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都市計画道路・高速鉄道スレッド

900片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/28(土) 08:25:53
LRT1年目“快走” 利用多い高齢者、視察283組 富山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news001.htm

 路面電車「富山ライトレール」は、あす29日で開業1周年を迎える。利用客数が予想を上回り、全国から視察が相次いだほか、沿線に経済効果も表れ始めた。初年度に実施した運賃割引がなくなり、開業効果が薄れる2年目以降も市民の足として定着するかどうかが注目される。

 ◆利用者◆

 富山市田畑新町の片原光子さん(82)は、高齢者向けの割引パスを使って、ライトレールとフィーダーバスを乗り継いで1日おきにスーパーに買い物に出かける。「(電停に)階段がないので乗りやすく、本数も多いので助かる」と話す。

 運行会社「富山ライトレール」によると、3月末現在の利用者数は165万1730人。1日平均4901人で、当初の目標だった3400人を上回った。国交省と富山市が昨年秋に実施した調査では、平日の利用者は4988人で、JR富山港線時代の2266人の2・2倍に伸びた。

 特に利用が多いのは高齢者層。60歳代以上の利用者が平日で1491人と前年の3・5倍、休日では7・4倍にもなっていた。

 同社は4月から、休日と平日の昼間を半額にしていた割引運賃を廃止したが、高齢者については「シルバーパスカ」と呼ぶICカードを導入。これで昼間は半額で利用できるようにし、引き続き、高齢者の利用を確保する考え。

 ◆経済効果◆

 沿線のスーパーマーケット「大阪屋ショップ粟島店」(富山市粟島町)では、今月の売り上げが前年同期と比べて5%伸びた。同ショップ本社は「他店舗の平均は前年同期比1%増程度。伸びの大きさはライトレール効果と考えられる」と分析する。

 沿線の町への人通りも増え、市と国交省の調査では、岩瀬地区にある岩瀬橋の休日の歩行者は前年比3・5倍、北前船回船問屋「森家」の前は4・8倍に伸びた。

 日本鉄道賞受賞などで話題を呼んだため、視察も相次ぎ、富山市によると、3月1日現在で、地方自治体や国などの行政機関を中心に、283組2818人が視察に訪れた。宿泊費などの直接的な効果だけでも1億円に上ると試算される。

 「富山ライトレール」では、近く市内に宿泊した外国人に対して、運賃を無料にするパスを発行する方針で、ライトレールや沿線の街の魅力を世界に発信し、更なる誘客を見込む。

 ◆収支◆

 初年度の「富山ライトレール」の決算はまだ公表されていないが、同社によると、予想より乗客数が伸び、関連グッズなどの売り上げも貢献したため、100万円ほどの黒字が予想されている。

 公設民営のため、軌道などの修繕費や整備費は市が受け持つ。今年度は約1億9000万円を計上した。初年度はかからなかった固定資産税の負担が始まるので、今年度以降は同社の支出が増え、厳しい運営を強いられる見込み。

(2007年4月28日 読売新聞)


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