したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | メール | |

農業総合スレ

1570とはずがたり:2014/11/15(土) 09:15:27
御用新聞読売は農水利権には全く頬被りで牛に責任転嫁w
こう云う時の為の世界自由貿易市場なんだけど。

酪農王国 バター不足…仕入れ高騰 菓子店悲鳴
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/feature/CO003966/20140929-OYTAT50017.html
2014年09月29日
昨夏猛暑 乳牛バテる

 バターの価格高が市民生活に影響を与えつつある。価格上昇の背景には、酪農家の減少で原料となる生乳の生産量が減っている要因に加え、昨夏の猛暑の余波で乳牛の体力回復が遅れてバターの生産量が前年同期割れとなっている要因がある。大量のバターを必要とする洋菓子業界は、需要期のクリスマスを控えて危機感を強めている。
(伊佐治真樹史、写真も)

 ◎NZから緊急輸入

 千歳市の洋菓子店「パリ16e」では、主力の焼き菓子「北サブレ」などの製造に1か月当たり約250キロのバターを必要とする。だが、昨年末から乳業メーカーから割り当てられるバターは約3割減、仕入れ価格は1本(450グラム)当たり約30円値上がりしている。

 店では苦肉の策として、4月から毎月、生クリームを原料に80〜90キロのバターを手作りしている。既製品のバターと比べ1個当たり20円ほど割高になるという。本堂一史社長(65)は「酪農王国の北海道でバターが足りなくなるのは情けないし悲しい」と語る。

 バターの小売価格も値上げが相次ぐ。雪印メグミルクは7月から家庭向け「雪印 北海道バター」(200グラム)の希望小売価格を8円アップ、明治も8月から「明治北海道バター」(200グラム)を8円値上げし、393円とした。

 クリスマスケーキでバターの需要が高まる12月を見据え、ニュージーランドなどからバター7000トンの緊急輸入が実施され、政府は26日、3000トンの追加輸入を発表した。メーカーに販売し、需要を賄う計画だ。農林水産省牛乳乳製品課は「消費の増える冬に欠品しないようにメーカー側が出荷を抑えている側面も考えられる。需要に応えられるよう、市場にバターを供給する体制を講じたい」としている。

 ◎搾乳量戻るまで1年

 バター不足の直接の原因としては昨夏の高温が挙げられる。乳牛は暑さに弱く、猛暑になると乳の出が悪くなる。全国的に猛暑を記録した2013年度の生乳生産量は、全国で前年度比2・1%減の745万トン。約5割を担う北海道でも同2・1%減の385万トンにとどまった。牛の体力が回復し、搾乳量が元に戻るまでは約1年かかるといい、今年4〜7月の道内生産量は前年同期比2・6%減だった。

 賞味期限の短い飲料用牛乳用やチーズ用に、生乳が優先的に振り向けられている事情も、バター不足に拍車をかける。長期保存できるバターは生産調整の対象になりやすく、主産地の北海道のバター生産量は13年度、前年度比7・5%減の5万3528トンだった。

 こうした要因が重なってバターの価格が上昇。14年7月時点の大口需要家向けは1キロ当たり1295円と、5年前(09年度)と比べて177円値上がりしている。

 ◎10年で6万8000頭減

 バター不足の遠因には、道内の酪農家戸数が減っている点がある。畜産統計によると、道内の酪農家戸数(14年2月時点)は6900戸と、10年で2130戸減り、乳牛の飼育頭数も約6万8000頭減った。別海町で乳牛110頭を飼育する西田尚さん(38)は「乳価やバターの価格が上がっても、円安や原油高で飼料価格や電気代といったコストが増えている。将来が心配で、後継者がいても継がせないという農家は多い」と話す。

 道は「飼料作りや、子牛の育成を共同で行う組織や施設を整備し、設備投資や規模拡大を行える環境整備が必要」(畜産振興課)としている。

2014年09月29日


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板