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都市計画道路・高速鉄道スレッド
653
:
荷主研究者
:2005/09/04(日) 23:56:37
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/_today/T20050616002.htm
2005年6月16日更新 北國新聞
整備済み道路、拡幅なぜ 高岡の能庄線 住民反発「業務に支障」
高岡市問屋町で二十年以上前に建設された都市計画道路能町庄川線の先行整備区間百六十メートルについて、県が道幅を現行の二十一メートルから二十五メートルに広げる方針を打ち出し、住民の一部が反発を強めている。高岡環状線(外環状道路)の一部を構成し、新幹線新駅のアクセス道路となる同線は蓮花寺から問屋町までが未整備となっている。県では二十五メートル幅での建設を目指しているが、住民の間には「連絡する既存道路は二十一メートル幅。新設部分はともかく、整備済みの道路までなぜ」と反発する声が出ている。
拡幅の方針は国の道路構造令の改正に伴うもので、四車線の場合は二十五メートル以上の幅での整備が原則となっている。ただ、事業化が進んでいるケースは適応が見送られ、今年三月に開通した蓮花寺より北の約一キロは二十一メートル幅で整備された。
先行整備区間は市が協同組合高岡問屋センターから用地の寄付を受け、一九八三(昭和五十八)年に整備した。用地は問屋団地造成の際に能町庄川線のコースに合わせて幅三十メートルの規模で確保された。
二十一メートル幅での整備は当時の道路構造令に基づくもので、道路両側の余った用地は、道路沿いの事業所などが協同組合から払い下げを受け、駐車場や荷物の積み込み場所、物置場などとして使っている。沿道には現在、六事業所の建物と住宅一戸が建つ。
県では先行整備区間を特殊なケースとしながらも、現行の道路構造令に沿った整備が必要として拡幅の方針を打ち出した。県高岡土木センターでは「拡幅と言っても手直しで済むと考えている。路肩の停車帯を十分に確保するなど安全のためにも二十五メートル幅に拡幅をさせていただきたい」と話している。
道路が通る地元四町では、建設促進を望む声が大勢だが、先行整備区間の関係者の間では、スペースが拡幅のために取られ、業務に支障が出るケースもある。関係者の一人は「なぜ二十一メートルではいけないのか分からない」などと反発の姿勢を崩していない。
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