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都市計画道路・高速鉄道スレッド

811とはずがたり:2006/10/04(水) 21:12:46

’06記者リポート:富山ライトレール開業から5カ月、現状と課題 /富山
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061002-00000272-mailo-l16

 全国初の本格的LRT(次世代型路面電車システム)として注目され、4月29日に開業した富山ライトレール(LR)。開業から5カ月が過ぎた現状と課題を、乗客数と採算面から探ってみた。【上野宏人】
 ◇予想超える利用者だが…収入増に結びつかず−−観光客取り込み必要
 ◆開業ブーム
 駅ホームから車椅子の乗客がそのまま低床の電車「ポートラム」(愛称)に乗り込み、休日の富山駅北口は観光客でにぎわう。全国の自治体から視察も相次いでいる。
 富山市によると、8月末日までに約65万8000人が乗車し、1日の平均利用者数は5264人(平日4912人、休日6010人)。移行前のJR富山港線時代の平日2266人、休日1045人(05年10月)を大きく上回る。「富山港線路面電車化検討委員会」が04年2月にまとめた報告書では、需要予測は1日約4200人だった。
 富山LRの大場一成・経営企画部長は、路面電車化に際し、▽1本の運行間隔が30〜60分だったのを10〜15分に▽終電を午後9時台から同11時台に▽新駅を四つ増設▽低床車両を導入――したことなどが奏功したとみる。
 財団法人北陸経済研究所(富山市)の山崎正治・情報開発部長兼地域開発調査部調査担当部長は、路面電車化前後で平日と休日の利用者数が逆転した点に注目。「富山LR目当てで休日に乗る。少なくとも8月まで開業ブームは続いた」と見る。
 ◆当面は赤字
 だが、収支採算性は楽観視できない。運賃(大人200円、子供100円)は07年3月末まで、平日午前9時〜午後4時31分や、土・日、祝日は半額にした。このため利用者が予想を超えても、そのまま収入増に結びつかない。同検討委は、1年目の運輸収入を2億1300万円と試算したが、大場部長は「下回る可能性がある」と話す。
 また富山県職員の自主研究サークル「県交通政策研究グループ」が中心に7月7日(平日)に実施した調査では、この日乗車の5780人の約47%、2724人が半額時間帯に利用。調査に加わった山崎部長は「この時間帯を狙った乗客がいたことも読み取れる」として、赤字を推測する。
 同検討委も、富山駅南の路面電車と直結し需要喚起を見込む約10年後までは年間2000万〜3000万の赤字を予測。富山市は赤字補てんはしない方針で、富山LRは「その間、資本金4億9800万円を切り崩す」。


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