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農業総合スレ

1251チバQ:2011/09/25(日) 15:15:50
佐賀新聞
http://www.saga-s.co.jp/news/saga.0.2052265.article.html
制限開門では全開40分の1の海水流量 諫早干拓問題
 国営諫早湾干拓事業の開門調査をめぐり、鹿野道彦農相らが23、24の両日、開門賛成・反対の双方に打診した制限開門方法は、全開方法に比べ海水流出入量が約40分の1にとどまるなどかなり限定された門の開き方で、識者からは「有明海の環境改善につながらない中途半端な方法」と批判の声が上がっている。

 

 制限開門方法は、潮の満ち引きに合わせて1日4回、諫早湾と干拓地前の調整池を仕切る潮受け堤防の排水門を開く。諫早湾の潮位が池の水位より低い時は、池の水が排出され、逆に諫早湾の潮が満ちてきた時には、調整池に海水が入り込む。開門時間を短くすることで池の水位の変動幅を海抜マイナス1・0メートル〜同1・2メートルの20センチ以内に抑える。

 

 海水流出入量は年10億立方メートルにとどまり、農水省が環境影響評価(アセスメント)で検討した残る3通りの方法のうち、排水門全開方法の年410億立方メートルからはかなり少ないレベルとなる。

 

 制限開門方法は、対策工事費が82億円と、ほかの3方法の239億〜1077億円に対し安く済み、防災や営農などへの影響は小さいとされるが、アセス中間報告は制限開門について有明海全体の潮流などの変化が「ほとんどない」と評価しており、有明海の環境悪化の原因究明につながるかは不透明だ。

 

 国は2002年の4月から約1カ月間、同様の方法で短期開門調査をしているが、農水省は開門による潮流への影響などはほとんどなかったと結論付けている。

 

 五十嵐敬喜法政大教授(公共事業論)は「農水省は、全開方法ではこれまでの事業を全否定することになるほか、対策費も膨大となるため制限開門を選んだと考えられるが、有明海の改善にはまったくつながらない」と批判している。


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