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農業総合スレ

1662荷主研究者:2015/05/16(土) 17:44:08

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201504/20150424_11016.html
2015年04月24日金曜日 河北新報
<飼料用米>増産に転換 米価安定なお不透明

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 政府は米価安定の切り札として飼料用米への作付け転換を強力に推進しているが、2015年産の米価維持につながるかどうかは予断を許さない。コメの消費量が減り続ける中、民間在庫量は過去10年で最多を記録するとの予測もある。崩れた需給バランスの立て直しに向け、正念場を迎えている。

 農林水産省は17日、宮城県古川農業試験場(大崎市)に県内7農協の組合長を集め、直接対話の場を設けた。川合豊彦穀物課長は「このままでは出来秋の米価に悪影響が出る。国策として進める飼料用米の増産に協力してほしい」と繰り返した。

 対話は今月中、東北6県を含む全国のコメ産地で開催される。異例とも言える地方行脚の背景には、14年産米の概算金が軒並み生産費を割り込むまでに急落するなど、コメづくりを取り巻く苦しい状況がある。

 農水省が3月に示した基本方針によると、15年7月から16年6月までの全国の需要見通しは前年比8万トン減の770万トン。

 一方、民間在庫量は近年、グラフのように積み上がり続けている。ことし6月末には230万トンまで膨らむ見通しで、適正水準とされる180万〜200万トンを大幅に上回る。主食用米の過剰作付けを抑えなければ、15年産米価はさらに下がるとの悲観的な見方が関係者の間に漂う。

 米価下落は、農地中間管理事業などを通じて大規模化が進む専業農家や農業法人の経営を直撃する。飼料用米への転換が価格形成にどれだけ効果を発揮できるかは不透明で、先行き次第では政府が予定する18年産米からの生産調整(減反)廃止に影響を及ぼす可能性もある。

 栗っこ農協(栗原市)の加藤栄幸組合長は「補助金で支える餌米作りの話は分かるが、主食用の米価を安定させる本質的な対策を示さなければ、担い手は育たない」と苦言を呈した。


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