上る「極東国際軍事裁判記録」を調べ、書簡を見つけた。

 書簡は45年12月10日付。原文は英文で書かれており、戦犯の指名を受けて入所した巣鴨拘置所から吉田外相あてに出された。末尾には、検閲のため46年1月20日ごろまでマッカーサー司令部に留め置かれたことが付記されている。

 それによると、「将来この国民をして再び外戦に赴かしめずとの天皇の厳たる確約、如何(いか)なる事態、如何なる政府の下においても(略)国民は兵役に服することを拒むの権利、及び国家資源の如何なる部分をも軍事の目的に充当せざるべきこと等の条項は、新日本根本法典の礎石」になると位置付け、「憲法史上全く新機軸を出すもの」とした。

 そのうえで、「天皇に関する条章と不戦条項とを密接不可離に結びつけ(略)憲法のこの部分をして(略)将来とも修正不能ならしむることに依(よ)りてのみこの国民に恒久平和を保証し得べき」と述べ、戦争放棄の条項を天皇制条項と結びつけることで、天皇制を守ることもできると強調した。

 極東軍事裁判で白鳥元大使の弁護をした広田洋二氏が47年12月に作成した吉田茂の陳述書によると、この書簡は「11月26日白鳥氏が(巣鴨拘置所に)入所する直前私と会見し、新憲法を如何に制定すべきか、(略)戦争放棄の問題等について口頭で意見を述べ、時の幣原首相にも伝達方を申し出たので、書き物にして送(っ)て呉(く)れるやうとの私の要求に基いて書かれたもの」で、「私は白鳥氏の要請を容(い)れ当時首相にも写を一部手交しました」とある。

 戦争放棄を新憲法に盛り込む発想は46年1月24日のマッカーサー・幣原会談で出たとされる。幣原が言い出したとされるが、どちらから出たのか、あるいは合作なのかについては論争があり、決着はついていない。

 1月20日ごろに検閲が解除され、吉田外相を通じてマッカーサーとの会談前の幣原首相に届けられた可能性が高い。

 白鳥元大使の書簡については、広田氏が56年に雑誌「日本週報」に書いているが、研究者の間でもあまり知られていなかった。

       ◇

 鈴木さんの取材成果をまとめた番組「田原総一朗スペシャル戦後60年〜私達は間違っていたのか」は14日午後2時からテレビ朝日系列(関西地区は15日午前1時25分)で放送される。

[My HP] http://politics.mtcedar.com/
      http://mtcedar.txt-nifty.com/

302とはずがたり:2005/09/01(木) 03:22:58
婿取るならそれ以降は皇室にも苗字をつけようぜ。

「男系男子では安定性に懸念」皇室典範有識者会議
http://www.asahi.com/politics/update/0831/006.html
2005年08月31日23時16分

 女性天皇の是非などを検討する「皇室典範に関する有識者会議」は31日、首相官邸内で11回目の会合を開いた。皇統を途絶えさせないための安定性について、「(現行制度の)男系男子では安定性に懸念が残る」という結論を得たという。

 憲法が天皇を「日本国の象徴」などとしている点について、性別によって「象徴」としての資質が異なるかどうかを検討した。「男女差よりも人による差が大きい」「象徴とは、社会心理的なもので定義できない」などの意見が出たという。

 次回以降も皇位継承の安定性について、継承順位や皇族の範囲の観点からも議論を行うという。

 会議後、会見を行った吉川弘之座長は「側室制度が否定され、少子化である今、男系男子では安定性のない状況におかれている」と述べた。

 会議では、7月に開いた前回の会合で論点整理を発表。しかし、重複をのぞくと国民からは電子メールで20通ほどしか反応が寄せられなかった。

 会議は次回から制度設計の議論に入る。吉川座長は改めて年内に結論を出す方針を表明、政府は来年の通常国会での法改正をめざす。

303後白河法皇:2005/09/06(火) 02:21:07
 古くから権力と象徴の委譲装置は、天皇の出家である。
 女性天皇ではない。
 古くから、我が国では、時代の急激な変化に合わせるために
 天皇・皇族の出家と、信頼できる男子への皇位の移転が行われてきた。
 
 不倫で騒がれた船田、娘を天皇にしたい小和田と御用学者達が、
 女性天皇を作ろうとしているようだが、これは全くの間違い。
 
 女性天皇では、国家がめちゃくちゃになってしまう。
 女の強欲と嫉妬は、国の独立の安全装置としての天皇制を崩壊させる。
 
 、

304名無しさん:2005/09/13(火) 22:07:03
まずは秋の臨時国会で来年の通常国会から憲法調査常任委員会の設置、
そこでの国民投票法の制定とスケジュールされるかな。

72%が9条改正に賛成 民主ばらつき、自公に溝
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050912-00000299-kyodo-pol

 衆院選の当選者アンケートによると「全面的な憲法改正に賛成」が46・7%で最も多く、「9条も含めた部分的な改正に賛成」の25・4%が続いた。戦争放棄と戦力の不保持を定めた9条改正派は合計72・1%で圧倒的多数派となった。
 党派別にみると自民党は回答した206人中、133人が全面改正に賛成、54人が9条を含む部分改正に賛成し、「9条以外の部分的な改正に賛成」と「改正反対」は合計わずか7人。
 民主党は30人が全面改正賛成で、9条を含む部分改正賛成は23人。9条以外の部分改正に賛成が18人、改正反対が6人、「どちらとも言えない」も17人おり、ばらついた。公明党は全面改正派は1人もおらず、自民党との立場の違いが明確になった。
 首相の靖国神社参拝について賛成は32・3%で大半が自民党。「現時点での参拝に反対」「反対」は合わせて47・2%で、慎重な対応を求める声が多かった。
(共同通信) - 9月12日20時20分更新

305名無しさん:2005/09/15(木) 00:00:13
>>287-289
6月の時点でも与党案は国民投票法案に限って審議だったのに、この時民主党は反対。
今回賛成に回ったのは岡田代表が辞任を表明したから?

衆院に憲法常任委設置=国民投票法案を審査−与党と民主合意
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050914-00000156-jij-pol

 衆院の与野党は14日午後、議院運営委員会に代わる各派協議会を開き、21日召集される特別国会で、憲法改正手続きを定める国民投票法案を審議するための新たな常任委員会として「憲法委員会」(仮称)を設置することを決めた。与党が提案し、民主党も「基本的に賛成だ」と応じた。共産、社民両党は反対した。
 各派協議会の座長を務める川崎二郎前議運委員長はこの後、記者団に対し、憲法委設置のための国会法改正案を特別国会に提出、早ければ22日の衆院通過を目指す方針を明らかにした。 
 自民党は憲法委の権限を国民投票法案に限って審査権を持つものとし、公明党や民主党に配慮して改憲の発議権は付与しない方針だ。公明党は発議権がないことを確認し、自民党に歩調を合わせた。
 民主党はこれまで、改憲論議に慎重な対応を求めていた参院側の意向を受け、既存の憲法調査会の活用を求めていたが、憲法委の権限を国民投票法案の審査に限ったことから、容認した。
 参院側で与党は憲法改正の発議に必要な3分の2の勢力を確保しておらず、憲法改正が当面の政治日程に上る可能性は少ない。ただ、同勢力を得た衆院側で、憲法委の設置が民主党の同意を得て決まったことは、改憲の流れに弾みを付けることになりそうだ。(了)
(時事通信) - 9月14日20時1分更新

306片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/15(木) 20:20:48
>>305
これ、話が行ったり来たりしてますね。「当面」が問題だった?
選挙で負けて発言力の低下?
前回の話のあと、当面政局に入ってしまってたので、あのまま進んでたら、どう進んでいたのか。
「自民、民主、公明3党の合意に基づき」という枝野発言の合意とはなんだったのかが気になります。

307名無しさん:2005/09/15(木) 21:52:52
あっさり修正。

国民投票法は「特別委」で 与党、公明異論で方針転換
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050915-00000227-kyodo-pol

 自民、公明両党は15日、憲法改正手続きを定める国民投票法案を審議する新たな衆院委員会について、常任委員会とする当初方針を転換、国会法改正を必要としない「憲法調査特別委員会」として、21日召集の特別国会での設置を目指すことで合意した。
 両党は14日の各派協議会で、民主党と常任委の設置を基本合意した。しかし15日の公明党中央幹事会で「(国民投票法案の審議という)限定的な目的ならば特別委が妥当ではないか」(冬柴鉄三幹事長)と異論が噴出。このため特別委への変更を自民党側に国対委員長レベルで申し入れて了承を得た。民主党側には16日の各派協議会で再調整を求める。
(共同通信) - 9月15日20時20分更新

308いなばやま:2005/09/15(木) 21:55:55
公明の独自性ブレーキ早速発揮ですか

309片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/16(金) 13:37:18
与党間でもコンセンサスが取れてなかったってことなんでしょうか。

「国民投票法」特別委で 与党、早くもほころび 公明に異論、方針転換
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050916-00000005-san-pol

 自民、公明両党は十五日、憲法改正手続きを定める国民投票法案を審議するために新設する衆院委員会について、常任委員会とする当初方針を転換し、国会法改正を必要としない「憲法調査特別委員会」として、二十一日召集の特別国会での設置を目指すことで合意した。突然の方針転換に自民党の一部や野党から反発も予想され、憲法や教育基本法など「国のかたち」にかかわる重要課題を棚上げにした自公協力のほころびが早くも露呈した形となった。
 自民党は十四日、衆院議院運営委員会に代わる各派協議会で、憲法調査会を常任委員会に格上げする方針を表明。公明党に異論がなく、民主党も大筋で賛成したため、二十二日の本会議で、常任委員会への格上げに伴う国会法改正案を提出する方針を固めていた。
 ところが、同日夜にこれを聞いた公明党幹部が「寝耳に水だ。公明党は了承していない」と猛反発。十五日午前に開かれた公明党中央幹事会でも「国民投票法案に限定して審議するなら特別委員会にすべきだ」などと異論が噴出した。
 このため、公明党の東順治国対委員長は十五日午後、中川秀直国対委員長らと相次いで接触し、「公明党の事情を考慮してほしい」と再考を要請した。自民党側も今国会では、特別委員会にするとの意向を示した。
 「特別国会を目前に公明党ともめるのは得策ではない」(自民党幹部)との判断に傾いたためだが、自民党内には「憲法改正への道筋を整えるためには常任委員会でなければ意味がない」との意見が根強く、「四月中旬に憲法調査会が最終報告をまとめて以来ずっと議論していたことなのに今さら何を言い出すのか」(自民党中堅)との声も上がっている。
 与党側は、十六日の各派協議会で、民主党など野党に対して事情を説明する方針。民主党側は与党の足並みの乱れを誘うために、あくまでも常任委員会の設置を求める可能性もある。
 自公間の調整不足が生んだ混乱だが、両党間の不信を募らせたことは間違いない。公明党からは「選挙疲れでボーっとしているすき間を突かれた」(党幹部)とのぼやきも漏れた。
(産経新聞) - 9月16日3時5分更新

310名無しさん:2005/09/18(日) 02:48:21
世論調査でも多数を占める現実的な案ですね。>9条2項改憲

憲法9条改正へ党内論議加速=対案示し対決姿勢強化−前原民主党新代表会見
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050917-00000084-jij-pol

 民主党の新代表に選出された前原誠司衆院議員は17日夕、都内のホテルで記者会見し、憲法改正への取り組みに関し「わたしの意見は(戦争放棄の)9条1項はいいが、(戦力不保持の)2項は削除し自衛権を明記することだ。党調査会の論議をスピードアップさせたい」と述べ、9条を含めた改正案策定に向け党内議論を加速させる方針を明らかにした。
 また前原新代表は、国会対応について「党内で意見が合わないことでも先送りせず、われわれならこうするとのスタンスを貫く」と述べ、積極的に対案を提示していく考えを表明。その上で「国会で意見の違うものは対峙(たいじ)していく」と述べ、政府・与党との対決姿勢を強めていく立場を強調した。 
(時事通信) - 9月17日19時1分更新

311片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/09/20(火) 00:25:21
岡田さんは調整型の性格ゆえか本心からか「集団的自衛権」をぼやかしていましたけど(自分は、結果的に行使容認になると受け止めていましたが)、前原さんは明確に「集団的自衛権」概念に踏み込みそうですね。ちょっと配慮するかもしれませんが。
外交・安保も経済政策の面も、自民党の石破元防衛庁長官に近いのかなあ、と思います。もちろん、細部は異なるでしょうけど。

312名無しさん:2005/09/21(水) 21:31:20
訃報 後藤田正晴さん91歳=元官房長官、副総理・法相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050921-00000018-maip-peo

 中曽根内閣で官房長官、宮沢内閣で副総理・法相などを歴任、引退後も政界の御意見番として発言が注目された後藤田正晴(ごとうだ・まさはる)氏が19日午後8時53分、肺炎のため、東京都文京区の順天堂医院で死去した。91歳。密葬は親族のみで済ませた。お別れの会を東京と徳島で行うが、日程などは未定。自宅は東京都渋谷区広尾4の1の17の506。喪主は妻侑子(ゆうこ)さん。
 1914年、徳島県美郷村(現吉野川市)生まれ。東大法学部卒業後、39年旧内務省入省。69年警察庁長官。退官後の72年、田中角栄首相(当時)に請われて官房副長官(事務)を務めた。74年の参院選で徳島選挙区から立候補して落選。76年から衆院議員(徳島全県区)に7期連続当選。96年に政界を引退した。
 大平内閣で自治相、中曽根内閣で官房長官(通算3期)、初代の総務庁長官、宮沢内閣では副総理・法相を務めた。
 田中元首相の「懐刀」、中曽根康弘元首相の「知恵袋」と呼ばれた。鋭い洞察力や歯にきぬ着せぬ発言から「カミソリ後藤田」の異名をとった。
 一方で、87年のペルシャ湾への掃海艇派遣問題では中曽根首相(当時)に苦言を呈し派遣をやめさせるなど、戦前の体験から自衛隊の海外派遣は「アリの一穴」と懸念し、慎重論を唱え続けるリベラルさも併せ持った。89年のリクルート事件後は政治改革を提唱。宮沢内閣では副総理として衆院選挙制度改革の実現に向け、自民党と内閣の調整役を務めた。宮沢喜一首相の後継総裁選では、党内で出馬を求める声も出たが、高齢などを理由に固辞した。
 政界引退後も危機管理などを中心に、歴代内閣の指南役として活躍。「内閣官房長官」「政治とは何か」などの著作のほか、新聞・雑誌で健筆を振るった。
 最近は、小泉純一郎首相の靖国参拝に批判的な議員でつくる「靖国問題勉強会」の7月の初会合に講師として出席し、「小泉首相に参拝の再考をお願いしたい」などと力説した。
 事務所関係者によると、8月に別の病院で定期検査を受けて肺に影が見つかり、内視鏡検査を受けた後に容体が急変。8月下旬に転院し、面会謝絶の状態が続いていた。
(毎日新聞) - 9月21日17時34分更新

313名無しさん:2005/10/01(土) 21:42:43
国民投票法案提出を見送り 特別国会で自公
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051001-00000007-san-pol

 公明党の東順治国対委員長は三十日、憲法改正手続きのための国民投票法案の特別国会提出を見送ることを明らかにした。衆院憲法調査特別委員会の中山太郎委員長が、東氏に見送り方針を伝えた。自民、公明両党は来年の通常国会での提出、成立を目指す。
 東氏は記者団に「国民投票法案は憲法改正につながる話なので、自民、公明、民主の主要三党できちんとコンセンサス(合意)を作りながら進めていくべきだ」と述べた。また、自民党の中川秀直国対委員長は、三党での合意形成を年内に図る考えを示した。
 自民、公明両党は九月二十一日の幹事長・国対委員長会談で、民主党と協議のうえ、特別国会に同法案を提出することでいったん合意していた。
(産経新聞) - 10月1日2時34分更新

314いなばやま:2005/10/05(水) 22:22:02
<憲法世論調査>9条改正「反対」は62%
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051005-00000009-mai-pol

 毎日新聞は憲法問題について、全国世論調査(面接)を実施した。憲法改正に「賛成」と回答した人は58%で、「反対」の34%を上回った。戦争放棄や戦力の不保持を定めた9条については「変えるべきでない」が62%で、「変えるべきだ」の30%の2倍に達した。衆参両院の憲法調査会や自民、民主、公明各党による論議で国民に改憲への支持が広がる一方で、自民党が重視する9条改正についてはなお慎重な国民意識を示した。
 調査は9月2日から4日まで全国の4550人を対象に実施し、2418人から回答を得た。調査方法が異なるため単純に比較はできないが、昨年4月と今年4月の電話調査では、憲法を「改正すべきだ」が6割程度、「改正すべきでない」が3割で、ほぼ同じ傾向となっている。
 男女別では、男性は改憲派62%、護憲派33%であるのに対し、女性は改憲派54%、護憲派36%だった。世代別では30、40代で改憲派が各65%と最も多く、20〜60代の各年代で5割を超えた。70代以上では賛成44%、反対40%と拮抗(きっこう)している。
 同時に、9条改正について聞いたところ「変えるべきでない」との答えが男性で57%、女性は67%に達した。「変えるべきだ」は、男性が38%、女性は23%にとどまった。世代別では、20代の70%が9条改正に反対したのをはじめ、30、50、70代以上の各世代で6割を超えた。改正賛成派は40代の36%が最高。
 9条改正賛成派にどの部分を変えるべきかを聞いたところ、戦力不保持と交戦権否認を規定した2項だけを「変えるべきだ」と答えた人が50%と最多。戦争放棄を定めた1項と2項の「両方とも」が35%と続き、1項だけを「変えるべきだ」は13%にとどまった。
 憲法96条の規定で、改憲には(1)衆参各院の総議員の3分の2以上の賛成による発議(2)国民投票で過半数の賛成――が必要。今回の衆院選で自民、公明両党は衆院の3分の2を超える327議席を獲得している。【松尾良】
(毎日新聞) - 10月5日3時7分更新

315とはずがたり:2005/10/09(日) 09:00:44
>>312
おお,割とみんな9条堅持なんですねぇ。

316名無しさん:2005/10/10(月) 22:40:14
>>314
毎日新聞は5ヶ月前 >>263 の調査では9条1項、2項を別々に
質問していたのに今回は一括しての質問ですね。

憲法9条改正で意見割れる−JNN世論
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3134687.html

 衆議院の憲法調査特別委員会で憲法改正をめぐる議論がはじまりましたが、焦点となっている憲法9条の改正について、意見が2つに割れていることがJNNの世論調査でわかりました。

 調査は全国の20歳以上の男女を対象に10月8日と9日に行いました。
 まず、衆議院に憲法調査特別委員会が設置されたことを知っている人は50%で全体の半分でした。

 日本国憲法の改正については、「改正すべき」が59%、「改正すべきでない」が32%でした。

 一方、改正論議の焦点である憲法9条については、「改正すべき」と「改正すべきでない」がそれぞれ42%で意見が2つに割れました。

 9条の1項で「戦争と武力行使の放棄」を定めていることについては、「変えるべき」が27%だったのに対し、「変えてはならない」が66%。また、2項で「陸海空軍その他の戦力はこれを保持しない」と定めていることについては「変えるべき」が38%「変えてはならない」が51%という結果でした。
 小泉内閣に対する支持率ですが、「支持する」が64.3%、「支持しない」が34.8%でした。
(10日10:09) 関連記事へ

317名無しさん:2005/10/17(月) 01:09:23
「軍隊保持」明記、旧民社系議員が独自の憲法草案
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051016-00000103-yom-pol

 民主党の川端達夫・前幹事長ら旧民社党系議員グループがまとめた独自の新憲法草案が15日、明らかになった。

 憲法9条の改正については、戦力不保持をうたった2項を削り、「軍隊を保持する」と明記した。29日、都内で開く同グループの会合で公表する。

 草案は、前文と116条で構成。創設する「軍隊」の役割については、〈1〉国の独立と主権の防衛〈2〉国民の生命、自由、財産を保護〈3〉国の領土を保全〈4〉国際社会の平和に寄与――を明記した。緊急事態への対応に関しては、首相が緊急事態宣言を発し、軍隊、警察、消防、地方自治体などに必要な措置を命じることができるとした。首相には、宣言後、15日以内に国会承認を求めることを義務付けた。
(読売新聞) - 10月16日13時13分更新

318名無しさん:2005/10/31(月) 23:04:40
安全保障はあいまい決着 民主、「憲法提言」了承
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051031-00000171-kyodo-pol

 民主党憲法調査会(枝野幸男会長)は31日、党本部で総会を開き、憲法改正に向けた基本的な考え方を盛り込んだ「憲法提言」を了承した。
 提言は憲法に新たに自衛権を明記、「専守防衛の考えに徹し、必要最小限の武力行使にとどめる」とした。しかし、集団的自衛権の行使や海外での武力行使の是非については結論を先送り、あいまいさを残す形で当面の決着を図った。
 民主党は当初、今年3月をめどに提言をまとめる予定だったが、特に安全保障分野をめぐり意見集約が難航。今後、全国各地で党主催の憲法シンポジウムを開催し、国民的な論議を行って提言の内容を詰めていく。
(共同通信) - 10月31日20時10分更新

319朝まで生テレビ:2005/11/06(日) 02:33:09
  小林節教授は、何故「軍」なのか。。。「隊」で不都合があるか。
  警察権や外交権の威力の発揮の場を、「軍」と呼ぶのはおかしい。。

  第2次世界大戦の教訓は、
    天皇軍閥を消滅させる。
    軍人を貴族にしてはいけない。
    軍は軍を守るもので、軍は民間人を守らないという事であった。
  
  自衛隊を、自衛軍にする前に、
    外交権と警察権の海外展開について定義付けと、
    国際刑事裁判所への加入
  を検討するのが、自民党の責任だ。
  猪口は何をしている。
  このままでは、自衛軍は第2の害務省になるぞ。

320不戦条約:2005/11/11(金) 09:04:57
  枡添要一議員は、
    自衛権は不戦条約で明記されていますから、
    9条1項があれば、自衛権は明確に確保されています。
  
  しかし、自衛隊の現状に嘘をつきたくないので、
    新憲法9条2項案に 「自衛軍」army と記載しました。
  と言っている。
   それならば、
    「超自警団」  又は 「超警察」  super police force
  の方が適切。これからは、テロやミサイル攻撃、宇宙からの衛星攻撃
  だけでなく、巨大地震や津波、富士山噴火なども想定されるので、
     「超警察」
  と記載した方が、現実的。

322片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2005/11/19(土) 12:58:17
>>321
この竹田宮は横浜市長選に出馬表明するなどパフォーマーですからね・・・。
特定の女児を皇位継承させることを念頭に議論するのも微妙だが、代替手段をとるとして具体的な人名を考えると「うーん」となりますね。
今の政府の動きは、そういうのも踏まえてのことなんだろうかなあ。もうどうしようもないんですかね。

323とはずがたり:2005/11/25(金) 00:27:45
うわ〜日本も終わったねぇ。易姓革命がかくも簡単に遂行されてしまうとは民主国家の元で皇室も無力だねぇ。継体天皇以来続いていた現王朝が終わったら,特段天皇制を維持しておく意義は無いので共和制に移行すべし。初代大統領に小泉とかなりそうでそれはそれでやだけど。
現実問題として,天皇家の長女に江戸中期に天皇家から婿養子取った旧5摂家筆頭の近衛家とか旧宮家(残ってるのは旧伏見宮系列だと思うから別れたのは室町時代末期か?)とかから婿取るならまぁまぁぎりぎり存続したと云えるし皇室の存続は許すけどね。

皇室典範:有識者会議が報告書 女性・女系天皇容認を柱に
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20051125k0000m010086000c.html

 小泉純一郎首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」(座長・吉川弘之元東京大学長)は24日、女性・女系天皇の容認を柱にした報告書をまとめ、首相に提出した。女性・女系容認は「社会の変化に対応しながら、多くの国民が支持する象徴天皇制の安定的継続を可能にするうえで大きな意義を有する」と結論づけた。報告書を受け、政府は来年の通常国会に皇室典範改正案を提出する。皇室の長い歴史の転換で国民の理解を深めることが課題になるうえ、政府・与党の一部には異論が残っており、調整は曲折も予想される。

 女性・女系容認以外では(1)皇位継承順位は直系優先で出生順の「長子優先」とする(2)皇室の範囲は天皇との世数を限定しない現行の「永世皇族制」を維持する(3)女性皇族は婚姻後も皇族にとどまり、配偶者や子孫も皇族となる−−などを盛り込んだ。

 男系維持派が主張する1947年に皇籍離脱した11の旧宮家の皇籍復帰は「国民の理解と支持、安定性、伝統のいずれの視点から見ても問題点がある」と退けた。そのうえで、女性・女系容認について「男系男子限定に比べ、格段に安定的制度」と指摘。さらに「女性の社会進出も進み、性別による固定的な役割分担意識が弱まる傾向にある。積極的に受け入れ、支持する素地が形成されている」と記した。男系維持派からの批判に応える形で「幅広い国民の支持が得られる制度である限り、正統性が揺らぐことはない」とも主張した。

 皇室の範囲は永世皇族制維持を採用する一方、「その時々の状況に応じて、弾力的に皇籍離脱制度を運用し、皇族の規模を適正に保つことが適当」とも指摘した。【野口武則】

 ◆「皇室典範に関する有識者会議」の報告書骨子

 ・男系男子の皇位継承維持は極めて困難。

 ・旧皇族の皇籍復帰は国民の理解と支持、安定性、伝統の視点から問題。

 ・女性・女系天皇の容認は象徴天皇制度の安定的継続を可能にする。

 ・「長子優先」による皇位継承は制度として分かりやすく、優れている。

 ・天皇・皇族の子孫は世数を問わず皇族の身分を有する「永世皇族制」。

 ・女性皇族は婚姻後も皇族にとどまり、配偶者や子孫も皇族となる。

 ・女性天皇、女性皇族の配偶者の名称は今後の検討課題。

毎日新聞 2005年11月24日 20時22分 (最終更新時間 11月24日 20時38分)

324杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2005/12/07(水) 22:37:36
野党共闘の縁で同調してくれると希望的観測抱いてやしませんかね?>枝野氏

憲法改正の国民投票法案 民主・枝野氏「4党で提案を」
http://www.asahi.com/politics/update/1207/012.html
2005年12月07日19時02分

 民主党の枝野幸男・党憲法調査会長は7日、東京都千代田区の日本記者クラブでの記者会見で、憲法改正の手続きを定める国民投票法案について、「(与党と民主党の他に)社民党が入り、4党で次期通常国会に共同提案する可能性を模索したい」との考えを示した。そのうえで、「遅くとも来年中には成立すると思う」との見通しを語った。

 改憲のめどについて、「環境権のような簡単なところからやれば3年ぐらい。9条(改正)は、合意を得る工夫がされれば5年ぐらいでできる可能性もある」と述べた。ただ、自民党草案のような条文の全文改正は、「国民投票で通らない。永遠にできない。革命になる」と語った。

325片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/01/21(土) 21:07:54
>>http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/study/2246/1068688996/1606
日本会議国会議員懇談会のメンバーは約240人もいるのか・・・。民主党で25人だとして、自民党で215人ってことかな。半分以上は入ってるのね・・・。

皇室典範:改正反対の慎重派議員、超党派議連を創設へ
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060122k0000m010024000c.html

 通常国会の開会に合わせ、女性・女系天皇を認める皇室典範改正に慎重な国会議員の動きが本格化してきた。政界は「慎重派は熱心だが少数、賛成派は多数だが冷めている」(自民党国対幹部)というのが現状。「右寄り」と見られがちな慎重派は、イデオロギー色を取り除くため、まずは自民、民主両党内にそれぞれ勉強会を作ってすそ野を広げたうえで、そこを足場に超党派の議員連盟を今月中に創設する「2段構え」で、一人でも多くの結集を目指す。

 小泉純一郎首相が20日の衆院本会議での施政方針演説で「皇室典範改正案の国会提出」と読み上げると、自民党議員席からは一際大きな声で「反対」とのヤジが飛び、慎重派の「声の大きさ」を示した。

 同党新人議員「83会」の有志は同日、皇室典範に関する2回目の勉強会を開いた。23人が出席、男系維持派のジャーナリスト、桜井よしこ氏と政府の改正準備室参事官を講師に両論を聞いた。「郵政民営化は賛成したが、皇室典範は別」と反対を明言する「小泉チルドレン」も少なくなく、呼びかけ人の赤池誠章氏は「国民に浸透させるためには、1、2年かけて国会で議論する必要がある」と指摘する。

 民主党は松原仁衆院議員ら中堅・若手有志が週明け、慎重派の勉強会を旗揚げする。同党の全議員に呼びかけ、40人の参加を見込んでおり、この問題への対応を協議するプロジェクトチームをつくった執行部の動きとは別に検討を進める考え。女系容認発言をした前原誠司代表に慎重な議論を申し入れることも検討している。

 超党派の動きでは、既存の議連「日本会議国会議員懇談会」(会長・平沼赳夫元経済産業相)が昨秋から5回、勉強会を重ねてきた。しかし、会員約240人に対し、出席者は30人弱。「保守系の集まり」という色が付きすぎているのが原因とされる。

 このため、慎重派は皇室典範に絞った議連のもとに「イデオロギー抜きに幅広く結集する」(民主党若手議員)ことを目指す。郵政民営化に反対して自民党を離れた平沼氏を代表に据えると「反小泉」の動きととらえられる可能性があるため、別のベテラン議員の代表就任を予定している。【野口武則】

毎日新聞 2006年1月21日 18時16分

327名無しさん:2006/02/02(木) 23:58:01
社民党宣言案を了承 自衛隊「違憲」を明記
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060202-00000075-kyodo-pol

 社民党は2日午前、党本部で常任幹事会を開き、自衛隊を「違憲」とし「非武装を目指す」と明記した綱領的文書「社会民主党宣言」の最終案を了承した。11、12両日の党大会で採択する。
 最終案は、自衛隊について旧社会党時代の1994年に村山富市首相(委員長)が打ち出した「合憲・容認」路線を放棄し「現状、明らかに違憲状態にある」と明記。自衛隊を国境警備、災害救助、国際協力などの任務別組織に改編することで「解消」し「非武装の日本を目指す」とした。
 日米安保条約に関して「最終的に平和友好条約へと転換させ、在日米軍基地の整理・縮小・撤去を求める」ことも盛り込んだ。
 自衛隊については当初、「明らかに憲法9条に違反する」とされたが、最終段階で表現が微調整された。
(共同通信) - 2月2日11時47分更新

328名無しさん:2006/02/02(木) 23:58:21
違憲−合憲−違憲 旧社会、社民の見解
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060202-00000010-kyodo-pol

 自衛隊の憲法解釈に関する旧社会党、社民党の見解の変遷は次の通り。
 ▽社会党
 【社会主義への道】(1964年12月)憲法の完全実施として自衛隊を解散する。国民警察隊、平和建設隊に再編・縮小する。
 【違憲・法的存在論】(84・2)自衛隊は違憲だが、国会の決定により法的に存在している。連合政権下では文民統制を強め、現状凍結する。
 【新宣言】(86・1)非同盟・中立・非武装の実現。反核、軍縮を推進する。
 【平和の創造】(90・10)政権獲得後直ちに自衛隊改革を始め、なるべく短い期間に違憲状態を正せるよう最大の努力を払う。自衛隊廃止に向け3段階の改革を行う。
 【党改革の基本方向】(91・7)40年にわたる自衛隊の存在を直視する。自衛隊の実態は違憲であるとの認識に立って、防衛費の増大を抑え、計画的に削減して軍縮を実行する。
 【93年宣言案】(93・6)軍縮過程において自衛権内の最小限度の自衛力は憲法が許容する。自衛隊の現状は許容される自衛力の範囲を超えている。
 【村山富市首相答弁】(94・7)専守防衛に徹し、自衛のための必要最小限度の実力組織である自衛隊は憲法の認めるものと認識する。
 ▽社会民主党
 【社民党基本政策】(96・3)国連中心の総合安保体制確立。日本は限定防衛に徹し、海外での武力不行使を宣言し、非軍事面におけるすべての国連平和維持活動に参加。
 【土井ドクトリン】(2001・5)「平和基本法」を制定し、自衛隊の規模や装備を必要最小限まで縮小。将来は、国境警備、国土防衛、災害救助、国際協力などに分割し、縮小、改編。
 【社会民主党宣言最終案】(06・2)現状、明らかに憲法9条に違反。
(共同通信) - 2月2日2時3分更新

329小説吉田学校読者:2006/02/04(土) 11:19:30
典範改正は一気呵成にやってはいけない。男系派も対案がないところ。
票読みしてる「内閣官房幹部」(政務副長官?)がいるところを見ると、自民党のお家芸「締め付け」も始まった模様。天皇の政治利用よりもタチの悪い「政局化」は避けるべき。

皇室典範改正案:自民党内に続き、閣僚からも慎重論
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20060204k0000m010142000c.html

 政府が今国会に提出を予定している女性・女系天皇容認の皇室典範改正案で3日、自民党内に続き、閣僚からも慎重論が出てきた。政界には「郵政民営化法案のように混乱するのではないか」との見方もあるが、小泉純一郎首相は「過程ではいろんな議論があるが、最後はまとまる」と強気を崩していない。自信の裏には「慎重論が多いように見えても確信的な反対派は一部。説得力ある対案もない」(内閣官房幹部)との読みがある。改正案を与党に示して説明する段階になれば、慎重論の切り崩しは十分に可能と踏んで、3月10日めどの国会提出へ法案作成は着々と進んでいる。
◇強気崩さぬ小泉首相
 女性・女系容認は象徴天皇制の安定的継続を重視した「皇室典範に関する有識者会議」が導き出した結論だ。昨年11月末に有識者会議が報告書をまとめて以降、現行の男系男子による皇位継承の維持を求める学者らは反対意見を唱えてきた。
 慎重論が意外に多い印象が広まったのは、1日に東京・永田町の憲政記念館で開かれた日本会議国会議員懇談会の集会で、慎重審議を求める署名が自民党135人に上ったと発表されたためだ。署名の文面には「皇位は一貫して男系によって継承されてきました。歴史と伝統を否定する皇室典範改正案を、拙速に国会提出することに反対します」とある。
 首相周辺は集会前、事務局に署名数を照会。強固な反対派は集会に出席した29人で、「署名した議員の多くは世論の様子見。容認に転じる可能性がある」(官邸筋)とみる。広がっているように映る慎重論の多くは「確固とした主張」を伴うものではないとの判断だ。
 こうした見方に沿い、反対派にもトーンダウンする議員が現れた。2日昼の森派総会で、派閥の結束を説いた森喜朗前首相は、反対派の新人議員を皆の前で名指しし、クギを刺した。「例えば赤池誠章君、隣の人を知っているか。皇室典範改正は、派閥の仲間で当時の官房長官の細田博之国対委員長がまとめたことをよく頭に置いて行動してほしい」
 赤池氏は自民党新人議員「83会」の有志で作る皇室典範勉強会の呼びかけ人。1日の集会では「新人の大勢は慎重論。変えるべきは変え、守るべきものは断固守る」と気炎を上げていた。
 森氏から注意された後の2日夕の勉強会では、出席者15人から慎重な議論を求める署名を集めたが、「提出までに十分時間を尽くそうということだ。提出されれば賛成する」と調子を下げた。途中退席した議員の一人は「出席したけど皆が反対派ではない」と語る。
 実際、党内や閣内の慎重論は、改正反対派と容認派が同居している。容認派は「政局などの混乱を避ける改正」を求める慎重論で、青木幹雄参院議員会長や久間章生総務会長らも党内対立を心配する先送り派だ。
 3日、閣議後の記者会見で慎重論に言及した閣僚たちも、党内の論調に配慮した側面が強く、「私個人は内閣の一員ですから、首相が本国会中に(法案を)出すということなら従わざるを得ない」(中馬弘毅行革担当相)などと強固な反対派というわけではない。

330小説吉田学校読者:2006/02/04(土) 11:19:54
(続き)
◇官邸「反対派に対案ない」
 首相は1月26日夜、官邸に有識者会議メンバーを招いて会食した。
 「法案提出まではこんなものだ。今は静観していればいい。提出してから国会で説明すれば、いろんな議論も国民に分かってもらえる」。首相は成立に自信たっぷりで、心情的には慎重派に近いとされる安倍晋三官房長官を「私も率先して答弁するから、官房長官もしっかり答弁を頑張れ」と励ましたという。
 政府は2月末か3月初めに法案を与党に示し、3月10日をめどに提出する方針を変えていない。慎重派が手ぐすねを引く党内論議は最短の手続きで済ませ、国会審議で説き伏せる構えだ。継承順位まで盛り込んだ報告書をまとめ、余裕のある官邸は「反対派は『慎重に』と言うだけで、具体的に男系維持のためにどうすべきか詰めていない」(官邸筋)とみているからだ。
 報告書に沿うと、皇位継承順位は皇太子さまに続いて長女の敬宮愛子さまが2番目となる。首相は1月26日、記者団に「女系天皇を認めないという議論は、仮に愛子さまが天皇になられた時にそのお子さんが男でも認めないということですよね」と具体的な継承方法にまで踏み込み、反対派をけん制したのはその小手調べだった。
 首相は3日、皇室の意向についても「有識者会議で聞いておられると思います。賛否両論、十分聞いたうえでの結論なんです」と語った。
 自民党執行部は早ければ来週中にも内閣部会を中心に皇室典範問題の勉強会をスタートさせる。専門家と意見交換する中で「皇位継承の維持には女系天皇容認しか選択肢がない」との空気を醸成、改正案提出までに「やむなし」との党内世論をつくりたい考えだ。
 武部勤幹事長は3日、首相官邸に首相を訪ね、「静かなところで勉強し、自然の流れの中で決まっていくということが大事だと思う」と説明。首相も「その通りだ」と応じた。
 執行部内にも皇室をめぐる議論で党内が二分されるのは好ましくないと今国会での処理に慎重論があるが、首相の決意が固いことから、軟着陸を図るためにも議論を始めざるを得ないというのが共通認識となってきた。
 片山虎之助参院幹事長は同日の会見で「(結論はともかく)冷静に意見集約をしていくことが必要だ」と指摘。別の幹部は「改正案提出を遅らせれば、かえって政治的になる」と意見集約に期待を示した。
 ただ、現時点で執行部の思惑通りに運ぶ保証はない。武部氏らが党内集約に手間取るようだと、郵政民営化法案をめぐる激しい党内対立の二の舞いになりかねない。いずれにせよ執行部は難しいかじ取りが迫られそうだ。【高山祐】
毎日新聞 2006年2月3日 23時19分

331小説吉田学校読者:2006/02/05(日) 12:04:12
>>327-328
今気づきましたが、先祖帰り一直線ですなあ。
自衛隊が他国の軍隊と比べて、かなり特殊な集団であることは間違いありません。
何となく軍事制裁とかそういうものは似つかわしくない軍隊です。につけても、ここまで書いちゃうかなあという感じ。

でも社民党は政権に近づくと、政治が変わるんじゃなくて社民党が変わるんですね。
たぶん、霞ヶ関やら世論から政策が袋叩きに遭うのが分かってるからでしょう。だから、伸びてもあまり心配しないです。
それと北朝鮮問題について、党独自外交への総括は絶対必要です。そこがないのは、政治家として説明責任を放棄している。
木俣議員を批判するよりも結び行く自分の腕(かいな)が汚れている。

こんな左旋回は選挙向けの便法といったところでしょう。インターナショナルを空で歌える政党が1つくらいあってもいいよ。
立て飢えたる者よ今ぞ日は近し。立てよ我が胎から暁は来ぬ。

333小説吉田学校読者(歌会始に投稿経験あり):2006/02/07(火) 20:35:42
>>332
私は「男系が望ましいが、女系でも仕方がない」論者でありますが、この皇室典範改正論議をリードに持ってくるのは、どうかなあと思います。せめて受けで書いて欲しい。

秋篠宮夫妻が歌会始でこうのとりを詠まれたのは、何かの暗示だったのでしょうか・・・
なにはともあれ、結婚して16年、夫婦仲が良いのはめでたくていいことじゃありませんか。男でも女でも安産ならそれでいいよ、俺は。
眞子さまと15歳離れるのか。

読売、特落ちかと思ったら、一転して思い切った報道。クリスマスベイビーかもね。

秋篠宮妃紀子さまご懐妊…第三子、秋に出産
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20060207it12.htm?from=top

 秋篠宮妃紀子さま(39)が第三子を懐妊されたことが分かった。
 秋篠宮家としては、長女眞子さま(14)、二女佳子さま(11)に続くお子さまで、天皇、皇后両陛下にとっては4人目の孫となる。また、皇室では、皇太子ご夫妻の長女、愛子さま(4)が2001年12月に誕生して以来のお子さまとなる。
 男子だった場合、皇族では1965年の秋篠宮さま以来41年ぶり。現行の皇室典範では、皇太子さま、秋篠宮さまに続き、皇位継承順位第3位となる。現在の皇室典範改正論議は、女性天皇などの実現を巡って続いており、男子の場合は今後の論議の行方にも大きな影響を与えるものとみられる。
 宮内庁関係者によると、紀子さまはご懐妊の兆候があったため、7日、超音波検査などを受けられた。その結果、心音が確認され、妊娠6週目と診断された。順調なら、出産は今年9月末ごろとみられる。
 一方、小泉首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」(吉川弘之座長)は、昨年1月から17回の会合を重ね、安定的な皇位継承を維持するためには、男系男子に限っている皇位継承資格者を女性皇族に拡大することで一致。女性天皇と、女性天皇の子・孫(女系)の即位を認め、皇位継承順位は男女を問わず出生順に決まる「長子優先」とする報告書を昨年11月にまとめた。政府は今年の通常国会で皇室典範を改正する方針。
 秋篠宮さまと紀子さまは、同じ学習院大学に通われた縁などから、90年6月にご結婚。紀子さまは翌91年10月に眞子さま、94年12月に佳子さまを出産されている。

(2006年2月7日20時19分 読売新聞)

334片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/02/07(火) 23:26:24
すばらしいですね。
秋篠宮一家がロイヤルファミリーに半歩近づきました!(まだわかんないけど。)
官邸筋のあからさまな愛子様びいきに鉄槌です。(仮に,これを知ってて国会に皇室典範議論を押し込んだんならよけいすごいが・・・。)

でもやっぱり皇統を残すかつ安定相続のためには側室・・・。

ところで,以下の小泉発言ですが,なんで愛子様の帝王教育と皇統を天秤にかけられるのかなぁ。それも愛子様の帝王教育のほうが重いのかな。正直なところ,現代における帝王教育についてはやや疑問を覚えるのですが。すくなくとも,そんなに完全なものでなくてよいのでは。

<皇室典範>小泉首相、改めて今国会への改正案提出を強調
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060207-00000120-mai-pol

 小泉純一郎首相は7日夕、秋篠宮妃紀子さまの懐妊が皇室典範改正論議に与える影響について「正式な報告がないのに言える立場でない」としながらも、「(有識者会議の)報告書に沿って今国会に法案を提出する準備をしているわけですから」とも述べ、改めて典範改正案を今国会に提出する考えを示した。
 一方、安倍晋三官房長官は同日午後の記者会見で「正式な報告を待って検討したい。いずれにしろ慎重に判断すべき問題だ」と語った。
 これに先立ち、首相は衆院予算委員会で「今国会でじっくり審議して成立させることは決して早すぎることはない」と表明。「法案を出して慎重に審議していただければ、今国会で十分、大方の賛同を得られる状況になっていくと思っている」と強調した。
 今国会で改正を目指す理由は「愛子さまはもうじき学校に入られるお年ごろだ。ご自分がいずれ天皇陛下にならなければならないというご自覚のもとで教育を受け努力されることは大きな問題だ」と説明した。
 また、有識者会議の報告書が皇位継承順位を「長子優先」としたことについては「長子が女子で何年後かに男子が生まれるのを待つと、それまでの間、長子の女性はどのように過ごしたらいいのか。養育の面も含めて重要だ」と指摘した。【野口武則】
(毎日新聞) - 2月7日20時42分更新

335片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/02/07(火) 23:44:15
すいません,帝王教育だけではなく,なんらかの心もちのあり方じたいも大事ですね。そこは訂正します。
ただ,やはり愛子様を名指しで念頭に置く意味はよくわからないですが。
仮に男子が生まれるとしたら,今回の案は通すべきではないという声が強まるでしょうね。で,撤回かな。女子なら,通っちゃうかもしれないですが。でも自民党って今の案だと採決で賛成しない議員が出ると思うんですが・・・。
こんなことをネタにしてすいません。病的な面白がりなもので。

336小説吉田学校読者:2006/02/08(水) 21:08:40
象徴天皇下の帝王学とはどんなものなんでしょうか? 憲法、マネージメントから宮中祭祀に和歌、古代文学まで、興味深いなあ。

さて、トーンダウン加速。「政争の具」云々のところは記者インタビューと同じ文言だ。安倍官房長官が引導?
なお、NHKによれば、首相は中川政調会長に「もっと勉強するのが大事だ」と党内調整を指示したそうだが、それは自己への戒めだったのかもしれません。

今国会の改正見送り 皇室典範で首相示唆
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060208-00000106-kyodo-pol

 小泉純一郎首相は8日午前の衆院予算委員会で、女性、女系天皇を認める皇室典範改正について「誰もが改正が望ましいという形で成立するのが望ましい。政争の具にしないように慎重に取り組んでいきたい」と述べ、今国会への提出を見送る可能性を示唆した。
 安倍晋三官房長官は同日午前の記者会見で、国会提出時期について「普通の法律と違う。今の時点でいつまでと申し上げることは適切でない」と述べた。
 首相は衆院予算委で「各党、国会で議論する場をつくって冷静に穏やかに議論されるのが望ましい。その結果を見てから判断する問題だ」と強調した。
 民主党の笹木竜三氏が、秋篠宮妃紀子さまの懐妊を受けて「今国会に提出するのか」と質問したのに対する答弁。
(共同通信) - 2月8日12時49分更新

337小説吉田学校読者:2006/02/09(木) 20:39:53
「政争の具にしない」って誰に吹き込まれたんだ?
変な抗弁は、「ぶれない」首相像をぶれさせますぞ。

<皇室典範>「いずれ改正しないと維持難しい」小泉首相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060209-00000057-mai-pol

小泉純一郎首相は9日昼、皇室典範の改正について「私が(改正を)急いでいるという誤解を与えている。そうじゃない。天皇制を政争の具にする動きは慎んだほうがいいということで、慎重に」としたうえで、「いずれ皇室典範の改正をしないと、これ以上は天皇制維持は難しい」と改正の必要性を示した。また、女性・女系天皇の容認を打ち出した「皇室典範に関する有識者会議」の報告書をもとに国会で各党が協議する場を設けるのか、との記者団の質問に対し「よく(自民)党で相談していただけると思う」と語った。
(毎日新聞) - 2月9日13時2分更新

338小説吉田学校読者:2006/02/11(土) 10:51:38
結局、今国会での改正断念。これは小泉内閣下での典範改正はできないことを意味する。雛人形の前で会見したのがせめてもの意地か。
あと、「政争の具にしてはいけない」って必ず付け足しますね。そのとおりなんだけども、政争の具になりかけた責任者は誰なのか。

皇室典範改正 国会提出を断念 小泉首相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060211-00000010-maip-pol

 小泉純一郎首相は10日夜、女性・女系天皇を容認する皇室典範改正案について、首相官邸で記者団に対し「理解を得るのに時間かかるんじゃないか。状況というのが変化してくることはある」と述べ、今国会への提出を断念せざるを得ないとの認識を示した。首相は今年9月の退陣を表明しており、皇室典範の改正は次期政権以降に委ねられることになる。
 皇室典範改正については、秋篠宮妃紀子さまの懐妊で自民党内の慎重論がさらに高まっていた。首相は「国民の総意のもとで改正されるべきだと思う。政争の具にしてはいけない」と政局の混乱に配慮する考えを示した。また、1月の施政方針演説で今国会での提出を明言していたが、「目の前におきる現実の姿と、頭の中で考える状況と変化してくるというのはある」と述べ、紀子さまの懐妊で状況が変わったとの認識を示した。
 一方で、「将来を考えると女性・女系認めてもいい。皇位の安定的継承考えると現在の皇室典範では困難ではないか」と改正の必要性を強調しており、政府は今後も改正案の作成作業を続ける。同時に自民党内の勉強会における議論の行方を見守る考えだ。【野口武則】
(毎日新聞) - 2月11日10時8分更新

339片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/02/11(土) 12:29:41
>>338
過去を振り返っても、「政争の具にしてはいけない」という言葉を使うときの小泉首相は、ふつうの政治家然としていますね。
ただ、自分に有利なときにはすすんで政争の具にするんであって、それを進めると自分に不利なときにこの言葉が使われます。それがほかの政治家に比べてはっきりとしてます。不利なときは、>>337のようにぶれたといわれる前に全力で逃げます。
そのあたりが政局の天才に不可欠な要素なのでしょう。揺らいでる時間が長いとダメなのです。

340小説吉田学校読者:2006/02/17(金) 22:16:27
菊のカーテン健在なり。2年前、雅子妃が病に臥してから検討を開始したことになる。

女性・女系天皇 「容認」2年前に方針 政府極秘文書で判明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060217-00000000-san-pol

 内閣官房と内閣法制局、宮内庁などで構成する政府の非公式検討会が平成十六年五月、女性・女系天皇容認を打ち出していたことが十六日、産経新聞が入手した極秘文書で明らかになった。文書には、有識者による懇談会立ち上げなど皇室典範改正に向けた手順を示した部分もあり、小泉純一郎首相の私的諮問機関「皇室典範に関する有識者会議」(座長・吉川弘之元東大総長)の設置や論議の方向性は、非公式検討会の筋書きに沿って進められたとみられる。
 中心的な文書は、将来の皇位継承制度改正に向けた「検討課題」と、十六年五月十日付の「皇位継承制度のこれからのあり方について」だ。「検討課題」は宮内庁と内閣官房、政治学者らによる水面下の研究会が九年四月から開始されたことなど検討経過も記録している。「皇位継承制度」の文書は具体的な改正点に言及している。
 こうした文書によると、「皇位継承資格を男系の男性に限定する現行制度では、象徴天皇制度が維持できず、皇位継承資格を女性にも認めるべきだ」と指摘。男性に限定しない理由としては「国民意識は女性が皇位に就くことを認めている」「歴史上、女性天皇が存在する」ことなどを挙げている。
 また、男系に限定しない理由としては、「国民は、皇位は男系でなければならないと考えていない」「男系維持のために養子制度を導入したり非嫡出子に皇位継承資格を認めることは、多くの国民の理解を得ることは困難」などを挙げている。
 いずれも国民意識を根拠としており、「国民の理解と支持」を強調した有識者会議の報告書と論理展開が似通っている。
 ただ、文書は皇位継承順位に関しては「『長男優先』と『長子(第一子)優先』の二つの考え方がある。いずれの案をとるべきかについては、国民意識を見極めて総合的に判断すべきだ」として結論を出していない。この点は、「制度として分かりやすい」として長子優先を打ち出した有識者会議と異なっている。
 文書はこのほか、「皇族の範囲」「女性天皇および女性皇族の配偶者および婚姻に関する制度」「皇籍離脱に関する制度」「皇室経済制度」などの検討が必要と指摘している。有識者会議の報告書も、これらを論点として取り上げている。
 非公式検討会発足時のメンバー(内閣官房副長官)で、「皇室典範に関する有識者会議」委員も務めた古川貞二郎氏の話「当時、副長官として(皇位継承問題の)勉強はしたが、あくまで勉強だ。研究会で何かをまとめ、結論を出したということはない。有識者会議は白紙で議論した」

341正1位 朝まで生テレビ:2006/03/01(水) 23:58:56
山本一太参議院議員は
   旧皇族の男系男子を天皇後継に選ぶ場合、誰が誰を
   選ぶのか裁量の問題が出てくる。
   女系第1子を「機械的に」天皇後継に選ぶのが合理的・・
      確かに
 旧皇族の男系男子は、差別と貴族の位階制の化石である。
 お引取りいただいたのに、又引っ張り出すのはおかしい。
 憲法1条 天皇の地位は、主権の存する国民の総意に基づく
 国論が分裂すると天皇は地位を失う事になる。
      そして
 憲法2条 皇位は、世襲のものであり・・
 皇后が子供を産む,産まないを決める自由と権利は放棄されている。
      しかし、
 天皇又は皇后が「生物学的に」子供を産めない不妊の場合、どうするか。
 事実上歴史上、3世代を超えて男子が続いて産まれた事はないので、
 伝統的に9人もの側室が用意されていた。
                ー つづく −

342杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/03/06(月) 23:30:57
辻元先輩(いちおう高校と大学の先輩)は「皇室の民営化」を提唱したりして憲法に関しては結構柔軟性ある考えの持ち主ですからなぁ・・・・・

「私は冷徹なハト」 社民・辻元清美氏が「活憲」を提唱
http://www.asahi.com/politics/update/0306/005.html
2006年03月06日20時25分

 社民党の辻元清美衆院議員が6日、日本記者クラブで会見し、「護憲と唱えるだけでは平和構築は出来ない」として憲法を活(い)かす「活憲」を提唱した。

 「私は冷徹なハト」と語った辻元氏は、ピースボートの活動で紛争地の援助をした経験から「9条を『武器』にして紛争の調停や仲介をやる。(調停や関与で犠牲者が出る)リスクは覚悟して引き受けようとの立場だ。夢見る乙女のような話はしていない」。

 憲法改正の手続きを定める国民投票法案については「今そんなもの急いでやって何の得があんねん」、改憲して集団的自衛権行使の範囲を明確にすべきだとの考えには「民主党の(前原代表ら)松下政経塾出身者に多いが、今の政治状況では非常にウブだ」と語った。

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343とはずがたり(1/2):2006/03/12(日) 14:02:11
渡辺恒雄氏 ブレーキ踏んだ保守のドン
http://www.asahi.com/column/wakamiya/TKY200601300184.html
2006年01月30日

 いささか手前みそで恐縮だが、正月に発売された月刊『論座』2月号は、飛ぶように売れた。読売新聞主筆の渡辺恒雄氏が私との対談で痛烈な「靖国批判」を展開。「朝日との共闘」として大いに話題になったからだ。

 渡辺氏の弁は例えばこんな風だ。

 「靖国神社の本殿の脇にある、あの遊就館がおかしい。(略)軍国主義をあおり、礼賛する展示品を並べた博物館を、靖国神社が経営しているわけだ。そんなところに首相が参拝するのはおかしい」

 「小泉さんは政治をやっているんであって、イデオロギーで商売をしているんじゃあない。国際関係を取り仕切っているのだから、靖国問題で中国や韓国を敵にするのは、もういい加減にしてくれと言いたい」

 読売新聞は昨年6月の社説で、首相の靖国参拝に反対の姿勢を打ち出していたが、それとは比べものにならない歯切れのよさだ。対談は「どっちが朝日新聞かわかりません」と私が冗談を言うほどの展開で盛り上がった。

    ◇

 憲法改正の旗を振り、イラク戦争を支持するなど、読売新聞が朝日新聞と対極的な路線をとってきたことは言うまでもない。今年80歳を迎えようという渡辺氏は、いまも読売グループの会長であり、保守政界にも大きな影響力をもっている。それが靖国問題で朝日新聞と手を握るとは……。

 だからこそ、反響が大きかったのだろう。対談は様々な国内メディアに取り上げられたほか、中国や韓国でも「日本の二大新聞が……」「保守新聞・読売の渡辺会長も……」などと大きく報じられた。

 コロンビア大のジェラルド・カーチス教授や、MITのリチャード・サミュエルズ教授といった米国有数の知日派が驚いてメールをくれた。

 「渡辺氏は保守でも過去の軍国主義に強い反感をもつ世代の典型ですね。心配なのは、保守的な若い世代にそんな生理的反発がないことでは」

 「戦争責任の検証に朝日と読売が協力することで、アジアとの深い和解が可能になりますように」

 といったコメントつきである。日本の歴史認識を疑わせてしまい、アジア外交を行き詰まらせてしまった首相の参拝を、日本のために心配する欧米人は少なくないのだ。

344とはずがたり(2/2):2006/03/12(日) 14:02:35
>>343-344

 実は、読売新聞の社説もかつてA級戦犯の合祀(ごうし)を「まったく残念な出来事」(79年4月)と強く批判。86年8月には「傷跡をうずかせる『戦犯』合祀」という社説で「わが国のため、甚大な被害をこうむった中国などの心情も考える必要がある」「いまわしい戦争のことを、忘れようとしても、忘れられない人たちの感情に配慮するのは当然である」と書いていた。

 ところが、その後の読売の保守化の中で、最近は「首相はもう参拝を中止できない」(01年8月)「他国からとやかく言われる筋合いはない」(04年1月)などと、中韓両国からの圧力批判にすっかり重点を移していた。それが今回、あくまで日本自身の問題だとしながらも「靖国問題で中国や韓国を敵に回すのは、いい加減にしてくれ」と渡辺氏が言い放ったのだ。

 もちろん、この間の読売の保守化路線そのものが、全体として渡辺氏の主導だったことは疑いない。自ら語るように、自民党政権への与党的意識もあってのことだろう。最近では小泉政権と呼吸を合わせるように、イラク戦争も強く支持してきた。

    ◇

 だとすれば、渡辺氏が踏んだ今度のブレーキは、自らも関与した言論状況の右傾化が行き過ぎて、危険水域に入ったと見てのことではないか。

 東大総長だった故・林健太郎氏がよい例だが、かつては「反共」のタカ派でも、満州事変以後の日本の行為を不当な「侵略」だったと認めるのが知識人の常識であり、節度であった。産経新聞にせよ月刊『正論』や『諸君!』にせよ、そうした点は踏まえていたはずなのに、いまは「侵略」だったとすら認めぬ言説で覆われがちである。

 朝日の読者はよく知るまいが、読売新聞はいま日本の戦争責任者を自ら洗い出す検証シリーズを紙面展開している。さて、どういう結論を出すのかこちらも注目しているところだが、いずれにせよ「保守」を自認する読売が極端な右派と一線を画そうというのだから、これは大きな意味がある。

 さて、首相の靖国参拝をめぐる世論が割れる中、少なくとも新聞は、いまやほとんどがこれに反対している。

 もとより世論も言論も多数派が正しいとは限らず、少数意見も大事なことは言うまでもない。かつて日露戦争に幕を引くポーツマス条約が結ばれたとき、その内容が屈辱的だと怒る世論が沸騰し、民衆が暴徒と化して首都に戒厳令が敷かれた。新聞が世論をあおった100年ほど前の罪深い経験だ。外交で譲歩を迫られた時、熱い世論は得てして政府の足を引っ張る。

 しかし今度の場合、多くの言論が首相の頑固な対外姿勢をいさめているのだ。中韓とにらみ合ったまま持久戦を続けたところで、それで勝つには国内世論も国際世論も支持が弱すぎる。戦争も外交も引き際が難しくて、しかも最も肝心なことなのだが。

345小説吉田学校読者:2006/03/13(月) 20:40:26
これは「お忍び」で行くべきでした。ANNの動画だとまだ残っていますが、「愛子様〜〜」「雅子様〜〜」と呼びかけるカメラ片手の追っかけの放列が情操教育にいいとは思えない。ただ、「行きたいから行く」という姿は正しい。これは私も大事にしたい。

余談ながら、千葉に住んでいながら、つい最近、初めてTDLに行きました。どうもディズニーの「道徳的」なところが好きじゃなくて食わず嫌い。どちらかというとワーナー派。で、誘われて初めて行ったら、実に楽しいねえ。夢の国だ。今度はTDSに行こう。こうしてリピーターは生まれるのである。
憲法とまったく関係ないなこの書き込み。

皇太子ご一家:東京ディズニーリゾートを訪問
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/koushitsu/news/20060314k0000m040036000c.html

 皇太子ご一家は13日、千葉県浦安市の東京ディズニーリゾートを訪れた。長女敬宮(としのみや)愛子さま(4)が4月から学習院幼稚園(東京都豊島区)入園するのを前に、ご夫妻が「同世代の子供がしていることを体験させたい」と希望して実現した。
 初めてディズニーリゾートを訪れた愛子さまは水色のオーバー姿。最初に訪れたディズニーシーで、ミッキーマウスなどディズニーキャラクターが出迎えると、驚いた様子で雅子さまの手を握った。その後電車や船の乗り物を楽しんだ。午後からは隣接するディズニーランドに移り、ディズニーキャラクターのパレードに笑顔で手を振っていた。【遠山和彦】

346杉山真大 ◆mRYEzsNHlY:2006/03/15(水) 01:24:20
文部スレに投下しようと思ったけど、人権侵害とかが絡んでいるだけにこちらに投下。それにしても国旗・国家法制定当初に言われていた「強制はしない」はどこぞへ行ってしまったんでしょうな???

PTA会長辞任、小学校長らに「人権侵害」と警告
http://www.asahi.com/national/update/0314/TKY200603140524.html
2006年03月14日20時52分

 入学式のあいさつで、君が代斉唱時の不起立を理由に教職員が大量処分されたことを批判した小学校PTA会長が辞任に追い込まれたのは人権侵害にあたるとして、東京弁護士会(柳瀬康治会長)が当時の校長と教頭に警告書を出していたことが分かった。同弁護士会に人権救済を申し立てていた東京都中野区立桃園二小の元PTA会長でピアニストの高橋聡さん(36)が14日、記者会見して明らかにした。

 警告書によると、当時の花岡光明・同小校長と竹山弘志・教頭は04年4月の入学式のあと、高橋さんに「会長職を辞するよう迫り」または「辞表を書かせたことが認められる」としたうえで、これらは「憲法の保障する自己決定権と意見表明の自由の侵害だ」とした。

 高橋さんは「校長らに謝罪を求めるとともに、辞任は自発的だと書いたPTAニュースの訂正を求めたい」と語った。これに対し花岡氏は「反論もしないし、ノーコメントだ」とし、竹山氏は「人権は大切で守られねばならないし、そのようなことが起こらないようにしなければならない。辞表は強制的に書かせたわけではない」としている。

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348片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/03/23(木) 06:49:52
>>287-289
>>305-309
駆け引きもあり,進め方の問題もあり,議論が未成熟であるということもあり・・・と思っていましたが,こうも民主党がグダグダやってると私の目でも引き延ばしにしか見えなくなってきます。
新聞なんかだと,参議院の民主党議員がこの話の集約に主に反対していて,自民党議員もそれに同調する傾向があるということ。
それに端を発して,ひとつひとつ論点が出るたびに枝野さんがうまく論陣を張って議論がまぜっかえさせる傾向があるのでは・・・。主張の内容自体は間違いじゃないんだけど,盾として利用する場合が多いような。ご指摘されていたことが正しかったのかもしれません。
18歳以上に投票権を与えるというのは望ましいあり方のような気がしますが,今すぐそれでなくてはどうしてもダメというものでもない。(むしろほかの選挙権とともに法改正するよう党として主張していったほうがいいんじゃないのかなあ。そっちのほうで与党や当局の言質を取る努力をしてほしいですね。)

23日から論点整理 国民投票法で特別委
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060322-00000216-kyodo-pol

 衆院憲法調査特別委員会(中山太郎委員長)は22日午後、国会内で理事懇談会を開き、憲法改正の手続きを定める国民投票法案をめぐる論点整理を、23日午後の理事懇談会から開始することで一致した。
 当初、16日から論点整理に着手する予定だったが、与党側が特別委とは別に自民、公明、民主3党の幹事長レベルの協議を呼び掛けたため、民主党が反発、仕切り直しとなった。
(共同通信) - 3月22日19時46分更新

民主抜きで提出も 国民投票法案で久間氏
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060322-00000214-kyodo-pol
 自民党の久間章生総務会長は22日、新潟市内で講演し、憲法改正手続きを定める国民投票法案について「民主党は18歳以上に投票権を与えろと言うが、国政選挙は20歳以上だ。議論にならない。与党で意見が一致したら法案を出そうということになっている」と述べ、民主党の賛同を得られなくても今国会に法案を提出すべきだとの考えを示した。
 その上で「憲法改正の中身については各党意見があるが、改正の手続き法はきちんとつくらなければいけない」と作業を急ぐ必要性を強調した。
(共同通信) - 3月22日19時42分更新

350小説吉田学校読者:2006/04/07(金) 21:30:01
私の個人的体験を言わせていただくと、
中学校当時、前衛政党だった某党の来賓で招かれた(来賓で招いちゃうのも今考えるとすごいな)私の地域の高齢の地方議員は、卒業式時、君が代斉唱で朗々と歌い、来賓挨拶で登壇して日の丸に一礼。降壇する時も日の丸に一礼。ついでに学校旗にも礼してるから合計四礼してた。
これは幼心に凄いと思いましたね。肝心の教員は居眠りこくわ、お喋りするわ、生徒が噛めば笑うわで、すごく態度悪かったので、余計に凛々しくおもいましたね。
昔はおおらか。あんまりガチガチに推進するのも反対するのもどうかと思いますねえ。

入学式で国歌斉唱対策、先生はイスなし…美唄の小学校
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060407-00000104-yom-soci

 北海道美唄(びばい)市立中央小学校の6日の入学式で、国歌斉唱時の起立を促すため、学校側が教職員用のいすを用意しなかったことがわかった。
 教職員側との10回以上にわたる会議の末、最終的に岩城文雄校長が判断した。当日は、途中退席したり座ったりした教職員はなく、式は予定通り約40分で終了した。
 岩城校長は「教職員の内心の自由は認めているが、国の指導要領に従わずに着席するなどの行為は、子供を前にした教育活動として問題がある。反対意見もあったが、話し合いを続けた結果、理解を得たと判断した」と話している。市教委は「教職員側が理解のうえで式に臨んだと聞いており、強制ではないので問題ではない」としている。
 学校側によると、式には教職員30人、新入学児童70人、2年生と保護者が出席し、児童と保護者には、いすが用意された。「君が代」斉唱時、児童は着席させ、保護者には起立の賛同を求めたところ、ほぼ全員が起立したという。
 美唄市では6日、全14小中学校で入学式が行われたが、「君が代」斉唱時に着席した教職員がいたのは7校あった。
(読売新聞) - 4月7日13時14分更新

351とはずがたり:2006/04/20(木) 00:52:14
平和憲法との絡みでここかな??
こんなの8:15やろ。知ってて欲しいし(我々の世代で親が平和とかに熱心だと)常識問題だが,広島の小学生を責めるのは酷だとは思う。もう親の代の体験でもないのだしね。

5割が原爆投下時間知らず 広島の小学生
http://mytown.asahi.com/hiroshima/news.php?k_id=35000000604190003
2006年04月19日

 被爆地・広島市の小学生の5割は、原爆投下の時間(45年8月6日午前8時15分)を正しく知らない――。こんな実態が、広島市教育センターの「子どもの平和に関する意識調査」でわかった。中学生では3割が知らなかった。正確な知識を持つ児童・生徒ほど、将来平和に役立つ活動をすることに意欲的との分析結果も出ており、「被爆に関する基本的な知識・理解を深める学習を充実させる必要がある」と提言している。(武田肇)


 意識調査は、平和教育の進め方の資料を得るため、センターが被爆50年の95年から5年に1回実施。昨年7月、無作為に選んだ市立小学校16校、市立中学校10校の児童生徒2491人に調査票を配り全員から回収した。
 集計結果によると、広島に原爆が投下された年・月日・時分をたずねる設問に正確に答えられたのは、小学生で49・6%(前回35・2%)、中学生で67・6%(同63%)。10年前(95年)に比べるとそれぞれ6〜10ポイント下がり、「依然として認識が不十分」(センター)としている。
 一方、被爆証言者ら被爆者から直接話を聞いた小学生は77・3%(前回47・1%)、中学生で78・6%(前回62・6%)と5年間で急増していた。直接話を聞いた児童生徒は、聞いてない児童生徒に比べ、原爆の怖さや被害の様子を伝えていく必要があると考える割合が、小学生で2・4ポイント、中学生で10・1ポイント高いこともわかった。
 同センターは「被爆体験を継承する意義を理解するのに、被爆者の果たす役割が大きいことがわかった。04年から市内の小中学校で進める『被爆体験を聞く会』の機会を増やすなど、発達段階に応じて平和学習を充実させる必要がある」と話している。

352とはずがたり:2006/04/20(木) 01:23:49
「愛国心」に賛否様々 教育基本法改正
http://mytown.asahi.com/kagoshima/news.php?k_id=47000000604140003
2006年04月14日

 教育基本法の改正案で「愛国心」を「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する」と表現する与党の合意案が13日までにまとまった。「愛国心」の表現を巡って難航してきた自民、公明両党の間の議論に結論が出た形だが、賛否は様々だ。県内各地で聞いてみた。
 「五輪では日本を応援するし、負けると悔しい」。霧島市のタクシー会社員、池田勝尚さん(34)は漠然と持つ「愛国心」をそう表現する。「これまで日本をつくってきた人に敬意を表するのは大事」
 いちき串木野市の会社員、服部剛幸さん(47)は「若い人たちにこそ、よりどころである自分の国に誇りを感じてほしい」と話す。
 一方で「愛国心」を警戒する県民も多い。
 「戦前に戻った感じ。愛国心って法律で決めること?」。鹿児島大法文学部4年の山下侑祐さん(21)は戸惑った様子だ。「いろんな国の人が日本で住んでいるこの時代。わざわざ法改正する必要があるのか疑問」と首をかしげる。
 戦前の全体主義教育が再現されるのでは、と危惧(き・ぐ)する声もあった。指宿市の前村重治さん(80)は「戦争を知っている者として、どうしても軍国主義につながるような気がする」と話している。

 ◇鹿大・木村朗教授(平和学)に聞く

 今回の教育基本法改正の与党合意の内容は「改悪」だ。有事を想定した政府の一連の体制づくりの総仕上げともいえるもの。行き着く先は、高度国防管理国家。日本は今、かつてのファシズムと同じような道をたどっているのではないか。
 冷戦後のグローバリゼーションの中で、通信機器も発達、国家への帰属が絶対的なものでなくなった。その中で生まれた漠然とした不安を背景にした「心」を管理しようとする動きは、言論・思想の自由をうたった憲法の精神と真っ向から対立する。
 そもそも教育基本法をなぜ改正するのか、納得できる説明はなされていない。監視カメラの設置や自警団の増加が示しているように、日本は今、安全秩序を守るという名目で人権や自由を失っている。戦後、自分たちの手でまともな総括をしていないから、戦前との連続性が保たれてしまった。
 愛国心や郷土を愛する心は、法で押しつけられるものではない。今回の内容では、本当の意味での自立したナショナリズムは成長しないだろう。

353とはずがたり:2006/04/20(木) 01:52:48
歴史的建造物の大聖堂と異なり原爆ドーム周辺に近代建築物が建っては行けないのかどうか?が一つの論点ではないか?

原爆ドーム景観問題:高層マンション「低くして」と要望−−広島ユネスコ協会 /広島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060419-00000284-mailo-l34

 ◇「世界遺産の取り消しも」
 世界遺産・原爆ドームの近くに高層マンション(14階建て)建設が進められている問題で、同遺産を登録・保護するユネスコの活動に協力する民間団体「広島ユネスコ協会」が18日、広島市と業者に対し、マンションの高さを低くすることなどを要望した。同協会は「高層マンションにより景観が損なわれ、世界遺産としての価値が下がり、登録が取り消されかねない」と指摘した。
 同協会の高橋昭博副会長は「広島・長崎は特別な都市。建設地は世界遺産の緩衝地帯で、高層マンションの建設は不適切。建設が進んでいる今、せめて原爆ドームの高さまで低くしてほしい」と訴えた。亀井章常任理事は「ドイツでは世界遺産のケルン大聖堂が、周辺の高層ビルの建設などにより、空間的統合性が損なわれたとして危機遺産リストに登録された。このままではドームにもその危険性がある。速やかに条例を作り、高さ規制をしてほしい」と話した。
 市は「マンションが適法な建物である以上、市が強制的な指導はできない。だが04年施行の景観法に基づいて、市の景観計画を策定中で、高さなどの規制も含めて議論していきたい」と話した。また市は、先月末に業者に高さ変更など再考を望む文書を送付したが、業者からの回答はまだないことも明らかにした。
 一方、被爆者らでつくる「世界遺産『原爆ドーム』の景観を守る会」のメンバーは同日、業者に対し高さを低くするよう申し入れをした。同会は「市がマンション計画段階で、高さ指導をしなかったことが問題」などと指摘した。[大沢瑞季]
4月19日朝刊
(毎日新聞) - 4月19日15時1分更新

354小説吉田学校読者:2006/04/20(木) 22:36:27
>>353
高層マンションよりも、景観を言うなら、某宗教団体の特大看板の方がアレだと思いますねえ。アレ、写っちゃうんだよ、パノラマ写真だと。

355名無しさん:2006/04/21(金) 23:41:47
石田氏の親分が記者会見

21日に共謀罪の審議再開 衆院法務委、野党は反発
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060418-00000203-kyodo-pol

 衆院法務委員会は18日夕の理事会で、殺人など重大犯罪の実行行為がなくても謀議に加わるだけで処罰可能な「共謀罪」新設を柱とした組織犯罪処罰法などの改正案について、21日に審議を再開することを与党の賛成多数で決めた。
 民主党の平岡秀夫筆頭理事は、国会内で記者会見し「問題の多い法案の審議を強行的に決められた。突然で怒りを感じる」と猛反発。法案の成立阻止に向け、共産、社民両党との連携を強める方針だ。
 同法案は3回目の提出となった昨年の特別国会で継続審議。野党側の「共謀罪の適用対象が犯罪集団に限定される保証はない」との懸念に配慮し与党側は、適用対象を限定し「何らかの準備行為があったことを共謀罪の構成要件に加える」ことを明記した修正案をまとめた。
(共同通信) - 4月18日21時57分更新


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