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農業総合スレ
650
:
千葉9区
:2009/02/05(木) 01:26:24
専門誌の農業新聞は当然のごとく反対
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/news1/article.php?storyid=808
米生産調整選択制/計画生産は絶対に必要
掲載日:2009-2-4 12:07:00
米の生産調整で、農水省が選択制を検討している。参加農家だけ所得を補償するとしているが、実質的な生産調整廃止で、米価は下がる懸念が大きい。米価維持には計画生産が不可欠である。実施すれば1971年の本格的減反実施以来の政策大転換となる。作りたければ、自己責任で作ればよいとの考えのようだが、金融危機や雇用不安を招いた従来の規制緩和路線の延長線上の考え方といえる。
生産調整は米需要量の減少に対応して実施した。同省の資料によると、米需要量のピークは、63年度の1341万トンだった。一方、生産量は67年から3年連続で1400万トン超の水準となった。このことから、需給を均衡させるために生産調整が始まった。75年以降は、稲から他作物への転作に重点を移した。95年に施行された食糧法では、需給均衡と価格安定に最も重要で効果的な政策手段に位置付けられた。
今もこの状況に変わりはない。昨年は、米の消費が上向く気配があったが、少子高齢化が進む中で、長期的には需要減が見通される。従って、選択制にすれば生産過剰になって値下がりする可能性が高い。同省は値下がりに対し、直接所得を補償する考えのようだが、国家財政が厳しい中で、財源が確保できる保証はない。米価維持には国家貿易で海外からの輸入を調整しつつ、稲作は計画生産する必要がある。
現在の生産調整は、水田面積約239万ヘクタール(2008年)のうち、36%を占める85万ヘクタールになる。水稲しか生産できない湿田などもあり、現場に限界感があるのは事実だ。しかし、転作が始まって以来、ブロックローテーションによる大豆作や野菜などの園芸作物の導入などに取り組み、水田営農として定着している地域は多い。
おととしからは集落営農の取り組みが加速し、ようやく組織的な取り組みが始まったところもある。限界感に対しては、昨年から米粉や飼料米、稲発酵粗飼料(ホールクロップサイレージ=WCS)などの取り組みを始めた地域もある。ようやく水田のフル活用で営農に対し展望を見いだしている地域がある中で、政策転換することは、農林行政が再び「猫の目行政」とやゆされるだけである。
そういう意味でも選択制は非常に危険な政策である。瑞穂(みずほ)の国という呼び方が象徴するように、米は日本農業の屋台骨だ。北から南まで、都市部から山間部までというように、一部特産地帯を除いて、ほとんどの農家が米を作っている。政治的な農作物といえる。農政は米政策がけん引する。従って米農家はもとより、ほかの農産物を生産する農家にも影響する。それだけに、軽々しい検討は許されない。政府の農政改革閣僚会合の検討は、現場の声を十分に聞き取り、反映した政策を実現してもらいたい。
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