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農業総合スレ

1424とはずがたり:2013/09/21(土) 08:58:25

コメ価格下落 震災以来、高止まり→需要減/25年産米、順調予想→余剰感
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/business/snk20130919109.html
産経新聞2013年9月19日(木)07:57

 高止まりが続いていたコメの価格が下落してきた。高値による販売不振に加え、秋に収穫される平成25年産米の生育予想もおおむね順調で民間在庫の余剰感が強まっているためだ。卸業者などは値下がり覚悟で積み上がった在庫の放出に動きだしており、スーパーもコメをセールの目玉に据えるなど相場下落は店頭にも波及している。

 「コシヒカリ5kg1650円」。ダイエーいちかわコルトンプラザ店(千葉県市川市)で9月初旬、一般的な小売価格より約2割も安いコメが山積みされた。「安いね」。通りかかる家族連れなどが、次々とカートに載せていく。担当者は「これまでコメは高かったのでインパクトがあった」と手応えを語る。

 日本コメ市場によると、卸業者間で手持ちのコメを売買するスポット価格(7月上旬、60キロ当たり)は、24年産秋田県産「あきたこまち」が1万3990円、同年産茨城県産「コシヒカリ」が1万3917円と、昨年9月下旬より約2千円も下落。銘柄や取引量にこだわらなければ、安価なコメ調達が可能になった。

 東日本大震災後、コメは品薄懸念から高値で取引され、JAなどが卸会社に販売する相対価格は、24年産米で22年産より3千円以上高い1万6千円台で推移。その結果、昨年7月〜今年6月までの年間需要量は、前年同期比約4・3%減の778万5千トンとコメ離れが加速した。6月末の民間流通在庫は226万トンと、前年より2割以上も多い。

 さらに、25年産米の順調な生育が余剰感を強めている。民間調査会社「米穀データバンク」は、今秋の収穫量を「平年並み」と予想。農林水産省も8月15日現在の作柄を「やや良ないし平年並み」としている。卸会社などは、新米が出回る前の在庫減らしに本腰を入れ始めており、スポット価格の低下に拍車をかけている。

 最近は、小売りの在庫確保の姿勢も変わってきた。ある流通大手は「今年は収穫前契約を抑え、その都度安いコメを買い入れる」(仕入れ担当)スタンス。コンビニエンスストア大手も、「年間契約より下げ相場のスポット取引で、弁当などの製造コストを削減する」(幹部)構えだ。

 農水省は来年6月末時点での民間流通在庫を、今年より多い231万トンと見込む。新米価格も宮崎県産などの早場米が「だいたい2割安」(大手卸)で推移しており、秋以降も値下がりが進む可能性がある。


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