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都市計画道路・高速鉄道スレッド

1909チバQ:2011/09/03(土) 19:45:52
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110814/trd11081419000013-n1.htm
魅惑のLRT(1)広島電鉄「グリーンムーバーマックス」
2011.8.14 19:00 (1/2ページ)

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電停に停車するグリーンムーバーマックス=広島市中区の袋町電停
 「次世代型路面電車」とも呼ばれ、都市の再活性化の切り札として期待されるLRT(Light Rail Transit=軽量軌道交通)。高齢社会や環境問題、市街地の空洞化などに取り組む地方都市でも導入が進む。市民生活に大きな役割を果たしている中四国地区のLRTを4回に分けて紹介する。初回は広島電鉄の「グリーンムーバーマックス」。

                ◇

 洗練されたデザインの5両編成の超低床車両(LRV)が、始発駅の広島駅から軌道上を滑るように走り出す。従来形の路面電車に比べ、騒音や車体の揺れは少ない。日本の路面電車の中でも最長級の全長30メートルながらカーブもなめらかに曲がり、広島市の市街地を走り抜けていく。

 グリーンムーバーマックスは、広島電鉄のLRVの2代目として平成17年3月に導入された。初代の「グリーンムーバー」がドイツ・シーメンス社製だったのに対し、グリーンムーバーマックスは国産車両。四隅が丸みを帯びた大きな窓のある運転席は広い視界を持つ。白を基調とした車体の側面には広島電鉄のコーポレートカラーの緑色の帯が走る。

 現在、グリーンムーバーマックスは広島電鉄の8系統の軌道・鉄道のうち1・2号線で10編成が運行されている。

 広島市中心部には、平均約300メートルの短い間隔で電停が設けられ、グリーンムーバーマックスが停車するたびに、サラリーマンや買い物客、学生らが乗降する。車高は入り口部で33センチ、車内中央部でも36センチと低く設計されている。電停がかさ上げされ段差がないため高齢者や車いす利用者にも乗り降りしやすくなっている。

 車内には車いすやベビーカーを置くスペースも設けられ、バリアフリーへの配慮が行き届いている。

 また、乗客の要望を取り入れ、初代のグリーンムーバーよりも座席数を増やし、通路幅も広くとってあるため車内移動も容易だ。

 広島電鉄は従来形の路面電車の老朽化に伴い、LRVに順次、入れ替える計画を持っているが、そこには大きな壁が立ちはだかる。電車輸送企画グループの井手ヶ原誠・マネジャーは「LRVは環境にやさしく、バリアフリーでサービス向上を図れるが、従来形の路面電車よりも車両価格が約1億円も高いため、行政の支援がなければ導入には大きな困難が伴う」と話す。

 「路面電車王国」といわれ、21年には初の「LRT都市サミット」も開催された超低床車両の先進地・広島市。近年、地域公共交通への公的支援の枠組みが拡大しているとはいえ、LRVを中心としたLRTの普及には高いハードルが待ち受ける。


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