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農業総合スレ
2007
:
とはずがたり
:2016/12/24(土) 11:49:01
(360゜)通潤橋は残っても 熊本地震、棚田崩れて離農
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12701364.html?rm=150
2016年12月11日05時00分
熊本地震からまもなく8カ月。被災地では補助金などを使って復興に取り組んでいるが、帳尻が合わず離農の瀬戸際に追い込まれる農家も少なくない。地域のコミュニティーを守ろうとする住民たちは「復興基金」に期待を寄せるものの、その使い勝手は……。
熊本県山都町の白糸台地。ここに架かるアーチ型水路「通潤橋(ログイン前の続きつうじゅんきょう)」は、安倍晋三首相が9月の所信表明演説で、困難に打ち勝って灌漑(かんがい)設備を作った事例として取り上げた。だが、長らく橋の恩恵を受けてきたこの地域では今、地震の余波が広がっている。
「来年は作物をつくらない」。棚田が広がる同町の長原地区。農家12戸をまとめる草野昭治さん(62)に、3戸が伝えてきた。
4月の熊本地震で緩んだ地盤に6月の豪雨が重なり、土砂崩れが起きた。被害は町が把握しているだけで3千カ所、84億円。激甚災害に指定され、国から補助金が出ることになり、農家の負担は被害額の数%に抑えられた。
だが、被害箇所が多すぎた。草野さんは1・2ヘクタールある棚田のうち8カ所への補助を町に届け出た。補助金が出るのは復旧工事費40万円以上で、それ以下は自力で直さなければならない。申請していない田は5カ所ほど。「直すのに何百万円もかかり、収入は年百万円にもならない。田を守りたいが、地震が耕作をやめる人の背中を押している」
*
台地内の農家、下田美鈴さん(58)が毎年の平均的な収支を試算したところ、10アール当たりの国の補助金を合わせた収入は約12万円で、支出は肥料や獣害対策の電気柵など9万円弱。「生活が成り立たない」と話す。
通潤橋に象徴される用水システムも打撃を受けた。最近は、周辺農家は主に橋の下を通る管から水を得てきたが、管が損傷して修理に1億円以上かかることになった。
町は国から補助金を受けたが、地元負担は約3千万円。町の担当者は「受益者はとても払えない」。農家からも「通潤橋は残っても、こっちがだめになるかもしれない」という声が漏れる。
*
苦しい状況は、農家だけではない。
2度の震度7に見舞われた同県益城町。杉堂地区にある潮井神社は拝殿がひび割れ、神木は倒れたままだ。地区の森川恭一さん(75)は「早く元通りにならんと、地域の心のつながりがなくなる」。
地区の75戸は多くが倒壊し、幹線道路も寸断され、仮設住宅に身を寄せる人が多い。集団移転の話も持ち上がる。住民は神社の水神に感謝して祭礼を続け、草刈りや掃除をしてきた。昨秋、住民の積立金で社を建て直した矢先の地震だった。
ただ政教分離の原則で、神社や寺院の修復には、文化財に指定されていない限り公的な補助を受けられない。12月14日は祭りの日。森川さんはこう語る。「何としてでもやる。一生懸命お祭りをせんと、ここで暮らそうという心がなえる」
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