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農業総合スレ

1207荷主研究者:2011/04/09(土) 17:14:24

http://www.kahoku.co.jp/news/2011/04/20110401t12051.htm
2011年04月01日金曜日 河北新報
水産業の灯消さぬ 業界一丸動きだす 石巻

在庫の腐敗が進む冷凍庫=石巻市魚町

 東日本大震災で壊滅的被害を受けた宮城県石巻市の水産業界が復興へ向け動きだした。冷凍設備の破壊で腐敗が進む魚介類の搬出やがれきの撤去に頭を悩ませつつ、業界一丸となって早期の水揚げ再開と加工場再建を模索している。

 石巻漁港に面した水産会社「内源ジャパン」(石巻市魚町)。冷凍庫の分厚い扉が壊れ、保管していたサバなどが腐臭を放っていた。小野原聡工場長(39)は「魚が腐ってどろどろに溶け出している。搬出するための重機が欲しい」と訴えた。

 石巻魚市場と後背地の加工場や漁業会社は、津波が直撃し壊滅状態になった。散乱したがれきの撤去は進まず、電気や水道の復旧のめども立っていない。地元船籍の沖合底引き網船団(13隻)は無事だったが、小型船の大半や定置網は失われた。

 3月30日に初会合があった「石巻水産復興会議」。仲買人や加工業者ら約120人が集まり対応を協議した。インフラ復旧に加え、がれき除去や、数万トンに上るとみられる在庫の処理を急ぐべきだ、との意見が相次いだ。

 全壊した工場のがれき除去を始めた木の屋石巻水産(同市魚町)の木村長門社長(58)は「がれきをどこに運べばいいのか、費用負担がどうなるのか不安だ」と漏らした。

 会議では、従業員の雇用問題も話題になった。岡清(宮城県女川町小乗浜)の岡明彦専務(33)は「行政の力を借りて復興を目指すが、従業員全員の雇用が続けられるかどうか」と打ち明けた。

 魚市場の須能邦雄社長(67)は、加工施設の再建には一定の時間がかかるため、地盤沈下の被害が少なかった西側の漁港を使い、鮮魚出荷の再開を急ぐ方針を打ち出した。

 須能社長は「クリアしなければならない課題は山のようにある。一つにまとまって再建構想を描き、行政に提案し実現させる」と、業界が主体的に取り組む必要性を説く。(成田浩二、大友庸一)


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