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農業総合スレ

1307とはずがたり:2012/04/04(水) 20:07:55
むぅ。震災復興事業が無駄金になる危険は東北にもありそうですねぇ。。
wikiに拠ると2011年12月31日現在の住民基本台帳に拠る総人口は3,139人。当時から30%以上減っていることになる。
人が減っても防潮堤建設の固定的費用が減らせる訳ではないのであるが,これを機に限界集落を潰して中心市街地に集中投資して地方都市としての規模を確保し生き残りを図る,とか無理かねぇ。。

ハード整備に偏る復興策
岡田 豊
Wedge 4, 2012

 (略)東日本大震災の復興への教訓としては似た課題(とは註:人口減少や経済不振)を抱えていた被災地の復興を検証することが望ましい。まず取り上げたいのは,1993年7月に発生した北海道南西沖地震の奥尻島である。奥尻町は,地場産業の漁業や観光業の不振などから,被災前の85〜90年に人口はマイナス10%と大きく減少していた。さらに,津波による壊滅的な被害を被ったことも,東日本大震災と同じである。

 この奥尻町には,町の財政規模の数十倍に上る約860億円の公的資金が投じられた。奥尻町の当時の人口は約4600人なので,1人あたり約2000万円にものぼる巨額の復旧・復興資金であった。主な使途として防潮堤整備350億円(中略)などをあげることができる。また約190億円にものぼる巨額の義捐金も大きな特徴だ。人口規模で1000倍以上の阪神大震災の義捐金約1800億円と比べると,奥尻町は如何に恵まれていたかわかる。

 しかし,手厚い支援にもかかわらず,奥尻町の人口は減り続け,05〜10年にかけてマイナス17%という,日本有数の人口減少率を記録している。主要産業であった漁業は,漁村整備などで巨額の復興資金が投じられたが,被災前90年の従事者418人から,05年には196人とほぼ半減している。(略)


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