したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

農業総合スレ

1680とはずがたり:2015/07/07(火) 11:03:10
各国の富裕層に輸入緩和の圧力掛けて貰うしか無いね。
ちゃんと日本の農家に収入が入るようにしないと。。

国産牛輸出に闇ルート 取引価格、日本国内の10倍とも
http://news.goo.ne.jp/article/kobe/nation/kobe-20150706004.html
07月06日 16:01神戸新聞

 国産牛肉5・7トンを神戸港から香港に密輸しようとしたとして、関税法違反罪に問われた業者2人の公判が神戸地裁で開かれている。“和牛”は近年、海外の富裕層に浸透して輸出が急増。香港では特に人気が高く、日本の10倍以上の値段で出回る「闇ルート」があるとの指摘も。公判からは輸出の厳しい規制をかいくぐり、多額の利益を得ようとする手口がうかがわれる。(鈴木雅之、長谷部 崇)

 同罪に問われたのは、大阪市のプラスチック輸出入会社「シャンダイ」社長の男(53)、兵庫県加西市の「東海物産」社長の女(45)と法人としての両社。

 起訴状などによると2013年10月、最高ランク「A5」を含む国産牛肉の塊451個を、廃プラスチックのコンテナに隠して、香港に輸出しようとしたとされる。神戸税関六甲アイランド出張所のエックス線検査で発覚した。

 「輸出の手続きは煩雑で、正規ルートだともうからない」「(密輸に協力すれば)1回50?100万円は渡せる」

 2人は、香港の貿易商の男からそう持ち掛けられたと明かした。

 国産牛の輸出は昨年初めて千トンを突破。香港が全体の3割を占める。日本貿易振興機構(東京)によると、大半は高価なA5、A4ランクで、日本の倍以上の価格で取引されているという。

 「良質な日本の牛肉を求める富裕層は金に糸目をつけない。1キロ十数万で取引されたという話も聞く」と指摘するのは、中国の食文化に詳しい愛知大(愛知県豊橋市)の高橋五郎教授(中国農業経済学)。

 一方、01年に日本で発生した牛海綿状脳症(BSE)の影響で、輸出手続きは厳しく、香港の場合、全国10施設で食肉処理された牛に限られる。需要が大きい中国本土は、輸出が現在も禁じられている。

 こうした背景から、手っ取り早くさばける闇ルートが存在するとみられ、香港以外への密輸の摘発も相次ぐ。

 2人に密輸を持ちかけた男は、香港に定期的に輸出されている廃プラスチックに着目。肉そのものは正規の額で仕入れており、高橋教授は「利ざやはそれだけ大きい」とみる。

     ◇

 検察側はシャンダイ社長の男に懲役2年、東海物産社長の女に懲役1年6月、両社にそれぞれ罰金を求刑した。判決は7月8日。

【日本産牛肉の輸出】 日本は1990年ごろから牛肉の本格輸出に乗り出したが、2001年に国内で牛海綿状脳症(BSE)が発生し輸出量は激減。13年5月、国際獣疫事務局(OIE)が安全性で日本を最上位に格付けしたことで輸入停止措置を解除する国・地域が相次ぎ、14年の輸出量は過去最高の1257トンを記録した。「神戸ビーフ」をはじめ、ブランド牛生産者らの産地間競争が激しさを増す一方、各国が求める衛生基準を満たした施設で処理しなければ輸出はできない。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板