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都市計画道路・高速鉄道スレッド

567とはずがたり@都市計画・景観形成論:2004/12/21(火) 12:54
こんなあっさり文化財級の建物が潰されて行くなんて嘆かわしい。。

旧住銀京都支店ビル解体 古典主義モダニズムの建築
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041221-00000001-kyt-l26

 1938(昭和13)年竣工の「旧住友銀行京都支店ビル」(京都市中京区烏丸通三条下ル)が解体されることがわかり、このほど日本建築史学会(会長・鈴木博之東京大教授)が三井住友銀行に保存活用を求める要望書を送付した。ところが、土地と建物はすでに大阪のマンション建設販売会社に売却されており、要望書は宙に浮いた形になった。学会側は対応に苦慮している。
 同ビルの取り壊しは、先月下旬になって京都市建築指導部に届け出があったことで判明した。すでにビルは覆いで囲われ、上部から取り壊しを開始、年明けには完了するという。これに対し日本建築史学会は今月10日に、「(この建物は)都市の歴史性、景観の継続性を維持する上できわめて重要」として、保存を求める要望書を三井住友銀行あてに郵送していた。
 ところが、その後の調べで、土地と建物は今春、マンションの建設・分譲「アーバンライフ」(本社・大阪市)に売却されていたことが判明した。三井住友銀行大阪広報部は「すでに所有権は移っているのでコメントする立場にない」と話す。買い取った「アーバンライフ」は「歴史があるビルだが、既存の建物を残した形では使い道が制限される」と説明、取り壊し後、新たにビルの建築を予定しているという。
 同ビルは戦前期から敗戦後にかけて活躍した長谷部鋭吉が設計、外壁にはギリシア建築を模した柱6本が立ち、当時、世界で流行した古典主義モダニズムの建築として日本では数少ない現存例という。建築史研究者の間では「文化財指定を受けていないが、指定を受けていてもおかしくない建物」という評価がある。
 日本建築史学会の中川理京都工芸繊維大教授(都市史)は「まちの景観形成にとって重要なビルの売却や取り壊しの際は、その情報を事前に公にして市民や専門家の意見を聞くべきではないか」と強調している。
(京都新聞) - 12月21日9時28分更新


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