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農業総合スレ

1430とはずがたり:2013/10/22(火) 07:58:34

>野菜中に含まれる硝酸態窒素はがんを引き起こす
>乳児に大量摂取させれば発症する
>大人には健康被害を与えない

>野菜の硝酸態窒素含有量自体は、確かに高い。

>野菜ジュース、トマトジュース、青汁、果実ジュースの合計80サンプルを、有機栽培表示と慣行栽培表示に分けて比較したところ、硝酸態窒素濃度に大きな差はなかった
製品にどの程度含まれてるかなんだけど

野菜の硝酸態窒素を巡るウソ
http://www.foocom.net/fs/aguri/521/
2004年11月17日

 野菜中に含まれる硝酸態窒素はがんを引き起こすが、硝酸態窒素は有機栽培の野菜に少なく、化学肥料を使う野菜に多い。だから、有機野菜は安全?-。この話、食品ビジネス関係者ならだれでも一度は聞いたことがあるのではないか。しかし、これは真っ赤なウソ。野菜の硝酸態窒素問題には、とにかく誤解が多いのだ。

 野菜の硝酸態窒素含有量自体は、確かに高い。国立医薬品食品衛生研究所の調査では、硝酸イオンとしてホウレンソウ1g当たり3560 ±552μg、同じくサラダ菜5360±571μg?-などの結果が出ている。小鉢に入ったホウレンソウのお浸し(50gとして換算)に178mgの硝酸イオンが含まれている見当だ。しかし、野菜の硝酸態窒素ががんを引き起こすとは、今のところ断言できない。これが1つ目のウソだ。

 硝酸が亜硝酸に変わると、体内で発がん物質であるニトロソ化合物を増やすとされている。が、硝酸がどの程度亜硝酸に変わるのかが分からない。硝酸の摂取量と胃がんや食道がんの発生頻度の関連を調べた論文もあるが、決め手となるような研究成果はない。一方で、野菜はビタミンやミネラル豊富で、がん予防効果があるという研究も数多くある。WHOは、野菜の硝酸態窒素は大人には健康被害を与えない、と結論付けている。

 だが、多くの国の研究者や政府機関の方針は「野菜は食べた方がよいが、その硝酸態窒素含有量はなるべく抑えたい」という点で一致しているようだ。なんといっても先週書いた通り、乳児に大量摂取させれば発症するし(日本では、3カ月未満の乳児には野菜を食べさせないが、欧米では食べさせる場合があるという)、がんもできれば予防には努めたい。

 また、野菜の硝酸態窒素濃度の高低は、環境汚染のバロメーターでもある。野菜の値が高ければ、土壌や水に窒素分が多く富栄養化が進むと予想される。
 特に熱心なのはEU。レタスとホウレンソウに基準値を設定している(例えば、11月〜3月に収穫されるホウレンソウは、3000μg/g、4月〜10月に収穫されるものは2500μg/g)。そのための栽培技術開発にも熱心だ。

 一方、日本は基準を設定しておらず、低減策は今のところ農家の自主性に任されている。そのためか、2つ目のウソが流布している。「有機栽培は、硝酸態窒素含有量が少ない」である。あるいは、それとは裏表の言い方である「野菜の硝酸態窒素過剰の原因は、化学肥料」と主張する人もいる。

 なぜウソか? 一口に有機栽培といっても、化学合成農薬や肥料を使わない、という原則があるだけで、方法は様々。科学的に見れば多様過ぎてひとくくりにできない。


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