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農業総合スレ

2259荷主研究者:2018/03/18(日) 14:16:07

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/169335?rct=n_hokkaido
2018年03/05 05:00 北海道新聞
道内生乳移出12年ぶり40万トン超 都府県の減産補完

http://tohazugatali.web.fc2.com/nogyo/20180305hokkaido01.JPG

 北海道から都府県に送り出した生乳の移出量が2017年に12年ぶりに40万トンを超えたことが、ホクレンなどのまとめで分かった。都府県では酪農家の相次ぐ離農で生乳生産量が落ち込む一方、道内は規模拡大を進め、生産量を維持しているため。生乳は長く都府県産が主に飲用向け、道産が主に加工向けとすみ分けてきたが、北海道が本州の飲用乳不足を補っている格好だ。

 ホクレンによると、17年に取り扱った生乳量は前年比1%減の377万3千トン。大半を道内の乳製品工場に出荷し、乳業メーカーから依頼があった場合は貨物船「ほくれん丸」や貨物列車などで都府県に送っている。こうした生乳のほとんどは飲用向けで、17年の移出量は前年比14%増の41万3千トンと、全体の1割強に上った。

 農林水産省によると、ホクレンや他の卸業者も含めた北海道から都府県への移出量は1990年代後半から00年代半ばまで40万〜50万トン台で推移。その後、牛乳の消費量が落ちたことなどで06〜11年には30万トン台後半、12〜15年には30万トン台前半となった。16年は前年比16%増の37万3千トン。

 移出量の伸びの背景にあるのが都府県の酪農家の生産力低下だ。都府県では酪農家の高齢化や後継者不足で離農が加速し、生乳生産量が減少。全都府県の合計(16年)は10年前に比べて2割も落ち込んだ。一方、道内でも離農が進んでいるものの、酪農家が積極的に設備投資をして1戸あたりの飼養頭数を10年前に比べて2割増やし、生産量を維持した。近年は全国的に生乳の需給が逼迫(ひっぱく)しており、都府県が手がけてきた飲用乳も「北海道から補完しないと需要を満たせないのが実態」(ホクレン酪農部)となっている。

 飲用向けの生乳価格は乳製品向けに比べて高く設定されており、長期にわたって移出量が増えれば酪農家の収入が増える可能性がある。80年代には道内の生産者が本州の飲用乳向け市場に参入して都府県と対立したことが「南北戦争」と呼ばれたが、都府県の生産力低下で「平和的にじわじわと道産がシェアを奪う」(酪農関係者)状態がしばらく続きそうだ。


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