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都市計画道路・高速鉄道スレッド

416荷主研究者:2004/05/16(日) 02:09

【地下鉄七隈線:開業最終段階】
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20040406/fukuoka.html#003
福岡の交通網拡充 地下鉄七隈線 来年2月開業

 福岡市営地下鉄の三番目の路線「七隈線」(3号線)の建設工事が最終段階を迎えている。開業予定は来年二月。新規路線の開業は、1号線が博多から福岡空港まで延伸した一九九三年以来となる。七隈線でつながる市西南部には約五十万人が暮らすが、これまではバスや自家用車に頼るしかなかった“鉄道空白地帯”。都心と直結する新しい交通の軸は、二十一世紀の福岡の都市機能をまた一つ、高めることになる。

■西南部―都心スムーズに
 七隈線は、橋本(西区)と天神南(中央区)を結ぶ十二キロ。全十六駅があり、駅間の平均距離は約八百メートル。既存二路線と比べ、二百メートルほど短い。「地域密着型の駅配置を目指した。バス停感覚で乗ってもらいたい」と市交通局。各駅間の所要時間は、走行試験後に確定するが、天神南までは橋本から約二十五分、六本松から八分程度の見通しという。

 建設構想が浮上したのは七一年。市西南部は高度経済成長以降の急速な宅地化で、市の二割の面積に市の四割の人口を抱え、朝夕の渋滞は慢性化。「定時性」が見込める鉄道は悲願だった。

 また、二〇〇六年春には、都市高速5号線が福重ジャンクションまで延伸予定、順次開通している外環状道路と併せ、福岡市の交通体系は西南部を中心に改善される。

 ただし、市営地下鉄は約千三百億円の累積赤字を抱え、経営健全化が課題だ。そこで七隈線では、小型車両を導入することで、トンネルの規模を小さくするなど工事費を抑制。運転手は市職員OBらを嘱託採用し、駅業務も民間に委託する。

 沿線開発は不況などで予想よりテンポが鈍っており、道路整備に伴いバスとの新たな競合関係も生じる。市交通局は、九五年に一日あたりの乗客予定数を約十五万人に設定していたが、〇二年には約十一万人に下方修正。収支計画によれば、黒字転換は開業十二年目の一五年度の見込みで、厳しい経営も予想される。

■全17編成68両を導入 コンパクトな車両
 短く、すっきり、コンパクト。地下鉄七隈線にキャッチフレーズをつけるとすれば、こんな感じだろうか。

 七隈線は計画当初、既存の空港線、箱崎線の二路線と同じ一編成六両での運行を予定していたが、沿線人口の伸び悩みもあり、四両でも対応可能と判断した。全十七編成六十八両を導入する。

 既存車両と比べ、車内は、高さで二十センチ低く、横幅は三十センチ狭くなったが「荷棚や中づり広告をなくし、車内は広く、天井も高く感じられる」(市交通局)という。手荷物などは座席シートの下に置くことになる。シートは一人分ごとにスペースを分けたセパレートタイプを採用。連結部は透明な強化ガラスで、ガラス越しに前後の車両を見渡すことができる。

 リニアモーターシステムを採用した車両は、九州の鉄道で初めて。全国の公営地下鉄でも四番目だ。急こう配やカーブでの揺れが少ないのが特徴という。

 丸みを帯びた外観は、地域のシンボル「油山」「室見川」から連想するグリーンとブルーのラインを描き、さわやかさを印象づける。二月下旬の見学会には、予想の倍以上の約五千人が訪れ、関心の高さを示した。


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