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農業総合スレ

8とはずがたり:2003/08/10(日) 17:16
競争力を持つ魚沼地区が減反に協力するこたあないのにねえ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030809-00000003-mai-hok

[農政大転換]コメ戦争が始まる/1 減反廃止で環境激変 /北海道

 農水省は昨年12月に策定した「米政策改革大綱」で、コメの生産調整(減反)を廃止し、コメ生産と流通に市場原理を導入するコメ政策の大転換を打ち出した。今年6月に改正食糧法が成立。改革は来年度から段階的にスタートする。厳しい「コメ戦争」が待ち受ける道内の稲作農家に今年は冷夏による凶作の不安も追い打ちをかける。道産米は生き残れるのか。現状を探った。
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 ◇生き残りかけ産地間調整 「作付面積売ってくれ」−−新潟・六日町からの手紙
 岩見沢市農務課に今年5月、1通の文書が届いた。差出人は日本一と評される「魚沼コシヒカリ」の産地・新潟県六日町の農政協議会会長。佐藤義人課長は一読して激怒した。
 「地域間調整の提案について」と題し、コメ政策の転換を踏まえ、コメの作付面積を「お互いに納得できる経済的見合い金額」で売ってほしい――との趣旨だった。
 道産米を見下された気がした。しかし、冷静に考えると、産地防衛上、六日町の動きは当然とも言えた。「私も逆の立場だったら、生き残るために同じことを考えたかもしれない」。佐藤課長は複雑な心境だ。
 六日町は同じ文書を道内79市町村を含め、東北、九州、四国を合わせ計198市町村に送った。同町の転作率は約30%。道内はコメどころの空知でも平均50%以上の転作率で、他府県からは「畑作向き」と見られる。
 「価格競争が激化すれば共倒れ。魚沼の気候は畑作に向かない。北海道のような地域が転作すれば、皆にプラスになる」。同町の上村博・農林課長は真意を説明する。
 現実にコメの人気度で道産米はコシヒカリに太刀打ちできない。魚沼コシヒカリの生産量は全国のわずか1%、約7万トンに過ぎないが、市場価格は全国最高値の1俵(約60キロ)3万円程。道産米の約7割を占める「きらら397」は約1万3000円。
 六日町の提案に応じる動きは道内にはない。だが、実は道とJA道中央会は六日町と同じ発想で、産地を等級付ける「コメガイドライン配分」のランクを策定し、道内の産地間調整を進める構えだ。
 ランクは生産力・商品性などに基づき7段階ある。上川管内当麻町は最高のランク7。ランク3の岩見沢市や美唄市は作付面積の1%を上位ランク地に譲る仕組み。
 行政には産地間競争の激化を歓迎するムードさえある。「当然のこと。『きらら』は地域ごとに味のばらつきがあるのに、混ぜて売るからまずくなる。売れないコメしか作れない地域は消えるしかない」。道農政部幹部は言い放つ。
 食うか食われるか。六日町の文書は厳しい現実を道内のコメ産地に突きつけた。【丸山博】=つづく(毎日新聞)
[8月9日18時40分更新]


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