したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

農業総合スレ

81とはずがたり:2004/02/07(土) 10:44
大体米が余っている現状で「傾斜地や四角くない土地、ぬかるむ場所」などを田圃にしておく意味があるのか?それは兎も角,良い傾向ですな。自助努力で地域社会を立て直す試みです。

http://mytown.asahi.com/akita/news02.asp?kiji=5531
JAあきた北央が耕作請負会社を設立へ

 耕作を放棄された水田や保全するのがやっとの状態の水田が増えているため、JAあきた北央(合川町)は7月、耕作を請け負い、作業を通じて農業後継者を育成する農業法人「アグリほくおう」を農協内に設立する。有限会社の形をとり、比内鶏生産でも収入を確保して独立採算を目指す。農作業を請け負う会社の設立は、県内の農協では初めての試みだという。

 独立採算、後継者育成も

 同農協によると、管内の合川、森吉、阿仁、上小阿仁の4町村は、住民の高齢化が著しい。町村の資格審査を受けた認定農業者と、60歳以下の農家の大半を「担い手農業者」としているが、約2400世帯の農家のうち1割強に過ぎない。

 担い手農業者のもとには、耕作が困難になった水田で作業をしてほしいという依頼が次々と舞い込むが、傾斜地や四角くない土地、ぬかるむ場所など、条件が悪いと引き受け手がないという。

 同農協の管内には約3千ヘクタールの水田があるが、耕作放棄地も130ヘクタール余りにのぼる。水田の約3分の1は転作で稲作をしておらず、その中にも「調整水田」や「自己保全」という名目で何も作付けしていない農地もかなりあるという。

 このため、同農協は7月、組合長を非常勤の会長として、社長と専務、作業オペレーター2人、事務員1人の会社を設立し、農地を引き受け、作業を請け負う。

 計画では、農協が540万円、4町村が計360万円、社長と専務の予定者が計90万円出資する。税金面で有利になるよう資本金は1千万円以下に抑える。

 農協は04年度中に5万羽規模の比内鶏のヒナ生産と、1万羽の比内鶏飼育ができる施設を上小阿仁村内に建設し、運営を新会社に委託する。

 05年度には、水田関係と比内鶏で1億円近い売り上げを目指す。当面は農協所有の農業機械を使い、社長や専務も作業に出る。機械オペレーターにはUターンやIターンの人を雇い、実地で経験を積んだ上で、新会社に集まった農地とともに独立・開業を促す考えだ。

 同農協は現在、農家から借り上げて、耕作出来る人に転貸する水田を120ヘクタール抱えている。それ以外にも点在する農地が新会社に集まれば、農繁期には社内で対応し切れないため、地元住民をパート雇用することにしている。

 同農協の大野重夫営農部長は「農協自体で農業を営むには制限が多く、放置すれば水田は荒れるだけでなく林になってしまう。給料を支払いながら、新たな担い手を作り出せれば」と期待している。

(2/6)


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板