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農業総合スレ

1009とはずがたり:2010/01/17(日) 14:31:30
去年の衆院選のニュース
少子化スレかとも思ったけど農村問題でもあるし此処へ。

定住・少子化対策 「婚活」の場を高齢者が準備 '09/8/20
http://www.chugoku-np.co.jp/senkyo/syuin/09/News/hiroshima/Sh09082001.html

 ▽農村部支援 国へ訴え

 「地元じゃないし、ガールフレンドを紹介してくれる友達もおらん。パートナーがいない寂しさはあるけど…」。三次市で酪農を営む男性(33)は打ち明ける。4年前、出身地の呉市からIターンした。「毎日、家と牛舎の往復。異性と出会う機会なんて、ない」

 「孤独感じる」

 午前7時ごろ、牛舎に出る。餌やり、乳搾り、ふん尿の処理、牧草の刈り取り。すべて1人でこなす作業は午後10時ごろまで続く。スーパーで半額になった弁当を買い、それを食べて、寝る。20頭余りいる牛の管理が最優先で、炊事や洗濯は後回しだ。

 以前は飲食店などで働いた。「人間関係のストレスがない酪農は自分に合っている。でも孤独を感じる時もある。張りがほしい」

 理想は家族経営の牧場。23日に市内で開かれる、カヌーを通じた出会いの会へ初めて参加する。「わしが牛に餌をやってやるけえ、行ってこい」。近所の先輩酪農家の言葉が背中を押してくれた。

 出会いの会は、2005年に地元の農業者たちが結成した「三次結婚支援グループ」が開く。

 「『育児支援』と、どの政治家も言う。じゃがな、結婚せん若者が多いのに、どうもならんじゃろう」。同グループの山口孝三会長(73)は現状を嘆く。

 山口さんは約20年前から、農家の後継者不足対策として見合いの世話を続けてきた。グループを結成してからは市内の観光地を舞台に年2回程度、出会いの会を開く。

 高齢化率30.4%

 山口さんたち支援者の狙いは、三次への定住者増だ。「都会では『婚活』いうて話題になりよるが、農村部はもっと深刻。若い人が戻ってこんし、高齢化は進む一方じゃ」

 住民基本台帳に基づく三次市の高齢化率は30・4%と、広島県平均の22・9%を大きく上回る。人口は7月末時点で4年前より約2350人減り、5万8179人になった。

 「会費を取っても赤字。じゃがな、誰も構わんようになったら少子化は止まらん」と山口さん。平均年齢が70歳になるメンバー20人は古里の将来を憂い、ボランティアで活動を続ける。

 グループへの唯一の支援は年間10万円の市の補助金だけ。国レベルのメニューはない。

 今年、小渕優子少子化担当相は「ゼロから考える少子化対策プロジェクトチーム」を始動した。プロジェクトチームが6月にまとめた提言に「少子化対策の第一歩は『恋愛・結婚』から」の文言がようやく盛り込まれた。

 提言によると、家庭や地域、職域の果たしてきた縁結び機能が低下しているとして、政策的対応の必要性を示した。

 「国がようやく重い腰を上げてくれた」と山口さん。「じゃが、わしらの仲間は年を拾うて後継者がおらん。一日も早く、支援を形にしてほしい」。少子高齢化、人口減、後継者不足…。山口さんたちが立ち向かうのは長年、国政が手をこまねいてきた全国の中山間地域共通の課題でもある。(桜井邦彦)


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