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都市計画道路・高速鉄道スレッド

1910チバQ:2011/09/03(土) 19:46:58
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110821/trd11082112000005-n1.htm
魅惑のLRT(2)岡山電気軌道「MOMO」
2011.8.21 12:00 (1/2ページ)
 「次世代型路面電車」とも呼ばれるLRT(軽量軌道交通)の中四国地区の実情をリポートする4回シリーズ。2回目は岡山電気軌道の超低床車両「MOMO」を紹介する。

 企業や官公庁がひしめく岡山市の中心街を2両編成で走る「MOMO」。新潟トランシス製のスリムな車体は正面から見れば最新式バスのような風貌だが、車内に乗り込むと木製のベンチタイプの座席と木目調の床が温かみのある落ち着いた雰囲気を漂わせる。

 運転台はやや高い位置に設けられ、路面電車ファンならずとも運転席の正面の視界から飛び込んでくる街の風景にワクワクした気分になる。

 岡山電気軌道には、東山線と清輝橋線の2路線があり、路線距離は合わせても4・7キロで、「日本一営業キロの短い路面電車」として知られる。沿線周辺には後楽園や岡山城などの観光地をはじめ、企業や役所、商業施設、学校などがあり、観光客や買い物客、通勤・通学客にとって大切な足となっている。

 MOMOの導入は平成14年7月。それに先立つ5年前、同社の礒野省吾専務は、公共交通問題に取り組むNPO法人「公共の交通ラクダ」(RACDA)が主催した欧州のLRT視察ツアーに参加。ドイツ・カールスルーエで、歩行者と公共交通機関のみが通行できるトランジットモールを走行する超低床車両(LRV)に「中世の街並みと最新式車両がこれほどマッチするものなのか」とカルチャーショックを受けたという。

 岡山電気軌道のLRVは現在、MOMOの1編成のみ。このため東山線と清輝橋線で交互運行されているが、今秋、もう1編成が追加導入される。RACDAの岡將男理事長は「2編成になることで、両路線でほぼ連日、LRVが運行されることになり、バリアフリーの観点からは意義がある」と評価する。

 岡山電気軌道が、年間総売り上げの半分を優に越える車両価格のLRVの導入を進める背景には、公共交通を中心とした「街づくり」構想があるからだ。

 それは市の中心部へのマイカー乗り入れを規制し、歩行者とLRV中心の空間をつくり、交通の結節点には新世代バスや路面電車を運行するプランで、礒野専務は「各社の交通体系を調整し、環境問題や高齢社会、都市の再活性化に一体で取り組まないと岡山の都市機能は衰退しかねない」と危機感をにじませる。


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