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農業総合スレ

501とはずがたり:2008/07/02(水) 18:49:39
う〜ん。。
日本の有り余る隣の休耕田で粗放的な飼料作物作付けしてって訳にはいかんのかね。。それなりに栄養有るもの喰わさないと品質が保てないか。
何で食料品の値段もあがってるのに畜産物の値段が下がってんだ?

飼料・燃料高と卸値下落で爪に火をともす畜産農家の「絶望」
2008年7月2日(水)14:30
http://news.goo.ne.jp/article/diamond/business/2008070204-diamond.html

 長野県に住むAさん夫婦は昨秋、親の代から51年間続いた酪農をやめた。雪深い山奥にある酪農場に明かりはなく、暗く寒々とした牛舎の中には、売れ残った数頭の牛の目だけが光っていた。

 Aさんは今年で59歳。借金もなく、約50頭の牛をすべて売ればある程度のカネが手元に残る。

「これからは年間100万円で自給自足の生活。贅沢しなければ、なんとかやっていける」と語る。

 それでも、Aさんのように廃業できる畜産農家はマシなほうだ。設備投資などで借金を抱え、やめるにやめられない農家は多い。

 これ程にも畜産農家を苦しめているのは、飼料と燃料の価格高騰だ。

 養豚農家のBさんの場合、2005年から07年にかけて、豚一頭当たりの飼料代と燃料代の合計額は2万4525円から2万9625円へと5100 円も上がった。一方、豚一頭の卸値は3万5925円から3万4950円と、975円下落。設備投資の減価償却費などを引けば、利益はないに等しい。06年はBさん夫婦2人で400万円の年収を確保したが、昨年は「ほとんどタダ働きだ」。

 養鶏農家のCさんの状況はさらに厳しい。06年時点で、卵1キログラムの原価は180円。卸値は183円なので、利益はわずか3円だ。

 ところが、今年になって飼料、燃料代が高騰したことで原価は190円に上昇。一方、卸値は167円に下落し、1キログラム当たり23円の赤字となった。だが、まだ30代と若いCさんは廃業もできない。仕方なく、保険の満期返戻金を取り崩して生計を立てている。

「卵が産めなくなった廃鶏は硬くて食べられたものではないが、圧力鍋で蒸せば旨くなる。それに自家菜園の野菜と卵があるので生きていける」(Cさん)

 だが、飼料、燃料価格は依然として上がり続けており、こうした爪に火をともす生活を続けても、その努力が報われる可能性は低い。

「日本の畜産は終わる」――ある畜産農家は吐き捨てるように言った。その言葉が、現実のものとなりうるほど、現状は厳しいのである。

(『週刊ダイヤモンド』編集部 松本裕樹)


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