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農業総合スレ

2405とはずがたり:2018/12/22(土) 16:35:51

110 :荷主研究者:2010/01/31(日) 14:17:45

http://www.kahoku.co.jp/news/2010/01/20100129t12009.htm
2010年01月29日金曜日 河北新報
カキ殻肥料を大量生産 「邪魔者」を有効活用

宮城県産カキ殻肥料の製造工場。ベルトコンベヤーなどを点検する従業員

 肥料製造会社「グリーンマン」(宮城県大崎市)は宮城県産カキ殻を100%原料にする肥料工場を大崎市松山地区に建設し、2月初旬、稼働させる。大量のカキ殻処理に悩む県漁協鳴瀬支所(東松島市)のカキ養殖業者25人と提携し、「邪魔者」を有効活用。天日乾燥に近い低温で加工する特許製法を導入、カキ殻の豊富な栄養分を保った肥料を大量生産する。

 工場は閉鎖した漬物工場の建屋を利用し、鉄骨平屋で延べ床面積1150平方メートル。肥料は製品名「蛎(かき)右衛門」で1袋20キロ入り。工場の最大生産能力は1日32トン、年間9600トン。今年は1000トンを生産し、2014年に8000トンに引き上げる計画だ。

 成長に2、3年を要するカキが多い中、鳴瀬産「東名カキ」は1年物で殻が軟らかく破砕しやすいため、原料に選んだ。全国で珍しい低温乾燥を導入、カキ殻の温度が90度以下になるように乾燥し、炭酸カルシウムや約80種類のミネラルなどを焼失や熱変化させることなく維持する。

 製品の品質確保のため、水揚げ漁港や製造者、製造年月日など数字約10けたを各袋に記すトレーサビリティー(生産履歴)システムを導入する。
 鳴瀬の養殖業者は年間3600トンのカキ殻を有償提供する。これまでは廃棄物処理業者に委託し、年間700万円の処理費がかかっていた。

 養殖業者の一人、斎藤裕吉さん(東松島市)は「悪臭がするカキ殻の処理に頭を悩ませてきたので助かるし、大いに期待している。事業が軌道に乗ってほしい」と話す。

 カキ殻肥料には、宮城県内をはじめ東日本の生産団体や農協から引き合いがあるという。グリーンマンの三塚潔社長は「カキ殻は貴重な資源だ。豊かな森の養分が流れ込んだ海で育った宮城県産品をアピールする。原料調達先も広げたい」と意気込む。
 事業は昨年10月、農商工連携促進法に基づく事業計画に認定された。

111 :荷主研究者:2010/02/07(日) 15:51:42

http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0002681234.shtml
2010/02/01 11:22 神戸新聞
カキ殻を肥料に 資源循環事業を展開 姫路の企業 

 リサイクル肥料製造のハリマ産業エコテック(姫路市)は、カキを養殖した上、通常なら廃棄される殻を肥料として利用する循環型事業に力を入れている。できた肥料はグループ企業が手掛けるブルーベリー栽培などに利用しており、水産業と農業を連携させたユニークな事業を展開している。(井垣和子)

 ハリマ社は、葉や木くずなどを使って堆肥(たいひ)や腐葉土を作っているほか、食品残さを加工してエコフィード(家畜用リサイクル飼料)を製造する。高品質の原料を確保しようと、カキ養殖を手掛けることにした。

 同社のグループ会社、睦商興(姫路市)が2006年に養殖事業に参入。網干漁港沖に約2千平方メートル分の養殖場を設置し、08年から水揚げを本格化している。カキの身を出荷する一方、年間約100トンも出る殻は、ハリマ社が引き取って肥料の有機石灰に加工し、販売している。睦商興でカキ事業を担当する上田晴樹さん(42)は「通常、手に入るカキの殻は海藻などの不純物が混ざっていた。自社の殻はむき身をしているので、品質が良くなった」と話す。

 ハリマ社は、網干港で直売所を開設し、カキのほか地元の農家が栽培した農作物も販売。地産地消を進めている。

 また3年前から同社が製造した肥料を使って、ブルーベリーの栽培も始めた。養鶏にも取り組み、エコフィードを活用する予定だ。

 梶原成郎社長(44)は「農業は採算をとるのが難しいため、複数の事業をうまく組み合わせて進めている。工夫しながら資源がうまく循環する仕組みを作りたい」と話している。


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