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農業総合スレ

1773とはずがたり:2015/12/02(水) 16:45:56
ミカンコミバエ:根絶したはずが…奄美大島で多数確認
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%83%9F%E3%82%AB%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%9F%E3%83%90%E3%82%A8%E6%A0%B9%E7%B5%B6%E3%81%97%E3%81%9F%E3%81%AF%E3%81%9A%E3%81%8C%E2%80%A6%E5%A5%84%E7%BE%8E%E5%A4%A7%E5%B3%B6%E3%81%A7%E5%A4%9A%E6%95%B0%E7%A2%BA%E8%AA%8D/ar-AAfV0gE#page=2
毎日新聞 毎日新聞
6 時間前

 ◇南国の果実に深刻な被害の過去 農水省が駆除急ぐ

 南国の果実に深刻な被害を出し、1980年代に根絶したとされてきた「ミカンコミバエ」がこの秋、奄美大島(鹿児島県)で多数確認された。本土に広がるおそれもあるとして、農林水産省は同島のほぼ全域の果物を2017年3月まで島外へ出荷させない措置を先月取り、駆除を急いでいる。

 農水省によると、奄美大島で9月1日〜11月23日、ミカンコミバエ計849匹がわなにかかった。台風や強風に乗って飛来するため毎年数匹から数十匹程度確認されているが、この秋は数が異常に多いうえ、11月2日までの約2カ月間で57個の果物に寄生した幼虫が見つかった。生態に詳しい岡山大大学院の宮竹貴久教授は「島内で少なくとも一世代は繁殖していると思われる」と話す。

 鹿児島県によると奄美大島はポンカン、タンカン、スモモ、マンゴーの4種類の果物が有名で、生産額は年間計約6億円。島の主要産業の一つとなっている。奄美市でタンカンを栽培する平井孝宜さん(34)は「出荷規制は衝撃的だ。収入がどうなるのか」と不安げに話す。

 過去にミカンコミバエの被害を受けた沖縄県も警戒している。今のところ異変はみられないが、同県は「沖縄の北の奄美で確認され、北風が吹く冬も安心できない」(営農支援課)として、沖縄本島北部の市町村と警戒を申し合わせた。

 ミカンコミバエの動きが活発になる来年夏になれば九州本土への飛来も懸念される。駆除には雄を引き寄せるフェロモンと殺虫剤をしみこませた5センチ四方の板を空中散布する方法が有効といい、農水省は奄美大島の散布数を大幅に増やし、早期の根絶を目指す。【一條優太】

 ◇ミカンコミバエ

 体長約7ミリで主な生息地は東南アジア、台湾、中国など。国内では1919年に初めて確認され、国は68年に本格的に駆除を開始。86年に沖縄県の八重山諸島を最後に根絶したとされていた。かんきつ系の果物やモモ、ビワ、マンゴーなどの熟した果実に一度に十数個ともいわれる卵を産み付ける。果実は腐敗したり、落下したりする。1年で8世代もの子孫を残すなど繁殖力が強い。


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