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農業総合スレ

841千葉9区:2009/08/13(木) 21:50:31
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ehime/feature/matuyama1249569175069_02/news/20090810-OYT8T00092.htm
争点の現場 09衆院選 一覧

収入減「継がせられん」<4>
農 業   
 「手取りは年々減る。こんな状態で、息子に跡を継いでくれとはとても言えない」。県内有数の農業地帯・西条市周桑地区。30年以上前にサラリーマンからコメ作り農家に転身した男性(60)は、深いため息をついた。

 男性の家計が苦しくなってきたのは、法改正で米販売が規制緩和された1995年からだった。流通の自由化が進み、新潟県などの高級米がもてはやされる一方、ブランド力に劣る県産米は苦戦。愛媛農政事務所によると、県内の農業従事者の農業分野のみでの年間所得は、同年の195万円が97年には129万円に。米離れが進んだ2007年には94万円に落ち込んだ。

 苦境にあえぎ、政治に助けを求める農家の票に、各党は熱い視線を注ぐ。

 5月、西条市の選果場で行われた講演会。田畑を視察後、3区の自民立候補予定者と共に壇上に立った石破茂・農林水産相は、直前に政府が組んだ補正予算に触れ、「麻生首相は『俺が農政改革をする』と先頭に立ってきた。今までにない農業改革予算、西条市の期待に応えられる予算を組んだ」と胸を張った。

 石破農相の自信の背景には、今年2月から生産調整(減反)の見直しや担い手不足解消などを協議していた政府の「農政改革特命チーム」の存在があった。

 だが、特命チームが減反見直しに踏み込めないまま、衆院は解散。減反実施の是非には触れない自民党の政権公約(マニフェスト)を、同市の米農家の男性(67)は「農政改革への本気さを感じられない」と突き放す。

 自民立候補予定者は同市のJA支所で開いたミニ集会で「農業がしっかりしていないと国は滅びる」と力を込めるなど、農家への訴えかけに懸命だが、野党の攻勢は激しい。

 3区の民主立候補予定者は、「これからは田畑を耕す人を応援する」と主張する。民主党マニフェストの目玉の一つが、上限生産量を守った農家に、生産費用と販売価格の差額を穴埋めする戸別所得補償制度だ。

 農業関係者からは「複雑な補助金ではなく、所得補償という分かりやすい形には期待できる」と評価する声が出る一方、「国に金がなくて困っている今、絵に描いた餅にならないか」などと懐疑的な声も漏れる。

 “跡を継がせられる農業”を望む男性は、怒りを押し殺すように言った。「政治家は本気で農業を立て直そうという気持ちがあるのか。我々の機嫌を取るだけの公約なら意味がない」。

(2009年8月10日 読売新聞)


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