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農業総合スレ

1144とはずがたり:2010/08/13(金) 02:22:15

熊本の農業総生産額、九州で最大の落ち込み
2010年08月12日
ttp://kumanichi.com/news/local/main/20100812015.shtml

 2000年代に入ってからの熊本県の農業総生産額の落ち込みが九州7県で最も著しいことが11日、熊本大法学部の朝田康禎准教授(地域経済)の県民経済計算分析で分かった。高付加価値、低コストの農業体質への転換が課題であることを、あらためて浮き彫りにしている。

 県民経済計算は、県民の経済活動によって1年間に生み出された付加価値を把握し、地域経済の構造を明らかにする統計。

 朝田准教授と県農林水産部の分析によると、県内農業の付加価値を示す農業総生産額は2000年の1911億円に対し、最新の統計である07年は1466億円。7年間の下落率は23・3%に上り、鹿児島6・0%、宮崎7・3%、大分18・7%など九州各県と比べても落ち込みが最も激しかった。

 この結果、デフレの影響を除外した農業の7年間の実質成長率も熊本はマイナス13・2%と、九州で最低だった。

 農業総生産額は、農業の産出額から経費である中間投入額を差し引いてはじき出す。県農林水産部は産出額の減少と中間投入額の上昇という2要因が重なったとみている。

 産出額ではイ草、畳表、葉タバコなどの工芸農作物が34・4%減少したのが響いた。中間投入額の上昇を招いたのは、06年からの燃油価格高騰。県内はトマト、メロン、イチゴなどの園芸に使うガラス室やハウスが全国一多い。加温に使うA重油相場高騰の直撃を受けた形だ。

 朝田准教授は「県外に出せる付加価値の高い農産品をいかに作るかが、熊本農業の一番の課題」と指摘している。

 県農林水産部の梅本茂次長も、「産出額では収量を上げるだけでなく、ブランド力のある高付加価値の産品を目指したい。県内農業も燃油高騰など世界経済の直撃を受ける時代だけに、コスト対策にも真剣に取り組む必要がある。今回の分析でその必要性をあらためて痛感した」と話している。(編集委員 山口和也)


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