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農業総合スレ

1083ぐらもん:2010/05/08(土) 00:02:02
これどうにかならないんだろうか?
木も安く売るしかないようだし。ちなみにマット今井が視察に入った模様。

「緑のオーナー制度」で水源林伐採 岐阜の国有林
http://www.asahi.com/national/update/0504/NGY201005040001.html
岐阜県東白川村の水源地に広がる国有林約400ヘクタールのうち、計約15ヘクタールのスギ林が、2006〜09年に伐採され、村営簡易水道の水源池に泥が混じる被害が出ていたことがわかった。国の「緑のオーナー制度」の対象林で、立ち木を売る時期を迎えたため伐採した、と国は説明する。18年までに、さらに計約20ヘクタールを伐採するという。水道への悪影響を心配する村では、同制度の契約者に立ち木の販売価格分を、補償金として支払う代わりに、伐採を中止するという制度の導入を国に要望している。

 東白川村は、村の面積の9割を山林が占める。役場から左広川を上流に15分ほど車で走ると、山中に村営簡易水道の水源池と、その奥に広がる国有林が見えてくる。スギ林がすべて切り倒された山の斜面は現在、表土がむき出しになっている。

 国有林を管理する林野庁の中部森林管理局は06年、緑のオーナー制度の契約が満期を迎えた10ヘクタールの伐採を始めた。村によると、直後に水源池に泥が混じったことがきっかけで、大規模な伐採をしていることが明らかになった。

 水源池の水は、浄水施設でろかされるため、この時は水道水に影響はなかった。村は、伐採面積がさらに広がった場合の影響を不安視している。村の担当者は「大雨が続いた場合、水源池の濁りが基準を超え、使えなくなる」と心配する。森の保水力が低下し、水が減る恐れもある。

 同管理局によると、国有林でも普通は間伐をしているが、緑のオーナー制度では、立ち木をすべて売る契約のため皆伐したという。簡易水道の水源と知りながら皆伐したことについては、同管理局は「東白川村の気候条件だと、すぐに緑は回復するため、皆伐しても村の水道への影響はないと考えている」と説明している。

別の緑のオーナー制度の対象林5ヘクタールも08〜09年に皆伐している。

 今回、村では国に対し、これ以上の伐採中止を求めるとともに、契約満了時の立ち木の販売価格分を、村が契約者に補償金として支払う制度の導入を要望している。今月中に、岐阜県選出の民主党の国会議員らを現地へ連れていって説明をし、制度実現への協力を依頼するという。(久土地亮)

 ◇《緑のオーナー(分収育林)制度》 国が森林整備を目的に1984年に始めた。管理費の一部を1口50万円または25万円で負担するオーナーを募り、国とオーナーで立ち木を共有する。契約満了時に立ち木を伐採・販売して、利益を持ち分に応じて分け合う。99年度に募集が休止されるまでに延べ8万6千人がオーナーとなり、全国で対象面積は2万5千ヘクタールにのぼる。
 林野庁によると、国産材の価格の下落で、スギの立ち木価格は1立方メートルあたり約3300円と、1980年代の5分の1程度まで落ち込んでいる。その結果、緑のオーナー制度の対象地の9割以上で、投資した契約者が受け取る価格は、契約時の負担額を下回る「元本割れ」が起きている。


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